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就活生が語る

【慶應義塾大学_経済学部_就職活動体験記】複数IS参加で、やりたいことベースで意思決定をしたコンサル内定者の就活の軌跡

5つの時期ごとの過ごし方がわかる「時期別×体験記」。元々はやりたいこともなく、有名な大手業界に行くことを漠然と意識していたDさん。しかし、自身のインターンシップの経験で感じたことや情報収集しながら自身と向き合うことで、就活を通して、必然的に自分のやりたいことがわかったとのこと。自分を企業に合わせるスタイルではなく、自身との向き合い方が最終的な意思決定の納得度に繋がったのではないだろうか。

目次

<プロフィール>
Dさん/男性
慶應義塾大学/学卒
経済学部
ガクチカ:アルバイト, インターン

内定取得先:コンサル2社
入社予定先:コンサル




01:就活スタート(準備)期

ーーいつから就活を開始したか?
学部2年生の3月。
元々就活に対するアンテナを張っていた中で、サークルの先輩から就活は早めに動いておいた方が良いと言われ、始めることにした。自ら先輩に就活の話を聞いた際に、夏のインターンシップが重要であることを聞き、就活において後悔したくないと思った背景からも、早めに動き出すことにした。


ーー何からスタート・準備したか?
①就活サービスへの登録
就活サービスを使用しないと就活は始まらないと思い、ひとまず色々なサービスをダウンロード。自分で調べたり、大学の先輩からおすすめをされたものを登録(外資就活・ワンキャリア・ビズリーチ・キャンパスなどを活用)。また、インスタとXでもいくつかの就活アカウントをフォローし、インターンシップの締切情報などの情報収集を行っていた。


②就活イベント等への参加
基本的な就活に対する考え方を知りたかったから。Goodfind、エンカレッジ、ビズリーチ・キャンパスが開催しているGD対策イベント、ケース面接対策等の選考対策系のイベントに参加。


ーーこの期間に志望していた業界・企業は?
コンサル。
夏のインターンシップで業界は絞ってはいなかったものの、大学の先輩の影響を受けて志望していた。また、年内にコンサル業界の内定を得てから、それ以降で日系企業の選考に注力しようと考えていた。


ーー応募までの過ごし方や意識した準備は?
①自己分析
面接で自身の原体験や就活の軸について聞かれることがわかり、自分を深く知っている必要があると思ったから。

週に2時間程度の時間を確保しながら進めていた。始めは自己分析の本を買い進めてはいたものの、分量が多く途中で断念。
そのため、学部2年生の3月にインスタ経由で知ったエンカレッジのメンターに手伝ってもらっていた。頻度は2週間に1度くらいのペース。

自分自身で自己分析をするのは限界があるため、人に頼ったことによって、進んだと思う。自分の強みなどを定める際に、深掘りの質問を投げかけてもらい、進めていった。


②GD(グループディスカッション)・ケース面接の練習
選考のスタートがグループディスカッションGD(グループディスカッション)で始まる企業が多かったため、ひとまず練習回数を積む必要があると考えたから。エンカレッジやGoodfindが開催しているイベントに週に1回ペースで参加していた。

就活コミュニティに参加はしていたものの、参加の過程で行われた評価がおそらく低く、GD(グループディスカッション)・ケース面接の練習に参加する権限をもらえなかった。そのため、そのコミュニティ限定で開催される座談会などに2回程度参加していた。


③企業マイページの作成
就活イベントへの参加や就活サービス経由で気になった企業等のマイページを作っていた。とにかく沢山作っていた状態になっていたため、企業の情報は元々使い慣れていたnotionを使用して一括管理。


ーー応募までに困っていたことは何か?
どのように就活を進めれば良いかがわからないこと。何から手をつけて始めて行けば良いかわからず、手探り状態で就活していた。

エンカレッジのメンターからアドバイスをもらったり、自分自身でネットで調べながら進めていた。特に外資就活に掲載されている記事を読むことが多く、出てくる記事を順番に読んでいく形式で読んでいたら、必然的に就活に対する知識が増えていった。


