<プロフィール>
Rさん/女性
大阪大学/学卒
外国語学部
ガクチカ:学生団体
内定取得先:人材、金融、航空
入社予定先:交通(鉄道・航空・交通・他)
01:就活スタート(準備)期
ーーいつから就活を開始したか?
学部2年生の8〜9月。
従兄弟が2個上であり、学部4年生の6月に就活を終えていた。そのため、夏に会った際に就活の話しを聞き、就活を意識するきっかけになる。心配性な性格であることからも、就活を早くやることに越したことがないと思い、開始した。また、ガツガツしている人が就活の選考に受かっていく印象を持っており、温厚な性格の自分は、まったり早めから就活を始めるスタイルがいいと感じていた。
ーーこの期間はどんな心境だったか?
興味のあるところはいっぱい受けてみようとうポジティブな心境だった。
不安よりも、将来への希望・好奇心が勝っていた。
ーー何からスタート・準備したか?
業界、企業研究。
まずは受けるところについて理解を深めたいと思ったから。マイナビや大学の生協が開催しているイベントや気になる企業のHPで紹介されているイベントに参加することで、業界や企業への理解を深めていった。そして、業界について知る中において、テレビ局に行きたいと強く志望するようになり、マスコミ就活をすることをこの時点では決意。
ーーこの期間に志望していた業界・企業は?
テレビ局。
率直に楽しそうだと感じたため。YouTubeで番組の裏側に密着する動画を視聴。番組の裏には多くの人の支えがあることを知り、興味が沸いた。
チームで大きなことを作りあげることが好きであったため、自分自身に向いていると感じた。また、エンタメ系には元々興味があり、働くことが楽しそである印象を受けていた。
ーー応募までの過ごし方や意識していたことは?
①マスコミ専門のスクールに通うこと
テレビ業界の就活が特殊であることは耳にしていたため、「マスコミ就活」とネットで検索し、広告が目に止まったのがきっかけ。アナウンサーメインではあったものの、総合職に関しても対策をサポートしてくれるスクールではあったため、学部2年生の11月から通い始める。スクールへの入会は金銭的も高いと感じる部分はあったが、絶対にテレビ業界が良いと志望していため、スクールに入会する抵抗感はなかった。週に1回のペースで授業を受講。
②毎回授業の内容は異なるものの、3回に1回のペースで面接練習
3週間に1回のペースで元々テレビ局で働いていた講師の先生と模擬面接を行っていた。具体的な授業の内容は、テレビ業界における選考対策がメインであるため、自己PR動画や面接でのコツなどを学んでいた。
さらに、アナウンサー志望の学生と一緒に発声練習をすることもあり。周りに頼る人がいなかったこと、他の業界と比較しても就活の仕方が特殊であることを踏まえても、実際にスクールなどに通い、質の高い情報を手に入れることができた点は良かったと思う。
ーー当時困っていたことは何か?
狭き門であることを理解していたものの、競争率の高さに不安を感じていた。
そのため、週に1回程度の頻度で合同説明会や企業説明会に参加し、他の業界や企業を見てみることも意識していた。
ーー応募までに「やっておいてよかった」は?
①興味のある業界がどこであるのかを明確にする
自分のやる気向上に繋がるという背景から。例え直感でもいい。
②業界を幅広くみる
テレビ局が第1志望であったものの、他の業界でも働ける可能性があることを考えることによって、自分のキャリアを自分で模索する感覚になり、ポジティブな感情になった。
ーー応募までに「やっておけばよかった」は?
①就活の軸・企業選びにおける譲れないポイントを決める
自己分析を通して、自分の中での大切にしたい軸を言語化しておらず、「やりたい」「楽しそう」などのフィーリングで決めてしまっていた。実際にフィーリングで決めていた結果として、テレビ業界が自分とマッチしたいないことに後から気づく。
②自分の譲れないところはどこなのかをしっかり考えておく
業務内容だけに着目している部分があったが、社風や働き方も全て踏まえてキャリア選択をする必要があるため。自分の軸を作っておくことによって、企業を見る際も自分の軸と照らし合わせながら、企業研究を進めることができる。
02:夏インターンシップ期
ーーいつから夏インターンに応募したか?
学部3年生の6月頃から開始し、9月までインターンシップへの選考と参加。
ーー何社に応募したか?
