ビズリーチ・キャンパスは2021年12月にInternet Explorerのサポートを終了します。別ブラウザでのご利用をお願いいたします。

詳細を確認

BizReach Campus

App Storeから無料ダウンロード

ダウンロード
close
就活生が語る

【時期別×就活体験記】九州大学理学府/博士課程に進学するか、ベンチャー企業に就職するか・・・選択を乗り越え、総合商社で広い世界へ発進!

5つの時期ごとの過ごし方がわかる「時期別×体験記」。先輩から紹介された企業に興味を持ち、就活を始めたFさん。途中までは博士課程に進学したいという気持ちが大きかったが、次第にビジネスの世界に惹かれていく。総合商社に適性を感じ、最終チャンスの6月選考で見事内定。魅力的なベンチャー企業にも出会っており、最後まで迷いつつも自分の可能性を広げるため総合商社へ。そんなFさんの就活の軌跡を追う。

目次

<プロフィール>
Fさん/男性
九州大学/院卒
理学府
ガクチカ:アルバイト, 体育会

就活開始:修士1年生(6月)
初内定 :修士1年生(2月)
OB/OG訪問:2人

内定取得先:人材
入社予定先:商社(総合商社)

#大学 #大学生 #就活 #理系 #理系院生 #総合商社 #ベンチャー




01:就活スタート(準備)期

ーーいつから就活を開始したか?
修士1年生の6月。

研究室の同期は既に就活を始めていた。またこの時期に、先輩から内定先である宇宙系企業(以下、「B社」とする)を紹介された。博士課程に進学しようと考えていたが、その企業が面白そうだと感じて少し就活を考え出した。


ーー何からスタート・準備したか?
先輩の内定先について知ったこと。

この頃は、7割ほど博士課程に進学するつもりだった。紹介されたB社が面白そうだったため、研究の息抜きに少し就活をやってみようと言う気持ちだった。


ーーこの期間に志望していた業界・企業は?
特にないが就活という道に気付き、他にも面白そうな企業があれば知りたいと思うようになった。


ーー応募までの過ごし方や意識した準備は?
B社の1dayインターンシップへの応募を考え、ESを書き始めた。その先輩に見てもらい、整えていた。


ーー応募までに困っていたことは?
まだ本気で就活をするつもりではなかったため、特になし。


ーーこの期間はどんな心境だったか?
就活という道に気付き、選択肢の広さに少しワクワクする気持ち。

研究に関連する企業だけでなく、他にも良い企業があるのではないかと視点を広げ始めた。また、研究室の同期がどんな企業を志望しているのか気にするようになった。


ーー応募までに「やっておいてよかった」は?
博士課程に進学するつもりだったが、就活に関する行動もしてみたこと。選択肢を広げることができた。


ーー応募までに「やっておけばよかった」は?
(もっと前から)自分のスキルを磨くこと。

IT系の仕事にも興味があったが、挫折してしまった。さらに幅広い選択肢を持つため、下級生の頃から何かスキルを身につけてみても良かったのかもしれない。




02:夏インターンシップ期

ーーいつから夏インターンに応募したか?
修士1年生の7月〜8月。


ーーこの期間に志望していた業界・企業は?
まだ大方博士課程に進学するつもりであり、B社以外はあまり志望していなかった。


ーー何社に応募したか?
B社と、研究室の同期が応募していたSIerの2社。選考は軽いESのみで、どちらも通過した。前者は1日、後者は2日間のプログラム。


ーー夏インターンで体験/知れたことは?
B社のインターンシップでは説明会とグループワークが行われ、やはり事業が面白そうで志望度が高まった。もう1社では、SIerやコンサルについて理解を深めることができた。提案を考え抜く仕事であり、充実感がありそうだと感じた。


