＜プロフィール＞
Sさん／女性
大阪大学／学卒
法学部法学科
内定取得先：銀行、エンタメ、保険
入社予定先：エンタメ
01：就活スタート（準備）期
ーーいつから就活を開始したか？
学部3年生の4月。
周りの友人が始めていることを知り、自分も始めた。
ーー何からスタート・準備したか？
就活サイトへの登録（マイナビやリクナビ）。
また、大学の先輩に紹介され、エンカレに所属。エンカレではメンターに就活相談に乗ってもらっていたり、企業説明会に参加していた。
自分の知らない企業を知りたいと思っていたため、参加数の多い合同説明会に参加。
ーーこの期間に志望していた業界・企業は？
マスコミとエンタメ。
自身の好きなことが当てはまるのが上記の2つの業界であったため。しかし、他の業界の説明会に参加することによって、他にも惹かれる業界はあった。
ーー応募までの過ごし方や意識した準備は？
ES対策。
ESが先行の入り口であるため。エンカレのメンターから一括エントリーを進められ、そこからESを出すこともあった。
ガクチカや自己PRといった多くの企業で聞かれる設問から、自分の回答を用意していた。
ーー応募までに困っていたことは？
ESの書き方がわからない。
エンカレのメンターに添削依頼をしたり、ネットでESの書き方を調べたりしていた。
ーーこの期間はどんな心境だったか？
不安。自分は出遅れたのかな。
4月から始めてはいたが、2月から就活を始めている人もいることを知ったから。
ESを自分が書き始めたタイミングで、ベンチャー企業のインターンシップへの参加が確定している人もいたため、焦りを覚えた。
ーー応募までに「やっておいてよかった」は？
自己分析。
ESを書くときから面接に進んだことも意識し、一貫性を持って、自分のことを伝えた方がいいと考えていたため。ESの設問に対するエピソードの深掘りを自分で行い、「自分がなぜそれをしたのか」「自分はなぜ〇〇なのか」などのように、ひたすら「なぜ」を問う形で自己分析を進めた。
ーー応募までに「やっておけばよかった」は？
面接受ける。
本番の緊張に慣れなかったから。夏のインターンシップで個人面接を経験することが少なく、本選考で緊張してしまうことが多かったから。
02：夏インターンシップ期
ーーいつから夏インターンに応募したか？
学部3年生の4月。9月まで応募。
ーーこの期間に志望していた業界・企業は？
マスコミ、エンタメ、金融、メーカー。
自身の好きなことに関われる業界だと思ったから。また、早期選考に繋がると周りの友人から聞いていた企業に応募をしていた。
ーー何社に応募したか？
50社程度。
マイナビとXを使用し、おすすめの企業や締切が近づいている企業として紹介されているところに、ひとまず応募をしていった。
1つの業界に絞っていたわけではなかったため、1つの業界につき、1社はインターンシップに参加したいと思っていた。
ーー夏インターンで体験／知れたことは？
自分の適性。
漠然とした憧れから最初は企業を見ていたが、実際にインターンシップに参加することで、自分の合わないと感じる社風だったり、自分が想像していた業務とは違うことがあることを知ることができてよかった。実際に自分が働くことを考えた上で、企業を知ろうとすることができるようになったと思う。自分がどんな方向性で進んでいきたいのかを考えるきっかけになった。
ーー当時の過ごし方や意識した対策は？
①WEBテストの勉強
②You Tubeで選考対策の動画を視聴し、選考中で実践すること
③想定質問に対する自分の回答をリスト化
夜に2時間程度は就活をする時間を割き、毎日コツコツと就活を進めるスタイルでやっていた。
ーー当時困っていたことは？
特になし。
目の前のことで精いっぱいだったため、落ち込む暇もない。
ーーこの期間はどんな心境だったか？
就活へのモチベーションが低下。
入社する会社は1社だけなのに、なぜこんなにも頑張らないといけないのかという気持ち。
ーーこの期間に「やっておいてよかった」は？
インターンシップに参加すること、楽しむこと。
普段できないことを楽しもうとするスタンスで臨んだことで、ストレスを感じることなく、自身の視野を広げることができた。また、インターンシップに参加することで、早期選考にも繋がるため。
ーーこの期間に「やっておけばよかった」は？
秋冬のインターンシップ情報を確認すること。
夏の時点で秋冬のインターンシップに参加することを諦めてしまい、確認をしなかったため。
03：秋冬インターンシップ期
