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就活生が語る

【早稲田大学_社会科学部_就職活動体験記】8社内定。損保と銀行に絞り込んだ就活…からの自分でもまさかの食品メーカーに意思決定!そのプロセスとは?

5つの時期ごとの過ごし方がわかる「時期別×体験記」。親に相談しながら安定感を感じていた金融業界を一貫して業界研究、インターンシップ体験を重ねていたSさん。内定も8社中6社が金融。しかし、並行して細々と進めていた大手食品メーカーに最後は意思決定する。就活量の厚みと意思決定は必ずしも一致しない!?水面下でどんな意識とプロセスがあったのかを追う。

目次

<プロフィール>
Sさん/男性
早稲田大学
社会科学部社会科学科
ガクチカ:合唱団、塾講師、居酒屋ホール

内定取得先:IT1社、損保3社、銀行3社、食品メーカー1社
入社予定先:食品メーカー

#損保と銀行で6社内定 #最後は食品メーカーに意思決定 #ESと面接で苦戦




01:就活スタート(準備)期

ーーいつから就活を開始したか?
学部3年生の6月。

6月頭に大学であった合同企業説明会がきっかけ。キャンパス内で看板が出ていて「参加しましょう!」というメッセージ。「開始しないとヤバいな」と思い友人と2人で参加。

先輩からインターンシップの段階で本格的な選考を始める企業もあるという情報を聞いて危機感は前々から感じていたから。

大学外サークルに所属しており、ゼミに所属していなかった。


ーー何からスタート・準備したか?
①就活サービスへの登録
就活サービスを使用しないと就活は始まらないと思い、ひとまず色々なサービスにダウンロードに着手。大手からもスカウトというものがくるんだな、と驚いた。


②複数daysのインターンシップへの申し込み
選考を受けないと自分自身が面接の対策などが必要か否かがわからないと考えてまずは応募。大手サイトやビズリーチ・キャンパスのスカウトから応募した。


ーー当時困っていたことは何か?
以下2点。

①自大学の周りと比べると始めるのが遅かった。

5月締め切りの業界もあった。すでに出せる業界が狭まっていた。不安な気持ちもありつつ、まあ何とかはなるだろうと思っていた。

②とにかく自分が納得がいくESをかけずに困っていた。
キャリアセンターの方に相談していたが、人によってアドバイスがバラバラで何が正しいのか分からなかった。いわゆる正解がわかなかった。

志望業界もはっきりしていない、留学や長期インターンシップもしてない。バイトとサークルのみだったので太刀打ちできるのかも不安だった。


ーーこの期間に志望していた業界・企業は?
①金融業界
元々の銀行員への憧れ。安定や取り敢えず失敗はしないというイメージが先行していた。親に相談して出てきた1業界。また6月に行った合同説明会で仕事の面白さを感じたから。

②飲料、食品メーカー
飲料や食品は単純に自分がその商品が好きだったから。その時点で出せる業界というのもあった。


ーー何に一番注力していたか?
ES。

まず最初の関門であるESの通過率をあげないとその後の面接やグループディスカッション(GD)選考にも繋がらないと思ったから。かつてバイトの面接が厳しく、それを通過したので、元々面接は得意なタイプでそこまで苦労はしないと思っていたから(今考えると実際はこの時点では面接も未熟であった)。

最初は自分でワンキャリアを使用して進めたり、キャリアセンターに行って添削してもらっていた。2日に2〜3時間ペースで作成。


ーーこの期間はどんな心境だったか?
何か1つの型に当てはめて正解を探す、といったアプローチを止めた。

様々な人からもらうアドバイスごとの中で、「自分が共感したこと」だけを受け止めるようにしていた。体験したのは自分なので。


ーーもう一度やり直すならどんなスタート期にするか?
特にないが、大学2年の3月から開始しておいてもよかった。

1番思ったのは、内定先企業の選考。夏インターンシップ経由から数名内定が出る。夏は準備不足でお見送りとなり、また冬は冬で応募できなかったので本選考でしか勝負ができなかった。ゼミに所属しておらず、「就活ってまだでしょ?」と思っていた。