ーーこの期間はどんな心境だったか?
失敗したくない。
大学受験の際に浪人しているため、同じことを繰り返したくないという気持ちが強く、早期から就活に関する情報をキャッチアップするようになっていた。
就活をする上での不安はあったものの、GD(グループティスカッション)の練習や選考の過程において、自身の成長を感じることができたことから、モチベーションは高かった。


ーー応募までに「やっておいてよかった」は?
WEBテストの勉強。
非言語が苦手であったため、苦手な部分を集中的に対策。良い点数を取れたタイミングで、勉強は辞め、使い回しをしていた。


ーー応募までに「やっておけばよかった」は?
自分の本心で向き合う自己分析。

興味のある企業に合わせて自己分析をしていた。例えば、コンサルの求める人材像に合わせて自分の強みを考えるという順番であった。このやり方をしていると自分の本当にやりたいことや強みなどがよくわからなくなってくる状態に陥るため、企業ベースで自己分析をしない。

自分でやることが難しいと感じた際は、エンカレッジのメンターに自己分析を手伝ってもらっていた。




02:夏インターンシップ期

ーーいつから夏インターンに応募したか?
学部3年生の4月から開始し、9月まではインターンシップへの選考と参加。


ーーこの期間に志望していた業界・企業は?
幅広い業界を見ていた。
多くの先輩が業界を始めから絞ってしまったことを後悔したと話していたため、自分が視野を狭めないようにするためにも、業界を絞らずに見ていた。


ーー何社に応募したか?
50社程度に応募し、15社ほどに参加。
もう少し選考を受けたかった気持ちはあるものの、時間的な工数の観点で50社が限界であった。
1つでも多くのインターンシップに参加したいと考えていたため、自分のキャパがある限りで受け続けた。
Xやインスタ、外資就活、インターンシップガイド等でインターンシップの情報に関しては、情報を得ていた。


ーー夏インターンで体験/知れたことは?
自分の興味ある業界が分かってきたこと。自己理解が深まったこと。
実際にインターンシップでその業界にかかわるワークを経験することで、自分が楽しいのかそうでないのかを知ることができたから。

また、将来転職をすることをベースに業界や企業単位ではなく、職種について着目しており、実際にインターンシップに参加して繋がった社員から話を聞くことによって、職種に対する理解と自分のマッチ度に関しても検討することができた。


ーー当時の過ごし方や意識した対策は?
①面接対策、ケース面接対策
面接で落ちることが多く対策の必要性を感じたため。
また自己分析をしたことをしっかり言語化できるのかどうかを確認するためにも注力。

ワンキャリアで過去の質問を確認し、それに対する回答を準備していた。ケース面接対策においては、インプットとの場としてビスリーチ・キャンパス主催のイベントとGoodfindのイベントに参加。
また、参考書を使用し、3日に1問程度のペースで問題を解いていた。


②多くのインターンシップへの参加
計15社のインターンシップに参加した。
多くのインターンシップに参加して経験してみないと、自分がどのような業界や企業が向いているのかがわからないと考えたため。


ーー当時困っていたことは?
①選考通過率の低さ
多くの企業に応募したため、1つひとつの企業に対して多くの選考対策の時間を割くことができなかった。メンターから選考に関するアドバイスをもらって振り返りをすることで、次の面接に活かしていた(答えられなかった質問の確認や自身の話し方など)。

②キャパオーバーになりそうであること
選考の企業数が多く、毎日面接やES提出に追われていたため。自分のモチベーションの高さで乗り切りつつも、ESに関しては同じ設問に対する回答は使い回しをし、時間を短縮していた。