ーーいつから秋冬インターンに応募したか？
応募していない。
単位を取ることがギリギリであったため。どちらの中途半端になるくらいであれば、応募しなくてもいいと思った。
ーーこの期間の内定は？
大手銀行（学部3年生の11月）。
ーーこの期間に「やっておいてよかった」は？
OB /OG訪問。
インターンシップに参加したことで、詳しく知れた業務もあるが、全てを知れるわけではないため、実際に働いている人の話を聞くことが大切だと思う。話すことによって、志望動機がブラッシュアップされたり、キャリアプランも作成できるようになった。
ーーこの期間に「やっておけばよかった」は？
面接対策。
しばらく面接をしていないと、過去に自分がどのように面接で話していたのかを忘れてしまっていたため。
夏の時点で上手く話せるようになっていると感じていたにも関わらず、期間が空いてしまったことで、面接の感覚を忘れていたから。継続的にするべき。
04：本選考期（秋冬IS以降）
ーーいつから本選考に応募したか？
学部3年生の10月から3月。
ーーこの期間に志望していた業界・企業は？
マスコミ、エンタメ。
好きなことに関わりたいという想いがあったため、ひとまず受けておこうという気持ちで応募。
自分が落ちだ時に支えられたのがテレビやアニメなどのコンテンツであり、普段も自分の趣味が生きがいになっているため、自分の好きなことを中心とする生活をしたいと考えていた。
ーー何社に応募したか？
30程度。
マスコミとエンタメを中心に、自身の気になった企業のみをエントリーしていた。
ーー当時の過ごし方や意識した対策は？
ESや面接の際に、自分の言葉で自信を表現するように工夫した。
自分の語っていることが原体験と紐づいているかや、自分が伝えたいことは表現できているのかなど、こだわりを持ってESを書いたり、面接で話す練習をしていた。
他の人のESなどを真似するのではなく、自分の言葉で語れるように意識していた。
ーー当時困っていたことは？
面接の通過率が低いこと。
ネガティブチェック程度の面接は通過するが、その後の面接で不合格になることが多かった。エンカレのメンターに面接練習を依頼するなどして、対応していた。
ーーこの期間はどんな心境だったか？
それなりに納得する内定先があるから、そこからさらに受かればいいな。
夏に比べると追い詰められれているわけではない。しかし、中途半端に辞めるのではなく、自分が納得するまでは就活を続けたい。
ーーこの期間に「やっておいてよかった」は？
面接の振り返り。
自分の聞かれたことと、それに対する回答を書き起こし、振り返りをしていた。受けている企業が似ていたため、他の企業でも同じことが聞かれるかもしれないと感じていたから。
ーーこの期間に「やっておけばよかった」は？
企業分析。
業界の中でも「なぜその企業なのか」をIRを読みながら考えることで、役職が上の人と話す時でも説得力のある回答ができたのではないかと思う。
05：意思決定期
ーー意思決定の時期は？
学部4年生の4月〜5月。
ーー最終的に何社から内定を得たか？
3社（銀行、エンタメ、保険）。
ーーこの期間はどんな心境だったか？
喜び。
就活が終わるから。
ーー最後は「どこ」と「どこ」で迷ったか？
エンタメと大手銀行。
銀行は自身の好きなことに直接関われるわけではなかったが、入社後に営業ができると聞いていた背景から、自分の「人と話すことが好き」という点においては、楽しく働けるのではないかと思っていたから。また、社会的な信用や規模感が大きいところも惹かれる要素ではあった。
ーー最後の「決め手」は（どうやって決めた）？
自分がワクワクするか。
仕事を楽しめる方がいいと思っていたため、業務に対してワクワクできるかどうかを重要視していた。
ーー意思決定で困ったこと／悩んだことは？
色々は人に話しを聞いたとしても、最終的に判断するのは自分であること。
自分で最終的な選択を納得感を持ってするためにも、人事に社員を紹介してもらい、多くの人と面談をした。実際に配属などの具体的な話を聞くことにより、自分で意思決定する上での材料を集めていた。
ーー就活全体を振り返ると（またはアドバイス）？
もっと本選考で色々な企業にエントリーしておくべきだった。
インターンシップで落ちたからと言って諦めてしまった業界もあったが、本選考で通過することもあるかもしれないため、再チャレンジしてもよかったと思う。
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