02:夏インターンシップ期

ーーいつから夏インターンに応募したか?
学部3年生の6月から応募。9月ごろまで参加。


ーー何社に応募したか?
30社。

志望業界もはっきりしていなかったため、知っている会社や興味のある職種など、自分のキャパがある限りで応募していた。

15社程度通過。


ーーこの期間に志望していた業界・企業は?
銀行、損保、飲料メーカー、食品メーカー。

ある小売とIT企業は「行って良かったインターンシップランキンキング」に掲載されていた。就活で困っている学生向けコンテンツがあってそちらを目当てに応募した。


ーーこの期間はどんな心境だったか?
面接対策を今後は注力すべきだと危機感を感じていた。

圧迫面接気味の会社が1社あり、そこで痛い目を見て危機意識を持った。


ーー当時の過ごし方や意識した対策は?
インターンシップが楽しくなってきた。「いっぱい応募」してよかった。

①インターンシップを通して自己理解が深まっていき、最終的な自分の納得した選択ができそうである未来が見えたから。
やはり多くのインターンに実際に参加して経験してみないと、自分がどのような業界や企業が向いているのかがわからないと考えたし実際にそうだった。

②インターンシップに参加しないと出会えなかった他の大学の学生との繋がりができたから。


ーー当時困っていたことは?
①ES
応募業界がバラバラで各業界によって志望動機や就活軸、アピールする強みを変えていたのでごちゃごちゃになっていた。

②キャパオーバー
毎週半分以上は複数daysや1dayのインターンシップで埋まっていた。加えて選考の企業数も多く、毎日面接やES提出に追われていた。


ーーこの期間はどんな心境だったか?
大変ではあったがインターンシップに参加したことで就活仲間もでき、自分のモチベーションも上がった。早期選考に呼ばれたのも嬉しかった。


ーー夏インターンで体験/知れたことは?
①グループワークをしていく中で自分の強み理解が進んだ。
初めて他の就活生と共にワークをしていく中で、自分の強みを相対的に分析することが出来た。思ったより意見が言えて、自分ってリーダー向いてるから強みは「主体性」とかの方がいいかも?といった具合。

②自分の興味ある業界がわかってきて嬉しい。
インターンシップ体験を通して自分が楽しいのかそうでないのかを知ることができた。例えば、保険は「売る」のではなく「代理店に頼む」仕事だ、という発見。また硬いイメージがあったがそんなタイプばかりでもないと知った。人事の方がお笑い芸人のように面白かったことも。


ーーこの期間に「やっておけばよかった」は?
同じような過ごし方をする。とにかく夏インターンシップに沢山参加。

できていなかったのが面接対策。
これまでESばかりに注力していた分、ESが通って面接の機会が増えてきたが、面接対策にはあまり時間をかけられていなかったため、落ちてしまうこともしばしばあった。




03:秋冬インターンシップ期

ーーいつから秋冬インターンに応募したか?
学部3年生の10月。2月まで参加。
就活の「一区切り感」を感じた時期。夏で優遇に乗れた企業もあり充実感も感じていた。


ーー何社に応募したか?
20社。
夏インターンシップを通じて業界はある程度絞れており、金融以外にはそれほど出さなくていいかなと思っていた。ただし他の業界の夏インターンで優遇をもらった企業にも一応応募はしていた。

面接対策が実ってきており13社通過。


ーーこの期間に志望していた業界・企業は?
銀行、損保、飲料メーカー、優遇をもらえた企業。

夏インターンシップでやりがいを感じたのがこの3つの業界であったため。


ーーこの期間はどんな心境だったか?
緊張。

初めて直接的な内定に関わる選考が出てきたから。IT企業で初の対面面接を経験した。


ーー当時の過ごし方や意識した対策は?
①模擬面接
まだ自信を持って面接に臨める状態ではなかったため。 大学や夏インターンシップで仲良くなった友人と。対面で集合してやったことも。週に1回程度。就活全体で20回程度。

②企業理解・分析
ガクチカは整理できていたが、相対的に企業理解をしないと志望動機を作ることが難しいと感じたため。
Youtubeなどでの企業説明会の内容を見直したり、企業人事さんから社員の方を紹介して頂いたりした。


ーー当時困っていたことは?
志望動機の作成。

将来のキャリアプランを明確に用意できていなかったため。夏までは「なぜ興味を持ったか」までだが、この頃から「入社して何したいの?」まで聞かれる度合いが上がった。


ーーこの時期の選考の時の心境は?
秋冬インターンシップ方が就活楽しい。

夏よりもその会社の志望度が高い、真剣な学生とワークする事が多く、全員でがっつりと取り組む事が出来て仲良くなれたため。あとは夏よりも直接的な本選考の優遇が多かったため。


