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就活生が語る

私の外銀攻略法―複数内定を獲得した戦略― #私の就活

外資系金融の内定を獲得した経緯をお話します。経験も知識もない私たちにとって最大の武器は情報です。就活仲間を増やすか選抜コミュニティに入るなど、情報収集できる環境をいち早く整え、それに基づいて入念な準備を重ねるべきです。試行錯誤を繰り返し、最適な戦略を実行していくことで必ずや上手くいくと信じております。この記事が少しでも皆さんの就活の役に立ち、読んでくださった方の就活が成功することを願っております。

#私の就活 では就活を終えた先輩たちが自分の就活を振り返った体験記をお届けします。第六回は外資系金融内定者です。

突然始まった就活

 在籍ゼミが決まり、自分の専門領域の方向性が定まった五月初旬。ゼミの先輩・同期とのふとした会話において、就活や将来のキャリアが話題に上がったのが、私が就活を意識した始まりでした。
その際、
①夏インターンに参加するためには、大学三年の五月が就活を始める時期であること。
②外コン・外銀の魅力。
③上記二業界に特化した就活コミュニティがある。
ということを知り、まずは選抜コミュニティの選考会を受けることにしました。もともとディスカッション経験があった私は幸運にも複数のコミュニティに所属することができ、ひとまず安心を得て就活がスタートしました。

適性が浮き彫りとなったサマーインターン選考

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 いよいよサマーインターンの募集が開始され、私は選抜コミュニティのメンターにアドバイスされるがまま、外コン・外銀・ベンチャーと幅広く応募しました。エントリーしたのは、大々的に募集をかけており就活生のほとんどが知っていそうな有名企業をメインに20社ほどです。

 しっかりと対策をした甲斐があって、全てのES・Webテストは通過しました。どんな企業であっても、 「志望動機」「学生時代に頑張ったこと」は必ずといっていいほど聞かれる質問 です。志望動機は業界毎に、学生時代頑張ったことは2種類を準備して使いまわすことでES作成にかける時間を節約し、Webテスト対策の時間をしっかりと確保しておきました。後の最終面接の際にこの時のWebテストの成績が褒められプラスに働いたこともあり、たかがWebテストと甘く見ることなく 満点を取るんだという意気込みで努力すること が大切だと思います。

 グループディスカッションにおいても、選抜コミュニティで対策していただいた経験が活き、9割程度の通過率でした。内定者のメンターさんのもとグループディスカッションの大まかな型や思考のフレームワークを学び、反復練習を通じて慣れました。もちろん基礎的な知識だけではなく、立ち居振る舞いにも注意を払う必要があると思います。
私が気をつけていたのは、主に
①常に前提条件を頭に留めておき、適切なタイミングで指摘できるようにすること。
②GD(=グループディスカッション)中の発言には常に論理的かつ常識的な理屈づけを行うこと。
③結論をイメージした議論展開を心がけ、議論が停滞しないよう心掛けること。
の3つです。
それに加え、 社風に合わせて協調性・論理的思考・熱意のいずれかをアピールするのか定め GDに挑んでいました。(一般的に、外コンは論理的思考力を、外銀は協調性や人柄を重視して評価する傾向にあると思います。)例えば、ある戦略コンサルの選考では意見の対立も辞さずに論理構築を行い、またある外銀マーケッツの選考では、常に他意見の肯定から上手く自分の主張に繋げ、他の参加者の顔を立てるよう心掛けました。

 そして面接が始まります。私が受けたベンチャーはGD選考後インターンに参加できることが大半でしたが、外コンの場合はケース面接が2~3回、外銀は志望理由や過去経験を答えるいわゆる通常の面接が1~2回ありました。どちらも対策を講じ挑みましたが、面白いことにコンサルと投資銀行では通過率が雲泥の差でした。ケース問題は元より得意ではなかったようで、ケース面接を全て突破し最終的にジョブ参加権を獲得できたコンサルは2社のみ。一方、投資銀行は4社3部門(IBD、マーケ、アセマネ)計7つのジョブの参加権を得ました。私は相手に合わせて自分を演出することが得意で、この結果はひとえに自己演出が上手かったおかげだと思います。
面接において気をつけていたことは、
①社風に合わせて想定問答集を作成しておき、事前に練習・回答の洗練を行うこと。
②最初の数秒間、頭の中で回答の要点整理をし、論理的かつ最小限の言葉で回答を終わらせること。
③あくまでその場で考えて発言しているよう振舞うこと。
の3つです。
特に一つ目は非常に重要で、同じ内容であっても異なる表現・話の展開のストックができるため、 面接官の反応が芳しくない際に違う表現を使うこと ができ役立ちました。

