6月も下旬に入り、インターンの締め切りが迫っている企業も多くなってきたのではないでしょうか。ES締め切りに追われている19卒の学生さんも多いと思います。一方で、サマーインターンについてまだよくわからないといった学生さんも多くいると思います。そこで今回は、サマーインターンに参加するメリット等を詳しく紹介していきます。
サマーインターンに参加するメリット
1⃣企業・業種研究ができる
サマーインターンの多くは夏休みに実施され1日~1か月のものなど期間も様々あります。
まとまった就業体験ができるのが特徴的で、企業が提供するサービス・業務など、ビジネスの説明ののち、営業の同行や、立案、商品開発など様々な経験ができます。企業によっては合宿形式であったり、地方にて行うものもあります。
このようなサマーインターンに参加することで、その企業や業界、職種の研究を進めることができます。
社員の方と交流できる機会も多いので、社員さんの熱意や社風を感じることができるでしょう。
また、サマーインターンには様々な種類があり、
①就業体験型
②課題解決型
③新規事業立案型
④合宿型
⑤報酬型
などが挙げられます。
詳しくはこちら→《19卒必見》この夏参加すべきインターンをまとめてみた!
様々なタイプのインターンに参加することで、より自分の志向を深めることができるでしょう。そうすることで秋冬のインターンや本選考を効率的に進めることができます。
2⃣企業のリアルな選考を体験できる(ESやWEBテスト、面接等)
サマーインターンに申し込む際にエントリーシート(ES)は必ず必要になります。
「学生時代に頑張ったこと」「希望する理由」「社会に出て何を実現したいか」など定番の質問に関しては何度も書くことで、内容を深めていくことができます。また、独特な質問をするESも経験しておくと、本選考の際、臆することもないでしょう。
また、企業によっては適正診断と言って、WEBテストなどを設けている場合も多くあります。今の段階では勉強が間に合っていない方も多いと思いますが、いくつか受けておくことで、苦手分野を把握できるうえに、傾向をつかむこともできるので、今後対策しやすくなります。
他にも、グループディスカッションや面接なども選考過程にあるので、場慣れできるようになりますね。
大手企業の面接が6月に解禁され、そこで多くの方が満足のいく結果が残せないのは面接に慣れていないためです。サマーインターンに応募することで面接を経験し、慣れておくことも大事ですね。
サマーインターンの倍率は非常に高く、人気企業は100倍以上のところもあります。
自分の能力を試し、自分に不足する点などを自覚し今後に生かすことが出きれば、就活もより良いものになるでしょう。
③本選考へのアピールができる
サマーインターンは選考とは関係がないと一般的に言われていますが、企業がコストをかけて行っているインターンがその先につながらないと断言できるでしょうか。実際、 秋冬のインターンシップのお知らせが早めに来たり、早期選考に乗れたりする 場合もあるようです。志望企業ならば参加しておくに越したことはないですね。
サマーインターンを通じた出会い
上記メリットに加え、サマーインターンでは様々な人と出会うことができます。
①横のつながり
一緒に参加する仲間は志向が似ていることが多く、その後の就活の際、情報を提供しあったり、相談しあったりできます。仲間の人格や考え方などからヒントを得ることで、キャリア形成に役立てることもできるはずです。
また、自分とは全く違う価値観を持つ人に出会うことがあります。一つの事象に対しても様々な見方考え方を学ぶこともできます。
早期から就職活動やキャリアに関して考えている人には、NPOで活躍している人、起業をしている人、ベンチャー企業等で長期インターンをしている人など、様々な観点をもった面白い人が多いので、有意義のある出会いを期待できますね。
②縦のつながり
インターンのプログラムに参加する社員さんはエース級であることが多いので、様々なノウハウを享受することができます。人生の先輩でもあるので、どういう道に進むべきかなど相談に乗ってもらえるといいですね。OB訪問/OG訪問に近い形で、キャリアについての相談に乗ってくれる先輩を見つけられるでしょう。
さらに、自分が憧れるキャリアを歩んでいる人など、今後の将来のキャリアイメージをつけやすくなるロールモデルとなる人材と出会える可能性もあります。そうした方に積極的にアプローチしていくことで、的確なアドバイスを頂けるので、身につけるべき経験やスキルを学び、自身のキャリアについて考えることができるでしょう。
サマーインターンは門戸が広いことも
企業によっては、学生がすでに持っている経験やスキルを重視して採用している企業もあり、こうした経験やスキルのない学生は本選考で不利になる場合もあります。(特にエンジニア募集などの場合など)
一方サマーインターンは、手広く、優秀な学生と出会いたいという目的で実施している企業も多く、スキルや経験を求めない場合もあるので、そういった意味ではサマーインターンは門戸が広いといえるでしょう。
サマーインターンはあくまで手段でしかない
いかがだったでしょうか。
サマーインターンに参加するべきメリットなど見えてきたでしょうか。7月以降締め切りのサマーインターンも多くあるので、今からでも遅くはありません。募集情報をチェックし、ぜひチャレンジしましょう。
サマーインターンは非常に倍率が高く、選考を突破できることは素晴らしいですが、選考を通過し、プログラムに参加することがゴールではありません。
サマーインターンで何を学びたいのか、どうして参加したいのか等の目的を明確にし、自身のキャリアについて考えるための一手段と思ってサマーインターンに臨みましょう。
おわりに
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OB訪問をすることで、先輩のお話を参考にして自分のキャリアについて深く考えることができるでしょう。
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社会を知る方法はインターンだけじゃない
インターンシップに参加することで、その会社を深く知ることが出来ます。 ですが、インターンシップに参加できる社数は限られているはず。1人あたり平均して3~5社程度受けられるはずですが、スケジュールの関係でそれ以上は難しいことも。 では、それ以外の会社や業界のことを知るにはどうしたら良いのでしょうか?
答えは、OB/OG訪問にあります。ビズリーチ・キャンパスには多様な業界、会社に所属する先輩社会人が登録しています。あなたのキャリア選択にきっと力になってくれるはず。
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