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企業研究

トヨタ自動車への就職はOB訪問が効果的。内定を勝ち取る方法を紹介

トヨタ自動車は学生にとって、魅力的な企業です。記事ではトヨタ自動車に、OBを活用して入社するポイントを紹介しています。一般の学生が実行できる方法を、数多く紹介しています、どのような学生であっても実行可能なので、参考にしてください。

OBを活用してトヨタに入社するためのポイント

トヨタ自動車は大企業で入社するのは、無理と考える人が多いかもしれません。しかし意外に身近な人の中に、トヨタ自動車で働いている人がいます。トヨタ自動車は閉鎖的な企業ではなく、チャレンジ精神が旺盛な企業です。そのような企業に入社するには、それなりの戦略が必要です。
記事ではOBを活用して、トヨタ自動車から内定をもらうための方法を紹介しています。トヨタ自動車のような企業に入社するには、OBへの訪問は非常に有効です。トヨタ自動車に入社する意思がある方は、記事を参考に活動の一助にしてください。 画像

企業概要

トヨタ自動車は、愛知県の豊田市に本社を置く自動車の製造販売をしている企業です。誰もが一度は名前を聞いたことがあると思いますが、実は自動車の製造以外の事業にも取り組んでいる多角的企業です。

事業内容

トヨタ自動車は、軽自動からプリウスを始めとする大衆的な車から、高級車まで多くの自動車を製造販売しています。自動車の製造が始まったのは、1933年9月に開設された自動車部だったと言われています。クラウンやカローラーのようなロングセラーの車が多いですが、販売を支えている中核には全国にある販売店の存在があります。
強力な販売網に加えてアフターサービスのよさもあるため、2世代、3世代にわたってトヨタ車に乗っている家族も珍しくありません。そんなトヨタ自動車の主流の事業は言うまでもなく自動車製造ですが、下記では自動車製造以外の事業部もご紹介します。

e-TOYOTA事業
現代は工業製品とインターネットが融合する流れになっていますが、e-TOYOTA事業はそれを具現化する事業部です。新しい車には搭載されていることが多いGPS機能も、インターネット技術を活用しています。
e-TOYOTA事業ではインターネットサービスとして、会員参加型の自動車ポータルサイト「GAZOO」などの企画・開発を行っていますが、車好きな人にとってはたまらないサービスです。
テレマティクスとは、移動体に移動体通信システムを利用してサービスを提供することの総称ですが、e-TOYOTA事業は、テレマティクスを活用したサービスにも熱心で、「T-Connect/G-Link」の企画・開発もしています。それらの技術を武器に、海外で展開を進めています。

エネルギー事業部
ハイブリッド車は省エネがテーマで開発されましたが、トヨタ自動車のエネルギー事業部では、循環型社会を実現するために日夜研究を進めています。
研究開発のプロジェクトには、京浜プロジェクトがありました。これは環境省の委託事業でしたが、平成15年度~18年度にかけて実施されています。
トヨタ自動車のエネルギー事業部では、低コストで安定したエネルギーの有効活用の具現化のために、大容量蓄電池の開発や、自家発電設備やEV/PHVを最大限に活用した、仕組みづくりに取り組んでいます

アグリバイオ事業部
トヨタ自動車のアグリバイオ事業部では、環境に優しい燃料づくりを目指しています。車の排気ガスの有害性は世界の多くの人が注目していますが、アグリバイオ事業部では、新たな燃料を開発することによって、車による公害を防止しようとしています。
アグリバイオ事業部では効率的な作物栽培の開発にも取り組んでいますが、悪臭低減のため畜産バイオマス開発にも取り組んでいます。

マリン事業部
トヨタ自動車のマリン事業部では、海で運転するクルーザーの開発をしています。開発されているクルーザーはスポーツタイプから大衆向きのものまでありますが、いずれもトヨタの自動車エンジンや、自動車技術の応用によって開発されています。
開発されたクルーザーは国内に多数の販売所で販売されています。トヨタ自動車はアフターサービスで有名な会社ですが、マリン事業部においてもアフターサービスは充実しています。
現代は多くの物がインターネットを通じて販売される時代ですが、きめ細かいアフターサービスは、販売店の存在なくして実現不可能です。トヨタ自動車は売るだけの企業ではなくて、末永く顧客をサポートする優良企業です。