サマーインターン

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 戦略が功を奏し、幸運にも複数社のインターン参加権が手に入ったため、自らの適性・業界の興味を考慮し、投資銀行4社のジョブに参加しました。投資銀行のジョブはコンサルと比較して業務理解の側面が強く、非常にたくさんの社員さんとお会いできる機会があり、なかにはジョブ中に面談が複数回設定されている企業もありました。ジョブ参加前後では業界・業務理解度が圧倒的に違い、その後の面接にも非常に役立ったため、投資銀行業界を志望する方はサマーインターンの参加をお勧めします。しかし勿論インターンも選考の一貫で、一挙手一投足が見られているなと感じさせられました。特にIBD(=投資銀行部門)のジョブは、チームで企業買収提案を作成し、最終日に発表する形式です。 チームでの作業時にも多くの社員の方々が様子を見に来られ、学生は評価 されます。基礎的な対策として、私は選抜コミュニティを通じ、ジョブの進め方・IR情報の読み方・提案資料の作成方法などを学びました。勿論ジョブの最初の数時間で社員の方々から簡単なインプットしていただけるため過度な心配はいりませんが、社員さんとより踏み込んだ話ができチーム作業でも活躍できる為、金融のバックグラウンドの無い方は特に対策しておくことをお勧めします。
加えて自分が気をつけていたことは、
①全て自分でこなそうとせず、自分が一番得意とすることで価値を発揮しチームで分業すること。
②全員と仲良くしコミュニケーション力をアピールすること。
③徹夜も辞さない気概でやる気を見せること。
の三つです。
しっかりとチームに貢献し常に全力で課題に取り組む姿勢が示せれば、通過する可能性は高く、インターンの2日間~5日間を燃料切らせずに走りきることができた人がきちんと通過しているイメージでした。

 そして、ジョブでの活躍が評価されるとリクルーターの社員の方々が個人的にメンターとしてついてくれ、9月・10月にかけて面談や裏ジョブといった選考に招待していただけます。会社によっては何十回と面談する機会があり非常にたくさんの社員さんとお会いでき、業務の実態や同業他社の特徴について知ることができるだけでなく、個人的なディナーに誘っていただけたりして非常に嬉しい期間でした。

そして本選考へ

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 11月から1月にかけて、いよいよ本選考が始まります。インターンで評価され早期選考フローにのっている人も、優遇はされるものの一部の企業を除き始めから応募しなくてはなりません。しかし既に多くの社員さんと知り合いだということもあり、以前よりスムーズに選考が進んだと感じました。

 この時点で私は投資銀行部門に絞り応募しました。今までと同じように面接・ジョブを通過し、最後に待ち受けていたのがスーパーデーです。スーパーデーとは、そのファームで最も偉い役職の方々およそ10人と立ち続けに面接をする一日のことを指します。選考の最後に最も偉い方々に見定めていただくわけで、 鋭い質問や試すような質問を上手く切り抜ける技量 が求められていました。事前に考えられる限りの想定問答をまとめ準備していましたが、それでも即興力が求められます。そこで役立ったのが意外にも 読書 でした。今までのジョブで手に入れた知識や考え方を深めたいと思い、 金融に関する本を読んでいたこと が功を奏し、返答に窮する質問に対し、本の内容をそっくりそのまま引用し返答できたのは非常に幸運でした。
 このスーパーデーを突破し、第一志望の企業から内定をいただき私の就活は幕を閉じました。

常に謙虚さを忘れず、情報収集し準備すること

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 およそ半年にわたる就活を経て、私が得た教訓は 「常に謙虚さを忘れず、情報収集を重ね努力すること」 です。
 選考を受けていく中で、自らの力を過信し自惚れた態度をとる学生を多々見かけました。私たちは所詮、職務経験のない学生です。企業から評価されたとしてもおごることなく謙虚に努力を重ねる人が最終的に内定を獲得しているように思いました。
 経験も知識もない私たちにとって 最大の武器は情報 です。就活仲間を増やすか選抜コミュニティに入るなど、情報収集できる環境をいち早く整え、それに基づいて入念な準備を重ねるべきです。試行錯誤を繰り返し、最適な戦略を実行していくことで必ずや上手くいくと信じております。この記事が少しでも皆さんの就活の役に立ち、読んでくださった方の就活が成功することを願っております。最後までお読みいただきありがとうございました。