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就活生が語る

【一橋大学_文系_就職活動体験記】圧倒的なインプットとアウトプットの繰り返しが成功への道?就活を楽しみながら6社内定&総合商社意思決定のプロセス

5つの時期ごとの過ごし方がわかる「時期別×体験記」。一般企業に就職することを決めたSさんは、就活の参考書だけではなく、他の媒体も有効活用し、日々のインプットとアウトプットの繰り返しを行っていたそう。そんな日々の地道な積み重ねの習慣が最終的な納得内定に繋がったのではないか。

目次

<プロフィール>
Sさん/男性
一橋大学/院卒
総合社会科学専攻
ガクチカ:留学/海外滞在

内定取得先:総合商社、Big4(2社)、外資戦略コンサル、DXコンサル、大手事業会社
入社予定先:総合商社




01:就活スタート(準備)期

ーーいつから就活を開始したか?
修士1年生の4月〜5月。
博士課程の先輩を見て、研修職は多くのポストがないため、大変そうであると感じていた。そのため、就活をして自分は一般企業に行こうと決めていた。そして、就活をすることを決めたタイミングで学部卒の友人から、就活を始めるのであれば早い方がいいと言われ、この時期から就活をスタートさせることにした。


ーーこの期間はどんな心境だったか?
不安とワクワクする気持ち。
自分の選考の分野が哲学であったため、就職活動に活かされるのかという不安と不利ではないかと感じていた。しかし、これから夏インターンシップを通して、色々な業界のことを知れる楽しみもあった。経験したことのない就活への好奇心があり、楽しみな気持ち。


ーー何からスタート・準備したか?
情報源を持つのが最優先だと考え、複数の就活サイトに登録。
学部卒の友人のおすすめであった外資就活、Goodfind、ワンキャリアの3つを登録していた。


ーーこの期間に志望していた業界・企業は?
業界はほとんど絞っていなかったものの、コンサルには1番惹かれていた。
コンサル業界に行くことによって、幅広い業界について学ぶ機会になりそうという期待と、研究の際に培ったリサーチ力が活かせるのではないかと考えていた。


ーー応募までの過ごし方や意識していたことは?
ケース面接対策。
コンサルの選考で一番重要視されるため。以下、対策として行なっていたこと2つ。

①インプット
参考書を使用し、毎日インプットをしていた。更に、ケース対策のコツなどを解説しているYouTubeも視聴していた。

②アウトプット
大学院の先輩から社員や内定者とは繋がっておいた方がいいというアドバイスを受け、Xにて繋がれる社員や内定者がいないか探していた。そして、実際にXで繋がった現役のコンサルタントや内定者の方に単発且つ、有料でケース対策の依頼をしていた(2週間に1回のペース)。情報のラグもなく、実践的な知識も身についたと思う。さらに、Xで繋がった同期とは1週間に3回のペースでケース面接の壁打ちは実施していた。


ーー当時困っていたことは何か?
就活についての情報源がないこと。
大学院に就活をしている人がおらず、周りに就活について話せる人がいない状態であった。そのため、Xを使用し、就活に取り組んでいる同期や先輩と繋がっていた。


ーー応募までに「やっておいてよかった」は?
Xで就活同期や先輩を見つけて繋がること。
ケース面接の壁打ちや選考情報の共有は同期と行い、選考に関するアドバイスに関しては、自分が受ける選考の企業の内定者にアドバイスをもらっていた。
現場の社員や同期の中でも関係構築をし、信頼できそうな人と繋がることを意識していた。


ーー応募までに「やっておけばよかった」は?
選抜コミュニティに応募するためにも、もう少し早め(12月〜2月)には動き出すこと。
Xで情報収集したり、他の就活生と繋がりは作っていたが、全ての情報を信用できるわけではないため、正しい情報が多く入ってくるような質の高い就活コミュニティに入っておけば良かったと思う。




02:夏インターンシップ期

ーーいつから夏インターンに応募したか?
修士1年生の4月から応募を開始。そして9月まではインターンへの選考と参加。


ーー何社に応募したか?
30社程度。
もう少し業界の幅を広げるという意味で50社程度に応募したかったが、時間的な工数の観点で30社程度になった。インターンへの応募は外資就活とGoodfindから行っていた。
結果として通過した企業は10社程度である。


