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就活生が語る

進路は専門を生かす職だけじゃない!志望業界・職種との向き合い方

理系として大学院で専門性を身につけ、それを生かした職に就くのだろうと何となく思っていたKSさん。しかし、ある出来事をきっかけに自分が本当に志望する職種を見つけ、就活終盤に大きな方向転換をして内定を獲得した。志望する業界や職種の考え方や、就活終盤からでも内定を獲得した秘訣に迫りたい。

<プロフィール>
KSさん・男性
就職予定先:日立製作所
参加したインターン:なし
OB/OG訪問人数:4名
ES提出企業数:10社
面接社数:10社
内定社数:2社

最初は、何となく周囲と同じだと考えていた進路

―就活を始めた時期ときっかけを教えてください。
当初は、周りに流されてというか、あまり積極的に就活していませんでした。本格的に就活をスタートしたのは3月の解禁の時からです。

―それ以前には、大学院卒業後の進路はどうしようと思っていたんですか?
何となく、メーカーに行くんだろうなと思っていました。ずっと電気系の専門を学んできたので、それを生かした仕事をするのだろうと。本当に、何となくという感じでした。

―同じ学科の周囲の人たちも、専門を生かしてメーカーに就職する人が多いのですか?
そうですね、メーカー志望の人が多かったです。先輩の就活を見ていると、メーカーからの推薦を利用して早い段階で内定が決まった人もたくさんいました。だから、僕も先輩たちと同じような進路を選ぶことになるのだろうと考えていました。

―3月からはどんなことをしていましたか?
メーカーの中でも自分の興味があるもの、具体的にはカメラメーカーのいくつかにプレエントリーしました。提出するESについては一度先輩にチェックしてもらいましたが、主に自分で内容をブラッシュアップしていきました。

特許申請を機に、モノづくりよりシステムに関心を抱く

―メーカーの中でもカメラに関心があったということですが、大学院ではどのような研究をされているのですか?
僕は光に関する研究をしていて、特に光通信のためのデバイスをテーマにしています。実は、就活中の5月末に研究に関して特許の申請をする機会がありました。申請にあたって、技術についてだけでなくそれを社会でどのように生かせるのかを書く欄がありました。その時に、ただデバイスを作っただけでは社会では生かせず、それをうまく扱っていかなく必要があると感じました。この時、ただ良いモノを作るだけではいけないと思ったのが、就活での転機になったんです。

―志望する業界が変化するきっかけになったのでしょうか。
そこからモノを作るよりもそれを活かすためのシステムを作りたいと考え、調べていくうちにSIer業界に魅力を感じるようになりました。

―就活中に志望業界を大きく変えることにためらいはありませんでしたか?
そもそも最初にメーカーの開発職を受けていた時には、知識を生かせた方が仕事がやりやすいだろうという考えでした。自分が何をしたいかはあまり頭になくて、やや安易だったと思います。でもSIer業界については初めて仕事内容に興味を持ったので、ためらいはさほど感じませんでしたね。すでに開発職でいくつか内定をいただいていたのも追い風でした。

―では、むしろポジティブな気持ちの方が強かったのですね。
ただ、5月末はもう就活終盤。だから、もうエントリーを締め切っていないかという方が心配でした。

―実際、締め切っているところもありましたか?
それこそ内定先の日立製作所に関しては、実は志望していた部署の応募は締め切っていたんです。それで他の企業の選考を受けていると、ビズリーチのプレミアムオファーでその部署からのオファーが来て。そこから応募して内定をもらうことができました。そんなふうに、すでに公式にはエントリーが終了している企業も少なくなかったので、興味を持った企業には積極的にエントリーしていきました。

会社の姿勢から社員との相性まで。幅広い基準で企業を選ぶ

―他にどんな企業にエントリーしたのでしょう?
SIer業界の中でも大手の有名企業はチェックしていました。あとは準大手や、SIerに近い部署を持っている企業も調べていました。

―そういった企業の中から、自分なりの会社を選ぶ基準はありましたか?
OB訪問での気づきは大切にしていました。日立製作所にはお堅いイメージを持っていましたが、OBとお話しする中で今は変わりつつあると聞きました。実はSIerという職種自体が停滞しつつあって、国内だけでなく海外の比重を高めていかないといけません。そんな中で会社が変わろうとしていることに、好感を抱きました。仕事内容については、どの企業もそれほど変わりません。あとは、福利厚生面も選ぶ基準として気にしていました。日立製作所はかなり充実していたので、やっぱり魅力的でした。

―人柄や社員の雰囲気も見ていましたか?
SIer業界を志望した時期が遅かったので、全部の企業の社員さんを直接会うことはできませんでした。それにもちろん一つの企業の中でもいろんな社員さんがいるとは思いますが、日立製作所のOBの方はとても自分と合っていました。さらに面接の練習をして親身にアドバイスをしてくれたりもして。それで会社にも好印象を持ちましたね。

―SIer業界の各会社の中で、それぞれの強み・弱みはどんなところに現れるのでしょうか。
それは就活ノートにまとめていました。例えば日立製作所の強みは、システムを作るところから運用まで全部できることです。加えて事業分野も幅広いので、ある分野で停滞しても他で補って赤字にならない安定感もあります。日本の五大SIと言われる企業があるのですが、その中でも業績の不安定な企業がいくつかある一方で、海外に力を入れている企業はわりと安定しています。僕は海外で働くのもいいなと思っているので、そういったチャンスがあるかどうかも僕にとっては重要なポイントでした。そこから志望する企業を選んでいきました。

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