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就活生が語る

【九州大学_工学府_就職活動体験記】周囲はメーカー志望だが自分は?理系と「らしさ」を探してエネルギー業界に意思決定

5つの時期ごとの過ごし方がわかる「時期別×体験記」。しっかり研究室生活に取り組んできたMさん。エンカレッジを通して就活の基本を押さえながら自分と向き合う就活がスタート。研究と就活準備をどのようにうまく両立したのか?メーカーと自分、金融業界の面白さ。。向き合ったからこそ辿り着いたエネルギー業界の魅力とは。

目次

<プロフィール>
Mさん/男性
九州大学/院卒
工学府
ガクチカ:個別指導塾のアルバイト、研究室の運営指導

内定取得先:メーカー2社,金融2社、エネルギー1社
入社予定先:エネルギー(インフラ)

#理系就活 #メーカーではないかも




01:就活スタート(準備)期

ーーいつから就活を開始したか?
学部4年生の3月から開始。

卒論がちょうど終わりつつあり、研究室の先輩の本選考が終わった時期。就活への不安感や納得したところに入社したいという気持ちが元々あった。人生を左右する大きな時期なので早めにやろうとは思っていた。


ーーこの期間はどんな心境だったか?
何をすればいいかあまりはっきりとせず、とりあえず自己分析とES対策を進めようとしていた。いい意味でまだ時間もあるしエンカレッジの講座で話を聞いたのと、まずはESが通らないと意味がないよな、と思っていた。


ーー何からスタート・準備したか?
学部で就職する友人の1人がエンカレッジの講座(アウトスタンディング)を共有してくれた。

3〜7月に全部で10数回の講座形式(自己分析〜GD練習など)。あとはネットでの情報収集とエンカレッジのメンターの方にES添削していただいた。


ーーこの期間に志望していた業界・企業は?
メーカー、コンサル、金融。

メーカー志向は、研究室の環境から。コンサルや広告、金融は募集が早かった。研究室生活をしてみてずっと研究というのは難しいかもしれないと感じていた。でも周囲はメーカー志望だったので自分の興味あるところを自分で見て視野を広げようと考えた。

たまたま先輩の1人にコンサルに行く人がいて話を聞いた。待遇や勤務地はメーカーより良さそう。当時は言語化できていなかったが「ものづくりよりも仕組みづくりがいいな」と思った。この頃はエンカレッジがメイン。ワンキャリア、ビズリーチ・キャンパスのアプリを5月くらいにエンカレッジのメンターに教えてもらった。


ーー当時の過ごし方や意識した対策は?
エンカレッジの講座を受けることと、ESを書いて添削してもらうことが中心。

すべきことが分からなかったが、エンカレッジ講座は週1回あり参加していた。ESは週に1社分くらい(エンカレの共通エントリーに月1回と練習できそうなベンチャー企業)に応募していた。


ーー当時困っていたことは何か?
面接やGDに対しての知識がなかったり、対策する仲間があまりいなかった。すごく困ったというよりも、シンプルに面接ってどういうもの?GDってどう進めるの?とうい感じ。

理系院生ということで周囲は取り組み始めるのが遅かった。エンカレッジの講座に参加して知識をつけたり、紹介されたベンチャーの模擬面接イベントや夏インターンシップの面接を受けた。


ーー応募までに「やっておいてよかった」は?
早めにESのクオリティをあげておいて良かった。

後々のESラッシュの時に、ガクチカや強み弱みなどの頻出問題に時間を割かなくて済んだ。これらはインターンシップ、本選考問わず基本的に聞かれる。この時期に作っておければ、あとで推敲してクオリティー上げられるし、仮にできなくても最低限のもので応募できる。

エンカレッジのメンターにはお世話になった。まずは書いてみよう!で2〜3回の対話形式。ガクチカをまとめていった。添削してもらいながらワンキャリアを見て何が足りないかなと足したり、余計な部分を削いだりした。大学生になって本を読む機会を増やしていたので書くことはそれほど苦痛ではなかった。


ーー応募までに「やっておけばよかった」は?
面接やGD対策。もっと踏み込んだ自己分析。

就活は結局「個人面接が大事」だと後々感じた(11月ごろに自己分析が足りていないことに気づくことになった)。




02:夏インターンシップ期

ーーいつから夏インターンに応募したか?
修士1年生の5月から7月ごろに応募。参加は8〜9月。


ーー何社に応募したか?
13社。とりあえず色々な業界を見たかった。うち7社に通過。


ーーこの期間に志望していた業界・企業は?
メーカー、コンサル、金融。理由はスタート期と同様。


ーーこの期間はどんな心境だったか?
書類は当初思ったより通過した。個人面接は2社あり、そのうち1社しか通過しなかったので面接に不安が残ったが、通るところは通ったから「まずは大丈夫か」と感じていた。


ーー当時の過ごし方や意識した対策は?
ESの質向上とWEBテスト対策。

面接があるところは結果的にあまり受けなかったから。やり方としてはまずはひたすら会社に応募。週に1〜2社(累計13社)。SPI対策本は買って練習した(SPIの構造的把握力の準備が必要なのがわかってきた)。


ーー夏インターンで体験/知れたことは?
インターンシップに参加できる会社は「自分にマッチしている可能性が高いんだな」と感じるようになった。
逆にいうとどれだけ頑張っても書類で落とされる企業もある。通過したところはほとんどの企業がいいなあうなと思えた(仮に入社してもすごく後悔することはないのではないかなと直感的に感じた)。例えば社風や社員さんの雰囲気、インターンシップ参加者などから。

