一橋大生の就職人気企業ランキング 2020年最新版
2019年度 一橋大の就活生に人気の企業はこちら
出典 『一橋大学 大学案内2020』より。データは2018年度のもの。
1位:三井住友銀行
多くの就活生に人気を誇るメガバンクの一角が1位という結果に。 堅調な収益を挙げる一方、他のメガバンクと比べると体育会系気質にあるという声がよく聞かれます。硬派な印象の学生が多い一橋生と社風が合うのかもしれません。
2位:東京海上日動火災保険
ブランド力や安定性、年収の高さで就活生に人気の東京海上日動は、やはり一橋生の間でも人気のようです。 お堅いイメージのある保険業界の中でも、若手の裁量や挑戦的な社風で知られています。
3位:三菱UFJ銀行
メガバンクの中でも店舗数・社員数の多さで知られる三菱UFJ。 海外店舗も多くグローバルな事業を多数手がけているのが特徴です。留学生の多い一橋大では海外志向の強い学生が多いのかもしれません。
4位:日本生命保険
大手生命保険のトップが4位に入りました。創業130年以上と歴史のある企業なので資金力や安定性はさることながら、チームワークを重視し社員同士仲が良いとされる企業風土も魅力的です。
4位:楽天
一橋大商学部OBの三木谷さんが創業社長であることでも知られる楽天が、やはりトップ5に名を連ねました。 ECを起点に今や日本のIT業界を牽引するほど多角的な事業を経営する楽天ですが、まだまだ成長中ということもあり体育会系で積極的な社風のようです。
一橋生の就活とは?
文系の単科大学としては国内最高峰である一橋大学。一般的な知名度こそ高くはないものの、「東京一工」など東大・京大と並んで称されるほど入学難易度の高い国立大学です。 かつては商科大学だったという成り立ちからも就職に強いイメージがありますが、本当のところはどうなんでしょうか。 以下、ビズリーチキャンパスを利用している一橋生から実際に寄せられた声をもとに、一橋生の就活の特徴3つをご紹介します。
特徴1 学部生の就職率の高さ
一橋大学では、なんと学部生の97%が就職します(※)。 東大の文系学部生は2割程度が大学院に進学すると言われていますが、一橋生の大学院進学率はわずか1%未満。 この数字には、一橋生の就職への意欲の高さが現れていると言えるでしょう。 (※…一橋大学HPより https://www.hit-u.ac.jp/shushoku/career_support/office_report.html )
特徴2 経済界で活躍するOB・OGとの繋がり
楽天の創業者である三木谷浩士さんをはじめ、日本のビジネス界を牽引する存在を多数輩出してきた一橋大学。 1学年あたりの学生が少ないアットホームな雰囲気もあり、OB・OGとの繋がりは強いようです。また、キャリア支援室の取り組みも充実しており、学内限定の説明会なども多数開催されています。
特徴3 電子ジャーナルへの学生向けライセンスが豊富
実際にビズリーチ・キャンパスを利用している一橋生から「大学ならではの強み」として挙がったのが、日経電子版や東洋経済オンラインなど豊富な電子ジャーナルへのライセンスでした。 最新の経済の動向を把握する上で重要な、良質な情報源にアクセスできることは就活生にとって大きなアドバンテージと言えそうです。
企業選びのコツ
人気企業ランキングを見ても、興味のある業界や企業が絞れない、という方もいると思います。そこで、ここからは企業や業界を選ぶコツをご紹介します。
コツ1 自己分析をする
就職活動の第一歩は自分を知ることです。 自己分析のやり方について紹介している記事を参考に、ビズリーチキャンパスが提供している診断ツールも使いつつ、自分はどんな人間なのか、どんな仕事が向いているのか、じっくりと考えてみましょう。
コツ2 OB/OG訪問をする
自己分析が終わって、なんとなく自分が興味のある業界や企業がわかってきたら、いきなりOB/OG訪問をしてしまうのもオススメです。まだ早いと思うかもしれませんが、実際に働いている人から得られる情報はネットなどより参考になることが多いです。その際は、事前に業界についての自分の理解度を伝えておきましょう。
コツ3 インターンに参加する
実際の業務内容に似た経験をできるインターンに参加すると、自分の業界への適性がよくわかります。説明会的な側面が強い1日開催のインターンより、2日以上のインターンに参加することをオススメします。参加にあたって選考があることが多いので、エントリー締め切りをチェックして早めに対策を始めましょう。
日系コンサル内定者の就活スケジュール
内定を得た先輩の実際の就活スケジュールを見てみましょう。 今回は、日系コンサルに内定した21卒の一橋大生にお話を聞きました。
3年次に1年間休学していたSさん。2回目の3年生として迎えた5~6月から就活を意識し始めたものの、なかなかやる気を出せずにいたそうです。
就活サービスなどを通して出会った社会人の方に就活の相談に乗ってもらったりしながらも、結局特に選考対策をすることなく夏インターンの時期を迎えます。
夏インターンはもともと興味のあったコンサル業界に2社ほど応募しましたが、対策が手付かずだったこともありどちらも参加は叶いませんでした。
その経験を踏まえ、9月からは就活サイトなどを通して少しずつ情報収集をし始めるように。
コンサルの本選考は秋冬が一般的ということもあり、10月頃からwebテストやES、ケース面接の対策に力を入れたそうです。
その結果、1月初めに内定をもらうことができ、無事に就活終了となりました。
Nさんから後輩の一橋生へのアドバイス
「自分の就活を振り返って良かったと思うのは、夏インターンでの失敗経験をしっかり反省して、次の本選考対策に反映させられたことです。逆に良くなかったのは、早い時期に業界を絞りすぎたことですね。周りの先輩でコンサルに就職している人が多かったのもあって、他の業界をあまり見ることなく決めてしまいました。
そもそも業界研究をどうやってするのかということも知らなかったので、就活を始めるというタイミングで一度、一般的な就活のスケジュールであったり、進め方っていうのを一通り押さえておくと、より悔いのない就活ができると思います。」
内定者の就活体験記
ここからは、実際に一橋大学に通いながら就活を経験し、内定を獲得した先輩の体験談を見ていきましょう。
総合商社内定 R・Sさん
https://br-campus.jp/articles/report/851
一橋では少数派とされる大学院への進学を選択し、総合商社に内定された方の体験記です。留学を機に英語以外の強みを持つ必要性を感じ、第2外国語としてロシア語の勉強を開始。「ロシア一色」の学生生活を送っていた一方で、自らの可能性を広げるために商社への就職を志し、無事に内定を獲得されました。
大手通信会社内定 N・Yさん
https://br-campus.jp/articles/report/814
こちらも数少ない大学院生の方の体験記です。学部生時代に挑戦した国家公務員試験を機に大学院進学を決めたそう。修士のときはコンサル業界も視野に入れつつ中央省庁でのインターンを経験し、最終的には商社への就職を決めたという濃い就活を送られたようです。
一橋生が経験する就活の特徴についてご紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。
いずれにせよ、後悔のない選択ができるよう、早めに自己分析・業界研究を始めることをおすすめします!