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就活生が語る

外資コンサルだけじゃない!志望業界すべてに挑み続けることで納得の就活を

難関である外資コンサルを志望し、夏インターンで見事成果を残して内定を獲得。しかしそこで満足せず、さらに就活を続けた結果、納得いく結果が得られたという。コンサルだけに留まらず、省庁や日系大手企業など幅広い業界を見据えて対策を両立させ、挑み続けた背景に迫る。

<プロフィール>
東京大学大学院
新領域創成科学研究科
就職予定先:コンサルティング業界
参加したインターン:YCP、経済産業省、コンサルティング企業、フロムスクラッチ、ドリコム、マブチモーター
OB/OG訪問人数:5名
ES提出企業数:50社
面接社数:40社
内定社数:2社

異なる業界の対策を両立しつつ本命のコンサルに挑む

―秋以降の就活はどのように進めましたか?

志望業界であるコンサルはすでに1社から内定をもらっていましたが、引き続き業界トップクラスのコンサルの内定を獲得するために動きつつ、ほかに志望していた商社のイベントに参加して雰囲気を掴んでおこうとしていました。また経産省は国家公務員試験があるので年が明けたら勉強を始めようと考えていました。

―コンサル、省庁、商社とそれぞれ必要な対策が異なっていて大変だったと思いますが、どのように両立していたのですか?

工夫していたのは、ケース面接の練習を友人と電話越しで行い、わざわざ外の練習会に足を運ばなくてもいいようにすることでした。なるべく労力をかけないようにしていましたね。秋は特にコンサルの内定を獲得することに重点を置いていたので、ほかにケース面接用の本を読んで対策したりしていました。

―こういった対策本を効果的に活用するコツはありますか?

友人と電話越しで練習する際に同じ対策本を見ながらやったり、本に書いてある正答以外の答えを考えたり、といった使い方をしていました。

―友人と一緒に練習する際は、互いにどんなことをアドバイスし合っていたのですか?

練習するときは片方が本を見ながら、もう一方は未読の状態で始めて、本に書いてある流れ通りに相手を誘導して取り組んでいました。基本的には本に書いてあることに基づきつつ、自分がこれまでセミナーなどで得た知識も加えてフィードバックしていました。

―コンサルでの実際の選考ではどんなことを聞かれることが多かったですか?

志望動機など基本的な質問のほかに、入社後のキャリアプランを尋ねられることもありました。私は、コンサルに5年くらい勤めて、コンサルでの仕事で興味を持った分野の事業会社に飛び込んで事業を回す能力を高めたい。そしてゆくゆくは自分で会社を興したい、という話を伝えていました。

―その後本命のコンサルはどのように選考に臨んでいったのですか?

第一志望のトップ企業の選考はすぐには受けずに春まで取っておきました。それらについで志望していた企業に関しては冬前に選考を受けていましたが、2回目のケース面接で落ちてしまったり、7回目の面接に進めなかったりと厳しい結果でした。春に受けた第一志望のコンサルも最初の面接で落ちてしまいました。

―どんなところが厳しかったですか?

オリジナリティがあるような回答であったり、面接官の意図を汲み取って答えるというところが少し足りなかったのかもしれません。

コンサル以外の就活にも全力投球

―春になると日系大手企業などコンサル以外の志望企業の選考も本格的に始まると思いますが、ESではどのように自身のことを伝えていましたか?

ガクチカでは家庭教師をしていたことを書きました。赤点だった学生を諦めずに指導して無事進級させた経験を通して、自分の粘り強さをアピールできたかなと思っています。

―志望していた総合商社に関しては、どのような志望動機を伝えていましたか?

大きく2点あります。1つ目は、エネルギーやモビリティに興味があったのでそれらに関わりたいということです。2つ目は、私の持ち前のリーダーシップを生かせるということです。

―総合商社では、希望の部署には入れなかった場合についてよく聞かれるそうですが、実際にそういった質問はありましたか?

はい、飛んできましたね。それに対しては、自分の過去の経験をベースに説得力のある答え方を心がけました。私は中学受験のとき希望していた学校には入れなかったのですが、そこでめげずに頑張りつづけて、大学は行きたいところに行けました。この実体験を踏まえて伝えていました。ただ、この質問に万人を納得させられる自信のある答えを持っていないのであれば、不利になるのでそもそもあまり志望動機では興味分野を言わないほうが良いと思いました。興味分野を聞かれたら答える分には良いと思います。

―一方、選考を受けると決めていた経産省の方は、どういったスケジュールで選考が進んでいきましたか?

4月の終わりくらいに筆記試験が始まって、5月の半ばにグループ選考と面接、7月に官庁訪問という特殊な面接が控えています。国家公務員試験の勉強は当初の計画通り年明けに始めました。過去問を解くことを中心に、わからない部分は大学の学部時代に学んだテキストなどを参照しながら学習を進めていました。勉強をしていた時期は就活の選考は絞ってあまり受けていなかったので、両立もさほど苦労はありませんでした。

―それらも含めて、全体ではどのくらい選考に応募していましたか?

夏冬春と合わせて、ESは50社出して、面接は40社くらい受けていました。志望業界である外資コンサルや外銀のほか、経産省以外の省庁やベンチャー企業にも出していました。これらの企業を選ぶ基準は、夏インターンに参加した際の基準だった成長性・優秀な仲間がいる・興味のある分野という3つに加え、報酬が高いかどうかもあわせてみていました。また、純粋に面白そうだと興味を抱いた企業にもESを出していましたね。50社分のESそれぞれで企業の特色を押さえて書き分けるのは結構大変でしたが、過去のESが掲載されている就活サイトを利用して企業のリサーチを進めるなど、効率的に伝わるESが書けていたと思います。

幅広い業界をみて挑戦し続けることが納得いく就活の鍵

―選考を一通り終えた後、最終的に就職先の企業を選ぶ際は迷いはありましたか?

内定を獲得したのは、夏インターンに参加した外資コンサルと、ITベンチャーの2社でした。決断するまでには少し迷いがありました。ITベンチャーのリクルーターの方が会社のいいところをたくさん教えてくれたのが大きくて。事業内容に関しても、VRに力を入れているところが先を見据えていて魅力を感じていました。

―それでも最終的にコンサルを選んだ決め手は、どこにあったのですか?

ITベンチャーの方はゲームが事業の柱で、自分が興味を持ちきれなかったことですね。くわえて、周りの仲間もゲームに思い入れが強い人が多くて、同僚としてやっていくには違和感を感じたからです。

―就活に対する納得感は今どのくらい感じていますか?

そうですね、大方納得できています。自分を初めて真剣に見つめ直すことができ、将来を考え、その中で良い道を選ぶことができたと思っています。

―大学院での研究も忙しかったそうですが、どのように就活と両立していましたか?

大学院での研究は忙しかったのですが、授業は大学院1年前期に全て取り切り、就活中は就活を第一にして、余った時間に研究に取り組むようにしていました。とにかく少しでも時間ができたら研究することで両立できました。

―今後の目標を教えてください。

自分がやりたいことを絞って、その目標を達成できるような社会人を目指したいと思います。

―最後に、就活生へのメッセージをお願いします。

私が就活していて良かったと思うのは、本当に様々な業界をみたことで、納得できる内定先をいただけたことです。また、計画的に就活を進めていくことが一番重要だと思うので、情報収集は欠かさずやると良いと思います。

――ありがとうございました!就活に挑む上で心がけるべき姿勢が見えてきました!

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