ーーこの期間に志望していた業界・企業は?
コンサル、デベロッパー、メーカー、広告の4つの業界が特に気になっていた。
しかし、幅広く見ようとしていたため、絞ってはいない。Xで情報収集をしつつ、外資就活とワンキャリアとGoodfindの3つを使用。外資系企業にも興味があったため、外資就活を使用し、ワンキャリアではESや選考ステップを確認していた。また、Goodfindでは選考の優遇が受けれることがあったため、使用していた。


ーーこの期間はどんな心境だったか?
辛さとワクワクした気持ち。
意外にも選考で落ちるため、辛い。しかし、ケース問題を解くことの楽しさや社員と話せる機会があるのは楽しかった。また、面接やインターンも楽しみながらやっていた。


ーー当時の過ごし方や意識した対策は?
①自己分析
自己分析がESや面接などの選考にも活かされるため、力を入れていた。また、面接の準備や面接を通して自己分析を進めていた感覚もある。日頃から日記をつけており、自己内省をする習慣があったため、人物面接では、自分のことをしっかり言語化して相手に伝えられたと思う。幼少期についても聞かれることがあるため、自身のことについてしっかり振り返りをしておかないと、人物面接で苦戦することもあるだろう。

②ケース面接対策
Xで繋がったコンサルの社員や内定者、そして同期と壁打ちすることで対策していた。

毎日どちらの対策も合わせて1、2時間程度は時間を割いており、夏休みや土日は1日に4、5時間の時間を就活に割いていた。


ーー当時困っていたことは?
Webテスト。
予想以上に通過しないため。SPIに関しては参考書を1、2周解いていた。また、TG WEBや玉手箱に関しては色々な企業に応募をすることによって、練習機会を増やしていた。就活サイトの記事に練習の回数を積み重ねることが合格のコツであると書いてあるのを見て、とにかく経験を積むことにした。

実際に本番でトレーニングすることにより、自分の苦手な部分が明確になった。そして、その部分を重点的に対策できるようになったことで、効率的に正答率を上げられたと実感。


ーー夏インターンで体験/知れたことは?
①自分が参加したインターン企業やその業界のみならず隣接分野への理解も深まった
コンサルや代理店系のインターンシップのワークを通して、関連ステークホルダーについてもリサーチする必要があり、必然的に他の業界についても知る良い機会となった。また他の業界についてももっと知りたいと思うきっかけにもなった。

②就活仲間が見つかった
他の就活生と仲良くなった。インターンシップ後も選考情報を共有したり、ご飯に行く機会が増えた。就活を行う上でのモチベーションに繋がった。

③社風含め、自分が合わないと感じる業界や企業を知ることができた
「体育会系の社員が多いところは自分の性格と合わないな」「この業界の業務は自分のやりたいこととは違うな」など、自分が合わないと思うポイントを知ることができた。今後の企業選びにおいて、自分自身がこういう基準で意思決定をすれば良いのかなというヒントを得ることができ、大きな収穫であったと思う。


ーーこの期間の内定は?
コンサルBIg4の2社(いずれも修士1年の9月)、DXコンサル(修士1年の10月)。

戦略コンサルが第1志望だったため、上記は第2志望群。今後の就活において自分がリソースを割く業界は戦略コンサルではあるが、上記の企業も選考の過程で働いてみたいと思うようになった。絶対に行きたいわけではなかったが、思考を業務の過程で集中的に使う部分が楽しそうと感じた。また、専門性もつくため、将来のキャリアのオプションも色々ありそうという印象を受けていた。説明会や選考の過程で社員の話を沢山聞き、行っても良いなと思える企業から内定をもらええたことで、一安心した。


ーーこの期間に「やっておいてよかった」は?
夏休みの時間のほとんどを就活に割くこと。

量をこなさない限り質も上がらないため。選考対策の部分に割く時間を確保すること。そして、応募社数も増やすことにより、量を担保することを心がけていた。




03:秋冬インターンシップ期

ーーいつから秋冬インターンに応募したか?
修士1年生の10月から応募を開始し、12月まではインターンへの選考と参加。


ーー何社に応募したか?
10社に応募し、8社に参加した。

学業で研究を進める必要があり、応募社数を減らさなければならなかったのでこの社数となった。秋冬のインターンシップ時期では、第1志望である戦略コンサルの選考を受けつつ、夏に受けることができなかった、投資銀行と商社などを見ていた。

既に自分が魅力を感じることができる企業から内定をもらってはいたものの、もう少し選択肢を確保しておいた方が自分の納得したキャリアを選択することができると思っていた。


