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就活生が語る

食品メーカーから視野を広げ、総合商社志望へ。~自己分析編~

京都大学大学院に在籍するSさん(23歳)は、学部時代に所属していたテニス部でキャプテンとして活動していた。就職活動を始めた当初は食品メーカーを志していたが、業界研究を進めるうちに、銀行やコンサルティング、そして総合商社へと志望業界が変わっていった。テニス部の経験が一番活かせる業界はどこかと考え抜いた結果、最終的に総合商社へ入社することを決めた。Sさんの体験談は、自分に一番合っている業界・企業はどこか?と悩んでいる就活生の参考になるだろう。

<プロフィール>

S.H. 男性
京都大学大学院 農学研究科
就職予定先:伊藤忠商事株式会社
インターン参加社数:7社
OB/OG訪問人数:40名
ES提出社数:30社
面接社数:20社
内定社数:4社

キャプテンとしての実力を試されたテニス部

――まず、大学生活のお話から伺います。学部は農学部ですが、学部を選ばれた理由は何ですか?

実家が農家なので、小さい頃から農産物に触れる機会が多かったんです。それで、自分に身近なものを研究したいという思いから、農学部に入りました。入学当初は、特に就きたい職業というのはまだありませんでした。

――大学ではテニス部に所属していたということですが、テニスはいつ始めたのですか? また、テニスのことで何か印象に残る思い出はありますか?

テニスを始めたのは小学5年生の時で、一番思い出深いのは中学3年生の時のことです。所属していたチームは大会で結果が出ず、僕がキャプテンになって顧問の先生にも協力してもらいながら、練習時間を増やす等、チーム改革をしていったんです。そして、その年の近畿大会でチームを3位に導くことができました。チームで何かを成し遂げる楽しさと、自分自身の成長を感じられた経験でした。

――辛かったテニスの思い出はありますか?

高校2年生の時のことです。今までのテニス人生で一番努力したにも関わらず、まったく結果が出ませんでした。前年度より結果が悪かったこともあり、その時はテニスを辞めようと本気で考えていました。

――それをどうやって乗り越えたのですか?

友人や家族と話をしながら、自分自身の思いや考えを整理しました。言葉に出してみることで、心の中では一貫してテニスをやり遂げたいという思いがあることに気づいたのです。また、ここで諦めたら、その後の人生も途中で辞める中途半端な人間になってしまうのではないかと思い、もう一度上を目指そうと決心しました。

――大学でもテニス部を選んだ理由はありますか?

自分自身がもっと成長したいという思いがあったからです。全員が上を目指しているような環境で、もう一度テニスをやりたいと思いました。成長というのも、入部した頃はもっと強くなりたい、強い相手に勝ちたいという技術的な面が大きかったですが、部活を続けていくうちに精神面でも人間的に成長したいと思うようになりました。

――4年生の時にキャプテンになったそうですが、成し遂げたことや困難に感じたことはありますか?

達成したことは、例年よりもチームの成績を向上させたことです。その中でも難しかったことは、自分が一番強い選手ではない中で、いかに自分自身の価値を見出すか、チームに影響を与えることができるかということでした。中には、「なぜ、キャプテンの言うことを聞かないといけないの?」「なぜ、こんな練習をしなければならないの?」と思っている部員がいるのは、ひしひしと感じていました。当時を思い返すと、かなり辛い経験でもありました。

――どのようにチームを一つにまとめたのですか?

言葉だけでなく、行動に移すようにしました。テニスでは自分自身の力をより向上させるためにも、他の部員の1.5倍練習するようにしました。また、運営面では親しみやすい性格を活かして、試合会場で他校の学生に積極的に話しかけ、関係性を構築するようにしました。元々僕たちの部活は他校との関わりが薄かったことから、実践的な試合形式の練習が少ないことに課題を感じていました。他校との繋がりを得たことで、練習での相互交流や、練習試合を増やすことができ、結果的にチームの底上げに繋げることができました。。このように自分なりに考え、行動していくことで、次第に周りにキャプテンとして認めてもらえるようになりました。

――辛い中での喜びはどんなことがありましたか?

