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就活生が語る

右も左もわからなかった就活。インターンを体験しながら業界を知る

大手証券会社から内定をもらったT・Aさん(23歳)。周囲の様子に焦りを感じて就活を始めるも、自分が何をしたいのか、どうなりたいのか、将来のビジョンはぼんやりしたままだった。転機が訪れたのは仕事についてキラキラと楽しそうに話すOB/OGとの出会い。スロースタートで苦しい思いをしながらも、自分と向き合い、さまざまなインターンなどを通して経験を積み、結果を出した就活ストーリーについて聞いた。

総合商社、外資コンサル、外資銀行、ベンチャー企業など、学生が憧れる企業に内定した先輩たちは、どのように就活を乗り越えたのか。リアルな就活体験談には、みなさんがこれからぶつかる壁の話や役立つヒントが盛りだくさん。就活の悩みは、人それぞれ違います。数多くの就活体験談を読めば、きっと自分と似たような不安や失敗の話が見つかるはずです。就活の手助けになること間違いなしの就活体験シリーズです。
※この記事は、個人の感想であり、業界・各社の事実と異なる可能性があります。

<プロフィール>
T・A 男性
慶應義塾大学 法学部法律学科
就職予定先:証券会社
参加したインターン:15社
OB/OG訪問人数:20名
ES提出企業数:30社
面接社数:8社
内定社数:5社

飛び交う就活ワード、危機感が募りしがみついたインターン

――はじめに就活を始めた時期とそのきっかけを教えてください。

3年生の7月頃、そろそろ就活を頭に入れなきゃとぼんやり考えていたら、サークルやゼミの友人との会話の中で「マイナビ」や「リクナビ」「インターン」といったワードが聞こえるようになったんです。それに危機感を抱いて、どの企業が何の事業をしているのかもわからない状態でしたが、急いでサイトに登録して、色んな企業にとりあえずエントリーしました。インターンをしている友人が結構いたので、とりあえず自分もと思って金融業界を中心に、コンサルと名前を知っているメーカーのサマーインターンに申し込みました。

――周りに触発される形でサマーインターンを始めたんですね。申し込んだ企業は専攻分野と関係があったり、元々興味があったところだったのですか?

法学部法律学科でゼミでは民事法を学んでいましたが、企業を選んだ基準と専攻は特に関係ありませんでした。金融は自分がサークルで会計をやっていて銀行に行くことが多かったことと、サークルの先輩に金融業界に行った方が多くて、銀行、証券、保険について色々聞いていたので親しみがあったんです。友達も同じような業界を検討していたので、ひとまず金融やコンサルを見てみようかなと、最初はその程度でした。

――サマーインターンで得たものや楽しかったことはありますか?

夏は金融とメーカーで計10社に参加しました。事業の立ち上げを体験するインターンが多かったです。新規事業を作ってプレゼンした時はソート分析などの知識を学べて、就活に必要な力がついたと感じました。5日間、一日を通して会社のビジネスを一通り体験して、会社を理解するというカリキュラムもありました。テーマごとのグループディスカッションが多かったのですが、営業方法とリスクの洗い出しでは話し合いの主導権を握る人が違ったりして、みんなで作っていく感じがあって楽しかったです。僕はアイデアを出したり、議論の軌道修正をしたりするなどして、いろんな役回りを経験できたのもよかったですね。

――アイデアを出すのが得意なんですか?

サークルで役員をしていて、話し合いの場で意見をぱっと出すようにしています。アイデアを出す側の人間ですね。

説明会、自己分析、早期選考……。多忙な学生生活の合間を縫って視野を広げる

――サマーインターンから就活が始まりましたが、夏休み後はまず何から進めていきましたか?

日系企業の秋冬インターンに備えて、就活アプリから情報を得て、外資ベンチャーなど早期選考のある会社に、何社かエントリーしました。適性検査の勉強もしていました。

――秋冬のインターンシップはどういったところに申し込んだのですか?

その頃、金融以外も検討してみようと思っていたので、不動産、商社、広告、テレビ局まで視野を広げながら、まだ参加できていない金融のインターンシップにも応募しました。エントリーシート(ES)を出したのは20~25社程で、実際に行ったのはそのうち金融とテレビ局の3~4社です。テレビ局はインターンシップというより選考直結の説明会でしたが参加しました。金融では様々な国や会社への融資プランを考えるグループワークや新規事業の開発、金融コンサルティングのような形で企業が抱える課題の改善策をプレゼンするものもありました。

――色々な業務を体験されたんですね。

面白かったのは10年後の課題を解決するビジネスというテーマで新規事業を考案するインターンでした。金融のインターンシップは架空の会社、国、経済情勢について扱うテーマが多いので、10年後に実際に起こりうることを調べて、その中で会社として何をすべきかというのを考えるのは現実味があって興味深かったですね。

――インターンと並行して説明会への参加や、OB/OG訪問もしていたんですか?

説明会は夏も冬も極力、行くようにしました。企業単体の説明会が多くて、合同説明会は就活を始めた頃2~3回行ったくらいです。OB/OG訪問は秋ぐらいからやらなくてはという意識はありましたが、実際始めたのは年明けでした。

――OB/OG訪問を始めたのは年明けだったんですね。

まずメールの送り方や先輩方とどうつながるかといった情報がつかめていなくて、OB/OG訪問の具体的な方法がわかっていませんでした。サークル活動もしていて、12月の引退前に学祭など色々イベントがあったりと忙しい時期だったので、ちょっと就活がおろそかになっていました。

――自己分析はいつ頃から始めましたか?

自己分析はそれまで全くと言っていいほどしていなくて、この頃から徐々に始めました。内定者座談会のようなイベントに行って、「自分史を作った」「重要な決断を下したタイミングについてひたすら深掘りした」など内定者の方のアドバイスを聞いていました。それを参考に自分に合うものをやっていました。

(後編)OB/OG訪問から見えてきた「理想像」。内定のカギは接点づくりにあり

https://br-campus.jp/articles/report/764