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就活生が語る

パイロット志望から営業職へ、コツコツと基本に徹した就活で適職を見極める 〜自己分析編〜

パイロットに憧れ、機械航空工学科に進学したSさん(22歳)。何事にも一生懸命に取り組む持ち前の性格で、2年生の夏から就活をスタート。インターン、自己分析、OB/OG訪問など手を抜かずに行い、最終的に選んだのは大手総合電機メーカーの営業職。パイロット志望から一変、文系職を選択した理由とは。そして、納得できる適職を見つけたSさんの就活に迫る。

<プロフィール>
S・N 男性
九州大学工学部
就職予定先:大手総合電機メーカー
インターン参加社数:21社
OB/OG訪問人数:10名
ES提出社数:35社
面接社数:26社
内定社数:6社

パイロットを目指し進学、自分の特技をつくりたいとタップダンスに挑戦

――まずは学生時代についてお聞きします。機械航空工学科に進学したのはどうしてですか。

幼い頃、海外旅行によく連れていってもらい、飛行機にロマンを感じていたことと、何かを操縦するのが好きでパイロットになりたいと思っていたからです。機械航空工学科は、航空コースと機械コースにわかれ、僕は成績が足りなくて機械コースになってしまったんです。けれども、もともと機械が好きで、鉄道やロボットなどものづくりにも興味があったので、そういう勉強もできると思って、この科を選びました。

――何かサークルには入っていたんですか。

タップダンスのサークルに入りました。僕の通っていた高校は進学校だったんですけど、周りには勉強だけじゃなくて何か特技を持っている人が多くて、人として面白いなと魅力を感じました。同時に自分はつまらない人間だなと感じました(笑)。それがきっかけで、大学に入ったら、新しいことに挑戦して、自分の特技や個性をつくりたいと思い、タップダンスサークルに入りました。タップダンスの体の動きと、足音両方で見ている人に感動を与えられる所に憧れたのもあります。

――タップダンスのサークルとは珍しいですね。

そうですね。珍しいからこそ、面接では主にサークルの経験を話していました。面接官に自分のことを覚えてもらえると思ったからです。案の定ほとんどの面接官に興味を持って聞いてもらえました。

――具体的にどのようなことを話していましたか?

サークルの部員数が減っている問題があったんですが、それに対して行動を起こそうとする部員がいませんでした。そこで、サークル紹介動画を作成してSNSで発信したり、ホームページをリニューアルしたりと、人を集めるための新しい取り組みを自主的に始めました。大学生がよく見る媒体を強化したいと思いました。結果的にはうまくいかなかったのですが、自分で対策を立てて、率先して行動し、その結果から、部員のフィードバックを得ることができました。また、いい気付きがあったからこそ、それを後輩に伝えることができ、翌年の勧誘活動にも繋げることができました。この経験を主に面接で話していました。所詮サークルのネタなのでインパクトは弱いと思ったんですけど、自分の性格が一番表れているエピソードだと思ったので選びました。

インターンで気づく、パイロットに不向き? 「もの」が就活のキーワードに

――就活を始めようと思ったきっかけや時期を教えてください。

パイロットに憧れて機械航空工学科に入ったものの、職業選択の幅を狭めるのも良くないと思いました。そのため、並行して就活をしていこうと思い、大学2年生の夏からインターンに参加し始めました。僕は試験や就活といった大きなイベントの前に、ちゃんと時間をとってコツコツと努力するタイプなので、就活も遅れることなくスタートしました。

――結構早い時期から始められていますが、周りには就活をしている人は少なかったのでは?

工学部なので院に進む人がほとんどですし、僕みたいな学部就職する人は周りにはほぼいませんでした。だからこそ、インターンに参加しまくることで全国の就活生、企業の方と接触し、モチベーションを維持していました。また、これだけ早く始めて、どれだけ多くの会社の情報を集めても、自分に合った会社を見つけるまでかなり時間がかかりました。会社は星の数ほどあるので、決めきれないのは当然なのですが、だからこそ早くから始めて良かったと思いました。

――ものづくりが好きということなので、ものづくり系の会社のインターンを見ていたんですか?

もちろんメーカーのインターンにも参加しましたが、最初の頃はできるだけ幅広い業界を見ていました。2年生の夏に1社、冬には空港のインターンに参加。3年生の夏から保険会社やコンサルティング会社など、いろいろな会社を見ていき、3年生の秋冬に鉄道、航空、メーカーと志望業界を絞っていきました。

――その時点では、パイロットへの夢は諦めていたんですか?

諦めるというよりは、航空会社のパイロットのインターンに参加して、実際にシミュレーターを触ってみたり、パイロットの方にお話をお聞きしたりした時に、違和感を覚え始めました。

――インターンは全部で20社ぐらい参加したそうですが、印象に残ったインターンはありましたか?

航空会社の技術系のインターンです。飛行機が好きでこの学科に入ったんですがビジネスモデルや企業理念を聞いた時にまた違和感を覚えました。それまで航空業界を目指すことが正しいとと思っていましたが、この違和感の連続から徹底的に自己分析を始めました。そういうきっかけを作れたのは大きな収穫でした。

――Sさんの就活において、インターンは大きな役割を果たしたんですね。

そうですね。インターンへの参加を通じて、航空業界の志望度が下がっていき、メーカーの営業職に興味の軸が移ってきました。

――それは、どのような理由からでしょうか。

航空会社は、何よりも安全が最優先されるので、航空法という厳しい制約があります。そのため、仕事を進める上でそれが大きな拘束力となり、自由な発想で社会の役に立つということが難しいように思いました。また、当然ですが、日本のインフラを担う会社は「日本の暮らしの豊かさを維持する」ことに焦点が当てられています。僕は就活中に、「自由な発想で社会の役に立ちたい」「一生を終える前に、貧しい暮らしを送っている世界中の誰かの役に立ちたい」という想いを仕事に求めていたため、航空業界は向いていないと思いました。一方で、メーカーは中国や韓国等との熾烈な競争の中で生き残るために、より世界のニーズを掴んだ商品開発や販売戦略を検討する必要があります。まさにそれが世界の貧しい暮らしを自由な発想でより良くすることだと考えました。また、工学部の僕が営業職を希望したのは、自分の「わかりやすく伝える力」を活かしたかったのと、「営業が顧客のニーズを一番汲み取れる職種」であると思ったからです。

――ものづくりを通じて、世の中をよくしたいと思ったんですね。そう思うようになったきっかけはあったんですか。

働く上で、どんなときに一番モチベーションが上がるかを考えたら、自分が携わった「もの」を必要としている方が喜んで使っているのを見ることだと思いました。その姿を一番可視化できるのがメーカーだと考えました。最初は、商社やコンサルも考えていたんですけど、結局、エントリーシートを出しませんでした。商社もコンサルも、社会に多大な影響を与える意義深い仕事をしていますが、「もの」として生み出し、可視化する仕事ではないので僕のやりがいにはマッチしませんでした。

――「もの」は、就活の大きなキーワードになったんですね。

そうですね。ITやソフトなど無形の「もの」じゃなくて、有形の「もの」が大きなキーワードとなり、それに対するこだわりは強かったと思います。更に総合電機メーカーが作った「もの」は街中に溢れていて、やりがいを感じる場面が多いと考えました。

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