<プロフィール>
Oさん/男性
大阪大学/学卒
経済学部経済経営学科
ガクチカ:アルバイト, インターン, サークル幹部, 部活動
内定取得先:ITコンサル
入社予定先:コンサル・シンクタンク・士業(ITコンサル)
01:就活スタート(準備)期
ーーいつから就活を開始したか?
学部2年生の12月。
インスタの投稿で見たマッキンゼーの年収。年収ランキングの投稿の中で、戦略コンサルの名前を知り、興味を持った。就職活動自体に対策が必要なこと、その上でさらに戦略コンサルの選考難易度が高いと知り、対策を始めようと考えた。
ーー何からスタート・準備したか?
Matcherで面談。
ケース本を買ったりもしたが、内定者や社員の話を聞いて戦略コンサルの仕事内容などを聞いてイメージを掴んだ。外資就活のイベントからGoodfindに登録した。働く人に選考対策を聞くのが一番手っ取り早いと思ったので、Matcherを通じてコンタクトを取り、ケース対策の概要などを聞いた。
ーーこの期間に志望していた業界・企業は?
外資コンサル、メガベンチャー、ミドルベンチャー。
有名なベンチャーを中心に受けていた。外コンは当初から志望していた。ベンチャーはGoodfindでいろんな企業に出会った。
ーー応募までの過ごし方や意識した準備は?
とにかくセミナーやイベントに出て経験を積む。
Goodfindのセミナーや選抜イベントに参加していた。合同説明会には参加しておらず、実戦形式のイベントに参加していた。グループディスカッション(GD)やワークなどは場数を踏んで慣れる方が成長が早かったので、実戦形式で練習した。戦略コンサル志望だったので、自己分析や面接対策よりも、思考力などの能力を伸ばす必要があると考えていた。
イベントは9割Goodfind経由で参加した(セミナー、選抜イベント)。GDだと100回ぐらい、選抜イベントは10数回参加した。
ーー応募までに困っていたことは?
選考対策に対する漠然とした不安はあったが、具体的に困ったことはない。
強いて言えば周りが日系大手志望が多かったので、自分以外で早期から就活を始めている人がいなかったこと。解決策としては、Goodfindや選抜コミュニティで人脈を作った。
ーーこの期間はどんな心境だったか?
基本的に戦略コンサルに行きたいので、周りに負けないために対策をしていこうという思いと、選考難易度を実際に体感して周りの就活生についていけるかの不安はあった。
ーー応募までに「やっておいてよかった」は?
早期の選考に参加する人に対するアドバイスとして、セミナーに出まくると良いと思う。
早期で選考が始まる外資コンサルや外銀、戦略コンサルなどは結局どこに行ってもGD、ワークをするので、早く対策して多く場数を踏むのは重要である。自己分析よりも、基礎的な能力をつけることで、選考を勝ち上がっていく必要がある。
ーー応募までに「やっておけばよかった」は?
就活コミュニティを広げること。
自分は一定程度顔が広いと認識していたが、もっと広げておけばより密度の濃い選考対策・選考情報を得られたと思う。戦略コンサルに行きたいという思いがあったので、関西だけじゃなく関東の人とのつながりをより広げておくことで、情報共有しておくべきだった。
02:夏インターンシップ期
ーーいつから夏インターンに応募したか?
学部2年生の3月から公募。主に参加していたのは4〜9月。
ーーこの期間に志望していた業界・企業は?
外資系コンサルとベンチャー。
自己成長の観点から、興味を持てたのは上記2業界だった。日系大手に入りたくない理由として、ベンチャーでインターンシップ参加した際に、大手企業出身の代表の話を聞いて自分には大手は合わないと感じたから。
夏インターンシップ期(具体的には5月あたり)に、完全にベンチャーに進もうと考えた。理由として、とあるベンチャーの代表の話を聞いた時に、世の中で求められる人は、見つけた種を育てていける人になることだという発言に感銘を受け、コンサルを受けるのを辞めた。
具体的には、戦略コンサルの事業は経営者に対し課題を見つけアドバイスするだけの事業を行っているが、自分はむしろ事業戦略家として、世の中にある課題を見つけてそれに対して解決策となる事業を作っていく、課題発見から解決策提供までの一貫した流れを担当したいと考え、コンサルにはそれができず、ベンチャーならできると考えたので、ベンチャー企業に進もうと考えた。特に、総合的な事業開発をしている企業に興味を持った。
ーー何社に応募したか?
50〜60社にエントリー。
外資コンサルは出せるところを出して、ベンチャーはGoodfind経由とエージェント経由。日系大手も万遍なく何社かは出した。とにかく興味のあるところに出して、インターンに行ける確率を上げようと思った。
基本的に業界で絞らなかったので、解像度の高い企業の情報を得ながら、受かったところに進むという心持ちだった。情報を得る手段として活用したのはGoodfindの中の人、就活友達、X。13社ぐらい通過して、受かった企業は基本的にベンチャー企業だった。
ーー夏インターンで体験/知れたことは?
ベンチャーにはめちゃめちゃ優秀な人が多いことが分かった。
思考のレベル、経験している仕事のレベルが若手とは思えないことをやっていて、成果を出していた点に惹かれた。実際に事業責任者の話を聞いて、新卒で入ったら何ができるかなどを聞いて、自分のやりたいことと近いとわかって興味を持った。加えて、新卒時代から現在までの業務の変化を聞いて、やれることの幅が広いことを知った。
ーー当時の過ごし方や意識した対策は?
