<プロフィール>
Sさん/男性
慶應義塾大学/院卒
理工学研究科
内定取得先: 外資系Sler、コンサル
入社予定先: 外資系Sler
01:就活スタート(準備)期
ーーいつから就活を開始したか?
学部4年生の3月頃。
周りの友人が始めていたため。
また、24卒として就活をしていた友人が忙しそうにしていたため、就活は早めに始めないといけないのではないかと感じていた。
また、ニュースなどを通して、就活が早期化している事実は知っており、大学の先輩も早くから就活を始めている印象を持っていたため、自分も始めることにした。
ーー何からスタート・準備したか?
①企業のマイページ登録
今までの人生で聞いたことのある企業のマイページを登録。また先輩から有名な企業を聞き、登録。
思いつく限りの企業を自分で登録し、2割程度の企業は就活サービスを経由して登録していた。
②就活サービスへの登録
外資就活、ビズリーチ・キャンパス、ワンキャリア、OfferBoxなど、先輩や友人のおすすめしていたサービスをひとまず登録。
結果として、ビズリーチ・キャンパスをOB/OG訪問、スカウト機能、イベントの参加への目的で使用し、外資就活をコラムを読んだり、選考のポイントを確認するために使用。そして、ワンキャリアに関してはESを確認し、Goodfindに関しては、ケース面接の対策セミナーに参加していた。各サービスの特徴を掴みつつも、それぞれも目的に応じて、使用していた。
③選抜コミュニティへの応募
NEXVEL(ネクスベル)に参加。選抜コミュニテイに参加すると選考の優遇の案内がくることがあるため、参考程度に見ていた。
ーーこの期間に志望していた業界・企業は?
幅広く。
「理系院生求めています」という企業を見ることはあるが、自分の適正についてもよくわからないため、幅広く見てみようと思った。
大学の先輩が就職する先に目がいってしまうことが多いが、本当に自分のやりたいことは何であるのかを考え直そうと思った。
ーー応募までの過ごし方や意識した準備は?
ES作成。
研究室の先輩にESの添削依頼をしながら書き進めていた。また、ワンキャリアを参考にしたり、Chat GPTを活用しながら、どのような構造でエピソードを書くのかを学んだ。
ーー応募までに困っていたことは?
マイページ登録が非常にめんどくさい。
企業管理も自分でしないといけないことが大変であった。
スマホでも閲覧可能であるという理由から、notionを使用し、企業名、進捗、マイページURLなどの情報を一括管理していた。
ーーこの期間はどんな心境だったか?
記憶がないほどとにかく忙しい。
研究との両立が非常に難しく、大変。
移動時間である電車内でも、立ちながらESを書くことさえあった。
睡眠時間も削ることもあり、自分自身が取り組んでいることの優先順位をつける必要があった。
ーー応募までに「やっておいてよかった」は?
①自己分析
自分なりのやりやすい自己分析方法を見つけ、取り組んだ。
高校時代の友人との会話を通して、自分自身についての理解を深めていくやり方が向いていると感じたため、他己分析を用いて自己分析をしていた。
また、「なぜそれを選択したのか」「なぜそれを始めようと思ったのか」の何かを始める際の起点について深掘りをしていた。
自分が何かにチャレンジする時の動機を深掘りすると、共通項を見つけることができた。
②ESを書く上でのフレームを知っておくこと
読みやすいESを書くためにエピソードを構造的に書くことが必要であるため。
ESを書く上でのフレームを知っていないと、エピソードを上手くまとめることができないため、書き方を定着させる。
02:夏インターンシップ期
ーーいつから夏インターンに応募したか?
修士1年生の4月から9月までインターンシップに選考と応募。
ーーこの期間に志望していた業界・企業は?
特に絞ることなく、幅広く。
ーー何社に応募したか?
30社程度の応募し、5社通過。
選考の練習として、ベンチャー企業の選考も受けていた。
ーー夏インターンで体験/知れたことは?
①夏のインターンシップに参加することの難易度の高さ
自分が想定した以上の企業から不合格通知を受け取ることになった。そのため、参加することができればラッキー程度。
②業界、企業への理解の難しさ
新規事業立案をするインターンシップがあるが、本当に自分が社員になってからこのような業務をするのかどうかを疑問に思っていた。そのため、その業界に関わるワークを体験することはできるものの、インターンシップに参加したからといって必ず理解できるものではないと思った。
ーー当時の過ごし方や意識した対策は?
①夏の選考の時点で上手くいかなかったことに囚われないようにし、意識的にポジティブなマインドに切り替えることを意識した
②会社の経営層の人が話を聞くこと
Goodfind等が開催するベンチャー企業のCEOと話せるような就活イベントに参加。
会社の経営層の人がどのような考えを持っているのかを知り、自分も視座を高い視点が持てるように心がけた。
社会の前線で働いている人が、現在の社会をどのように捉えているのかなどを聞くことによって、自分が何を就活のファーストキャリアとして重要視するのかを考えるきっかけにしていた。また、面接でも自身が聞いて学んだエピソードを反映させながら話すことができるため、差別化ポイントになったと思う。経営層の人の話を聞くことによって、自分自身はどのような意見を持つのか、どのように自分の考えを言語化するのかを考えていた。
ーー当時困っていたことは?