ーーこの期間に志望していた業界・企業は?
コンサル、広告、商社、投資銀行、独立行政法人、政府系銀行。
志望度が高いわけではないが、自分の受けていない企業の選考を受けることによって、自分の選択の幅を広げたかった。また夏インターンシップに落ちてしまった戦略コンサルにリベンジ。さらに、留学同期の話を聞いて興味を持った商社へのインターンシップへの応募も開始した。

商社に対しては、10月からOB /OB訪問を開始。ビズリーチ・キャンパスで計4、5名話した。

話しを聞く過程で、「海外に行く機会が多い点」そして「若手からも任せてもらえる業務の幅が広い点」「同期や先輩も優秀だと感じる人が多い点」の大きく3つの部分に惹かれ、更に興味を持つようになった。


ーーこの期間はどんな心境だったか?
ワクワク。
夏インターンシップ後に自分が入社してもいいと思える企業から内定をもらっていたため、後はチャレンジするだけだと思っていた。

夏に内定をもらっていることで、チャレンジしても失うものは何もないと感じていた。


ーー当時の過ごし方や意識した対策は?
①ケース対策
夏の時期よりは優先順位は下がったものの、引き続き対策を続けていた。この時期に、Xやインターンシップで繋がった20〜30人がいる就活コミュニティをSlack上で作り、そこにいる人と壁打ちしていた。自身が何かを企画することなどはせず、使用したい人が自由に他の就活生と繋がる場として提供していた。使用目的は、選考情報の共有とケース対策の壁打ちの2つ。

②投資銀行の対策として金融知識のインプットとビジネスニュースのキャッチアップ
業界のビジネスモデルや最近のニュースについてインプットしていた。シンプルに自分自身が面白いなと感じてインプットしていた部分もあるが、商社や投資銀行の面接で話せる材料になるというのも取り組んだ背景。本やYouTube、更にNews picksの解説記事や日本経済新聞を読んでいた。

様々な情報をインプットしていたことで、自分自身が面接の過程で話せる材料も増え、通過率が上がったのではないかと思っている。この時期も毎日2〜3時間程度を就活の時間に当てていた。


ーー当時困っていたことは?
自分のケース能力の伸び悩み。

夏に戦略コンサルの選考に落ちたことと、秋冬の時期も会社によっては落ちる企業があったから。そのため、思い切って有料コミュニティに参加。XでのPRツイートを見たことがきっかけで入会。長期的にメンタリングしてもらえるところに魅了を感じ、入会を決意した。質が高く、手厚いサポートを受けることができ、お金を払って良かったと感じた。


ーー秋冬インターンで体験/知れたことは?
様々な属性の学生と関われて楽しい。
秋冬から就活を始めた人もいるため、今までとは違う就活以外に打ち込んできたことがあるような属性の学生と関わる機会が増えた。


ーーこの期間の内定は?
外資戦略コンサル(修士1年の11月)、大手事業会社(修士1年の12月)。






04:本選考期(秋冬IS以降)

ーーいつから本選考に応募したか?
修士1年生の2月から4月。ただし、外資コンサルと外資銀行に関しては、10月~12月頃。


ーー何社に応募したか?
10社。
本選考では興味のない業界・企業は受けず、第1志望群のみ応募。秋冬インターンシップに行った結果として、第1志望の業界を絞ることができた。第1志望群の業界は自分のキャリアオプションが将来的にも広がるところだと考え、志望していた。


ーーこの期間に志望していた業界・企業は?
戦略コンサル・総合商社・外銀(IB/GM)。

好奇心旺盛であるため、様々な領域に触れることができる点と将来的にキャリアの選択の幅が増えると感じた点の2つの理由から、上記の業界を志望していた。


ーーこの期間はどんな心境だったか?
楽しい反面、疲れも感じた。
人と話すことが楽しく、知らないことを知れることも面白かった。また、自分のキャリアの道が開けてきた感覚もあるのが嬉しい。

一方で、就活を1年近く続けている形にはなるので、就活疲れも。また、修士論文研究への焦りもある。


ーー当時の過ごし方や意識した対策は?
①OB/OG訪問(座談会)
自分の第1志望群である3業界に属する人に話しを聞いてた。商社に関しては5大商社の社員にそれぞれ3人程度ずつ話しを聞きた。他の業界も合わせると累計20名程度。週に1回のペース。
ビズリーチ・キャンパスを使用しつつ、大学の先輩のツテで紹介してもらうこともあった。