反抗的だった部員たちに自分の考えや思いを理解してもらうことで、チームで共通の目標に向かって努力することができ、結果としてチームとしての成績が上がった時に達成感を得られました。この経験から自分自身とチームの成長を感じることができ、どうしたら、人を巻き込むことができるかということを学びました。

――大学時代のテニス部の経験から、自分が人間的に成長したと感じられる点を教えてください。

二つあります。一つは負けを認め、次に活かせるようになった点です。負けた時に落ち込むのではなく、負けを次に繋げることが大事だという、前向きな思考になりました。もう一つは、自分自身に合ったリーダーシップの取り方について理解できたという点です。自分が先頭に立ち、引っ張って背中を見せるだけではなく、周囲と一緒になって努力し、協力して目標を達成していく大切さを感じました。

――その経験は、商社でも活かせそうですか?

意見の違う人たちをまとめた経験は、商社で取引先との交渉などをする際に活かせるのではないかと思います。社会人になっても、自分なりのリーダーシップを発揮していきたいと思います。

さまざまな業種のインターンに参加

――では、次に就活について伺います。就活を始めた時期はいつ頃でしたか?

本格的に始めたのは10月です。8月末のゼミ旅行で企画担当になったのと、9月の学会のデータや資料作りで忙しかったため、なかなか夏には始めることができませんでした。当時は食品メーカーを希望していたので、最初は食品メーカーのインターンに応募しました。

――どのような研究をされているのですか?

ジャガイモやサツマイモ等、加熱したら糖に変わる食品系の物質の研究をしています。

――周りの学生は就活を始めていましたか?

研究室の同期は6月か7月頃から動き出して、インターンに行っていました。焦りはありましたが、研究で忙しく、当時は食品メーカー希望だったので秋から始めようと思っていました。

――秋のインターンの前に何か準備はされましたか?

文章を書くのがそれほど得意ではないので、友達にエントリーシート(ES)の添削などをしてもらって、ブラッシュアップしていました。

――秋冬は、銀行やベンチャー、メーカーなど、さまざまな業種のインターンに参加されていますね。

食品メーカーが第一志望で研究職を考えていましたが、インターンに行った文系の友達の話を聞くとより多くの人と関わったり、主体的にビジネスを作ったりする業界も面白そうだと思いました。そこで食品メーカー一本にしぼるのはやめ、視野を広げるためにも様々なインターンに行ってみることにしたんです。就活は人生で何度もあるわけではないので、自分で納得感を得るためにも、他の業種やベンチャーなども見てみようと思いました。この時点でも商社はあまり選択肢になく、漠然と食品メーカー、銀行、コンサルティングを考えていました。

――インターンに参加して一番楽しかったのはどんなものでしたか?

あるメーカーのインターンが印象に残りました。会社の説明などはほぼなく、約2日間、ツールを用いたワークを通じ、自己分析と他己分析に明け暮れました。チームのメンバーの分析をすることで、むしろ自分自身の強みや弱みを知ることができました。また、客観的な意見は自己分析をする上で大変参考になりました。

――他に印象に残っているインターンはありますか?

12月の銀行のインターンです。銀行業務を4日間にわたって疑似体験できて面白かったです。ここで初めて顧客のニーズを汲み取るコンサルティング業務に関わり、相手の潜在的ニーズを引き出す奥深さを知りました。この時からコンサルティングや銀行を志望し始めました。

――外資系のコンサルティングは12月頃から選考が始まるようですが、大変だったことはありますか?

コンサルティング業界を見始めたのが遅かったので、外資系の早期選考に後れをとりました。もっと早くコンサルティングの業界研究などをしておけば良かったと反省しました。

――いろいろとインターンに参加した中で、志望度の順位が変わったりしましたか?

銀行とコンサルティングが第1志望群、第2志望群が食品メーカーと逆転しました。インターンを受けた後も商社のことは、まだあまり考えていませんでした。

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