ユニット販売事業部
販売網が充実しているトヨタ自動車ですが、ユニット販売事業部も設立しました。ユニット販売事業部では、車やクルーザーのユニット(部品)の販売をしています。エンジン部分のユニットは、乗り物の心臓部になりますが、それが優秀であるかどうかで乗り物の性能が決まってしまいます。
トヨタ自動車のユニット販売事業部が販売しているユニットは、いずれも優秀で国内だけではなく、海外にも輸出されています。優れたユニットは一朝一夕には開発することができないので、トヨタ自動車のエンジンに頼る乗り物メーカーは多いです。

過去5年間の売上/利益推移

これからはトヨタ自動車の過去の売上げ推移をみていきますが、トヨタ自動車の公式サイトを参照しています。なお公式ページに未記載の場合は、表にも未記載と入れています。売上欄は公式ページの売上高、当期利益欄は公式ページの当期純利益・営業利益欄は、公式ページの営業利益率を入れています。
トヨタ自動車公式ページ

2012年 2013年 2014年 2015年 2016年 2017年
売上(単位/億) 185,836 220,641 256,919 256,919 284,031 275,971
営業利益(単位/億) 3,556 13,208 22,921 27,505 28,539 19,943
当期利益(単位/億) 2,835 9,621 21,733 18,231 23,126 18,311
営業利益率 2% 4% 8% 7% 8% 7%

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参考:https://finance.yahoo.co.jp/
トヨタ自動車の業績の推移をみると、比較的安定していることが分かります。年度によって営業利益率が下がっているケースはありますが、大幅な低減ではありません。この要因にはトヨタ自動車の販売店の努力が、あるのではないでしょうか。
トヨタ自動車の販売店にはいつでも顧客がいることが多いですが、それだけ地域の顧客と密着している証拠です。固定のファンを作った企業は、末永く存続するでしょう。

次年度の戦略

トヨタ自動車は2015年に「トヨタ環境チャレンジ2050」を発表しています。2050年度というと先の話と思うかもしれませんが、内容をみると長期の期間が必要なのが分かります。この目標のためトヨタ自動車は毎年努力を続けています。それでは具体的なチャレンジの内容をみていきます。

  • 2050年グローバル新車平均走行時CO2排出量を90%削減(2010年比)
  • ライフサイクル視点で、材料・部品・モノづくりを含めたトータルでのCO2排出ゼロ
  • 2050年グローバル工場CO2排出ゼロ
  • 各国地域事情に応じた水使用量の最小化と排水の管理
  • 日本で培った「適正処理」やリサイクルの技術、システムのグローバル展開に向けて、2016年から2つのプロジェクトを開始
  • 自然保全活動を、グループ、関係会社から地域、世界へつなぎ、そして未来へつなぐために、2016年から3つのプロジェクトを展開

いずれの目標も地球環境を意識したものですが、トヨタ自動車では具体的な戦略も公開しています。戦略の一つには下記のものがあります。

  • 燃料電池(FC)バスは、2016年度中に東京都を中心に導入を開始し、2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向けて100台以上を目途に準備を推進。

このように具体的な戦略があるトヨタ自動車は、いつの時代でも目標達成率が高いです。戦略が欠けている目標は目標倒れになることが多いですが、明確な戦略があれば目標は達成しやすくなります。 画像

2018年のトヨタに関するトピックス

車は日常的な工業製品で世間の注目を浴びやすいですが、インターネット上にもトヨタ自動車に関する話題があります。

トヨタカローラーを生まれ変わらせる

カローラスポーツは3ナンバーですが、発売1カ月で約9200台と月販目標の4倍となる受注に成功しました。人気の理由としては、後部座席のタブレットホルダー、各種アシストグリップ、杖ホルダーがありますが、いずれも便利なアイテムです。
アクセサリーの内容をみると、若者向きにはタブレットホルダーがありますが、高齢者向きには杖ホルダーがあります。かゆいところに手が届くサービス内容は、想像以上にユーザーの心に響くものですが、幅広い年齢層をターゲットにしたトヨタの販売戦略は評価されてよいでしょう。
昔はスポーツタイプの車に乗る年齢層に偏りがあることが多かったですが、最近ではあらゆる年齢層が乗るようになっています。

