<プロフィール>
Nさん/女性
大阪大学/院卒
化学系
ガクチカ:文化系サークルのコロナ禍再建
内定取得先:コンサルティング2社
入社予定先:コンサルティング
01:就活スタート(準備)期
ーーいつから就活を開始したか?
以下の2つの大きなタイミング。
①学部3年生の7月
大学の事務からインターンシップの応募の募集の連絡がきたことをきっかけに就活開始。自身のレベル感を知りたかった程度ではあったため、本格的には就活はしていない。当時はESを大学からの案内で紹介された企業3社に応募し、2社のインターンシップに参加だけしていた。
②学部4年生の1月
サークルの先輩に「エンカレ入らないか」とLINEをもらったことをきっかけにスタート。院進しない友人にも「就活は先手必勝」と言われたため、早めに始めないといけないと考えていた。
ーーこの期間はどんな心境だったか?
早く就活を終わらせて、研究に専念したい。
ーー何からスタート・準備したか?
①就活サービスへの登録
ビズリーチ・キャンパス、アカリク、Labbase、マイナビ、ミキワメなどに登録。就活の情報収集をするためにもまずは登録する必要があると考えていたから。
②エンカレッジに参加
サークルの先輩に入るように懇願され、仕方なく入った。しかし、結果としては就活において活用することになり、入って良かったと思う。
ーーこの期間に志望していた業界・企業は?
日系大手メーカー、インフラ。
同じ学科の同期が目指していた且つ、同じ学科の先輩が上記で挙げた業界に入社が決まっていることが多かったため。
ーー応募までの過ごし方や意識していたことは?
①面接練習
知らない人とオンライン上で1対1で話す経験がなかったので、上手くいくか心配だったから。エンカレッジのイベントに参加したり、大学の先輩に面接練習を週に1回程度の頻度でしてもらっていた。
②グループディスカッション(GD)練習
ビズリーチ・キャンパスが主催するグループディスカッション(GD)のイベントに参加し、経験をした際に自分が苦手であることに気がついたから。話すことへの苦手意識を感じ、経験を積みたいと考えていた。エンカレッジやキャリアセンター等で開催されていたグループディスカッション(GD)練習会に週に2回程度の頻度で参加していた。
ーー当時困っていたことは何か?
大学の教授の就活に対する理解を得ること。夏休みにインターンシップに時間を多く割くことになっていたため、教授から就活に時間を割きすぎないように注意されていたため、スケジュール管理には気をつけていた。
ーー応募までに「やっておいてよかった」は?
時期は同じくらいに開始するが、外資系企業やコンサル、そして商社も含めて幅広く業界も見ること。
自分の専攻に囚われていたが、実は絞る必要がないとも思うように。
外資系の企業や商社などの選考難易度の高い会社を受けることを目指すと、もう少し選考対策にも時間がかると見込んで、就活コミュニティなどにも所属し、早い段階から選考対策に力を入れる動きができたら良かったと思う。
02:夏インターンシップ期
ーーいつから夏インターンに応募したか?
修士1年生の4月から開始。11月までインターンシップの選考と参加。
ーー何社に応募したか?
20社程度。
自身のレベル感や面接、グループディスカッション(GD)の経験を積むことを目的にしていたところもあるため、自分が応募できるところに応募するスタンスであった。
ーーこの期間に志望していた業界・企業は?
銀行・保険・外資系企業以外の全ての業界。
自身のキャリアの選択の幅を狭めたくないと考えていたため、幅広く見ていた。
しかし、上記の挙げた3業界に関しては、怖い印象を勝手に抱いており、省いていた。
ーー当時の過ごし方や意識した対策は?
①SPIの勉強
テストのボーダーラインで選考に落ちるのはもったいないと思っていたため、対策本を購入し、2周程度は解いていた。
また、志望企業ではなくてもテストセンターでの試験が受けられてる企業には参加をし、練習を積み重ねていた。
②ESをひたすら書く
フォーマット化て応募を繰り返した。落ちた時に「もういいや」と思うか「もう一度挑戦したい」と思うかどうかが、今後もその企業の選考を受けるかどうかの1つの判断基準になった。そして、週に2社程度はインターンシップに参加していたが、企業について深く理解するという意味で、就活の際に夏のインターンシップに時間を割いて良かったと思う。夏の時期にESを書き続けることは大切。
ーー当時困っていたことは?
①テストセンターで受検しても、自身のテストの点数が分からないこと
オープンチャット経由の同じ企業の選考を受けている人の情報でしか、自分の得点を予測することができないため。
しかし、結局はXやオープンチャットの情報も正確ではないため、この困りごとを解消することはできなかった。
②教授にインターンシップへの参加を多くしていることを注意されること
夏のインターンシップの重要度を教授がそれほど理解をしていなかったため、研究に時間をあまり割いていないことを注意されていた。しかし、就活のない日に多くの実験データを蓄積するなどをし、スケジュールの調整を図っていた。
ーー夏インターンで体験/知れたことは?
