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選考対策

プレゼンの技術を磨いて面接対策!? ~面接にも使える!今から身につけるべきプレゼンの技術vol.4~

第四回は「面接に応用編」。これまで紹介してきたプレゼンの技術は、あらゆる場面で応用可能です。就活の面接も、広義に捉えれば自分をプレゼンするということ。

こんにちは!ビズリーチキャンパス編集部です。
本連載ではプレゼン力に焦点を当てて、社会人になっても使えるプレゼンのテクニックを紹介していきます。前回の記事では、伝わるための論理構成の仕方を紹介しました。

前回の連載はこちら

社会人1年目で爆速スタート 学生時代にやっておいて良かった~面接にも使える!今から身につけるべきプレゼンの技術 Vol.1~

人が変わったように見違える!プレゼンにおける話し方・振る舞いのコツ6選~面接にも使える!今から身につけるべきプレゼンの技術vol.2~

プレゼンが圧倒的に伝わるようになる!プレゼン論理構成のコツ ~面接にも使える!今から身につけるべきプレゼンの技術vol.3~


第四回は「面接に応用編」。これまで紹介してきたプレゼンの技術は、あらゆる場面で応用可能です。就活の面接も、広義に捉えれば自分をプレゼンするということ。
そこで今回は、これまで紹介してきたプレゼンのテクニックの中から、就職活動にも応用できるものを、「誰に伝えるのか」「何を伝えるのか」「どう伝えるのか」という3つの観点に分けて説明していきます!

まずはおさらいです。プレゼンは、相手にメッセージを共有し、共感してもらい、何らかの行動に移してもらうことが最大の目的になります。

一方で面接では、当然ですが合格すること、つまり自分のメッセージを共有して、面接官に合格を出してもらうことが目的になります。
よって面接に望む際には、どうしたら面接官が合格を出してくれそうかをしっかりと考え、準備することが大切です。
こんなことを言うと、当たり前じゃないか!と怒られてしまうかもしれません。しかしながら、これって意外とできていないのではないでしょうか?

誰に伝えるのか:面接の相手を想定する

プレゼンテーションでは、伝える相手がどんな人で、何を求めているのかをしっかりと想定することが大切です。
これは面接でも全く同じで、面接を受ける会社がどんな会社で、面接官は何を求めているのかをしっかりと想定することが大切です。

当然ながら、面接は自分を表現する場であるので、自分を偽ってまで企業に合わせていく必要はありませんが、ある程度は社風や規模、ビジョンや事業内容などを調べ、どういう人材を欲しているのかを踏まえた上で、面接に臨んだほうが良いでしょう。
自分起点で自分の話したいことをありのまま伝えるのでなく、あくまで相手を起点にし、相手の関心を惹けるような話の構成を作ることを心がけたほうが通過率はアップするでしょう。

加えて事前にしっかり会社のことを調べておくと、逆質問も次々と思い浮かぶはずです。よく調べられた刺さる逆質問をすることでまた相手の関心を惹き、会話を活発化させていきましょう。

また、相手が人事なのか、現場マネジャーなのか、役員なのか、社長なのかによっても話す内容を考えていく必要がありそうですね。人事なら人となりや能力的な部分を見られるケースが多いと考えられます。現場マネージャーなら、自分の実務に照らし合わせながら、その人がどう貢献してくれるだろうか、この仕事に合うだろうかという観点で判断するでしょう。そして社長なら、一緒に働きたいと思うか、最終の意思決定をしていると考えられます。

こうした情報を集め、面接官の関心を想定しておくことで、面接官に刺さることを話せる確率はぐっとアップするでしょう。
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何を伝えるか:限られた時間で自分のストーリーを伝える

プレゼンテーションには時間制限があります。伝えたい情報が山ほどある中で、限られた時間に収まるように枝葉を切り落としてシンプルで骨太なメッセージを伝えることが大切です。

