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就活生が語る

【東北大学_理学研究科_就職活動体験記】部活と研究。8月は学会も。業界が絞り込めなかったがOB/OG訪問の重要性を得て大手SIerへの道へ

5つの時期ごとの過ごし方がわかる「時期別×体験記」。部活でのコーチ活動と研究室生活で就活の時間が普通なら取れない、取ることを惜しむような状況だったLさん。少しずつでもいいからと毎日30分〜1時間コツコツと活動を積み重ねる。先輩同期の力も得ながらもESが通らない日々が続く。。打開策は能動的に動くこと?OB/OG訪問?自分なりに動くことで就職が「我がごと」に切り替わるそのプロセスを追う。

目次

<プロフィール>
Lさん/男性
東北大学/院生
理学研究科
ガクチカ:体育会系,部活でのコーチ経験

内定取得先:SIer、エネルギー、化学メーカー
入社予定先:SIer

#部活は引退してからも忙しい #8月に学会 #ES通らない




01:就活スタート(準備)期

ーーいつから就活を開始したか?
修士1年生の4月。

周りの部活の同期が始めていたのと、同期から就活団体を紹介されたから。先輩もその団体のメンターをやっていた。入ったというかメンターが付いてくれたという感覚。

登録するとまずメンターと面談してみようとなった。面識はないが理学研究科の先輩。
就活は早めに始めた方がいいと両親や先輩からも言われていたので多少の焦りがあった。当時は将来の夢とか明確には描いていなかった。


ーーこの期間はどんな心境だったか?
まず自分史を書いてみたら「自分の人生の薄さ」にびっくりして「就活やばいのでは」と思ってしまった。

就活では自分のエピソードを話すので、今まで流されるように生きてきた自分では「ヤバい」と感じた。自分で選択してきたというようより流されてきた感じもある。行動してきたというエピソードがない。大丈夫かなと自分史を書いていて思った。やれって言われたことはやるタイプ。


ーー何からスタート・準備したか?
メンターの人と話して、自分史を書いて就活イベントに出た。
「1回書いた方がいいよ」と言われて参加すると、うまく深掘ってもらえた。「こんなエピソードが自分にあったのか」と思い出せた。


ーーこの期間に志望していた業界・企業は?
業界は広くみた。

「理系院生」「国立」「ランキング」で調べた中で興味持った企業群。自分の意思がなかったのと、やりたいことを考えるのが面倒だったから。人気ある企業から見ておけば色々見れると考えた。

コンサルや商社デベロッパーは先輩の話を聞くと大変そう過ぎると思いみなかった。その先輩とはパーソナリティーが違うので自然にそのように考えた。

いい意味で「頑張らない範囲」でやり始めた。大変大変と言われるが当時はそこまでモチベが出なかった。就活サイトもよくわかっておらずGoogleで色々と検索。就活のようで就活じゃない。

研究室は就活を許容してくれる雰囲気。コアタイムも「ギチギチ」ではない。就活と研究室の他に、部活の選手を引退してコーチに就任していた。コーチになっても練習は参加。練習+運営でむしろ選手時代より時間を取られる。週5で6〜10時練習。日中は研究室という過ごし方。


ーー何に一番注力していたか?
とりあえず就活から離れすぎないこと、ちょっとずつ情報収集すること。

早くから頑張りすぎると途中で力尽きると思っていたため。その代わり、早期選考のある外資やコンサルは視野に入れていなかった。

就活イベント、同期との会話。参加したり会話するだけで就活になると考えた。4月はメンター面談。5月にイベント週3。少しずつ就活の実際の進み方のイメージがついた。ES、GD、面接など。実際にやらないと理解できないタイプなので、毎日30分〜1時間程度は活動するようにした。


ーー当時困っていたことは何か?
何をすればいいかわからないこと、今後の漠然とした不安。

先輩が就活忙しそうにしていたことと、自分は社会常識などがかなり欠けていると思っていたため。

部活仲間や同期、先輩に悩みを話してなるべく解消していた。


ーーもう一度やり直すならどんなスタート期にするか?
就活を終えてみてだが、外資やコンサルも一度視野に入れても良かったかもしれない。

見ずに切り捨てたのはもったいなかったから。頭の使い方を学べると同期から聞いていた。外資は英語があるので見に行かなかった。今思うと毛嫌い。

よかった面としては、先輩、同期と話せる環境を持てていたこと。部活で就活の話をしたり、聞ける環境、境遇にいる人がいたのはよかった。常に居続けられた。




02:夏インターンシップ期

ーーいつから夏インターンに応募したか?
修士1年生の5月から。参加は9月ごろまで。


ーー何社に応募したか?
20社くらい。

自分の興味のある企業を出そうと思っていたが、ES作成に慣れていなくてあまり数を出せなかった。先輩の中に100社出したという人がいて意識はしていたが。「結構落ちるよ」アドバイスをもらっていた。