ーー当時の過ごし方や意識した対策は?
就活メインで過ごしていたわけではなかったため、特になし。


ーー当時困っていたことは?
上に同じ。


ーーこの期間はどんな心境だったか?
同期が就活を進めている様子を見ていたが、特に焦りなどは感じなかった。



ーーこの期間に「やっておいてよかった」は?
SIerのインターンシップに参加したこと。

SIer、そしてコンサルの仕事について理解できたため。業界についてのイメージを持って、秋以降本格的に就活を始められた。


ーーこの期間に「やっておけばよかった」は?
テストセンターで行われる、C-GAB形式のテストを完璧にしておくこと。

最後まで悩まされたから。同級生に話を聞くと、夏には良いスコアを取っていたということだったのでこの時期にはやっておくべき。




03:秋冬インターンシップ期

ーーいつから秋冬インターンに応募したか?
修士1年生の9月〜1月。

この頃から、博士課程進学よりも就活をメインで考えるようになった。先輩に紹介された宇宙系企業にとても惹かれていたことがきっかけ。


ーーこの期間に志望していた業界・企業は?
B社、総合商社。

就活をするきっかけになったB社への思いは変わらず。また、ベンチャー企業の本選考を受け始めて自分を見つめ直したこともあり「自分は商社に向いているのではないか」と思い始めた。

具体的には、アルバイトをする中である社会問題への意識が高まり、それを解決する事業に自分がマッチしそうだと考えたから。肉体労働だったため、打たれ強さも活かせると考えていた。


ーー何社に応募したか?
5社(B社、ベンチャー2社、総合商社2社)。

エンカレッジに登録し、様々な企業について調べていた。B社は10月と11月に3日間ずつ、ベンチャー企業2社は1月に行われたインターンシップに参加することができた。一方、総合商社はテストの段階で落ちてしまった。


ーー秋冬インターンで体験/知れたことは?
自分の短所を把握することができた。

グループワークに取り組みFB(フィードバック)を得て、自分を客観視できたため。具体的には、自分が正しいと思ったことにこだわってしまうという点。その後は自分を客観的に見て、チームで成果を挙げるという意識を持って行動できるようになった。


ーー当時の過ごし方や意識した対策は?
経験不足だったこともあり、色々な企業に応募した。

B社の選考が2月から始まるため、それまでに慣れようと考えた。選考を通して自分を見つめ直すこともでき、有意義な経験になった。


ーー当時困っていたことは?
C-GAB形式のテスト。

商社のインターンシップ選考の落選原因だったと思う。参考書を購入するなどして、勉強を始めた。


ーーこの期間はどんな心境だったか?
B社にどうしても行きたい、総合商社は行けたらいいな、というような思い。

インターンシップに参加し、改めてB社の宇宙事業に強く惹かれた。総合商社については面接で自分を表現できれば内定を得られる自信があったが、そこに辿り着けるか不安だった。



ーーこの期間に「やっておいてよかった」は?
色々な企業について知ったこと。

説明会への参加などを通して。選択肢が広がり、吟味した上で判断できるようになる。


ーーこの期間に「やっておけばよかった」は?
早めに内定を得られる企業の選考を受けること。

研究室の同期で、コンサル業界に内定している者も多かった。コンサルの仕事も自分に合うと思っていたので、もう少し前から調べておけばよかった。




04:本選考期(秋冬IS以降)

ーーいつから本選考に応募したか?
修士1年生の1月〜修士2年生の6月。


ーーこの期間に志望していた業界・企業は?
B社、総合商社。

これまで述べてきたように、B社への志望度はかなり高かった。総合商社にもチャレンジしてみようという気持ちだった。


ーー何社に応募したか?
10社ほど。

B社と総合商社、エンカレッジなどから関心を持ったベンチャー企業に応募した。数社を除いて面接に進むことができた。

総合商社に関しては受け方を工夫していた。5社応募したうち3月選考で3社、6月選考で2社という形。C-GABに不安があったが故だが、3月選考では結局落ちてしまった。