ESや面接が通らないこと。
基本的には不合格になっても気持ちを切り替えて取り組むようにしていた。研究も進める必要があったため、研究をする日だけを作るなど、メリハリをつけて就活をしていた。
ESに関しては、通過するものを見直すことによって、再度ブラッシュアップ。
面接に関しては、ESで書ききれなかったことを把握しておくことにより、面接で話すことを心がけていた。また、研究の際のプレゼンの質疑応答の場とイメージが同じだと思い、パワーポイントに話す順番を書き、それを見ながら話すなどしていた。
ーーこの期間はどんな心境だったか?
不安と焦り。
研究室の友人が内定をもらい出したことによって、自分は大丈夫であるのかという不安と焦りを感じた。
ーーこの時期の内定は?
コンサル(10月)。
早めに1社でも内定を取り、精神的に安定したかった気持ちが大きかったため、志望度として高いわけではなかった。
ーーこの期間に「やっておいてよかった」は?
出して散らばっていたESをカテゴリー別に分けること。
通過したものと通過しなかったものに分けていた。
そのため、新しく書く際に通過したことがあるものはそのまま使い回しをし、不合格のものは再度ブラッシュアップしてから提出するようにしていた。
03:秋冬インターンシップ期
ーーいつから秋冬インターンに応募したか?
応募していない。
既に内定をもらっている企業があったため、OB/OG訪問などの商社への対策に注力していたため。
しかし、本選考が9月から12月であったため、秋頃も就活はしていた。
ーーこの期間に志望していた業界・企業は?
内定先である外資系Slerと商社。
ーー秋冬インターンで体験/知れたことは?
参加していない。
ーー当時の過ごし方や意識した対策は?
①第1志望の企業で受ける必要があるコーディングテスト(応募者のプログラミング能力を試し、自社の求めるレベルに達しているかどうかを確認するためのテスト)の勉強に注力。
1度選考の過程においてWEBテストに落ちてしまったが、その1ヶ月後に再度チャレンジの機会があったため、それまでに準備をした。
YouTubeを参考にしたり、選考を受ける企業が提供している初心者専用サイトがあり、それを参考に練習。
そして、2回目のWEBテストに関しては2徹をするほど本気で取り組み、合格。
不合格になってしまった場合は、商社面接に切り替えるつもりであったものの、志望度としては高かったため、面接もテストも全力で取り組んだ。
②商社業界の人にOB/OG訪問
5大商社の人に2人ずつし、計10名の人と話す。
商社を受ける上ではOB/OG訪問は必須であることと、事業の幅が広いため、部署の違い等の具体の話を聞くためにしていた。
インターンシップや選考の過程では、企業のネガティブな部分を聞くことはできないものの、生々しい話も赤裸々に語ってくれる社員がいたため、業務への解像度が上がった。ネガティブな話を聞いた上でも、自分は働きたいのかどうかを考えることは必要であると思う。
ーーこの期間はどんな心境だったか?
内定を持っていたため、志望度の高い企業にフォーカスすることができた。
研究にも時間を割くことができていたため、就活と研究の両立ができており、心に余裕が持てている。
04:本選考期(秋冬IS以降)
ーーいつから本選考に応募したか?
本選考時期には就活を終了。
ーーこの期間に志望していた業界・企業は?
商社に数社のエントリーを出したものの、面接などの選考に進む前に第1志望の企業から内定をもらったため、就活は終了。
現在の第1志望の企業の選考に3ヶ月程度取り組んだことと、納得感を持って意思決定できそうであったことを踏まえても、これ以上他の企業の選考を受けることはできないと思った。
05:意思決定期
ーー意思決定の時期は?
修士1年生の1月。
ーー最終的に何社から内定を得たか?
2社(Sler)。
ーーこの期間はどんな心境だったか?
びっくり。良かった。
ーー最後は「どこ」と「どこ」で迷ったか?
迷っていない。
ーー最後の「決め手」は(どうやって決めた)?
海外で働けること、自分の経験や強みが活かせそうな点、そしてプロダクトが世界で使用されているというインパクトの大きさ。
正直初めは、企業名を認知している程度であったが、Labo Baseでスカウトが飛んできたことがきっかけに選考を受けてみようと思った。
最初はチャレンジ程度の気持ちではあったものの、企業としての伸びそうであると思ったこと、そして長期インターン先でもWEB系に関わっていたことから自身の経験を活かせそうであること。更に、「ソフトフェア×エンジニア」という掛け合わせが自身の強みとして今後のキャリアにおいて確立させることができると考えていた。
ーー意思決定で困ったこと/悩んだことは?
両親への説得。
大学卒業後から海外で働くことになるため、両親に相談しなければならなかった。
しかし、幼少期から同じ地元で育ってきたこと、そして留学に行きたかったが、行くことができなかったことなどを踏まえ、自分の経験として、海外で働きたいという思いが強かったため、海外という勤務地へのこだわりを持っていた。
ーー就活全体を振り返ると(またはアドバイス)?
やり直したいと思うことはないものの、就活において重要だったと感じることは以下の2つ。
①就活の初期段階では、興味ある企業もない企業も見る
幅広く見た上で意思決定をすると、自分の意思決定の納得度が高い。
また、「なぜ興味ないのか」「なぜやりたくないのか」と向き合ってみると、自身のやりたいことが逆に見えてくることもあるため。
②行動し続ける
行動し続けることで、自身の中でビビッとくる会社に出会える確率が上がるため。
自分が最終的に意思決定した会社も、始めは気になっていたわけでもなかったが、入社することに至ったため、行動し続けることが大切。
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