<プロフィール>
Iさん/男性
大阪大学/学卒
経済学部経済経営学科
ガクチカ:体育会, 部長・副部長
内定取得先:総合コンサル, 総合商社, メガバンク・信託銀行・信用金庫, 損害保険・生命保険, デベロッパー, 音楽・映画・ゲーム・テーマパークなど
入社予定先:運輸・交通・物流(鉄道)
01:就活スタート(準備)期
ーーいつから就活を開始したか?
学部3年生の6月。
部活の1つ上の先輩が4月に就活を終えて、周りも就活を始める中、この時期から開始しようと考えた。
アドバイスをもらった先輩が第1志望の企業に入っていたから、始めようと思った。
ーー何からスタート・準備したか?
①就活サービス(マイナビ、ワンキャリア)への登録
就活サービスを使用しないと就活は始まらないと思い、ひとまず色々なサービスをダウンロードした。
②WEBテストの勉強
WEBテストの対策本をもらったので、対策を始めた。
ーーこの期間に志望していた業界・企業は?
総合商社、デベロッパー、金融、エンタメ。
有名で凄そうだからという理由。知っている企業をとにかく登録することに徹していた。
ーーこの期間はどんな心境だったか?
先輩から就活は長いと聞いたので面倒だとは思っていたが、覚悟を決めてスタートした。
ーー応募までに「やっておいてよかった」は?
選考対策全般。
最初から対策しておくことで、別のことに時間を割けるのでこの時期に対策してよかった。
02:夏インターンシップ期
ーーいつから夏インターンに応募したか?
学部3年生の6月から。
学部3年生の7〜10月にかけてワークに参加した。
ーーこの期間に志望していた業界・企業は?
総合商社、デベロッパー、金融、エンタメ。
興味のあるところを中心に出して、他はコンサルや重工業などを考えた。主に行きたかった業界は上の4つなので本腰をいれて対策した。
ーー何社に応募したか?
50社。
選考経験を積みたかったので、とにかく応募した。
金融に20社程度、デベロッパー、総合商社に10社、エンタメや重工業、コンサル、海運、航空に10社出した。
ワンキャリアでインターンシップの応募締切を見て、ESを書いて出していた。
30社に通過。20社に参加した。
ほぼ金融に通過して、他は総合商社、鉄道、航空など。
ーー夏インターンで体験/知れたことは?
①就活の軸を見極める
人と話すのが好きなので、人と関わる仕事が就活の軸だと気付いた。そのため、コンサルのような個人ワークよりはチームワークの方が魅力的だったので、そちらに時間を割いた。
②マッチする企業の特徴を知る
航空は雰囲気が合わず、興味が持てなかった。その代わり、金融の中でも体育会系の雰囲気がある企業には、自分の素で臨んでも上手くいく感じがしたので合っていると思った。
ーー当時の過ごし方や意識した対策は?
①面接対策
初めての面接はかなり上手くいかなかったので、興味のない企業でも選考を受けることで、実戦の中でコツをつかんでいった。面接対策サービスなどは使わなかった。
②ES対策
初めは上手く書けなかったものの、Xやワンキャリアの情報を頼りにブラッシュアップしていった。
ーー当時困っていたことは?
時間のやりくりに苦労した。
時間の制約があるので、選考に通過してもインターンシップに参加できないことも多々あり、その点で苦労した。
どの企業のインターンシップに参加するかは、自分の興味の度合いやワンキャリアの優遇情報などから選択した。
ーーこの期間はどんな心境だったか?
楽しく就活できていた。
行きたい企業のインターンシップに参加できたこともあり、楽しく就活ができていた。
ーーこの期間の内定は?
コンサル会社。
業界を知る中で、個人で働く特色の強いコンサルに興味が持てなかったので志望度は低かった。ただ、早期に内定が出るのはコンサルくらいなので受けた。
インターンシップ後、リクルーターと何度か面談して、その後ジョブ前面接、ジョブ、最終面接まで連続して進んだ。
心境としては少し安心した。
ーーこの期間に「やっておいてよかった」は?
とにかくたくさん選考を受けること。
色んな面接官や面接の問題があるので、企業ごとの対策というよりは、自分自身の面接の能力を高めていく機会となった。
ーーこの期間に「やっておけばよかった」は?
ケース面接対策。
商社でもケース面接があり、そこで落ちてしまうこともあるので、コンサル志望でなくてもケース面接に取り組んでおくべき。
秋冬インターンシップで出会った人がワークの中でケースのフレームワークを使って活躍していたのを見て、この時期から触れておくことが後につながると感じた。
03:秋冬インターンシップ期
ーーいつから秋冬インターンに応募したか?
学部3年生の10月から12月にワークに参加。
ーーこの期間に志望していた業界・企業は?
総合商社、デベロッパー、金融、エンタメ、鉄道。
自分の中で波長が合うと感じた企業を受けようと思ったので、この5業界を選んだ。
ーー何社に応募したか?
15社。
総合商社5社、デベロッパー5社、金融3社くらい、エンタメ、鉄道1社ずつ。
夏のインターンシップに参加して、業界内順位の高い企業にはそれなりの理由があると思い、優秀な人が集うトップに近い企業を中心に受けた。
ワンキャリアやXから情報を得ていた。
10社通過。デベロッパー、金融、総合商社数社。
ーー秋冬インターンで体験/知れたことは?
OB/OG訪問の重要性に気づいた。
この時期のインターンシップは社員さんと関わる機会が多く、インターンシップ中や、インターンシップ後に座談会などにも参加できたので、社員の生の声を聴くのが重要だと思うようになった。
そのため、OB/OG訪問はこの時期から始めた。
ーー当時の過ごし方や意識した対策は?