ESはどちらかというと得意だと思っていたが、いざやってみるとあまり書けなかった。ESはエクセルで管理していたが20社しか出せておらず、見返すとなんだかモチベーションが下がった記憶がある。


ーーこの期間に志望していた業界・企業は?
メーカー、インフラ、IT、金融。

説明会でなんとなく興味持ったり、メンターからおすすめされた企業群が上記。フィーリングが合うな、と段々収束していった。

会社説明会はいろんな業界のものを回るようにした。月2回程度で計6回。オンライン参加で色々聞ける。


ーーこの期間はどんな心境だったか?
ESは落ちるものだと言われていたので気落ちし過ぎず大学生活の方を重視した。

落ちたESでクヨクヨするほどまだ就活に没頭してなかった。


ーー当時の過ごし方や意識した対策は?
先輩やメンターに「軽く」ESを見てもらう。

メンター1人、先輩1人。この頃は6往復程度。ワンキャリアやユニスタイルのES例をなんとなく見て参考にしていた。自分の進め方が定まってなかったので、まだまだいろんなことをゆるくやっていた。


ーー当時困っていたことは?
自分に合ったやり方がしっくりきていなかった。

ESは通過率がよくなく、行きたい企業も絞れていなかった。自己分析を怠っていたのと、就活上の成功体験もまだなかったためモチベが上がらなかったから。自分史は書いたが言語化やキャリアプランまでは進めていなかった。やりたいことはある「つもり」だったが喋ったり書いてみたりまではしていないので出てこない。

とりあえず自分より頑張ってる同期や上手くいった先輩の話を聞くようにして継続していた。友達と就活の話をそこそこすることで悩みも打ち明けていた。


ーーこの時期の面接の時の心境は?
この頃は場数と愛嬌でどうにか乗り切ろうとしていた。

いまいち面接対策とか聞いても実際の場だと上手くいかなかったので量をこなそうと思った。結論ファーストなどは頭で分かっていても実際はできていなかった。


ーーこの時期の面接で困ってたことは何か?
面接で早口になること、体が動いてしまうこと、機械みたいに話してしまうこと。

コミュニケーション慣れしていないのが顕になった。初対面の人と話すのが苦手だった。


ーー夏インターンで体験/知れたことは?
自分の主体性のなさ、コミュニケーションの苦手さ、企業研究の甘さなど、できていることがほぼないと感じた。

参加したことは良かったが行動力についても他のインターン生と比較してまだまだ「ダメだな」と思った。


ーーこの期間に「やっておけばよかった」は?
「失敗してもいいので」もう少し主体的に動くようにする。

会社説明会みたいな受動的なことばかりでなく能動的にOB/OG訪問などもして良かった。会ってくれるOB/OGも良い意味でこれっきりなので「恥」をかいても良かった。

説明会だと「場違い」な質問をしてしまったらどうしようとなどと思うが、OB/OG訪問であればそれも気にしなくていいことを後々に理解した。

夏インターンシップに、1社でも参加できたのは良かった。周囲は0社の人もいたので。自分はちゃんと経験できた。




03:秋冬インターンシップ期

ーーいつから秋冬インターンに応募したか?
修士1年の10月。参加は2月ごろまで。

8月〜9月中旬は学会に参加していたので、就活としては「休憩」もした。


ーー何社に応募したか?
18社。
夏よりは企業も絞れてきたので順当な社数という感覚。


ーーこの期間に志望していた業界・企業は?
メーカー、インフラ、IT。

自己分析で「合ってる」と感じるのは上記の企業群だった。


ーーこの期間はどんな心境だったか?
夏同様かなりESで落ちたので焦った。

「秋冬でES通らないと本選考厳しいよ」とメンターから結構言われていた。モチベーションは何故か上がらなかったので「大丈夫?」とメンターに心配もされていた。


ーー当時の過ごし方や意識した対策は?
自分の働く姿をより具体的に想像してみる、自分に合っているかどうかを見極める。

「自分が働くのだ」という視点で自分ごととして考えるようになった。すると自然と質問が出るようになった。企業を絞り、その中での志望順位を考えるようになったからかもしれない。会社説明会の他、OB/OG訪問、個別座談会への参加も増やした。OB/OG訪問は20人(2月から累計)。


