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就活生が語る

【慶應義塾大学_文学部_就職活動体験記】サークルの先輩に大感謝!右も左も分からない就活は力を借りて推進。見事第1志望のSIer内定記

5つの時期ごとの過ごし方がわかる「時期別×体験記」。音楽サークルで人間関係がしっかりできていたWさん。納得就活を終えた先輩からのアドバイスでうまく就活開始。やりたいことがなかなか見つけられない自覚はありつつ行動しきれたのはどんな要因があったのか。モチベーション管理の重要性もわかる就活記。

目次

<プロフィール>
Wさん/女性
慶應義塾大学/院卒
文学部
ガクチカ:学生団体、音楽サークル、アルバイト(飲食)

内定取得先:SIer,金融
入社予定先:SIer

#先輩に頼る #部活サークル #SIerの魅力




01:就活スタート(準備)期

ーーいつから就活を開始したか?
学部3年生の5月。

サークルの先輩から早期選考の重要性を聞いて。大学に入学した時から就活の意識はあった。3年生の5月頃から募集があるよと具体的に教えてもらっていた。先輩が就活に成功していて信憑性があった。


ーーこの期間はどんな心境だったか?
様々な企業に接点を持てることが率直に楽しかった。

これまでの人生で名前を聞いたことのある会社ばかりで「自分もこれからその世界に足を踏み入れることとなる」と思うとワクワクしたから。

文学部なのもあって企業に触れる機会がなかったのが、身近に感じるように。


ーー何からスタート・準備したか?
①就活アプリのインストール
ワンキャリア、ビズリーチ・キャンパス、Note、Openwork、外資就活など。先輩のおすすめ。

②Xで就活系のアカウントをフォロー
これも先輩からの教えでまずは登録するところから。24卒の方のアカウントや、就活サービスアカウントなど。面接の答え方。頻出質問。選考状況などが参考になった。

③企業ページの登録
夏インターンシップに参加したいと思った企業をリストアップ。


ーーこの期間に志望していた業界・企業は?
ほぼ全ての業界。

やりたいことが定まっていなかったから。各業界の売上げや働き方を調べて、締め切り順に並べて応募。

企業選びは、X情報やサークルに顔を出してくれる先輩との会話、社会人との接点など。


ーー何に一番注力していたか?
①ESのテンプレート作り
サークルの先輩3人に複数回添削してもらった。


②WEBテストの勉強
基礎固めから始めるのが重要だと思ったから。本1冊を選んでやり込んだ。


ーー当時困っていたことは何か?
自分がやっていることが正しいのか不安。


ーーもう一度やり直すならどんなスタート期にするか?
同じようにする。

<やっててよかった>
多くの夏インターンシップ参加の準備ができたから。

<やってればよかった>
見れてない業界もあった。たとえば戦略コンサル。当時は「帰国子女じゃないと難しいのかな」と思っていた。後々戦略コンサル内定者の先輩に出会いそうではないことを知った。




02:夏インターンシップ期

ーーいつから夏インターンに応募したか?
学部3年生の5月から応募。9月ごろまで参加。


ーー何社に応募したか?
40社程度。
やりたいことが定まっていなかったので広く応募を心がけた。


ーーこの期間に志望していた業界・企業は?
上記の通り、ほぼ全ての業界を意識したが、SIerと金融は特に気にしていた。

業務内容、勤務地、働き方という軸。また私生活で身近に恩恵を受けているイメージの有無も影響。


ーー当時の過ごし方や意識した対策は?
とにかく多くエントリーすること。

実際の選考を受けることで慣れることができると先輩に聞いたから。実際にGDの練習機会になりよかった。


ーー当時困っていたことは?
先輩がいて頼ってはいるものの、心の中ではプライベートの時間を削って相談に乗ってもらうのが申し訳なかった。


ーーこの時期の面接の時の心境は?
自信がなかった。
上手い伝え方ができない時や想定外の質問が来ると吃ってしまうことがよくあったため。


ーーこの時期の面接で困ってたことは何か?
面接中にうまく言葉が出てこないことが度々あった。


ーー夏インターンで体験/知れたことは?
うまく議論に参加できない
何度も壁にぶち当たった。リモートで積極的に話すのに苦手意識。どう受け取られるのか気になって発言できなかった。

議論自体についても、進め方や議論セオリーを理解しておらず慣れるのに苦労した。今までやったことのないようなお題を、初めて会った人たちと取り組むのが非常に困難に思えた。