面接も同じで、時間制限はありますよね。面接では、時間内に質問がいくつあるかがわからないためついつい話が長くなってしまいがちです。これもできるだけシンプルに、論理的に伝えることを心がけましょう。

人間には一定時間内で処理できる情報量には限界があります。それゆえ短い時間の中であれもこれもと早口で情報を詰め込んでしまうと、伝わりきらず、かえってモヤっとした印象を与えてしまうからです。

例えばあなたは学生団体の代表を務めリーダーシップを発揮した経験を持っていて、且つベンチャー企業で長期インターンをしていて営業の実務経験もあるとします。この時、話せることはたくさんありそうですが、これをすべて事細かに伝えきることは難しいですよね。
従って、全部を無理やりギュッと詰め込んで伝えるよりも、話すべきことを絞って、その内容について深く説明していったほうが、自分を理解してもらうには効果的です。
相手企業と自分の話す内容の親和性を考えたり、面接官が話に興味を持つ素振りを見せたらそこを重点的に説明してみましょう。

筋の通ったわかりやすい論理構成で伝えることで、短い時間の中でも自分を伝え、印象に残してもらうことができます。


どう伝えるか:効果的に自分を理解してもらう

これまでの記事で紹介してきたテクニックも存分に活用していきましょう。

●相手の目を見て話す
面接では、面接官との距離が近いため、緊張して目を伏せてしまいがちです。しかし目をそらすことは自信がない、嘘をついていると言った印象を与えてしまうので、目を見て話すように心がけましょう。難しい場合は、鼻より少し上辺りを見るようにするのがオススメです。

●自然な雰囲気で、ジェスチャーを交えながら話す
緊張すると石のように固まって話してしまいがちですが、肩の力を抜いて、リラックスした表情で簡単なジェスチャーを交えながら話すと、聞き手に安心感を持って聞いてもらうことができます。

●抑揚をつける
話に熱がこもっていると、会社に対する志望度の高さも伝わりやすくなります。

●声は普段より少し高めのトーンで、遠くにいる人に話すように
小さな面接の部屋だと声が小さくなりがちですが、声が小さいと自信がなさそうと捉えられてしまう場合があるので、極力はっきりと聞こえやすい声で話したほうがよいです。
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●結論から話す / 論点数を示してから話す
話が長くなったりこんがらがりがちな人は、相手が理解しやすいようにはじめに整理してから話し始めると、より伝わりやすくなるでしょう。

●「一言だけ付け加えますと・・」など大事な話をする前にワンクッション入れる
一般的に面接官は、一日に非常に多くの学生の面接をするため、このような印象付けが効果的です。


面接官の評価は、細かな工夫を積み重ねた総合点で決まるので、諦めずにこういった細かな点から実践してみて下さい!


さいごに

いかがだったでしょうか?今回は面接をプレゼンと見立てて、面接にも使えるプレゼンのテクニックを紹介してきました。

最後に、これもプレゼンと同じことですが、面接も練習すればするほど良くなっていきます。とにかく場数を踏むでもよし、志望度の高い企業であれば、就活口コミサイトにて過去の質問項目をチェックして、友達と模擬面接をしてみるのもよいかもしれません。

いきなり全てをいっぺんにやるのは難しいので、一つ一つ練習して身につけていくとよいでしょう。
いずれにせよ、落ちてしまってから悔いの残らないよう、準備をしっかりしてから面接に望んで下さいね!

一次情報を得て、自分の未来を見つけに行こう

採用ホームページやニュースなどのメディアを読んで、業界・企業研究に励むことはとても大事なことです。 しかし、それらの多くは二次情報に過ぎません。何かしらのバイアスがかかっており、正しい情報であるかどうかは自身で選択していかなければなりません。

情報収集で重要なことは、「どれだけ新鮮な一次情報」を得られるか、ということ。 そしてその一次情報を得る手段としては、「とにかく人と出会う」ことが重要になります。

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