ビズリーチ・キャンパスは2021年12月にInternet Explorerのサポートを終了します。別ブラウザでのご利用をお願いいたします。

詳細を確認

BizReach Campus

App Storeから無料ダウンロード

ダウンロード
close
就活生が語る

【私の就活体験記】就活難易度ランキング好きな私が体験した苦味のある就活変遷

学部生時代の就活の失敗を活かして、再度始めた就活において、改めて陥った苦いを経験を経て辿り着いた戦略コンサルティングファームへの道

<プロフィール>
Oさん 男性
東京大学大学院
工学研究科
体育会系部活(学部時代)
就職予定先       :戦略コンサルティングファーム
応募したサマーインターン:50社
内定社数        :7社



就職活動のスタート期


就活は修士1年の4月から始めた。
きっかけとしては、学部生時代に就活をしたことがあったため、できるだけ早めに始めようと考えていた。(結果的には、他の人より遅かったが。。)

学部生時代に就職する気はなかったが、もしも就活してみて自身の志望する企業から内定を得られれば、院進しないで就職してもいいかなと考えていた。
授業において、街づくりなどを学んでいたため、デベロッパーに興味が沸き、サマーインターンシップに応募したところ、10社中1社しか受からず、またインターンに参加できた会社においても早期選考に乗ることができず就活は難しいなと感じていた。
ESで落ちたり参加したインターンシップでもクラッシャー気味の対応をしてしまい活躍ができず、就活の進め方をしっかり理解することが必要だと記憶していた。
そのため、今度は早めから始めた方がいいと思い4月から開始をした。

このタイミングで選考を受けられる業界が戦略コンサルティングファームと外資銀行・ベンチャーだったため、志望度の高かった総合商社・デベロッパー・メーカーマーケ職の選考に向けて経験値を積むために、選考に参加しようと考えていた。

研究室には、同様の就活をしている人がいなかったためGoogleで「対策キーワード」を検索し、グッドファインドに辿り着き「まずはこれに参加した方が良いセミナー」などと書かれたセミナーに参加した。(研究室は、官公庁、ゼネコン、シンクタンク系に行く人が多かった) このタイミングで、ワンキャリアにて企業の応募締切や各社のES設問を確認した。また、外資就活でも選考対策まとめコラムなどを読んだりしていたが、まずは実践できる機会に参加することを最優先にした。

――具体的に行った対策とその理由
グッドファインドのセミナーにおいてグループディスカッション対策などを行った。
理由としては、Google検索「コンサル 就活」などで検索した時に選抜コミュニティ(選コミュ)の存在をしり、その時点で応募できる唯一の選コミュに応募するもGDで選考落ちをしてしまいGDの大事さを痛感したからである。
当時は、総合商社・デベロッパーを志望していたのに選コミュに入ろうと思ったのは、自身の性格が心配性という点と、やり始めたらやり切りたいということもあり挑戦をしてみた。
また、就活をしっかり行っている人は、選コミュに入っているという認識もできたこともあり、入らなければと思っていた。(プライドが高いため、「就活難易度ランキング」などで調べて燃えていた。)


――対策を行う上で大事にしていたポイント
時間が合うかを重要視していた。
理由としては、4〜5月は、就活でスケジュールを埋めていたため空き枠があれば、「就活基礎講座、GD、ケース、ガクチカ、人物面接」などのセミナーに全部参加し徐々にレベル上げを行うためである。
セミナーを選ぶ上では、徐々にレベルをあげて行きたかったのでレベル感が合うかどうかを気にしていた。


――スタート期の心境
間に合うのかという心配があった。
その理由としては、落ちた人向けに行われた選コミュのGDセミナーに参加した際に、グループワークをしたメンバーや、フィードバックをしてくれるメンターの優秀さが分かり、レベルの違いとここまでいかないとダメなことを知ったからである。


――何に困りどう解決したか
就活へのモチベーションの維持が困難だった。 セミナー参加中は頑張れるのだが、自分1人の時間においての対策はなかなか進まず、怠惰になってしまっていた。
また、一緒に就活を行う仲間がいないため、自分のレベル感が上がってるのかも不明確だった。

解決するために、出れるセミナーや選考にとりあえず参加し、やらなければならない状況を作り出すことで、モチベーションの維持や、レベル感把握、並びに今後自身がやることを明確にしていった。

――スタート期の情報収集・使用してたサービス
サービス毎になんの目的で使うのかを決めていた。

・グッドファインド
 対策セミナー参加(基本的に出れるセミナーには全部参加した)
・外資就活
 外資選考においてのコラム確認
・ワンキャリア
 選考の締切チェック



サマーインターンシップ期


サマーインターンシップには、50社ほど応募した。
50社の内訳として本命15、準本命10、テスト15のような感じであった。


――なぜその社数だったのか?
本番環境で練習する実践の場を多く作ることを重視した。
また、いろんな業界に興味を持っていたため、説明会などで話を聞くと楽しそうに感じてしまうため「選考を受けていく中で広がっていった」(締切毎に調べてみたら良さそうだなと感じ広げたこともある)