ーーこの期間に「やっておけばよかった」は?
インターンシップも選考のうちだと思って取り組むことがポイント。
結果として、優遇を逃してしまっていた。




03:秋冬インターンシップ期

ーーいつから秋冬インターンに応募したか?
学部3年生の10月。12月まで参加。

夏インターンシップの参加が9月下旬まであったので一段落してすぐに応募を始めた。


ーー何社に応募したか?
8社。
夏インターンシップの応募活動を通じて興味を持った8社にエントリー。夏に出さなかったか出しそびれた企業。夏に就活で知り合った学生から教えてもらった企業など。

6社参加。


ーーこの期間に志望していた業界・企業は?
SIer、金融。
業務内容、勤務地、働き方という軸は継続していた。


ーーこの期間はどんな心境だったか?
就活のモチベーションが下がりつつあった。

序盤は夏に出会った優秀な同期を見てモチベーションをもらっていたが、後半(11月頃)は先の見えない不安があったから。


ーー当時の過ごし方や意識した対策は?
①インターンシップの選考と参加。
夏インターンシップ参加者限定の座談会などもあり参加していた。

②面接準備
本選考の面接は、インターンシップ選考時と「質問の角度」「質」が違うと先輩から聞いていたため。
エクセルで想定問答集を作った(壁打ち練習などはこの頃はしていなかった)。


③WEBテスト対策
テストセンターのテストがまだ完成していなかった。言語テストが苦手。本をやり込む。


ーー当時困っていたことは?
モチベーションが下がりつつあった。
自分は人と関わることでモチベーションを得られる人間だとわかっていたため、サークルで友人や先輩と話すようにしていた。


ーーこの時期の選考の時の心境は?
緊張しつつも楽しめた。
夏の失敗を活かして、8社中6社に通過できて一定の手応えを感じていた。


ーー秋冬インターンで体験/知れたことは?
引き続きあまりうまく議論に参加できていなかった。

改善されつつはあったが、負けず嫌いなのでもっとできるようにはなりたかった。「ああなりたい」と思える就活友人を目標にしていた。


ーーこの期間に「やっておけばよかった」は?
この時期までにテストセンターを完成させる。

後々、本選考時に持ち越してしまい、やることが多くなってしまったから。これだけは後回しにしていた。




04:本選考期(秋冬IS以降)

ーーいつから本選考に応募したか?
学部3年生の1月〜2月。


ーー何社に応募したか?
6社。


ーーこの期間に志望していた業界・企業は?
興味が固まっていたSIer業界と金融業界の企業に絞って応募。

内定先である大手SIerの内定が出た時点で応募はストップして応募済みの企業も辞退した。


ーーこの期間はどんな心境だったか?
不安。
まだ内定を持っていなかったから。就活で知り合った友人は内定を持っていた。


ーー当時の過ごし方や意識した対策は?
①面接練習
ほぼ毎日実施。ビズリーチ・キャンパス、Macher、先輩などと練習し、想定問答集を作っていった。

②企業研究
本選考の面接は難しいと聞いていた意識して実施。こちらもビズリーチ・キャンパスでのOB/OG訪問や座談会を活用。
11月くらいから徐々に始めて最盛期は3日に1回程度。累計で25回ほど。


ーー当時困っていたことは何か?
面接への自信がないこと。

ガクチカはインターンシップを通じて完成していたが、キャリアプランの言語化に苦労した。


ーー結果は?
第1志望から内定をもらった。
報われた感じがしてとても嬉しかった。




05:意思決定期

ーー意思決定の時期は?
学部3年生の2月。


ーー最終的に何社から内定を得たか?
2社(大手SIerと金融)。


ーーこの期間はどんな心境だったか?
悩みもなく嬉しい。
夏の後半から第1志望になった企業からの内定だったため。


ーー最後は「どこ」と「どこ」で迷ったか?
迷っていない。


ーー最後の「決め手」は(どうやって決めた)?
最後まで勤務地、働き方、業務内容だったが、SIerの業務内容が好きだった。

考えることは苦手だが、ITや分析の力を使って未来を作っていく、還元していくというあり方や関わり方。いろんな商材やツールを組み合わせたり駆使して実現していくことにワクワクした。


ーー意思決定で困ったこと/悩んだことは?
第1志望の企業だったので悩まなかった。


ーー就活全体を振り返ると(またはアドバイス)?
あまりないが強いて言うなら自分の本音のキャリアプラン/ライフプランを考えることの難しさと重要さ。

自分自身「絶対にこれがやりたいことだ」という夢がなかったため。こだわりもほぼなく就活を終えたので本音のキャリプラン/ライフプランというものは考えられていない。

そのためこれから社会人になるにあたり長期的に見てどう生きていくのかイメージが湧いておらず不安はある。





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