ビズリーチ・キャンパスは2021年12月にInternet Explorerのサポートを終了します。別ブラウザでのご利用をお願いいたします。

詳細を確認

BizReach Campus

App Storeから無料ダウンロード

ダウンロード
close
就活生が語る

行動が全て。研究の傍ら参加した、説明会、OBOG訪問で知った、自身の就活の軸と内定

大学進学で東京から地方へ移り住んだNさん(23歳)。遠く離れた地で感じたのは、東京の学生との就活に対する意識の差。大学院進学を機に帰った東京でのインターンで気付いた公務員への気持ちの薄れと、通信業界に興味を持ったきっかけをお聞きしました。

〈プロフィール〉
N.Y 男性
一橋大学大学院
就職予定先:大手通信会社
参加したインターン:9社
OB/OG訪問人数:10名
ES提出企業数:12社
面接社数:10社
内定社数:3社

選考対策

ーー夏や冬インターンに参加したとのことでしたが、ESやケース面接対策はしたのでしょうか。

夏のケース面接は、大学院の同期でコンサル業界を見ている人が多かったので、面接官役と学生役を交互にやって練習していました。ESは、研究室の同期や、周りに社会人として働いている方が多い環境だったので、その方々に添削をお願いしたこともあります。ですので、ESで苦労したということは、あまりありませんでしたね。

年明けからの動き

ーー年末、また年明けからは動き方を教えてください。

一橋は春休みが早いので、年末はテストで忙しく、また大学院ということもあり、研究もしないといけなかったので、ヘトヘトでしたね。それでも、インターンは気合いで乗り切りました。2月の初めからは、投資信託の運用会社の1dayや、鉄道会社のインターンシップに参加。また、3,4月からは学内の説明会にも積極的に参加して、就職予定先の企業だけでなく、様々な業界のイベントに参加していました。

ーーこの時期あたりから通信業界の志望度があがっていったのですか。

そうですね。色々な企業の社員さんとお話する中で、他の業界の方よりも通信業界の社員さんの方が自分に合ってるなと感じました。OB訪問させていただいた時に、ぶっちゃけた話にも答えてくださり、すごくオープンな社風なんだと、さらに良い印象になったんです。
また、自分の就活の軸として、

・人、モノ、産業を支える会社に入りたい(鉄道、通信、海運)
・年収
・ワークライフバランス

というものがあったんです。通信業界は、昔は少し無理な働き方もあったけれど、今では改善されてワークライフバランスが良いということも聞き、それも相まって、この時期には第一志望の業界になっていました。

ーーそうだったんですね。ちなみに、OB訪問の際に、気を付けていたポイントや、質問などありましたか。

・働き方
・年収
・どんな人たちと働いているか

この3つを聞いていました、特にどんな人と働いているかに関しては、社内であったり、社外であったり、同期であったり、仕事で関わる全ての人について聞いていました。色んな人と関わりあいながら働きたいという想いが強かったので、必ず確認してましたね。

学生時代に力を入れたこと

ーー選考の面接などで学生時代に力をいれていたことについて聞かれることがあるとおもうのですが、大学ではどんなことをされていたのですか。

大学ではソフトボール、登山などをしていました。東京に戻ってきてからは山登りはしていないんですが。夏や冬の山に登ったり、様々な場所をドライブしたりと、とても充実していました。

ーー地方で山登りいいですね!山登りはどこが楽しかったんですか?

登山する前に前日みんなでキャンプをするんですが、そこで色々な人とオープンに話したり、一緒にご飯を作ったり、お酒を飲んでいる時が一番楽しかったです。

ーー大勢でワイワイするのが好きなんですね!

そうなんです。こういう経験が、色んな人と関わる仕事がしたいというところに繋がっている気がします。夏にSE系の会社に行った時にも、パソコンに向き合ってシステムを作るような仕事は自分に向いていないなと思いました。

ーー他の人を巻き込む力があるとのことでしたが、なにかその能力を発揮した経験があるんですか。

大学院に入ってから、政策提言団体のリーダーを務めていました。政策提言団体は、自分の大学だけでなく、関東圏の他大の学生と一緒に議論して、政策を作っていくというもので、学生が考えた政策を、教授や政治家など幅広い方々が聞きに来る発表会で発表をしたんです。

ーーすごく良い経験になりそうですね。

やはり、ここに参加する学生は意識が高い人が多く、政策提言団体以外にも自分の活動を持っている人が多数いたため、時間を確保して全員で議論していくのに苦労しました。集まることが難しかったため、毎日LINEやスカイプで集まる時間を決めてオンライン会議をしたり、それでも参加が難しい人には、フォローアップに力を入れました。自分がリーダーとして気を付けていたことが、「脱落者を出さない」、「全員で政策を決めていく」ということだったので、フォローアップには特に力を入れたんです。

ーーサークル、政策提言委員会とリーダーという苦労のある経験をしたからこそ、就活も最後までやり切れたのですね。4月から本選考が開始してからはどのように進んでいったのでしょうか。

運輸、金融、通信、信託にエントリーをしました。海運などの運輸はエントリーシートは通過したものの、そこから先がダメでした。最終的には、大手金融企業と、就職予定先の通信会社から内定をもらえました。

最後の決め手とは

ーー金融と通信、最後に通信業界を選んだ決め手は何だったのでしょうか。

少しネガティブな決め手なのですが、これからの銀行では、どれだけ少ない人数で回していくかという風になっていくと思っていて。選考が進む中で社員さんとお話し機会があり、優秀だなと感じたんですが、新聞やニュースを見ると、リストラやAIによる人員削減などばかりで、そこに怯えながら働くのは嫌だなと思ったんです。

就活生へのアドバイス

ーー最後の質問になりますが、就活でやって良かったことはありますか。

色々なところに行って、色々な企業、人に会うことだと思います。最初から決めすぎず、幅広い目線で就職活動をした方がいい。色んな業界を深く知るという意味では、OB訪問はすごく役に立ちました。僕自身、もう少し早い段階からOB訪問をしていれば良かったなと少し後悔しています。
また、学生の皆さん自己分析をすると思いますが、僕は他己分析をしていました。面接やOBOGの方と沢山話していく中で、自分の中で色々と気付きがあったので、他己分析はお勧めです。

ーーありがとうございました!

この記事を読んで、内容についてさらに深く知りたいと思った方や、就活の相談をしたいと思った方は、下記リンクからぜひお気軽に内定者訪問をご依頼ください。私たちキャンパスに登録した内定者が皆さんの就活をサポートさせていただきます。

ビズリーチ・キャンパスが選んだ、納得する就活をした内定者の方々です。

内定者メンター

(前編)東京から地方へ。大学進学で地方を選んだ理由と就活のきっかけ。

https://br-campus.jp/articles/report/814