OB/OG訪問に注力した。
総合商社は3、4人ずつだったが、志望度の高いところは10人弱した。他はあまり行わなかった。
ビズリーチ・キャンパスを通じてOB/OG訪問を行った。
ーー当時困っていたことは?
志望動機の考え方に困っていた。
時期的に早期選考の案内が増えていく中で、インターンシップと違って志望動機を固めなければならないという思いが高まっていった。
OB/OG訪問で解決した。
社員が実際に話していた志望動機を聞いて、自分に当てはまるものや、落とし込めるものを参考にしていた。
ーーこの期間はどんな心境だったか?
少しずつ不安になる時期だった。
インターンシップから本選考までは時間があり、連絡がこないので不安になることもあったが、実際に何かできるかと言われれば何もできないので、不安なままだった。
ーーこの期間の内定は?
メガバンク。
志望度はそれなりだった。
インターンシップ経由で早期選考。2回だけ面接を受けて終わった。
ーーこの期間に「やっておいてよかった」は?
OB/OG訪問をたくさんしたこと。
本選考期になるとほとんど承認されなくなるので、ほとんどの就活生がしていないこの時期にOB/OG訪問ができたのは良かった。
ーーこの期間に「やっておけばよかった」は?
OB/OG訪問の質問内容のブラッシュアップ。
志望動機を聞くべきは若手の方であり、かなり年次が高い方には聞くべき質問ではない上に、年次が高いからこそ聞ける話もあるにもかかわらず、OB/OGの方に合わせた会話というよりは、形式的な質問しかできなかったので、その点は工夫するべきだったと思う。
04:本選考期(秋冬IS以降)
ーーいつから本選考に応募したか?
学部3年生の2月から4年生の4月。
ーーこの期間に志望していた業界・企業は?
総合商社、デベロッパー、金融、エンタメ、鉄道。
インターンシップ期から変わらず、志望度の高い業界だったので引き続き受けた。
ーー何社に応募したか?
15社。
総合商社は7大。損保生保のトップとメガバンク、エンタメと鉄道は1社ずつ受けた。
ワンキャリアなどを参考にしつつ、インターンシップ経由でリクルーターが付いたので、面談してもらったり、OB/OG訪問で得た情報を活用して対策した。
15社書類全通。
ーー当時の過ごし方や意識した対策は?
①志望動機のブラッシュアップ
実際に社員さんに見てもらえる場合は見てもらうことで評価してもらった。
②面接対策
志望動機を自信を持って話せるように、比較的早い時期の面接自体を練習とも考えて、1回1回の面接を大切に受けた。
ーー当時困っていたことは?
不安感がずっと付きまとったこと。
どんなに対策しても内定が出るまでは、不安感はあるので、その点に悩んでいた。
悩んでいても解決はしないので、できるだけの対策をし続けることで、不安感を少しでも感じないようにしていた。
ーーこの期間はどんな心境だったか?
不安と内定が出ることによる安心。
本選考で落ちたら次がないという不安はあるものの、内定が出ることで精神的に安定する時期でもあったので、冬インターンシップ後の少しの空白期間よりは気持ちが楽だった。
ーーこの期間に「やっておいてよかった」は?
15社エントリーしたこと。
本選考の面接に慣れることができ、面接の間隔が空かないので、感覚が抜けることなく選考を受けられてよかった。
ーーこの期間に「やっておけばよかった」は?
受ける企業の選択。
リクルーター面談という形で何度も選考を行う企業もあり、最終的に行くかはわからない志望度の企業なら、内定があるにもかかわらず受け続ける理由はあまりなかったので、スパッと切っても良かった。
05:意思決定期
ーー意思決定の時期は?
学部4年生の4月〜5月。
ーー最終的に何社から内定を得たか?
9社。
メガバンク2社、鉄道1社、エンタメ1社、コンサル1社、デベロッパー1社、生保1社、損保1社、総合商社1社。
ーーこの期間はどんな心境だったか?
迷いはほぼなし。
鉄道のインターンシップが3月上旬にあり、働くならここだと思える企業だった上に、総合商社の中でも1社どうしても行きたいところがあったが、そこは落ちてしまったので腹は決まっていた。
ーー最後は「どこ」と「どこ」で迷ったか?
総合商社とエンタメ。ただし、入社予定先に受かる前の期間。
金融は志望度がやや低かったので候補から外れ、デベロッパーも人柄が合わないと思う企業だったので内定承諾を辞めた。
残る企業は総合商社とエンタメで、どちらか1つを選択するのは難しいと思っていた。
ーー最後の「決め手」は(どうやって決めた)?
社員の人柄。
入社予定先の鉄道は、インターンシップの中で社員に惹かれて第1志望になった。
他の内定先を蹴ってでも行きたいと思えた理由は、これまでの人生で引っ越しを何度も経験し、馴染みのある企業だったので、社会貢献性などの面からもモチベーション高く働けると思ったので、選択した。
ーー意思決定で困ったこと/悩んだことは?
待遇面でのバランス。
待遇の良さから惹かれる面もあったので、選択しかねていた。
ワークライフバランスが大事か、業務内容が大事かを考える上で、両親のアドバイスを受けて考えた。
ーー就活全体を振り返ると(またはアドバイス)?
全体としては悔いなく終えられた。
とにかく止まらずに活動し続けたことが結果につながったと思う。
仮にやり直すとしたら、より自分にとって難易度を感じる企業を受けるための選考対策をしたかもしれない。
可能性を広げる上でも、いろんな企業の選考対策をし続けることが大事だと考える。
"対策をしない"のではなく、"受ける企業数を限定する"ことで時間を作ることが大切だと感じた。
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