毎週インターンシップに参加した(基本東京にいく)。
平日は長期インターンシップ、土日は単発のインターンシップに参加していたので、あまり選考対策などは行っていない。ワークするのが好きで、面白いことを考える経験が好きだったことや、インターンシップを通じてコミュニティを広げていく感じも面白かった。
参加するのが楽しみで、就活を続けられていた。そのため、インターンシップにたくさん応募していた。参加した回数は8〜10回。日程の重複で参加できなかったインターンシップもあった。
ーー当時困っていたことは?
長期インターンシップと夏インターンシップの両立。
時間的調整が難しかったが、どちらも力を入れたかった。長期インターンでは中小企業の支援を行っていた。具体的には、補助金申請支援をしていた。この時期は社長と相談して、長期インターンシップへの参加を調整していった。
長期インターンシップは社長との距離が近く、経営課題などの抽象的な課題に対してディスカッションする機会をもらったり、経営者の思考を知ることができたりして楽しかったので、週5で参加していた時期もあった。
ーーこの期間はどんな心境だったか?
インターンシップに参加してワークをしたり、人脈を広げたり、優秀な社員と話すことが好きだったから、就活が楽しかった。
ーーこの期間の内定は?
ミドルベンチャー企業。
当時は第1志望だった。就活初期(学部2年生の12月)からの接点、選抜イベントでの接点、選考での接点など、多くの接点があった。エントリー自体はGoodfindだが、優遇をもらって選考を進んだ。納得内定した心境で、早く内定者インターンを始めて業務に取り掛かりたいと考えていた。
ーーこの期間に「やっておいてよかった」は?
結局自分は何を大事に成長してきたのかがわからないと、最適な成長環境は見つからないので、自己分析をしてよかった。
行ける企業が決まった中で、自分が大事にしていることを大事にできるか、よりお金を稼ぐために市場価値の高い人間になるにはどうするべきかなどを考えて就活することで、
世の中に求められる人材になるためには事業を作る側の人間になりたいと考えて、ベンチャーに決めた。
ーーこの期間に「やっておけばよかった」は?
面倒くさがらずにインターンシップに参加し続けたこと。
03:秋冬インターンシップ期
ーーいつから秋冬インターンに応募したか?
意思決定したため、応募していない。
04:本選考期(秋冬IS以降)
ーーいつから本選考に応募したか?
意思決定したため応募していない。
05:意思決定期
ーー意思決定の時期は?
学部3年生の10月。
ーー最終的に何社から内定を得たか?
2社。ベンチャーとメガベンチャー。
ーーこの期間はどんな心境だったか?
最適解を見つけるのは不可能だからこそ、自分がその時思った正解と思える企業で結果を出すために、覚悟を決めた。早く挑戦できる環境に飛び込むために早期に就活を終了したため。内定者インターンなどを通じて、1日も早く市場価値の高い人材に成長するため。
ーー最後は「どこ」と「どこ」で迷ったか?
入社先ベンチャーと、とあるメガベンチャー。
事業開発と人の2観点から迷った。
ーー最後の「決め手」は(どうやって決めた)?
人、成長への関わり方、雰囲気、リクルーター。
事業開発の観点では同列だったが、自分への期待値をよりかけてくれたところで魅力を感じた。
ーー意思決定で困ったこと/悩んだことは?
同じような企業だと、人や雰囲気など定性的な部分で判断するしかなく、覚悟を決めるのに時間がかかった。
解決する方法としては自分の中で最適解を見つけるのではなく、その環境で働くことを正解にしようと決意すること。そのため、自分自身での情報の整理をした。1か月毎日壁打ちをリクルーターとして、自己分析を深めた。働く中で誰と、何をしたら一番楽しいかなどを探していた。
ーー就活全体を振り返ると(またはアドバイス)?
自分に合った企業を探すのではなく、「正解にできる自信を持てる企業」を探したし、探すことができたから、やり直すことは特になし。
最初は自力をつけて働く必要があるので、早く働き始めたいと思っており、今も内定者インターンシップで新卒と同じ仕事をしている。新規プロジェクトにアサインされたり、社内プロジェクトを回したりしている。11月から3月末までは長期インターンシップと内定者インターンシップを並行していたが、今は内定者インターンシップに専念するために東京に移った。
ベンチャーにはいろんな人がいる。表で営業している人は力強い人が多いが、内部の人はスマートな人も多い。全体的に働くことに前向きな人が多い。社格・待遇よりも成長を重視したので、本当にやりたいことがそこでできるか、いろんな会社の中から選択することが重要だと、現在の内定者インターンシップを行っていて思った。
今後就活を頑張る就活生の皆さんは、薄い情報だけで自分の内定先を判断しないようにしてほしい。意思決定とは、自分はここで活躍するという覚悟を決めることであり、この会社でよかったと判断するのは自分自身なので、入社企業が合っていた間違っていたではなく、自分で正解にしていくという意識を持ってほしいので、多くの企業を見て判断してほしい。自分は成長環境を第一の軸にしていたが、軸は人それぞれなので、自分が大切にするものを見つけるところから始めるといいと思う。最後はそこで10年いれるか否かという視点で企業を選ぶのが良いと思う。
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