ーー当時困っていたことは?
ESが通らない。

ガクチカがしっくりこない状態が続いていた。
それまでは、部活の「プレイヤー」としての話をしていたが、あるタイミングから「コーチ」を主題に切り替えたら話しやすくなることを発見。以後はそれで通すようになった。


ーー秋冬インターンで体験/知れたことは?
冬から就活開始する人よりはある程度知識はあるとは感じていたものの、「主体性など」は自分自身あまり変わってない気がした。

うまく「振る舞えていない」感覚。GDやワークなどでの役割も難しい。結局主体的に動けてないことで選択肢が削られている感じがあった。


ーーこの期間に「やっておけばよかった」は?
OB/OG訪問を年内には実施したい。

恐る恐るやってみたらとても親身になってくれた。2月ごろに実施したが2月なのだからもっと成長していたかった。OB/OGは優しく接してくれるが勿体無い感じがした。




04:本選考期(秋冬IS以降)

ーーいつから本選考に応募したか?
修士1年生の2月〜4月。


ーー何社に応募したか?
16社。

行きたいところの優先順位をつけてこの中から絶対内定もらおうと思っていた。


ーーこの期間に志望していた業界・企業は?
インフラ(鉄道、電気、ITインフラ)、メーカー。

就活軸を「より多くの困っている人を支える」ことに決めて、それが実現できるフィールドから選んだ。鉄道が第1志望に。その後メーカーへのOB/OG訪問を通して「研究と研究開発は違うな」と分かった。メーカーの方がいいなと思うようになった。


ーーこの期間はどんな心境だったか?
3月で内定が1つもないため多少焦る。

ただ過去を悔やんでも仕方ないため、ここから気合い入れればいける気もすると自分に言い聞かせていた。16社全部落ちたらどしようなどとも思った。


ーー当時の過ごし方や意識した対策は?
OB/OG訪問を意識して多めにやった。

この頃から面接対策を主として、すらすら話せるようになることに注力した。面接で困ったことを聞いたり、
志望動機が毎回弱いため、OB/OG訪問を通して、リアリティーを持って話せるようにした。


ーー当時困っていたことは何か?
早期選考で枠がかなり狭くなっていることへの不安、志望動機の不安定さ。

絞った企業以外見てなかったため。不安になっても仕方がないのでとにかく自分で納得できるまで対策した。同期や先輩に悩みを相談していた。


ーー結果は?
納得できる化学メーカーから内定をいただけた。安堵の一言。




05:意思決定期

ーー意思決定の時期は?
修士2年生の4月。


ーー最終的に何社から内定を得たか?
3社。化学メーカー→SIer→エネルギー。


ーーこの期間はどんな心境だったか?
安堵。
とりあえず就職先を持つことができたから。


ーー最後は「どこ」と「どこ」で迷ったか?
メーカーかエネルギーか。

半月くらい迷った。やりたいことの軸で就活を進めてきたものの、比較条件が甘かったことに直面した。


ーー最後の「決め手」は(どうやって決めた)?
両親への相談と、いろいろな条件を並べたのを見てあとは直感。

「先輩はどうやって決めましたか?」と聞いて回ると、条件書き出しフォーマットを教えてもらった。


ーー意思決定で困ったこと/悩んだことは?
今もだが、実際に自分が働いてやりたいことができるのか、満足した生活が送れるのか。

いろんなOB/OGから話を聞いた。10人くらい。自分はどこにいっても頑張りやりがいは得られるタイプ。いろんな人の話を聞いても、入るまではわからない。。迷った。


ーー就活全体を振り返ると(またはアドバイス)?
志望業界を幅広くみる、早めにOB/OG訪問を始める、主体的に動く。

そのほうがより後悔しないで進めると思うから。最終的にはワンキャリアとビズリーチ・キャンパスをよく使っていた(8月くらい友達にOB/OG訪問ツールとして聞いた)。





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