＜プロフィール＞
Mさん／女性
早稲田大学／学卒
人間科学部健康福祉科学科
内定取得先：通信、機械、コンサル
入社予定先：通信
01：就活スタート（準備）期
ーーいつから就活を開始したか？
学部3年生の5月。
元々興味のあった企業の夏のインターンシップの募集が開始されていることを知ったことがきっかけ。学部3年生になり、就活を意識し始めていたため、気になる企業の採用HPだけひとまず見てみようと思い、当時気になっていた教育企業の採用HPを閲覧。既に25卒向けのインターンシップの応募が始まっており、この時期から既に募集している企業があることに焦りを感じて就活を開始した。
ーー何からスタート・準備したか？
以下の2つ。
①就活サービスへの登録
就活サービスを登録しないと就活は始まらないと思い、元々認知していたマイナビ・リクナビを登録。また、大学の先輩からワンキャリアをおすすめされ、ESを書く際に参考にしていた。
②WEBテストの勉強
自分の満足のいく状態まで仕上げるのに時間がかかると思っていたため、早めに取り掛かることにした。参考書を購入し、1週間で1冊終わらせた。その後に関しては、自分の苦手意識のある部分を重点的に勉強していた。
ーーこの期間に志望していた業界・企業は？
教育業界。子どもが昔から好きで、子供に関わる仕事をしたかったから。
ーー応募までの過ごし方や意識した準備は？
以下の2つ。
①就活において知っておいた方がいい決まり事などを調べる
就活の本を1冊購入し、服装や面接時のマナーなどの就活に関する全般的な情報をインプットしていた。
②ESの基本的な書き方を学ぶ
大学の仲の良い先輩にESを書く上でのポイントを聞いていた。
ーーこの期間はどんな心境だったか？
不安もありつつ、楽しみである。
自分が納得した形で就活が終えられるのかという不安がありつつも、多くの企業についてこれから知ることができるという楽しみがあった。
ーー応募までに「やっておいてよかった」は？
GD（グループディスカッション）対策。
5月の中旬に教育業界の選考を受け、その際に初めてGDに参加。実際に経験してみた結果、対策をしなければならないと実感し、対策をするようになった。練習会などには参加はしておらず、ネットでGDの掟などといったコツをインプットしていた。
ーー応募までに「やっておけばよかった」は？
面接練習。
面接は回数をどれだけ早くからつめるかが勝負だと思うから。早期選考に参加する上で、GDで通るが面接が通らないことがあったため、もっと早くからやっておけば良かった。
02：夏インターンシップ期
ーーいつから夏インターンに応募したか？
学部3年生の5月から。9月まで参加。
ーーこの期間に志望していた業界・企業は？
全ての業界。自分の視野を狭めないようにするために幅広く見ようと思っていた。
ーー何社に応募したか？
15社程度に応募し、10社程度に通過。
優遇があるか、ワンキャリア上の口コミで評価が高いか否かなどを軸に応募していた。教育実習があり、参加でないインターンシップが多かったため、参加できるところに限って応募していた。インターンシップの情報はワンキャリアをメインに情報収集し、エントリーは採用HPから直接行っていた。
ーー夏インターンで体験／知れたことは？
①どのような仕事が世の中にあるか知れたこと
社員の話を直接聞くことによって、働くことのイメージが湧いた。
②自己理解が深まったこと
インターンシップに参加し、その業界に関わるワークを経験することによって、自分が楽しめそうなのか否かを知ることができたから。
また、自分の向いている部分とそうではない部分についても知ることができたと思う。特にIT領域においては、最終的な特定の自分の分野を決めなくとも、幅広い分野の事業に関わることができそうと感じ、興味が湧いた。
ーー当時の過ごし方や意識した対策は？
インターンシップに参加して、自己分析をすること。
自分が実際にインターンシップに参加し、その業界に関わるワークを経験してみない限り、自分がどのような業界や企業が合っているのかがわからないと考えていた。そのため、可能な限りでインターンシップに参加し、自分自身がインターンシップの際に経験したことや感じたことなどを整理していた。