ーー当時の過ごし方や意識した対策は?
面接を受けて自分を見つめ直すというサイクルを回していた。

メンターと話したり、イベントに参加したりもしたが基本的には1人で振り返りながら進めた。面接官とある程度フランクに話しながら、自分の性格などを探っていた。


ーー当時困っていたことは?
相変わらず、C-GABに悩まされた。

経験値が足りなかったため。勉強を頑張ったが、商社の3月選考に間に合わせることはできなかった。


ーーこの期間はどんな心境だったか?
2月に内定を得た企業に強く惹かれていた。

具体的な魅力は後述するが、心から入社したいと思える企業だった。就活を終えても良いとさえ思ったが、集大成として総合商社は受けてみることにした。

また、内定後もその企業の人とは何回か面談をしていた。その中で、就活の道に進んだ選択に自信を持てるようになった。社員の方から、自分の人生には「研究者になるか、経営者になるか」の2つの道があると示され、ビジネスの話を聞く中で後者を目指す方が面白そうだと再確認できたため。


ーーこの期間に「やっておいてよかった」は?
様々な企業に応募したこと。

選考を通して、自分の性格や向き不向きを理解することができた。


ーーこの期間に「やっておけばよかった」は?
OB/OG訪問。

選考を受ける中で魅力に気付いた企業もあったため、同様に社員と接すれば魅力的な企業を見つけられたかもしれない。




05:意思決定期

ーー意思決定の時期は?
修士2年生の6月。


ーー最終的に何社から内定を得たか?
2社。

2月に人材系ベンチャー、6月に総合商社から内定を得た。


ーーこの期間はどんな心境だったか?
どちらに入社するべきか悩んでいた。

挑戦枠と捉えていた総合商社に内定を得られるとはあまり思っておらず、「まさか」という感じ。しかし、入社を即決はできなかった。人材系ベンチャーも、自分にとってかなり魅力的だったためだ。


ーー最後は「どこ」と「どこ」で迷ったか?
総合商社と人材系ベンチャー。

まず後者は、面接で話す中で自分の素が最もマッチする企業だと感じていた。業務内容も面白そうで、内定後に就活についてアドバイスをもらうなどお世話になっていた。待遇や働き方も、総合商社と比べても満足いくものだった。

しかし、やはり総合商社も魅力的だった。自分が違いを感じていたのは、社員の雰囲気。イベントに参加した際、「日本を変えられるのは自分たちだ」というオーラが伝わってきた。素直に「かっこいい」と感じ、憧れていた。


ーー最後の「決め手」は(どうやって決めた)?
「人生遠回りしてもいいんじゃないか」と思うようになり、総合商社に入社することを決意した。

人材系ベンチャーに入れば速く出世でき、自分の専門分野を確立してビジネスを創出する人材になれるだろう。しかしより広い世界を見て、幅広い選択肢の中から色々なことをやってみたいという気持ちが勝った。


ーー意思決定で困ったこと/悩んだことは?
「何をするか」と「誰とやるか」、どちらを重視するべきか悩んだ。

内定をもらった段階では前者を重視すると総合商社、後者を重視すると人材系ベンチャーというイメージ。それほど社としての雰囲気に魅力を感じていた。その後総合商社の社員とも話す機会を持つ中で、後者の観点からも総合商社に好印象が持てるようになった。


ーー就活全体を振り返ると(またはアドバイス)?
スキルを身につけておき、もっと広い選択肢を持てればよかった。

プログラミング力を活かしてエンジニア職に就く後輩を見て、その道もいいなと感じたから。自分は博士課程に進むつもりだったところから、色々な選択肢を考えて就職先も決めた。しかし、スキルによって生まれる道についても考えられればさらに良かったと思う。





(PR)人気大手企業就活ならビズリーチ・キャンパス!

ビズリーチ・キャンパスは三井物産、JR東日本、三井不動産、三井住友銀行、ソニー、NTTデータ、サントリーなど様々な業界の大手企業がを利用しており、人気大手企業就活を目指す学生にとって必需品と言えるサービスです。
・誰もが知る人気大手企業から、特別座談会・選考免除・特別選考ルートなどのスカウトが届く
・人気大手企業によるビズリーチ・キャンパス限定のインターンシップ
・人気大手企業による各業界特化型の限定イベント
・難関企業内定者による就活対策講座を毎日開催
・先輩が『いつ・何をして・何に悩んだのか』を綴った就活体験記。就活全体像や時期別の悩みの具体的な解消方法がわかる

ぜひビズリーチ・キャンパスご活用し皆様にとって最適なキャリア選択を実現してください。
登録はこちらから!