あと以外に企業は丁寧に対応してくれることを知って社会に前向きな期待を持てた。例えばあるコンサル企業は参加手続きを問い合わせても丁寧に対応してくれたり、飛行機と台風の兼ね合いで後泊対応もしてくれた。




03:秋冬インターンシップ期

ーーいつから秋冬インターンに応募したか?
修士1年生の9月から12月。参加していた夏ISが全て終わった1週間後くらいから秋冬インターンシップに応募していった。


ーーこの期間に志望していた業界・企業は?
金融、インフラがメイン。メーカーも引き続き応募していた。

自分の中で重視するものが決まってきたからそれに合った業界を中心に見るようになった。
特に夏にあるメーカーのインターンシップで品質管理などに関するワークがあり「やっぱり自分はものづくりに興味がないな」となった。金融やインフラに振ろうと思うようになった時期。


ーー何社に応募したか?
15社に応募。当初の興味があった業界と外れてきた。うち11社に通過。


ーーこの期間はどんな心境だったか?
ある程度インターンシップは通るだろう。夏も通過率はそれなりに良く、書類だけで落ちることはあまりなくなった。金融業界でも自分として「目星の企業」を見つけたいと思ったので数を重視して1DAYに多く応募した。この頃は金融全般していたが、春に知った金融業界が面白そうかもしれないと思うようになっていったビズリーチ・キャンパス経由で、2社から選考ステップカットのスカウトをもらって進んだ。


ーー当時の過ごし方や意識した対策は?
GDやES対策。

この頃はGDを課されるところが多かった。夏にコンサルの選考で鍛えてもらっていたもののもっと再現性を上げたかった。
選考を経る中で経験を重ねたり、友達とも練習は週1くらい(10数回)。GDの本も買って勉強した。


ーー当時困っていたことは?
面接対策が進んでいなかった。

インターンシップに参加することを重視しており、結果として面接の無いところばかり受けていた。友達同士やキャリアセンターで模擬面接をした(11月までに10回ほど。本選考までにさらに5回ほど)。


ーー秋冬インターンで体験/知れたことは?
夏と同じ。


ーーこの期間に「やっておいてよかった」は?
面接対策はこの頃にやっておいてよかった。


ーーこの期間に「やっておけばよかった」は?
もっと面接対策をしておいても良かった。

コンサルの本選考の面接には歯が立たなかったため。具体的には志望業界を聞かれたが、軸が定まっていないと思われたと感じた。質問対策もしていたが今思うとバラバラで繋がっていなかった。




04:本選考期(秋冬IS以降)

ーーいつから本選考に応募したか?
修士1年生1月〜修士生2年5月。


ーーこの期間に志望していた業界・企業は?
インフラ(特にエネルギー)、金融(特に金融)、メーカーも引き続き。自分の就活軸に合ってる業界や企業が中心になっていった。


ーー何社に応募したか?
7社。自分の中でやりたいことが明確になったので本命群の企業と押さえ。


ーー当時の過ごし方や意識した対策は?
面接対策。

この時期にMatcherで社会人3人に面談してもらった。コンサルが通らず本命企業の面接が近づいているので「どうしたらいいか」と質問したところ、キャリアプランを考えて逆算すると良いよというアドバイスをもらった。ここで「技術がわかるビジネスマンか、ビジネスができる技術者」という表現を言語化できた。自分の強みとしてビジネスに興味があることと技術もある程度わかるということが前面に押し出せるイメージ。通過率が大きく変わった。


ーー当時困っていたことは?
特になし。


ーーこの期間はどんな心境だったか?
面接対策を進めたら、通過するようになって安心感が出た。


ーーこの期間に「やっておいてよかった」は?
自己分析のやり直しと面接練習。面接が一番重要ということを改めて感じた時期。


ーーこの期間に「やっておけばよかった」は?
特になし。




05:意思決定期

ーー意思決定の時期は?
修士2年生の4月〜5月。


ーー最終的に何社から内定を得たか?
5社。
メーカー2社、金融2社、エネルギー1社。


ーー最後は「どこ」と「どこ」で迷ったか?
自分の中ではエネルギー企業か金融企業の2社のどちらかで迷った。

エネルギー企業は夏以後リクルーターがついてくれて企業理解や職種理解ができた。サポートが厚いことを通じて「社員も大切にしてくれるだろう」と思えた。また環境変化からビジネスを立ち上げていくこともしないといけないので自分としても「やりたいこと」からもずれない。

他方の金融企業も被るところがあった。法律が変わる過渡期でチャレンジが必要な部分にやりがいを感じた。


ーー最後の「決め手」は(どうやって決めた)?
勤務地と人柄。そして理系の強みをどのように活かせるか。
特に勤務地については出身地と福岡の2ヶ所でずっと過ごして将来家庭を持つことも考えると知り合いが近い場所で勤務したい、自分は定住で育ったのでそのような環境で子育てしたいという思いが整理できた。


ーー就活全体を振り返ると(またはアドバイス)?
面接対策を早くからやった方がいい。

学業も意識しながら最大限就活に時間を割いていたのでこれ以上のパワーはかけられない。戻るとしたらエントリー数を減らして面接対策をするかもしれない。学業は卒論の内容がうまくまとまっていたので6月と11月に学会に出るなど妥協はしなかった。学会中のホテルでESを書くこともあった。
賞を獲得したのでやり切ったという思いがある。





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