ーー当時困っていたことは？
インターンシップへの参加数が少ないこと。
通過した企業数は10社ではあったものの、教育実習の兼ね合いにより、複数の日程のインターンシップに参加することができなかった。インターンシップに参加できないと、早期選考の案内がされにくいため、インターンシップに参加したかった。しかし、日程的に厳しいものは仕方ないため、参加できるインターンシップに対してしっかり取り組んでいた。選考要素がないと言われるものであっても、自身の態度は見られてはいると思っていたため、服装や参加する姿勢などを気をつけていた。
ーーこの期間はどんな心境だったか？
なんとなく楽しい。
インターンシップに参加することでより自分について知ることができ、自分の適性が見えてきたから。
ーーこの期間に「やっておいてよかった」は？
夏インターンシップへの参加。
インターンシップに参加したことによって、自分の興味関心や適正部分などを知ることができたから。自己理解が深まった。
ーーこの期間に「やっておけばよかった」は？
面接練習。
どのくらいの面接準備が必要なのかを把握しておらず、準備をしていない状態で本番に臨んでいた。しかし、練習なしでは本番に太刀打ちすることができなかったため、質問される内容を想定し、準備をするべきであったと思う。
03：秋冬インターンシップ期
ーーいつから秋冬インターンに応募したか？
学部3年の10月から開始し、1月まではインターンシップの選考と参加。
ーーこの期間に志望していた業界・企業は？
コンサル業界、IT業界、インフラ業界。
業界の特徴をネットで調べたり、インターンシップに参加する中で、気になった業界が上記の3つ。身近に感じていたITやインフラ業界に興味関心が高まると同時に、若手のうちからゴリゴリ成長できる環境がありそうな業界が気になっていた。自己分析をする中でも、自分の強みや性格とマッチしそうな業界を選んでいた。特に両親や友人と話したり、ESを書く過程においても自分自身の強みや求めていることがわかってきた感覚であったため、それが叶えられそうな業界はどこになりそうであるのかを検討していた。
ーー何社に応募したか？
6社に応募。結果として、2社に通過。
コンサル、IT、インフラ。夏の時期に幅広く見ていたため、この時点では業界を絞っていた。本来であればもう少し応募したかったものの、教職の授業があり、日程的に応募することが不可能であった。
ーー秋冬インターンで体験／知れたことは？
自分より就活をしっかりしている人は沢山いるということ。
夏インターンシップに参加している人と多く出会い、自分よりも多くの数のインターンシップに参加している人が沢山いる現実を知った。また、自分の担当のメンターがいる学生もいるため、周りの就活生の就活への熱量を感じた。
ーー当時の過ごし方や意識した対策は？
WEBテストの勉強。
選考の過程においてテストセンターでの受検を求められるものも増え、勉強の必要性を感じた。問題集を1周程度時、あとはひたすら志望度の低い企業の選考で練習した。
ーー当時困っていたことは？
面接。
秋冬のインターンシップの選考においても面接練習の時間を確保することができなかった。そのため、本番の面接で上手く話せないことが多かった。しかし、ワンキャリアに掲載されている過去のES面接の質問を参考に、自分の中で想定質問に対しては答えられるように準備をしていた。
ーーこの期間はどんな心境だったか？
不安。
選考が通らないことがあるため。また、面接で上手く自分のことを話すことができず、心が折れそうになった。
ーーこの期間の内定は？
特になし。
ーーこの期間に「やっておいてよかった」は？
WEBテスト対策。
この時期に勉強をしっかりし、テストセンターで高い点数を取ったことにより、その後は使いまわすことができたから。
ーーこの期間に「やっておけばよかった」は？
面接対策。
自分のことを面接を通してしっかり話すことができるように練習することが必要であると思った。
04：本選考期（秋冬IS以降）
ーーいつから本選考に応募したか？
学部3年生の2月から4月まで。
ーーこの期間に志望していた業界・企業は？
IT業界。