15〜20社程度に応募し、10社程度に参加。
興味のあるところを中心に受けていたが、メーカーが比較的に多かった。しかし、結果として秋冬のインターンシップで業界の幅を広げることになってしまったため、興味のない業界もしっかり見ておけば良かったと思う。また、早期選考の案内もされるため、安心材料を増やすという意味合いでももう少し受けるべきであったと思う。秋冬の時点でこれから自分が選考を受けるというタイミングに、夏のインターンシップ経由の人は最終面接を受けていたことがあった。
ーーこの期間に志望していた業界・企業は?
テレビ、航空、メーカーの3業界。
①テレビ
就活の初期から志望していたテレビ局のインターンに2つ参加。しかし、スクールの講座を受講したり、講師の先生の話を聞く中で、この頃からテレビ業界に行くことへの違和感を感じ始めた。実際にテレビ業界の人の働き方を聞いた際に、「楽しそう」「憧れ」の気持ちだけで働くことができそうなのか不安に思い、インターンシップに参加したものの、志望度は下がり始めていた。
②航空
小さい頃から旅行が好きであり、航空会社への憧れは抱いていた。大手の会社が2つしかないため、志望しても内定がもらえるのかという不安はあったのの、応募はした。
③メーカー
企業数が多いことと、商品が成り立つまでの過程に興味関心があり、気になっていた。
ーーこの期間はどんな心境だったか?
楽しんで就活ができていた。
色々な企業について知ることができたり、自身の将来を楽しみに感じたため。
ーー当時の過ごし方や意識した対策は?
①選考を受ける
ESを多く書き、面接の場数を踏むことを心掛けた。また、選考を受けるに当たっては、エンカレッジのメンターに2週間に1度の頻度で面接練習をしてもらっていた。何をするにしても、慣れることが大切であると感じていたため、量を担保することを意識していた。
②選考情報の入手
業界や企業への理解、そして選考を受ける上でのコツを知るためにも、説明会やエンカレッジ経由の選考対策系のイベントに参加していた。
③情報収集
気になる企業はマイページ登録をしていたため、イベント情報をメールで受け取り、参加していた。さらにXやYouTubeも活用。Xではインターンの締切情報や優遇情報をチェック。また、おすすめ企業として紹介されている企業の中で気になった企業に関しては、随時マイページを作成するスタンスにしていた。YouTubeにおいては実際に働いている人に密着するような動画を視聴し、働くイメージを膨らませていた。
ーー当時困っていたことは?
SPI。
SPIの対策が追いついておらず、そこで落選している企業も多いと感じたため。参考書、アプリを使用して対策していた。SPIを受ける直前に時間を割いており、参考書は苦手な部分を中心的にしていた。
ーー夏インターンで体験/知れたことは?
①企業への理解と自身への理解が深まった
企業によって社風が異なること、そして自分にとっては社風が合うかどうかが重要なポイントであることに気がついた。また、興味があって応募したわけではなかった企業にインターンシップに参加することによって、興味が湧いたところもあったため、興味ないところも受けてみるべきであるという気づきが大きかった。
②就活仲間ができた
夏のインターンシップに参加している学生は就活への意欲が高く、インターンシップ後もLINEでやり取りすることがあった。
ーーこの期間に「やっておいてよかった」は?
インターンシップに積極的に応募し、参加する。
夏休みの時期は参加しやすく、冬参加者より早期選考が早まることもあるため。
ーーこの期間に「やっておけばよかった」は?
SPIの対策。
受験も経験しているため、意外に大丈夫だと思っていたが、落ちることがある。就活の後半フェーズになると勉強する時間も確保しずらくなってくるため、勉強時間をしっかり確保して対策すれば良かった。
03:秋冬インターンシップ期
ーーいつから秋冬インターンに応募したか?
学部3年生のの10月頃から開始し、2月まではインターンシップの選考と参加。
ーー何社に応募したか?
20社程度の応募し、10社程度に参加。
夏には見ていなかった企業も見てみたいと思うようになり、見る業界の幅も広げた。また、選考を受ける企業の母数を増やすことによって、より選考に進める企業の数を増やしたかった。少しでも多くの選考を受けることで、内定に近づきたいと考えていた。
ーーこの期間に志望していた業界・企業は?
テレビ以外の、航空・メーカー・損保などの業界。
自分の興味ある領域であることに加え、夏のインターンシップを通して、働き方に関しても自分と合うと感じていたため。
ーーこの期間はどんな心境だったか?
焦りや不安。
ESで落とされることが続いたため。なぜ通過しないのかの要因も分からないため、困っていた。
ーー当時の過ごし方や意識した対策は?
内定者のESを分析。
ワンキャリア上にある通過した人のESを過去の数年分まで遡って確認していた。ESで落とされることが多かったからこそ、自分のESとの比較をしていた。
ーー当時困っていたことは?