ーーこの期間はどんな心境だったか?
選考に落ちるので辛い。
しかし、落ち込んでいる暇がないほどにやらないといけないことが多いことと、特定の行きたい企業があるわけではなかったため、落ちた時の打撃自体は少なかったと思う。

また、地元の友人と就活の進捗を報告したり、情報交換をしていたため、モチベーションを高いまま就活を進めることができた。


ーーこの期間に「やっておいてよかった」は?
幅広い業界の夏のインターンシップに参加すること。
後から、「あの業界を見ておけば良かった」と後悔することがなくなるため。


ーーこの期間に「やっておけばよかった」は?
面接練習と自己分析。
自分のことをしっかり伝えられるようにするためにも、自身を言語化する場(面接の場)を設ければ良かったと感じる。

また、企業ベースに自己分析をしてしまい、「自分の本当にやりたいことがここで叶えられるのか」という視点が抜けてしまっていた。企業に合わせる形で自己分析を進めていると自分の進む方向性を誤ることもあるため、しっかり自分の本音ベースで自己分析を進める。




03:秋冬インターンシップ期

ーーいつから秋冬インターンに応募したか?
学部3年生の10月から1月までインターンシップに応募と参加。


ーーこの期間に志望していた業界・企業は?
コンサル、商社、広告、デベロッパー、海運。

ひとまず年内にコンサル業界の内定を取り、そこから大手企業の対策に注力しようと考えていた。そのため、特別行きたい企業や業界がこの時点であったわけではない。気になっていた業界を上げるのであれば、上記の業界であるという程度。


ーー何社に応募したか?
15社程度に応募し、4社に参加。

上記の5業界をメインに見ていた。夏のインターンシップを得て、更に興味が沸いたものの、まだ知識として知らない業界を見ていた。興味ない業界に関しては、夏のインターンシップに参加したことによって絞れていた。


ーー秋冬インターンで体験/知れたことは?
実際に近い業務を体験できるため、業務理解が深まった。

業界や企業に対する解像度を高めることができたと思う。また、自身の苦手な業務や楽しくない業務を知ることに繋がり、自己理解が深まった。

しかし、商社に関しては、は営業がメインであるはずだが、インターンシップの内容が新規事業を考えるものであったため、自身の向きや不向きはわからなかった。


ーー当時の過ごし方や意識した対策は?
①ケース面接も含めた面接練習
選考の過程における面接の回数が多いため、対策しないと合格しないと考えたから。エンカレッジのメンターと週に2回程度の頻度で、練習していた。また、志望度が高い企業に関しては、その企業の面接を想定した練習を1回以上はするようにしていた。


②OB/OG訪問
ビズリーチ・キャンパスとMatcherを使用。実際に働く社員から情報を得た方が信憑性が高いため。志望業界の5業界からそれぞれ2人ずつくらい話していたため、計10名程度の人と話した。

目的は選考対策の面でのアドバイスをもらうことと、企業の具体的な部分を知ることの2つ。選考対策の面では、志望動機を見てもらった理、面接で聞かれた内容などを聞いていた。

そして、企業理解の面では、「実際に自分がこの会社で働くとなったらどうか」という視点を持ち、話しを聞いていた。


③企業理解・分析
企業理解をしないと志望動機を作ることが難しいと感じたため。企業説明会の参加したり、採用HPをよく読んでいた。OB/OG訪問をしたり、メンター経由で志望業界に内定もらっている人を紹介してもらったりもしていた。


ーー当時困っていたことは?
自身が見ていた大手企業の中にあまり行きたい企業があまりないことが判明したこと。

時代の流れ的にも転職が当たり前になってきているため、自身の専門性を磨くことができる業界に行きたいと思うようになった。


ーーこの期間はどんな心境だったか?
迷い。
日系大手に行きたい業界がない。志望業界の中から自分の思考性と合う業界がないのではないか。


ーーこの期間の内定は?
コンサル企業(11月)。
本選考経由で内定。志望度としてはかなり高かった。


ーーこの期間に「やっておいてよかった」は?
①インターンシップへの参加
夏のインターンシップで全ての業界を見ることができるわけではないため、夏の時点で見れなかった業界に関しては、秋冬の時期に見る。