自分と求めている働き方や適性的な観点でマッチしていると思っていたから。特に以下2つがIT業界を志望していた理由。
①働き方が自分とマッチしていると思ったから
若手のうちからゴリゴリ働けるような環境であることが多いこと、そしてリモートでの働き方が導入されている点において、特に自分自身が求めている部分が満たされていると感じていた。
②様々な領域に関われること
ITは幅広い分野において活用することができるため、元々自分自身が興味関心のあった教育とも掛け合わせることができると思ったため。教育領域では働き改革がなされていない部分などに課題感を感じていたため、ITの力を使い、自分自身の元々関わりたいと考えていた領域にも携わることができると考えたため。
ーー何社に応募したか？
30社程度。
特に志望度が高い会社ではないが、ネームバリューへの憧れもあり、受けている企業もあった。また、選考の対策を兼ねて受けている企業も含まれる。
ーー当時の過ごし方や意識した対策は？
以下2つ。
①企業研究
志望動機をブラッシュアップするために、企業への理解を深める必要があると思っていた。IR情報を見たり、YouTubeで企業について比較している動画などを見ていた。
②ビズリーチ・キャンパスを活用し、OB/OG訪問
行きたい企業の社員と1週間に1度くらいのペースで面談し、計8名の社員と話した。具体的な仕事内容やどのような特徴の人が働いているのかなどを聞いていた。実際に働く社員と話したことにより、そこで働く時の解像度を上げることができた。より具体的な情報を手に入れることで、面接で自分が話すことに対しての自信を持てるようになった。
ーー当時困っていたことは？
特になし。秋冬期までに大体のやり方や要領は身につけていた感覚。
ーーこの期間はどんな心境だったか？
ようやく就活が終わりそうで嬉しい。
また、本選考の過程で面接の場数を踏んだり、面接で聞かれたことをメモするなど、面接の振り返りをするようになったことで、面接のコツが掴めるようになった。
ーーこの期間に「やっておいてよかった」は？
OB/OG訪問。
企業理解の手段として1番良い方法であると思う。会社の中にいる人しかわからない情報をあるため、キャリアプランや社風など、ネットには載っていない情報をしっかり取りに行くべきであると思う。
ーーこの期間に「やっておけばよかった」は？
特になし。秋冬期までに大体のやり方や要領は身につけていた感覚。
05：意思決定期
ーー意思決定の時期は？
学部4年生の4月から5月まで。
ーー最終的に何社から内定を得たか？
5社。（通信2社、IT、機械、コンサル）。
ーーこの期間はどんな心境だったか？
自分にとっての大きな意思決定であるため、どうしようかと悩まされる感覚。実際に働いてみないとその会社が自分に合うかどうかはわからないため、自分情報収集をして、それをベースに意思決定することが難しいと感じていた。
ーー最後は「どこ」と「どこ」で迷ったか？
ITと機械で迷った。
ーー最後の「決め手」は（どうやって決めた）？
働き方と自分への適性。
転勤がないことやリモート勤務ができる等の働き方の面で自分と合っていると思ったから。また、若手から裁量権があり、ガツガツ仕事をすることができる点にも魅力を感じていた。
ーー意思決定で困ったこと／悩んだことは？
どこの会社に意思決定することがベストであるかを悩んだ。5社の内の迷っていた2社に関しては、どちらにも魅力を感じていた。
内定後に多くの社員を人事から紹介してもらい、自分の大切にしている軸が当てはまっているのかどうかを確認した。特にワークライフバランスの観点を重要視していたため、働き方の部分をメインに情報収集を行なっていた。
ーー就活全体を振り返ると（またはアドバイス）？
自分のライフスタイルについてもよく考える。
キャリアは仕事だけではなく、プライベートも踏まえて考える必要があるため、自身がプライベートではどのようなことを叶えたいのかを含めて、考えると良いと感じたから。最終的に自分の働き方が決め手になった理由からも、自分がどのようなライフスタイルがいいかを考えることが重要だと思う。
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