ーー秋冬インターンで体験/知れたことは?
①元々の損保へのイメージは良くなかったが、人事の人柄や職場体験からイメージが変わった。
営業と損害サービス(センター)の関係と連携。営業同行や代理店訪問で現場感がついた。

②社員の方のキャリアパスが参考になった。
夏よりも現場に近い職場体験ができ「将来自分がこの会社で働く姿」や「キャリアプラン」を明確にすることができた。
夏より座談会がセットになっている企業が多かった(夏は学生同士でケースワークが多かった)。


ーーこの期間に「やっておけばよかった」は?
OB/OG訪問。

就活全体を通して殆ど行わなかったため、もう少ししておきたい。OB/OG訪問するまでは、社員の方は「本音で話してくれるのかな」と疑問視していたが、本音を語ってくれた。




04:本選考期(秋冬IS以降)

ーーいつから本選考に応募したか?
学部3年生の2月〜4月。


ーー何社に応募したか?
10社。
秋冬インターンシップに参加した上で興味のある業界に絞って出した。


ーーこの期間に志望していた業界・企業は?
<銀行、損保>
インターンシップでやりがいを感じる働き方ができると強く思えたから。

<飲料メーカー>
上記業界と少し毛色は違うが、自分の基本的な就活軸には合っていて、商材やホワイトさに憧れがあった。


ーーこの期間はどんな心境だったか?
ようやく就活が終わりそうで嬉しい。長かった。。。
志望度の高い企業から内定をもらうことができた時は、安心感が出た。


ーー当時の過ごし方や意識した対策は?
ひたすら面接準備、模擬面接。

インターンシップの時にはなかった志望動機系の質問対策(会社で成し遂げたいこと、キャリアプラン等)や、経験がない役員面接でも緊張しないように自信を持つため。


ーー当時困っていたことは何か?
特になし(秋冬期までに大体のやり方や要領は身につけていた感覚)。


ーー結果は?
ネームバリューへの憧れから受けた企業にも奇跡的に受かり、本選考の勝率も8割以上で満足のいく結果となった。
これまでの長い努力が実り、報われた気持ち。




05:意思決定期

ーー意思決定の時期は?
学部3年生の12月〜学部4年生の6月。


ーー最終的に何社から内定を得たか?
8社。

IT1社、損保3社、銀行3社、食品メーカー1社。


ーーこの期間はどんな心境だったか?
意思決定するまでは非常に迷っていたが、決めた後はワクワクする気持ちで一杯になった。

後から「やっぱりあちらの企業の方が良かった」と後悔したくなかったため、1度決めたら入社先の良い面の情報を多く見るようにした(あくまでもメンタル面をよく保つための手法なので就活生としては良くないのかもと思いつつ)。


ーー最後は「どこ」と「どこ」で迷ったか?
食品メーカーと損保の1社。
これまでずっと金融メインで就活してきた中で、最終的に食品メーカーに進むのは「自分がブレてしまっている」のではないかであったり、「一時の勢いなのではないか」と不安になっていた。

食品メーカーの営業職はインターンシップ体験をしておらず、選考中に座談会が1回あったのみ。


ーー最後の「決め手」は(どうやって決めた)?
食品メーカーのホワイトさの魅力と自分が好きな商品を扱う会社である事。

社風や働く上でのやりがいはどちらも同じくらいだと感じていた。金融の方が年収は高いが、自分はそこまで裕福なタワマン生活までは望んでいなかったため、長くホワイトに働けるという社会的な評価がある飲料メーカーに決めた。


ーー意思決定で困ったこと/悩んだことは?
内定をもらった「どの会社に」意思決定することがベストか。

解消するために、面接に受かるための企業研究ではなく、入社すべきかを判断する企業研究を行なった。具体的には安定性を見るためのネガティブチェック(年収、転勤や配属について)や、内定をもらった後の本音が聞ける社員訪問等。内定をもらった2社の人事に多くの社員を紹介してもらった。


ーー就活全体を振り返ると(またはアドバイス)?
とにかく早く始めること。後はライフスタイルも考える事。

就活中に「もっと早くやっておけば、、」と後悔する事が多かったため。また、最終的に全国転勤の会社を多く受けることになってしまったが、少し抵抗や不安も残っているため。





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