②OB/OG訪問
多くの社員と話したことにより、自分が社会人になってからの働くイメージを膨らませることができるようになったか。


ーーこの期間に「やっておけばよかった」は?
就活の進め方を見直したり、振り返りながら進めること。

夏まではエンカレッジのメンターにも相談し、就活の進め方について考えながら進めていたものの、秋冬の時期はタスクを熟すようなスタンスで就活をしていたため。やること自体に満足するのではなく、自分の進んでいる方向性や進め方についても随時考えて行動するべきであったと思う。




04:本選考期(秋冬IS以降)

ーーいつから本選考に応募したか?
学部3年生の2月から4年生の4月。


ーーこの期間に志望していた業界・企業は?
コンサル、投資銀行。

専門性を身につけられそうな業界であるため。自己分析を通して、自身がファイナンス系の専門性を身につけられるようなキャリアを歩みたいと考え始めていたから。また、自分の強みを活かすことができそうであるとも考えていた。


ーー何社に応募したか?
15社程度。
後から出せば良かったと後悔はしたくなかったため、商社含めて、自分の気になった企業に応募。


ーー当時の過ごし方や意識した対策は?
ビスリーチ・キャンパスを活用し、自分の志望度の高い企業の社員にOB/OG訪問。

2週間に1人と話すペースで進み、計8名程度の社員と話す。企業理解を深める目的と自分自身の志望動機をブラッシュアップする目的の2つを目的に活用。


ーーこの期間はどんな心境だったか?
とにかく頑張らないといけない。志望業界が変わったため。


ーーこの期間に「やっておいてよかった」は?
特になし。
しかし、とにかく夏のインターンシップに多く参加して良かったと改めて思った。
多くの職種を体験することができたことによって、本選考の時点で自分に合わない職種を切ることができたから。




05:意思決定期

ーー意思決定の時期は?
学部4年生の4月から6月まで。


ーー最終的に何社から内定を得たか?
2社。どちらもコンサル。


ーーこの期間はどんな心境だったか?
どちらの会社に行くことがベストであるのかを非常に悩む。どちらの企業にも自分にとってもメリットとデメリットがあったため。


ーー最後は「どこ」と「どこ」で迷ったか?
最終的な入社先とBIG4の内の1つのコンサル企業。
どちらにも自分にとってのメリット・デメリットがあり、悩んだ。


ーー最後の「決め手」は(どうやって決めた)?
やりたいこと、市場価値、専門性。

この3つが重要視していた軸であったから。元々、自分自身はやりたいことがないタイプであると思っていたが、就活を通して見つけることができた。

今までもビジネスコンテストに参加したり、経営陣と関わる機会などがあり、「コンサル×スタートアップ」という軸で自身のやりたいことがないのかを模索していた。そして、情報収集をしていく中で、やりたいことと自分自身が求めていた専門性を磨きたいという軸がマッチしていたため、最終的な意思決定をすることができた。


ーー意思決定で困ったこと/悩んだことは?
内定をもらった会社のどこの会社に意思決定することがベストであるかを悩んだ。どちらの会社も良いと感じていたため。

多くの社員の人に会わせてもらい、やりたいことができるか確認した。ビスリーチ・キャンパス、Linkedin、人事経由等で社員とは繋がっていた。


ーー就活全体を振り返ると(またはアドバイス)?
最終面接でも気を抜かない。

最終面接が必ずしも意思確認の場ではないため、最後まで気を引き締める。油断したことによって、選考に落ちた企業があった。

しかし、就活に真剣に取り組むことによって、良い自己成長の機会になった。自分への理解、社会理解、思考法を学ぶなど、自分が今までしたことがない経験も多く積むことができ、良かったと思う。





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