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就活生が語る

熱意をぶつけて情熱をアピールし続け、内定獲得。楽しむことが成功の秘訣 〜内定獲得編 〜

子どもの頃から憧れていた記者を目指し、報道関係に絞って就活を進めたHさん(21歳)。インターンシップを通して、さまざまな報道機関に触れていくうちに、理想の記者像にも変化が。そして、心を動かされた記者との出会いにより、ある報道機関への入社意欲が一気に高まった。情熱をアピールし続け、見事内定を獲得。記者を目指し、まっしぐらに進んだHさんの就活に迫る。

<プロフィール>
H 男性
早稲田大学
就職予定先:某テレビ局
インターン参加社数:5社
OB/OG訪問人数:4名
ES提出社数:4社
面接社数:4社
内定社数:2社

憧れの記者職一本で勝負、同職種の企業選びの成功法とは 〜企業分析編〜

https://br-campus.jp/articles/report/807

「ここじゃなきゃだめ」と、パッションを熱弁した面接

――某テレビ局の早期選考に落ちたときは、やはり落ち込みましたか?

正直、なぜ落ちたのか分かりませんでした。でも、ありのままの自分を出せて、失敗はしていないと思えたので、「ご縁がなかった」と結構割り切っていました。

――先に第2志望の会社に内定したとのことですが、その点で苦労されたことはありましたか。

「本当にうちにくるの」って聞かれた時に、自分では某テレビ局と決めていたので、嘘をつくべきなのか、「本当は某テレビ局が第1志望なんです」と言うのかすごく迷いましたが、結局、正直に言っちゃいました。でも、正直に言ったから、辞退しやすかったというのはありましたね。

――そしたら、某テレビ局は一般選考で受けたんですね 。順調でしたか?

選考は、6月1日から始まりました。大学の同期も目指す業界が同じなので、情報交換がスムーズで、面接会場の待合室にも誰かしら知り合いがいることが多かったですね。面接前に話をして、緊張がほぐれていましたね。

――それは心強いですね。リラックスして面接に臨めていたんですね。

そうですね。これで落ちたらしょうがないなという気持ちだったので、緊張というより、「やることをやるだけ」っていう感じでした。 それと、インターンシップに参加したときに、すごく尊敬できる職員の方に出会えて、志望理由には強い想いがあって、面接で毎回、「絶対に某テレビ局じゃないとだめなんです」っていうパッションをずっと伝えていました。これだけ熱意を伝えて落ちたら、もうしょうがないと割り切っていました。

――ということは、早期選考では、そこまで情熱的に話さなかったということですか?

そうですね。早期は気の緩みがあって、そこまで熱意を伝えられていなかったです。

――早期選考で落ちて、6月まで時間があったと思いますが、何か改善しようと思ったことはありましたか。

某テレビ局に関しては、ありのままに答えて、それで落ちたら相性が悪かっただけ。そう思うと修正しようがなく、新たに何かをやるとしたら、気持ちを伝えることぐらいしかありませんでした。

――面接官の反応はどうだったんですか?

すごく笑っていました。 最後に「言い残したことはある?」と聞かれたときに、「ここじゃなくちゃだめなんです。あの人の下じゃなくちゃ、僕はだめなんです」って、大きい声でずっと伝えていました。気持ちだけはあると思ってくれたんじゃないかと思います。

――熱意が伝わっていたんですね。作文は何か対策されたんですか?

大学の仲の良い先輩に相談していました。試験では、毎年一つのワードが題として出て、それについて作文を書くのですが、先輩から聞いていた傾向と違う題が出て、最初は「あれっ」となりました。でも、記者職の作文は漠然とした題が多くて、それを自分の経験に落とし込み、書いていきます。書き方が決まっているので、題が違ってもとりあえず書けました。

――報道機関特有の選考は、何かあるんですか?

記者なので、最近の気になるニュースについて、自分で考えることが多かったですね。なぜ気になるのか、自分の見解やどうしていくべきだとか。社会に関心がないと答えづらい質問が多かったと思います。

――そうなんですね。その中で、特に難しかったことは?

記者を目指している人は、毎日新聞を読んで、毎日必ず1時間ぐらいはニュースを見るのが当たり前なので、時事問題で困ることはありませんでしたね。 それに、気になったニュースに関しては、何で気になったのか、自分なりにどうしていくべきかを、ずっと考える癖がついていたから、「気になるニュースは何?」と聞かれると、「来たー!」っていう感じでした。周りは大変だったと言っていますが、僕はそんなに辛くなくて、逆に自分がどういう考えを持っているのか伝えられるいいチャンスだと思っていました。

自分のつくった番組で、田舎の両親と過ごす時間をつくり出したい

――最終的にどういう記者になりたいという目標はありますか?

最終的には地方に軸足を置いた記者になりたいと思っています。その理由は、就職活動をし始めた頃に、地元に帰ったら、空き家ばかりが増えて、すごい閑散としていたんです。でも、住んでいる人たちは変わらなくて、すごく笑っていました。楽しそうで、温かくて。畑でできたものを必ず分けてくれるような、地方ならではの人の温かさを知って、それを東京に住む人たちに伝えたいと思ったのが、一番大きなきっかけです。

――地方の魅力を広く発信していきたいということですね。

そうです。一口に田舎と言っても、絶対に、その土地にしかないものがあると思うので、その違いを伝えていきたいです。

――その先に、達成したい何かはあるんでしょうか。例えば、過疎化を解決するために地方のよさを伝えて、人を流入させたいとか。

そういう大きいことではなく、もっと小さなことです。ご両親が地方にいて、お子さんが上京している家が多いと思うんですけど、自身の出身地を取り上げた番組をたまたま見て、「最近、田舎に帰ってないから帰省しようかな」と思ってくれたら、すごく嬉しいです。 自分がつくった番組で、田舎を一回考え直す時間をつくれたらいいなと思っています。そして、帰省して、両親とご飯を食べるとか、そういうわずかな時間でいいんです。そういうところをつくり出せる記者になりたいと思っています。

――すてきですね。最後に、これから就活をする学生さんに何かアドバイスをいただけますか。

僕は、就職活動は苦しいという思いがなくて、やりたいことについて知ることのできるいい機会だったと感じています。また、OB/OG訪問は、相手が学生だから、忙しい時間を割いて、質問を受けてくれる貴重な機会です。就活は、「自分が何をしたいかを見つける時間」だと思うので、みんながやっているから、切羽詰まってやるのではなくて、もっと楽観的に考えてもいいんじゃないかと思います。行きたい大学を選ぶように、自分でやりたいことを選ぶって感じでいいと思います。 就活をしょうがなくやっている人と、この会社に入りたいって笑いながらやっている人がいたら、絶対、後者の方が印象がいいし、人事の方もきっと分かると思います。だから、大学時代にしかできないこととして、楽しむことが一番大事だと思います。

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