トヨタは日米貿易協議の行く末を見守っている

米国は日本車に対する輸入制限を検討していますが、日米貿易協議の焦点の一つになっています。トヨタは輸入制限されたら、4,700億円程度の負担増になる見込みなので、協議の行く末を注意深く見守っています。自動車絡みの日米間の摩擦は以前からありましたが、それだけ自動車の売上は国益に影響してくるものだからです。
海外での売上げを期待しているトヨタですが、輸入制限されたときの対策を考えているはずです。世界を股にかけて活動することはイメージ的にはよいですが、国同士の利益の板挟みになる可能性があることを、忘れてはいけないでしょう。

トヨタはもっといい車づくりに向けて世界を走破

トヨタ自動車は5大陸走破プロジェクトとして、2018年は面積・人口共に世界第2位のアフリカ大陸を走破すると発表しました。アフリカを走るのは5大陸走破プロジェクトの一環ですが、過去にはオーストラリア、北米、南米、ヨーロッパを走破しました。
5大陸を走破する目的として、「もっといい車づくり」があります。車のハンドルを握るのは、トヨタの社員または関連会社の社員ですが、自らハンドルを握ることによって問題点を見つけ、世界中で通用する車を開発することがあります。
このプロジェクトから、トヨタのチャレンジ精神を感じることができますが、人材にもチャレンジ精神を要求することが推測されます。チャレンジ精神あふれる学生は、トヨタ自動車に向いています。 画像

自動車業界の動向

これからは自動車業界全体の動向をみていきますが、データはトヨタ自動車、日産自動車、マツダから集めました。算出したデータの端数は切り捨てしています。
参考:自動車業界の売上推移

自動車業界の業績推移

年度 2013 2014 2015 2016 2017
売上 単位 億 11兆22 12兆9,555 13兆8,811 14兆6,664 14兆1,771


三社の中ではトヨタ自動車の売上げが突出していますが、三社の合計から平均値を出しました。自動車産業は国を動かすぐらいの規模と言われていますが、数字をみる限りは頷けます。

自動車業界の売り上げが比較的安定している理由

自動車業界の売上は膨大ですが、比較的売上が安定しています。安定している理由は、自動車が世界中に輸出されているからではないでしょうか。一つの国で自動車の販売量が落ち込んでも、違う国では好調なことがあります。
あらゆる企業がグローバル化していますが、自動車業は規模が違います。輸出制限の対象になるほど、海外での売上が多いです。海外での売上が伸びている理由には、車検制度の違いもあるでしょう。海外では、日本のような短い期間での車検制度はありません。 画像

トヨタのOBへの訪問に行く前に準備すべき3つの項目

トヨタ自動車は就職先として人気がありますが、内定を勝ち取るための戦略としてOBへの訪問があります。これからはOB訪問に行く前に、準備すべきことをみていきます。

内定にはリクルーターの存在が不可欠

トヨタ自動車から内定をもらう学生は、リクルーター経由が多いです。リクルーターとは応募者と会社を結ぶ役目の人ですが、トヨタ自動車内には多いとされています。リクルーターと接触することによって、内定率が高くなるのであれば、リクルーターと積極的に接触すべきです。
しかしすべての学生にリクルーターが付くのではありません。有望な学生のみに付くのです。それではどうやって、リクルーターを付ければいいのでしょうか。効果的な方法としては、OBに有望な学生だと印象づけることがあります。そうすればOB経由でリクルーターが付く可能性が高くなります。

トヨタに謙譲の美徳は必要ない

トヨタ自動車は企業全体で、チャレンジ精神が旺盛な人を好む傾向があります。そのため応募者にも、チェレンジ精神を求めています。OB訪問をするときは、チャレンジ精神旺盛な応募者だと印象づけるチャンスです。
OBに印象づけるときは、必要以上に力まないことが大切です。過剰に力めば不自然さが目立ち、応募者の資質が疑われるおそれがあります。できるだけ自然な態度で、自分のチャレンジ精神を伝えましょう。

