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就活生が語る

テニス選手になるためアメリカへ。挫折と留学で見えた自分のやりがい

幼い頃、テニス選手になりたかったHさん(22歳)。世界トップレベルの選手を見て感じた大きな壁にぶつかり、挫折を味わった先に待っていた気づきとは。大学2年時のオーストラリア留学で見つけた喜び、留学先での就活を始めるきっかけにも迫ります。

〈プロフィール〉
S. H. 男性
東京外国語大学
就職予定先:メガバンク
インターン参加社数:11社
OB/OG訪問人数:50名
ES提出企業数:16社
面接社数:2社
内定社数:1社

幼い頃からの憧れだったテニス選手。世界への挑戦と高すぎた壁

――幼い頃からテニスをされているようですが、何かきっかけがあったんですか。

テニス以外にも、スポーツは色々やっていたんですよ。そのなかでもテニスを続けた理由は、終わった後に周りの人に話しかけてもらったり、勝ったら褒めてもらえたりしたからでした。試合が楽しかったのもありますが、それがテニスを続ける原動力だったと思います。

――なるほど、プロテニス選手になりたかったと伺いました。

はい、中学生の頃は本気で目指していました。実力もついてきて、有難いことにアメリカにテニス留学に行けることになって。

――それはすごいですね。着実にプロ選手への道を歩んでいったんですね。

しかし、アメリカで大きな挫折を味わったんです。アメリカにはプロ選手になるようなプレイヤーを育成する施設があって、そこで世界のトップを目指す選手たちと試合をしました。 そこでは自分の実力が遠く及ばず……。世界の壁はすごく高いと知り挫折しました。

――世界トップレベルを目指す難しさを感じます。Hさんにとってこの挫折は大きなものだったのでしょうか。

そうですね。プロ選手になることは諦めましたが、テニスを止めようとは思いませんでした。テニスは基本的に一対一のスポーツ。自分と向き合って、自分を高めるためにも、大学でもテニスを続けることを選びました。また、この挫折を機に、テニスではない舞台で活躍したいと思うようになりました。

――なるほど、大学に入ってからは何か新しいことに挑戦したのですか。

何か目標を持とうと思った時に、留学だと思いました。大学で東南アジアの経済について学んでいたのですが、より学びを深めることのできる場所で世界トップの学生と切磋琢磨したいと思ったからです。そこで、東南アジア研究が盛んなオーストラリアの大学に行くことを決め、大学2年次に半年間留学をしました。

――留学先ではどのようなことをしていたんですか。

ボランティアや歌舞伎サークルなど色々なことをしていました。特に、歌舞伎サークルでは海外の方に日本語や日本文化に触れてもらうことを目的として実際に歌舞伎の舞台を運営して、裏方のリーダーや日本語の指導役として関わっていました。

――そのなかで、何か苦労したことはありますか。

日本人と海外の学生の違いに戸惑いました。向こうの方は時間にルーズだし、台本も日本語なので中々覚えられず……。でも、公演までの時間は限られている。そのなかでチームをまとめることに苦労しました。

――どのようにチームをまとめていったのですか。

時間にルーズな点をただ注意するのは簡単だと思うのですが、それも国の文化だったりします。ただ注意するだけでなく、まずはお互いに信頼関係を築く必要があると思い、自分から積極的に話しかけたり、飲み会に行ったりして、お互いの気持ちを話すようにしました。すると、次第にチームもまとまってきて。

公演後の打ち上げで、「君がいないと成功できなかったんじゃないか」と言ってもらったのがすごく嬉しかったです。テニスを続けられた理由もそうでしたが、誰かに褒めてもらったり、評価してもらったりすることが自分のモチベーションに繋がると改めて感じました。こういった経験から、就活を始めてからは、誰かから認めてもらえるような仕事、さらに言うと、商材がある商売ではなく、自分自身が「商材」になって、認められたり、感謝されたり、より直接的に成果を感じられたりするような業界を中心に見ていくことに決めたんです。

――就活を意識されたのはいつ頃だったのでしょうか。

留学中ですね。自分を振り返る時間があったんです。大学に入ってからの当面の目標は海外留学。それを達成した今、自分の次の目標を何にしようかと考えた時、就活を次の目標におこうと思いました。最初に就活サイトに登録して、駐在員の方にお会いしたのが始まりです。また、ボランティアでキャンベラでのイベントに携わったことがあって、そこで外交官の方や大使館の職員の方とお話ししたことがきっかけで、グローバルに働いてみたいという想いが出てきました。

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