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就活生が語る

留学から帰国して即行動。実践から学んで理解を深めた就活。

大手IT企業から内定を獲得したTさん(22歳)。大学を1年休学し2カ国に留学を経てから就活を始める。情報収集に苦戦しながらも、海外での経験と自己分析で明確になった自分の軸に合う会社を見つけるために行動していった。インターンや実戦で見えた反省点とは?焦らず慎重に見極める就活スタイルに迫る。

<プロフィール>
T.Y. 男性
京都大学経済学部
就職予定先:ITサービス
インターン参加社数:6社
OB/OG訪問人数:10名
ES提出社数:30社
面接社数:25社
内定社数:2社

帰国してすぐの就活、海外やサマーインターンで得た気づき

――就活を始めたきっかけと時期を教えてください。

就活を始めたのは去年の7月くらいで、先輩や同級生が就活する姿を見てサマーインターンに応募しました。説明会には早めに行っている人もいましたが、みんな同じ時期ぐらいから始めていました。僕は、説明会にはあまり行かず、最初の頃はとりあえずサマーインターンに行こうと思い、興味があるところに就活サイトなどで申し込みをしました。一昨年の8月から去年の6月までは2カ国に留学をしていて、自己分析はオンライン面談で少し始めていて帰国後すぐに就活を始めました。

――留学を経験して海外で働きたいと思うようになりましたか?

留学を決めた当時は就活とかも全然考えてなかったので、海外で実際に生活してみて現地の人と一緒に授業を受けたら自分はどう思うのかな、海外に興味があるのかなと純粋に疑問に思っていました。英語を磨きたいとかが最優先ではなかったです。1年間でできるだけ多くの国に行った方が、その目的を果たせると思って、周りの国の留学生も来ていて多様性のある2カ国を選びました。帰国後は海外で働きたいとは思わなくなりましたが、逆に海外に赴任してほしいと言われても生活できるし、仕事も日本と同じようにストレスなくできるだろうという実感はありました。もちろんコミュニケーションや文化、話すノリや遊び方も違うけどそれはそれで面白いと受け入れられる性格であることがわかり、海外での生活に適応できると感じました。

――なるほど。サマーインターンで面白かったインターンはありますか?

面白かったのは大手ディベロッパー企業で、2日間で仮想の商業施設を考えるという内容でした。IT企業も2社行きましたが、夏のインターンを経て志望業界はどちらかというとディベロッパーがいいなと思いました。働き方的にはベンチャーがいいとも思いましたが、ベンチャー気質のある会社でも規模が小さすぎるとできることは限られるのかなと思っていたため、日系や外資問わず大手だけどベンチャー気質があって、より裁量権を持って働けるところがいいなとも考えるようになりました。

――ESを書くにあたって工夫したことや苦労したことはありましたか?

添削などはしてもらっていなくて、就活サイトに載っている去年の選考のESなどで雰囲気をつかんでいました。自己分析は学内の就活支援団体のメンターの方にやってもらっていていました。最初は6月のサマーインターンの応募前に、一応見てもらうくらいの感覚でした。自己分析のための質問があって、そこから掘り下げる形式で、自分についてそれまで深く考えていなかったので自分はこうだったんだなという気づきはありました。

自己分析で気づいた指標、実践から学んで理解を深める

――秋や冬のインターンではどのように就活を進めましたか?

10月はインターンもあまりなくて就活自体をそこまでしていませんでした。インターン前の11月から動き始めて、志望業界がディベロッパーとIT企業だけでは少ないかなと感じていたので、先輩に相談したところ、広告業界も見てみるといいよとアドバイスをもらいました。なので、秋冬は視野を広げてインターンをしようと思いました。この時期の授業は留学でも単位を取っていたのであまり忙しくなくて、ある程度就活に打ち込める期間が作れました。

――視野を広げるために広告業界を見始めたんですね、この時期は自己分析なども進めていましたか?

自己分析はあまり得意ではなかったのでずっとやっていました。自分について理解を深めていく中で変化したことはありませんでしたが、それぞれの事象をきちんと振り返ってみると、自分で考えて行動して結果を見ながら解釈するといったことが好きなんだなと、自分の中で一貫しているものがあると気づきました。

――夏はESのみのところも多いですが、秋や冬のインターンは面接の対策をしましたか?

面接の練習はせず、面接で聞かれた内容を忘れないように、終わった直後に紙やスマホのメモにすぐに書いていました。色んな会社にエントリーして実践的な練習をしていましたというと語弊があるかもしれませんが、場数を踏もうと考えていました。本命以外のところも練習を兼ねて何社か受けていて、数を重ねるにつれて受け答えの精度は上がったと思います。

――実践から学びを得ていたということですね。夏と秋・冬でそれぞれディベロッパーを1社ずつ受けていますね。

2社はそもそも採用が異なっていて、夏に受けた企業は住宅販売などを別会社にしていて、総合職で入ったとしてもあまりそちらに行く可能性がない、けれども秋・冬に行った企業は自社内に住宅販売の部署があるのでそこに配属になることも多いと聞きました。僕は個人のお客様に住宅を売ることではなく、商業施設や企画、テナントリーシングがしたかったので、会社として自分のやりたいことができる方がいいなと感じました。大きい商業施設やテナントに関わりたいと思ったのは、自己分析で感じた自分の軸に近いところで、客層を想定して、どんなお店を入れるかを自分で考えて実現して、商業施設に行ったりすることでその結果を実感しやすいなと。建物があってそこに人が来て、目に見える成果として何かが残る方が性格的にわかりやすくていいなと思ったんです。

――自分に合っていると感じたんですね。秋・冬はITと広告のインターンにも参加されていますが、いかがでしたか?

広告のインターンで経験したのはクリエイティブな領域ではなくデータ分析で、今の世の中、色々と取得できるデータがあって、それをどうビジネスに活かすのがいいかといったコンサルティングに近いワークを2日間行いました。広告業界は、クリエイティブなものに苦手意識があったので見ていませんでしたが、単純に先輩に言われたことがきっかけで足を踏み入れました。実際に大手の広告代理店のインターンに行ってみて、最近は広告代理店も変わってきていてこういう仕事があるんだと感じたり、データ分析のような部署で働いている人たちは広告代理店の人という雰囲気とはまた違うなといった新しい発見があったりしました。業務内容も面白かったです。大手IT企業はほとんど説明会のような形で1日しかなくて、少し事業説明を聞いて、グループワークをしました。IT企業でエンジニアではなくビジネス部門の方々ってどういう仕事をしているんだろうというのがわからなかったので、そういった面での理解に繋がりました。

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