第一志望であることを伝える

トヨタ自動車は自分たちの会社が、ナンバーワンだという自負があります。そのような企業の、機嫌を損ねるような言動は慎まなければいけません。OBと会ったときも、トヨタが第一志望であると伝えることが大切です。第一志望であると伝えることで、本気度が伝わります。
その本気度はリクルーターや採用担当者に伝わり、内定に影響を与えるでしょう。就職活動は一種のお見合いです。そのためには相手であるトヨタの、気持ちを知ることが大切です。 画像

OB/OGへの質問を準備

OBやOG訪問することは就職活動の一環です。できるかぎり充実した活動にするには、OBやOGに対する質問の準備をすることが大切です。よい質問とは意図がある質問です。下記に掲載する質問は、いずれも意図がある質問です。

内定に良い影響を与える質問

- どれぐらいの期間が経過すれば、担当を任せてもらえるか質問する。
- 営業の裁量は大きいか質問する。

トヨタ自動車は企業全体がチャレンジ精神に富んでいるので、意欲的な学生を求めています。一番目の質問をすることによって、OBは即戦力になると判断してくれる可能性があります。その結果は、リクルーターや採用担当者にも伝わるでしょう。
トヨタ自動車のような大きな会社の中には、分業制が採用されていて、思い通りに仕事ができないケースがあります。しかし二番目の質問をすることによって、仕事のやり甲斐を知ることができます。やり甲斐を感じながら仕事をする応募者を、トヨタ自動車は歓迎するでしょう。

自分の強みを印象づける質問

- 自分は英検一級を取得していますが、すぐに活かせる部署があるか質問する。
- 自分は探究心が強いですが、活かせる部署があるか質問する。

トヨタ自動車は、志望動機が強い応募者を好む傾向があります。一番目の質問をすることによって、OBは志望動機の強さを感じるでしょう。また、自分のスキルをアピールするだけではなく、活躍できる部署を知ることも重要なことです。
トヨタ自動車は、固定観念を破るような応募者を求めています。車づくりは、それぞれの時代のユーザーのニーズを探らなければいけません。そのときに必要になってくるのが探究心です。探究心は、最後までやり遂げる遂行能力にもつながります。
常にナンバーワンでいたいトヨタにとって、探究心が強くて最後までやり遂げる人物は魅力的に映ります。そのような意味で、二番目の質問は有効です。

社内の雰囲気を知るための質問

- 一つの部署はなん人ぐらいいるか質問する。
- ミーティングは一カ月に何回あるかを質問する。

トヨタのような大企業は分業制になっていることが多いですが、一番目の質問をすることによって、分業の程度を推測することができます。
大企業は物事を、一部の上司だけが決める傾向が強いです。そのような企業は、風通しのよい企業とは言えません。トヨタ自動車がそうであるのかを確かめるためには、二番目の質問が有効です。 画像

チャレンジ精神を抱きトヨタに就職しよう

トヨタ自動車は世界的に有名で、国内でももっとも人気の高い就職先であることは自他ともに認める所でしょう。そのため、内定にいたるまでには多くの努力が必要です。そういう意味においてOBやリクルーターと親密になり、活用することで、内定に近づくことができます。トヨタ自動車のようなチャレンジ精神が強い企業は、意欲ある人を求めています。
トヨタ自動車に関心がある人は、チャレンジ精神を抱き就職活動することが大切です。トヨタ自動車は、リクルーター経由の内定が多いです。そんなリクルーターの心を動かすのは、応募者のチャレンジ精神です。

トヨタ自動車のOB訪問なら、ビズリーチ・キャンパス

ビズリーチ・キャンパスには様々な企業の社員が登録しており、皆様の訪問依頼を歓迎します。

ご協力いただいている社員たちは、様々なバックグランドを持ち、自身のストーリーを歩んでいます。
もしかしたら、あなたのバックグラウンドを理解し、あなたのキャリア形成に寄り添ってくれる先輩がいるかもしれません。
まずは行動をしてみましょう。社会人は皆さん学生の味方です。