こんにちは!ビズリーチキャンパス学生アンバサダーチームです。
今回は、就活の中で超重要だけど苦手意識を持たれやすい「ガクチカ」の作り方をご説明します。
そもそもガクチカって??
「ガクチカ」=「学生時代に力を入れたこと」
つまり、自分が大学生の間に力を入れて取り組んだエピソードのことです。これは、「志望動機」と並んでエントリーから内定直前まで、どんな企業でも問われる非常に大切なものとなっています。特にガクチカは、サマーインターンの時期から必要となるため、早めに作り始めましょう。
力を入れた「こと」だけど、注目すべきは「過程」
企業経験や部長経験などエピソードのインパクト、日本一や1000人集客など結果の大きさに気を取られがちですが、実は注目すべきはエピソードの「過程」です。
企業はあなたの思い出話が聞きたいわけではなく、あなたが企業とマッチするかを見ているのです。
気になるガクチカの作り方とは
①エピソードの探し方
サークル・部活やバイト、ゼミなど話す種はたくさんあると思いますが、どうやってエピソードを絞るのか、ポイントは4つあります。
1.主体性:当事者意識を持って取り組めたことか
2.目標:自分の中で明確な目標を持っていたか
3.困難:目標と実情のギャップは大きかったか
4.工夫:自分なりの工夫をできたか
この4点を最も満たしているものがガクチカにあったエピソードといえます。特に1と4は必ず満たしていることが不可欠です。
②ガクチカの要素展開
面接官が聞きたい話を要素ごとにわけ、エピソードを展開していきましょう。
下記のフレームワークに沿って、各項目箇条書きで内容を書いてみましょう。
この際、定量的に書くことが客観的に見てわかりやすくなるポイントです。
1.取り組み
①何の組織でどんな役割で何を成し遂げたか
②目標
③なんで取り組んだのか
2.課題
①目標に対する課題
②課題の原因
3.行動
①どうやって解決した?
②解決する中での苦労は?
③苦労をどう乗り越えた?
4.結果
①行動した結果
②目標に対する結果
③学び
③ガクチカ完成
要素展開までできたら、完成まであと一歩。
②で作った要素の順番はそのままに、まずは文字数制限なく1つの文章にしてみましょう。
そこまで出来たら文字数を削っていきます。始めてであれば、頻出の400字にまとめてみることをおすすめします。
ここで注意すべきは、ガクチカに全ての情報を盛り込まなくてもいいということです。
書ききれなかった部分は面接で話せばいいのです。それを加味して書く情報の取捨選択をしましょう。
また、書き終えた際必ず自分以外の人に読んでもらいましょう。自分ではわからなくても、客観的に見ると論理的に飛躍していることも多々あります。
ここまで終えて、誰が読んでも納得できる文章が完成するとついにガクチカ完成です。
よくある間違いと改善例
ここで実例を使って、ガクチカ作成でよくある間違いをご紹介します。添削前後を見比べて、どこが注意すべきポイントか考えてみましょう。
Before
所属している〇〇サークルの入会者数の増加に貢献したことです。
当時、私のサークルは人員不足で、運営が難しい状況でした。私の大学には〇〇サークルが3つあるため、入会者を確保するためには他サークルとの違いを明確するべきだと考え、〇〇サークル合同説明会を提案しました。これを実現するためには他サークル、自サークルの両方からの協力が必要不可欠でした。そこで他サークルには、新入生が違いを知ることでミスマッチが減り、サークルへの参加率が向上するというメリットを伝えました。また自サークルには、実現したい理由と展望を共有することを心がけました。
このように相手に合わせて伝える内容を変えることで、周囲からの協力を得ることができました。その後も新規SNSツールの導入や、活動写真をまとめたアルバムの作成などを提案し、周りと話し合って改善していったことで、例年〇人程度だった入会者数を〇〇人に増やすことができました。この経験を通して、周囲に協力してもらうときは相手の目線にたって考えることが大切だと学びました。この学びを生かして周りの人と連携しながら、新たな価値を生み出していきたいと考えています。
After
所属する〇〇サークルの新歓活動で、入会者確保に貢献したことである。
当時私のサークルは人員不足に悩んでおり、来年以降の運営が難しい状況であった。原因として入会者の少なさと退会者が挙げられ、これらは宣伝不足と入会前後のギャップに由来すると考えた。私の大学には〇〇サークルが3つあり、新入生との会話から8割程度の人がどこに入るか悩んでいると感じていた。
私自身も新入生の頃同じ経験をしたため、そんな悩みを解消したいと思い、〇〇サークル合同説明会を企画した。実現には他サークルの協力が必要だったが、他サークルは入会者を十分確保できていたため、はじめは賛同が得られなかった。そこで他サークルの退会率の高さに着目。各サークルの幹部に、説明会で特色を伝えることで新入生の理解が深まり、ミスマッチ及び退会率減少に繋がるのではないかと呼びかけた。
この結果周囲から理解と信頼を得ることができ、説明会を実施できた。そして例年〇人前後だった入会者数を〇〇人に増やすことに成功した。この経験から他者の協力を得ながら企画を実現するためには、自分の想いに加え、相手のニーズを汲み取ってメリットを提示する必要があることを学んだ。
いかがでしょうか。フレームワークに当てはめ、行動までの過程をしっかりと盛り込むことでずいぶんと読みやすいものになったのではないでしょうか。
皆さんも今回お伝えしたポイントに注意して、是非わかりやすいガクチカ作成にチャレンジしてみてください。
最後に
私たちビズリーチ・キャンパスでは、ガクチカ添削も行っています。
実際に添削を体験した方々からの声を少しご紹介します。
"全く関連のない方から添削を受けることで自分のガクチカを客観視することができ、自分の伝えたい内容がどの程度相手に伝わっているのか知ることができた。"
”掘り下げるべき項目として指摘されたところが、実際の面接でも聞かれた。”
”良かったところ(そのまま残すべきところ)、改善すべき点を明確にご指摘いただいた。”
嬉しいお声をたくさんいただいております。
一人でガクチカを作成するのが不安な方、面接でも困らない対策をしたい方皆さん、ぜひ私たち学生アンバサダーと一緒に納得のガクチカを完成させませんか?
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