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就活生が語る

モロッコでのインターンを乗り越え、自分がやりたいことについて考え尽くした就活

海外インターンで2か国に渡った経験を活かし、スロースタートだった就活で見事大手グローバルコンサルティングファームへの内定を勝ち取ったNさん(22歳)。順風満帆に見えるその裏側では、数々の苦悩と努力が成功への土台となっていました。志望業界を絞り切れずに試行錯誤した日々や、就活で苦労したことや頑張ったことについて、赤裸々に語っていただきました。グローバルな視点で海外に羽ばたくNさんの、就活成功の秘訣に迫ります。

<プロフィール>
S・N 女性
大阪大学 人間科学部
就職予定先:コンサルティング会社
内定社数:4社

部活と海外インターンに力を入れた学生時代

――学生時代はどんなことに力を入れていましたか?

部活に力を入れていました。フリスビーを使った集団競技なんですが、バスケットボールとアメリカンフットボールを合わせた感じの「アルティメット」というスポーツをやっていました。その部活で、練習メニューだったり戦術を考えたりしてチームに貢献することを頑張っていました。

――珍しいスポーツですね。

めちゃめちゃメジャーなスポーツというわけではないですからね。面接のときにも伝わりにくくていつも説明していました(笑)。チームが良くなるように積極的に自分の意見を出していき、勝利に貢献したいと思っていました。

――部活以外ではどんなことをされていたんですか?

部活以外では、休学して海外インターンに参加しました。3年生が終わるときに休学して、モロッコへ農業関連企業のインターンに、バングラディシュのIT企業のオフショア拠点へインターンに行きました。期間はそれぞれ3か月ずつくらいでした。

――1つずつ詳しく聞かせてください。まずモロッコではどんなことをされたんですか?

モロッコの農業関連企業は、土壌改良剤を扱っている農業資材の販売企業でした。休学して海外インターンをすると決めたときに、自分の興味がある分野で働きたいと思っていまして。食料関係の仕事やIT関連に興味があって、モロッコとバングラディシュのインターン案件があったのでそこに決めたという感じです。

――言葉は何語でコミュニケーションをとっていたんですか?

モロッコは公用語がアラビア語、第一外国語がフランス語の国だったので、フランス語を勉強していきました。社内では上司が日本人だったので日本語と英語も……お客さんとお話するときはフランス語を使っていましたね。3か月だけだったのでなんとか日常会話や最低限のコミュニケーションは可能なレベルでしたが、言葉では苦労しました。

――モロッコのインターンで苦労されたことや印象に残っていることは?

農業に対するイメージが変わりました。日本とモロッコの農業の違いで、モロッコは農業大国なので農業を完全に会社の事業として行っているんです。ITを活用した最新の農機などへの関心が非常に高かったです。どちらかというと日本は農業とか農家というと、家族で経営するようなアットホームなイメージが先行すると思うのですが、モロッコでは完全に会社事業化されていて。その違いは印象的でした。

――バングラディシュのIT企業についても聞かせてください。

Webディレクターやプロダクトマネージャー的な立ち位置で、案件の上流過程で要件定義や進行管理などのサポート業務を担当していました。日本の本社とバングラディシュの現地をつなぐ折衝管理などを行う部署でインターンしていました。

――こちらは比較的イメージがつきやすい内容ですね。

そうですね。あと、バングラディシュでは生活面の印象も強かったです。例えば交通ルールなども日本みたいに厳密化されていないので、外を歩くとき360度注意を払っていないと命に関わるみたいな状況で、歩行者も車もバスもリキシャもどこから来るのか全く分からないっていう。ほかにも、空気が悪かったり食事が合わず体調を崩したり、そういった環境要因で苦労しました。

――なるほど。学生時代はそのような部活と海外インターンに注力されていたんですね。

海外インターンは期間としてはそれぞれ3カ月なので、そんなに長期ではなかったですが、準備期間も入れたら約1年かかりました。色々と学べることが多かったです。観光や留学ということじゃなく、実際に「働く」という点にこだわっていました。

自分がやりたいことについて考え始めたことが就活のきっかけ

――そもそも休学と海外インターンを決意されたのはどんな背景があったんですか。

3年生のときに、このまま大学に残って研究者になるのはあまり自分に向いていないなと思いまして。でもその時にとくにやりたいこともなく……じゃあ就職かなと、短期のインターンにもいくつか参加していたのですが、ワークショップのような内容で終わってしまうことが多く、あまりしっくりこなかったんです。自分が何をやりたいのか分からなかったので、なんとなくのまま進んでしまうのも嫌だったこともあり、将来を整理する意味も含め休学し、海外インターンで興味のある業界を経験しようと決意したんです。

――あ、じゃあ就活を始めようと思ったきっかけにも近い部分があるんですね。

そうですね。ちょうど3年生の冬頃から周りが一気に就活を始めだしたんです。みんなちゃんとやってるんだから自分もちゃんとやらなきゃと思ったのが一番大きなきっかけです。で、先ほども申しました通り、短期インターンには行ったものの、やりたいことが見えてきませんでした。だからもうこうなったら本格的にやってみようと思い、3年生から4年生に進級するタイミングで休学して、海外インターンで興味のあった業界を経験してみたという感じです。

――海外インターンを実際にやってみて、見えてきたことはありましたか?

一言でいえば「現実を知れてよかった」ということです。最初の頃は海外で働くということ自体に興味があったんですよ。留学にも興味はあったんですが、留学よりもインターンの方が働くことに直結していますし、観光や留学ということじゃなく、実際に「働く」という点にこだわりたかったので。そして、実際にモロッコで働いてみて思ったことは「海外で働くって全然キラキラしていないな」ということでした。海外でバリバリ働くことへの憧れみたいなものもあったんですが、海外の場合、まず「住む」こと自体が大変なんですよ。言葉の問題、環境の問題、普段当たり前に接していた生活インフラが全部違うので、日本で働くよりもプラスで大変なことがすごくたくさんあるなと思いました。そういう意味で現実を知ることができて良かったと思ったんです。

――それは確かに経験した方じゃないと分からないポイントですね。

慣れていかないと「海外生活」がもうまず大変なので……例えば日本だったら土日休みであればいくらでもできることはあるじゃないですか。息抜きや気分転換で友達と出かけたり買い物に行ったり映画を観たり。でも「土日過ごすのが日本じゃない」というだけで何もできなくなるんだなと感じたんです。

――例えばどういうことですか?

例えば、言葉も通じないですし友達も身近にいない。かつ娯楽もない街に住んでいたので、日本的な余暇の過ごし方みたいなことが全くできないんです。もちろん考えれば想像はできることなんですが、実際体験するとこういう小さな「日本との違い」のようなことがたくさんあって、積み重なってくると本当に大変で……海外生活とはすごく覚悟がいることなんだと実感しました。

――仕事以前に生活に慣れることがまず大変だったと。

話だけ聞いていると海外で働くって輝いているイメージだったんですが、実際は厳しい部分もたくさんあって。もちろんキラキラした面もあると思いますが、そこに至るまでは乗り越えなきゃいけないことがたくさんあるという。そういう現実を知れました。

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(後編)「課題解決がしたい」「海外で働けるチャンスがほしい」を軸に、コンサルティング企業の内定を獲得するまで

https://br-campus.jp/articles/report/786