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就活生が語る

オーケストラ部に捧げた学生時代。12月から始めた就活で商社内定までの道のり

中高一貫の私立を卒業し、京都大学法学部に入学したOさん(21歳)。就活は部活を引退してからと割り切り、部活とアルバイトに全力を注ぐ日々を過ごしていた。そして大学3年生の12月から始めた就活で、見事希望していた伊藤忠商事の内定を獲得。スタートが遅くても希望する企業からの内定を得るため、Oさんがやっていたことや就活の軸とは。短期集中の就活を成功させたその裏側に迫る。

<プロフィール>
T.O.  男性
京都大学法学部
就職予定先:伊藤忠商事株式会社
インターン参加社数:1dayインターンのみ
OB/OG訪問人数:12名
ES提出社数:20社
面接社数:8社
内定社数:7社

オーケストラと焼肉屋で駆け抜けた青春の学生時代

――学生時代はどのようなことに力を入れていましたか?

学内活動の部活と、学外活動のアルバイトの2つです。部活はオーケストラ部に所属していて、アルバイトは焼肉屋の接客業務をやっていました。

――まずは部活のお話から聞かせてください。どのような活動だったんですか?

半年に1回くらいの割合で定期演奏会がありまして、そこに向けて全員で練習をしていく感じですね。全体練習は週に3回くらいですが、個人の個別楽器練習はたぶんみんな毎日やっていたと思います。僕も自分の担当楽器の練習は毎日やっていまして、木管楽器を担当していました。

――部内での立ち位置はどんな感じだったのですか?

指揮者という肩書で、全体練習時の指揮を執る役割でした。これは約50人中で2人いるかいないかくらいの役割でして、本番の演奏会ではプロの指揮者を呼んで演奏するのですが、普段の練習時にプロの代わりに指揮を執るといったことをします。指揮者という立場で全員に指示を出さないといけないので、自分の担当楽器以外の楽器の知識も必要になってきます。僕は管楽器担当だったので、タイプの違う弦楽器などの理解には苦労しましたね。

――部全体をとりまとめる上で意識していたことはありますか?

オーケストラの演奏はスポーツでいえば個人競技ではなく団体競技なので、俯瞰して全体の調和を考えることを何よりも大切に思っていました。指揮者として前に立つ以上は他の楽器のことを何も知らずに指図していてはメンバーも納得しないので、普段から他の楽器の練習を見たり、理解しようとしている姿勢を見せたりすることを意識していました。

――自分の担当楽器だけでなく、全ての楽器の知見が必要というのは大変ですね。

そうですね。でもその甲斐あって、尊敬する先輩やプロの指揮者から自分の指揮や演奏を褒められることも多く、そういった瞬間は非常に嬉しかったです。練習した成果をきちんと評価してくれる人のいる環境だったので、大変ではあったものの頑張り通すことができました。

――アルバイトの接客業務はどのくらい続けたんですか?

自宅近くの焼肉店なんですが、2年生の夏くらいから約2年続けました。

――接客業を選んだ理由はどういうものでしたか?

僕は私立の中高一貫校から京都大学に入学していたので、自分の周りは勉強が好きなタイプが多かったんです。なので、塾とか勉強関係に携わることはプライベートではいいかな、今まで触れ合ってきた人たちとは違うタイプの人と触れ合ったりしゃべったりしたいなと思い、接客業を選びました。

――接客業で様々な人との接点が欲しかったということですか?

そうですね。ずっと勉強が好きなタイプのコミュニティにいたので少々世界が狭いなと感じていました。他の大学から来ているアルバイトの人はもちろん、アルバイト先が京都の祇園にあったので外国人のお客さんなどもいらっしゃるんです。そういった場所で幅広い世界の人と触れ合うことで、今までの自分の周りの価値観とは違った世界に触れたいなという思いもありました。

――やられてみて、楽しかったから約2年間続けられたのですか?

楽しかったですね。このアルバイトで接客業を経験したことで、コミュニケーション能力も向上したと思っています。そしてそれはそのまま就活にも活きてきたので、接客業を選んだことは正解だったと思っています。

――楽しくかつ学びがあるのは素晴らしいですね。

なので、僕の学生自体に力をいれたことは基本的にこの2つですね。割合的には「部活7、アルバイト2.5、勉強0.5」くらいでした。もちろん大学の勉強は手を抜かず全力で、という前提ですけど(笑)。

――素敵な比率だと思います!

全力で駆け抜けた部活を引退、そして就活の日々へ…

――就活を意識しだしたのはいつ頃ですか?

3年生の夏休みくらいからです。その頃、スマートフォンやインターネットを見ていると就活セミナーなどの広告がレコメンドされるようになって、そこに申し込んだのが最初ですね。だけど3年生の夏って、先ほどお話した部活で学生指揮者の担当になったばかりの頃でもあって、部活が忙しすぎて面接などの日程が全然合わなかったんです。ですから夏は全然積極的に就活を進めてはいませんでした。

――スケジュール調整が大変だったのですか?

いえ、もう夏はスケジュール的に部活最優先だったので、迷うことなく部活を選んでいたので大変ではなかったです。ここまで日取りが合わないのであれば、就活に本気を出すのは部活を引退してからだなと逆に開き直れました。部活をやりきってから就活は頑張ろうと。

――部活の引退はいつ頃だったのですか?

3年生の11月中旬に部活を引退しました。そこから少々準備期間を設けまして、12月から就活に完全に気持ちを切り替えました。なので、僕が本格的に就活をスタートしたのは3年生の12月からということになります。

――就活を本格的にスタートして、まずは何から手をつけましたか?

まず、総合商社とIT系ベンチャー企業の2社の1dayインターンにエントリーしました。商社の方は、書類と1次面接は通ったのですが、ここで現実を痛感することになりました。2次面接でグループディスカッションがあったのですが、今まで就活をしっかりやってきていたライバル学生と同じ土俵に上がり完膚なきまでにやられてしまい、開始早々に「あ、これは勝てないな」といった感じになってしまって、結局その2次面接では選考通過しませんでした。

――しっかり準備していたライバルには勝てない、と感じたということですか?

最初のコミュニケーション方法やイニシアティブの取り方が非常に場慣れしているなと感じました。全く付け入るスキがなかったです。なので、実際に参加できたインターンはIT系ベンチャー企業の1社だけでした。ここでは、実際のワークというよりも就活についての理解を深めるために「自分が何のために働くのか考えよう」という、セミナーよりの内容だったんですね。友人の話では、1dayや2dayのインターンでもケーススタディのような実務寄りのプログラムをやったなどの話を聞いていたので、ちょっと自分のインターンは他とは違うのかなと思っていました。

――参加したインターンはこの短期のものだけですか?

そうです。自分が漠然と気になっていた業界のインターンに行きたいという気持ちはあったのですが、そういった業界は申し込みの締め切りが早かったので、自分が本格的に就活を始めた部活引退時にはもう募集が終わってしまっていました。今思えば、就活を始めたての頃は本気を出しきれていなかったような気もしています。そこは本当に後悔していて、もっと早い段階からきちんと情報収集をしたりインターンにも参加したりしておけばよかったなと思っています。そうしていたら、就活後半で感じていた負担であったり大変さであったりが軽減できたのかなと思うので。

――スタートが遅れてしまったということですか。

僕は、学生時代に力を入れたこととしての要素もあり、就活と合わせて部活に全力をつぎ込んでいたものの、時期的な意味で就活に夏から動けなかったことは痛手でしたね。やっぱり夏からしっかり準備してきた就活生と比べると、圧倒的に経験不足だなということをひしひしと感じていたので。

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