①企業の社員の特徴や働き方について知れた
インターンシップ後に開催される飲み会等で社員の取り繕っていない素の姿を見えることはできたから。
また、「この人達と働きたい」と思って意思決定をしたと話している先輩の話の意味がその時はよく分からなかったが、後日インターンシップに参加することで、自分もそう思うことがあり、先輩が言っていた話が理解できた気がした。
②自身のマッチする軸や大切にしたい観点が見えた
メーカーを最初は目指していたが、海外に行かなければならない企業に関しては、「自分は行きたくない」と感じ、日本で働けるかどうかが1つの軸であると気がついた。また、自身の批判的な視点が評価されるところと特別評価されない会社があり、自身が評価される会社が自分にとっては合っているのではないかと思った。
ーーこの期間に「やっておけばよかった」は?
商社や外資コンサルにもエントリーする。
最初から眼中になく、エントリーしていなかったが、幅広い業界を知るためにもエントリーをすれば良かったと思う。
03:秋冬インターンシップ期
ーーいつから秋冬インターンに応募したか?
修士1年生の10月から開始し、12月までインターンシップへの選考と参加。
ーー何社に応募したか?
3社。
夏のインターンシップはオンラインで参加することが多かったため、現場感を感じることができるインターンシップに応募。
ーーこの期間に志望していた業界・企業は?
日系大手メーカー。
自身の興味関心領域であること、そして自分の就活の軸ともマッチしていると考えていたから。
ーーこの期間はどんな心境だったか?
楽しい。インターンシップで東京に行ける機会もあり、良い気晴らしにもなっていた。
また、企業のオフィスを見たりすることは社会科見学のような気分で楽しかった。
ーー当時の過ごし方や意識した対策は?
OB/OG訪問。
夏のインターンシップ経由から早期選考に乗ることもあったため、企業理解を深めるためにも参加していた。サークルの先輩の紹介で社員を紹介してもらい、話を聞いていた。
ーー当時困っていたことは?
就活を終えるタイミングが分からないこと。
夏の早期選考で乗った企業が第一志望の企業であったため、就活を終えても良いかと考えていたが、サークルの先輩から就活を進める中でも自分の価値観が変わることがあると聞いていたため、終えても良いのかが分からなかった。また、周りは時期的にもこれから就活の山場を迎える時期に突入していたため、自分だけが終わっても良いのかを不安に思っていた。そのため、他のもう少し受けても良いと感じる企業に関しては、後悔がないと感じるまで受け切った。
ーー秋冬インターンで体験/知れたことは?
社員の雰囲気や特徴をしっかり知ることができたこと。
働き方や人柄など、企業HPだけでは分からない部分を知ることができた。
ーーこの期間に「やっておけばよかった」は?
志望度が高い企業に合格することができたため、同じ時間の使い方をする。
04:本選考期(秋冬IS以降)
ーーいつから本選考に応募したか?
修士1年生の1月から3月。
ーー何社に応募したか?
シンクタンクの会社2社。
特に志望度として高い企業ではなかったものの、自分の経験を活かすことができそうである観点と、仕事内容にも興味があった背景から応募。
ーーこの期間に志望していた業界・企業は?
シンクタンク。
ーーこの期間はどんな心境だったか?
第1志望の企業が合格しており、就活に身が入らない。
ーー当時の過ごし方や意識した対策は?
特になし。
第1志望の企業から合格をもらっていたため、就活に対して身が入らない状態であったから。
ーー当時困っていたことは何か?
商社に挑戦しなくて良いのかどうかを迷うこと。
大きな仕事に対する憧れはあったものの、これ以上選考を受ける企業の体力がないこと、そして海外駐在はしたくないことを考え直したことから、最終的には受けないことにした。
ーー結果は?
2社受けて1社落ちた。
これ以上自分の生半可な気持ちで受けても無駄であると思っていたため、辞退した。
内定を沢山持っていても、結局入社できる企業は1社である。
05:意思決定期
ーー意思決定の時期は?
修士1年生の12月から1月。
ーー最終的に何社から内定を得たか?
2社。コンサルティング2社。
ーーこの期間はどんな心境だったか?
二つ返事で承諾したが、本当に後悔がないかどうかを考えていた。
ーー最後は「どこ」と「どこ」で迷ったか?
迷っていない。
もう1つの企業は優秀だと自身が感じた社員が全員転職組であったため、自分も転職で入社したいと思った時に挑戦すれば良いと考えた。
ーー最後の「決め手」は(どうやって決めた)?
地方移住、年収、専門性が磨けるところ。
理系が多い企業で働きたいという意志が強く、それに加えて上記の決め手があったから。
ーー意思決定で困ったこと/悩んだことは?
周りの大学の同期は就活をしているものの、自分は終えて良いのかどうかを悩んだ。
就活以外のことをしたり、研究室の先輩に相談することで解決した。
ーー就活全体を振り返ると(またはアドバイス)?
選考対策の準備に時間がかかるような難易度の高い企業に関しては、しっかり選考対策をサポートしてくれるような就活コミュニティなどがないのかを調べる。また、早い段階からできるだけOB/OG訪問をし、実際に働いている社員の話をもっと聞きにいく。
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