就活でメンタルブレイク。
自分が納得できる会社に入社できるのという不安が大きかった。また、体調を崩すことも多かった。適度に息抜きをすることによって、立て直していた。
ーー秋冬インターンで体験/知れたことは?
①社風について知れたこと
同じ業界でも企業によって社風が異なると感じた。自分自身がキャリア選択をする上で、社風を大切にしていたからこそ、実際にインターンシップに参加することによって、感じることができて良かった。
②様々な業界への理解が深まった
見る業界を広げたことによって、新しくいいなと思える業界に出会えて良かった。
ーーこの期間に「やっておいてよかった」は?
面接練習。
本選考が始まるとESを書くことに忙しくなり、面接練習の時間があまり割けないから。
ーーこの期間に「やっておけばよかった」は?
第1志望業界の人との交流。
同じ業界を目指す同期がどのような動きをしているのかが分からなかったため、繋がることによって情報交換をしたかった。また、自身のメンタル面においても同じ業界を目指す仲間がいた方が心強かったと思う。周りに自分の志望するインフラ(航空)業界を志望している人がおらず、1人で不安なまま突っ走っているような状況であった。
04:本選考期(秋冬IS以降)
ーーいつから本選考に応募したか?
学部3年生の3月。
ーー何社に応募したか?
15〜20社。
インターンシップ経由の早期選考に落選する可能性を考えて、大手企業に多く応募。
ーーこの期間に志望していた業界・企業は?
インフラ、メーカー、損保、海運の4業界に属する企業の選考を受けた。
損保などのインターンシップに参加することによって興味が湧いた業界と自分自身が入社後に働くイメージが湧く企業がこの4つの業界であったため。海運に関しては、ある企業の説明会に参加する機会があり、業務内容的にも社風的にも惹かれるところがあり、新たに追加された。
ーーこの期間はどんな心境だったか?
少しづつゴールが見えてきて嬉しいが、志望度が高いからこそ緊張。
ーー当時の過ごし方や意識した対策は?
自分の志望度の高い企業の社員にOB/OG訪問。
面接対策と企業研究の2つが目的であった。ビズリーチ・キャンパスとMatcherを使用。採用HPに載っていない情報を得るために、社員だからこそ分かる会社の魅力や強み、弱みを聞いていた。また、自分の強みをこれだと認識しているが、それが会社に入った時に活かせそうなのか否かについても確認していた。インフラ業界の人5名、その他の気になる業界の人5名と、計10名程度の社員に話しを聞いていた。
ーーこの期間に「やっておいてよかった」は?
インターンシップ経由だけに頼らず本選考も応募する。
3月を過ぎると募集の機会がない企業も多く、安心材料としても応募するに越したことないから。受ける企業数が少ないと、1つ1つの選考にプレッシャーを感じるため、自分の持ち駒を増やしておく状態が良かった。
05:意思決定期
ーー意思決定の時期は?
学部3年生の1月から学部4年の4月。
ーー最終的に何社から内定を得たか?
3社。人材、金融、インフラで1社ずつ。
ーーこの期間はどんな心境だったか?
迷うことなく清々しい気分で即決。圧倒的第1志望だったから。
ーー最後は「どこ」と「どこ」で迷ったか?
迷っていない。
ーー最後の「決め手」は(どうやって決めた)?
業務内容、事業展開、社風、社員さんの人柄、働き方など。
元々興味はあったものの、インターンシップに参加したり、OB /OG訪問で社員と話す中で、より志望度が上がっていった。好きなことに携わることができる点と、社風的な部分も自分と人柄が似ている社員が多く、マッチしていると感じていた。色々な面において、ベストマッチだと感じた。
ーー就活全体を振り返ると(またはアドバイス)?
①絶対に譲れない軸を1つ以上は持って、就活を進めること
仕事だけはなく、プライベートの面も踏まえて自分の軸を持ちながら就活を進めることによって、企業を見る際もその企業と自分がマッチしているのかどうかという観点で確認することができる。
②リフレッシュする時間を設けること
秋冬の時期にメンタルブレイクしてしまった。適度にリフレッシュすることによって、気持ちを切り替えながら就活を進めることができるのではないかと思う。
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ビズリーチ・キャンパスは三井物産、JR東日本、三井不動産、三井住友銀行、ソニー、NTTデータ、サントリーなど様々な業界の大手企業がを利用しており、人気大手企業就活を目指す学生にとって必需品と言えるサービスです。
・誰もが知る人気大手企業から、特別座談会・選考免除・特別選考ルートなどのスカウトが届く
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