――志望度が高かった業界
外資/日系系マーケティング職、戦略コンサルティングファーム、外資投資銀行、デベロッパーなど幅広く志望度が高かった。 マーケティング職は、高校生の授業の一環で商品開発のワークをした時に非常に楽しくかっこいいなと思ったことがあるからである。 デベロッパーは上述の通り授業で学んだことがあるため興味があった。 戦コン・外銀IBに関しては、就活力向上に繋がる点、内定を所持できれば他の選考に有利だと考えていたためである。また、ランキングが好きなため、難易度が高いものに挑戦したいと考えていた。

――どのように志望度が高い業界の情報を得たか
様々な対策セミナーに参加し情報を得たり、コラムを読み理解を深めた。また実際の選考に参加することで質問の機会を頂くことができ、知識を深めていった。


――業界別対策をしたか
とにかくいろんな面接やワークの場に参加することで業界別対策を行った。
また、インターンシップ選考の本番で試すこともしていた。


――サマー期の心境
受かるかな、という心配をしていた。 また、最初の方に出した選考には、落ち続けていた。 ES、GD、ケース、面接、様々な場面で選考落ちを体験した。 一方で、ESで落ちた場合は、この会社は合わなかったんだと割り切った。 GDやケースは、終わった後に可能ならフィードバックをもらうようにお願いをした。また出たお題に対しての復習を行っていた。

――何に困りどう解決したか
タスクに追われている感じがして困っていた。
様々な企業の選考に申込みを行っていたため、毎日何かしらの選考が発生し、選考を受けることが作業のような感じになってしまっていた。
ここは、とにかく毎日タスク整理を行い、1日1日をしっかりこなしていくことを心がけた。


――サマーインターンシップに参加した印象
実際参加したのは12社でこのうち本命が6社であった。 志望度が高い企業のインターンシップに参加できたことで、実際の社員や社風などの雰囲気を知れたことが大きかった。 また、インターンシップ自体は全部楽しく、悪い社員はいないんだなとも思った。

――サマーインターンシップを経た上での心境の変化
内定を得られれば、今後の選考に有利になるからと思って参加した戦コンのインターンシップが非常によかった。 理由としては、参加前に参加者全員向けにグローバル社長の公演がオンラインで開催され、その社長の話し方が非常に論理的で分かりやすくコミュニケーション力もある方で、こうなりたいと思える人物像であった事やインターンシップのワークにおいても関わってくれる社員の方が素敵な人が多かった。この会社に入りたいと強く思った経験だった。

――サマーインターンシップに参加した結果
7~9月において、メガベンチャー、戦コンなど4社からの内定を得ることができた。
これにより、序盤に感じていた「受からないかも」という不安が解消された。


――情報収集・使用してたサービス
・グッドファインド
・外資就活
・ワンキャリア



秋冬インターンシップ期


戦コンに既に内定を得ていたため、元々興味があり内定が出る前に選考に参加していた企業に絞って応募を行っていた。


――志望度が高かった企業は
総合商社、デベロッパー、後は学部時代に選考に参加し落ちてしまった企業へのリベンジという形であった。
総合商社の理由は、小学校時代に海外に住んでいたこともあり、海外に関わる仕事がしたいなと思っていた。また、商社マンが政治家になる漫画がとても面白く漠然とした憧れもあった。


――どのような心境だったか
なるようになる。最悪選考で落ちても戦コンの内定あるしなと思っていた。
一方で総合商社のケース面接で落ちてしまい自信喪失をした。ケース対策は散々行ってきたので、まさか、1回目で落ちるとは思ってなかった。
落ち込みは時間と共に軽減された。


――秋冬インターン期を経ての心境・行動の変化
参加できたインターンシップが非常に楽しく、自分を評価してくれる会社に入りたいと考えた。 デベロッパーでは社員さんの雰囲気がとてもよく、総合商社では、商社っぽくないけど活躍できると思うよと言われ嬉しくなった。



本選考期


最後に悩んでいる1社だけ選考に参加することにした。 それは、元々憧れていた企業だったからである。

――何を重要視していたか
会社への理解を強化するために実際に働いている方に環境や働き方などを聞いて回った。また面接選考の時にも同様の質問を行うことで深めた。
自身の将来キャリアを考えた時にファーストキャリアでは何を優先すべきかを考えた。


――最終的に内定承諾の決め手は何か
最後は、戦コンと総合商社で悩んだが戦コンに意思決定をした。
決めては、キャリアの柔軟性と会社とのカルチャーフィットを重視した。
柔軟性においては、自分の人生をコントロールできるのはどこかを考えた。例えば自分が行きたいと思ったタイミングで海外に行けるか。また結婚や家庭を大事にできる環境であるのか。などを考えた。
会社とのカルチャーフィットに関しては、早いタイミングで戦コン内定を得ていたこともあり、既に同期と仲良くなっていて、同期の仲間が好きだと感じていたことが大きい。


「私の就活体験談」に関してアンケートにご回答ください。
https://forms.gle/BVSeirGvnJGPm7AW7