具体的な業務ややりがい、ネガティブな部分やセカンドキャリアについての話しを聞くことで、そこで働くこと解像度を上げていた。また、話しを聞くことで志望動機をブラッシュアップすることもできたと思う。

企業が参加する座談会にも参加。ただ座談会は企業のポジティブな面について話している子が多いため、OB /OG訪問はやはりおすすめ。


②書籍やニュースを通しての業界情報のキャッチアップ
「商社進化論」という本や投資銀行出身の人が書いた本などを読むことによって、業界への理解を更に深めていた。本やニュースは毎朝、毎晩の習慣としてインプットする時間を作っていた。

③ケース面接対策
有料コミュニティを利用することによって、対策を進めていた。テキスト上で疑問点を聞いたり、壁打ちをしてもらっていた。


ーー当時困っていたことは何か?
戦コン用のケース面接対策と商社・外銀用の人物面接対策の両立、そして研究と就活の両立が大変であった。
就活に割きたい時間が足りないと感じていたため、所属先の学生団体を1度休会する。そして、睡眠時間を削ったり、バイトも休むなどをしていた。就活と他の活動とのバランスが大変だと感じていたが、自分で優先順位を考えて決めていた。


ーーこの期間に「やっておいてよかった」は?
就活が辛くなる時期も中断しないこと。
就活が辛くなってやめたり、減速する学生が多いため、頑張るだけでも差別化になる。動き続けるだけでも他の学生と差をつけることができるため、就活に時間をしっかり割く。




05:意思決定期

ーー意思決定の時期は?
修士1年生の3月。


ーー最終的に何社から内定を得たか?
6社。総合商社、Big4(2社)、外資戦略コンサル、DXコンサル、大手事業会社。


ーーこの期間はどんな心境だったか?
自分にとっての大きな意思決定であるため、どうしようかと悩まされる感覚。

実際に働いてみないとその会社が自分に合うかどうかはわからないため、情報収集をして、それをベースに意思決定することが難しいと感じていたため。


ーー最後は「どこ」と「どこ」で迷ったか?
総合商社と戦略コンサルで迷った(現在もなお他の経営コンサルへの出願を少し迷うほど)。

ファーストキャリアとして戦略コンサルと総合商社はどちらも第1志望群であったため。5〜10年後には戦略コンサルで働きたと考えており、ファーストキャリアの段階から行くのか、それとも商社で1度働いてから転職するのかを決めかねている。


ーー最後の「決め手」は(どうやって決めた)?
自分とマッチしているか否か=「楽しく働くことができそうか」「生き残ることができそうか」(仕事が辛くなって途中で辞めることにならないかどうか)。

特に社風と成長環境と労働負荷の3つの観点を見ていた。そこで働く人との一緒に仕事に対してやりがいを感じながら楽しく働けそうなのか、そして業務量的にも自分に負荷がかかりすぎないのかを気にしていた。


ーー意思決定で困ったこと/悩んだことは?
内定をもらった会社のどこの会社に意思決定することがベストであるかを悩んだ。
しかし、最終的には中途では行きにくいという背景から、総合商社に入社を決める。そして、最終的な意思決定をする上で行ったことは次の2つ。

①内定をもらった数社の人事に多くの社員を紹介してもらって面談
多くの社員の人に会わせてもらい、自分自身の大切にしている軸が当てはまっているかどうかを確認した。

②総合商社、戦略コンサルに勤める先輩達に、最終的な意思決定をする上で迷っている部分を相談

①②どちらについても、自分1人で考え直すよりは、社員と話すことで自分のビジョンを整理をすることができたし、情報収集も同時にすることができたと思う。また、人事に会わせてほしい社員を依頼する際も、自分自身が気になるキャリアパスを歩んでいる人を紹介してもらっていた。6社の会社の中で計10名程度の社員と話した。


ーー就活全体を振り返ると(またはアドバイス)?
①早めに選抜コミュニティか有料コミュニティに入会する。
早めに知識やスキルを身につけることによって、夏のMBBのジョブに行くことができ、優秀な同期と早く繋がることができるため。また、サポートを受けることによって、しっかり自分の思考力を磨くことができると思うから。

②夏の時点から幅広い業界を見ること
夏の時点で、商社に行くとは思っていなかったものの、自分が就活を進める中で見つけることができたから。インターンシップに参加したり、先輩に話そ聞きに行くことによって新しい選択肢が生まれたと感じるため、最初の段階から業界は絞らずに幅広く見ることをおすすめする。





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