<プロフィール>
Tさん/男性
東京科学大学/院卒
環境・社会理工学院
ガクチカ:学業/ゼミ/研究, アルバイト, 大学での活動/プロジェクト
就活開始:学部4年生の6月&修士1年生の6月
初内定 :修士2年生の6月
OB/OG訪問:11人
内定取得先:専門商社(エネルギー系)、化学メーカー
入社予定先:専門商社(エネルギー系)
#長期戦 #専門商社 #理系院生
01:就活スタート(準備)期
ーーいつから就活を開始したか?
学部4年生の6月&修士1年生の6月。
学部で就活→就活失敗→もう少し早くから始めようという流れ。
専攻があっていないかもしれないと感じていたので、就職を考えたが落ちてしまい、周りも9割が院進だったのでその道しか見えていなかった。
ーー何からスタート・準備したか?
①キャリアセンターに相談
何から始めれば良いか聞いた。先輩も同期も志望業界はバラバラだった。
②企業を調べる
専門分野にはとらわれたくなかったが、興味のないこともやりたくなかった。BtoBの企業もあまり知らなかったので、とりあえず広く見て興味の有無を見極めようと思った。
マイナビ、リクナビで検索したり、業界地図を見たりした。
また、OB/OGが研究室に企業の説明をしに来てくれたりもしたので、企業に触れる機会はあった。
ーーこの期間に志望していた業界・企業は?
エネルギーに関係する企業(インフラやメーカー、専門商社など)+規模感が魅力的な総合商社。
今後、変化と成長が見込まれる業界であり、研究にも関連していて興味があった。
理系職種にこだわりは無く、普段の生活で関わる食品系や金融なども見ていたが、興味を持てなかった。
ーー応募までの過ごし方や意識した準備は?
自分の知らない世界の方が広いのに、さらに狭めたら選択肢が少なくなると思ったので、あまり絞らないようにした。
家族が就活時に使っていた業界地図が家に置いてあったので読んだり、本屋で就活関連のエリアを彷徨った。
研究より就活が楽しかった。
ーー応募までに困っていたことは?
①情報収集の仕方
業界地図はどうしても興味がある分野を読み込んでしまうので、とりあえず他も視界に入れようと全ページ読んだ。新聞も読んでみると、結構企業名が出てきて、世の中の動向がわかった。
②自己分析
やらなきゃいけないと書いてあるが、どの程度やるべきかわからなかった。志望する企業が求める人物像をもとに、話すエピソードを考えた方が良いのではないかと思った。
ーーこの期間はどんな心境だったか?
自分に合う職場を見つけたかったので、知らない世界や未来のことを考えるのが楽しかった。
ーー応募までに「やっておいてよかった」は?
広くみること。
自分が知っているとても狭い世界だけ見るのはもったいないと思うから。
ーー応募までに「やっておけばよかった」は?
ある程度の自己分析とエピソードづくり。
この後、社会人として何が必要かという観点から逆算して推しポイントを作り、エピソードを考えた。
また、自己分析が出来ていると軸が決まりやすい。
02:夏インターンシップ期
ーーいつから夏インターンに応募したか?
修士1年生8~9月。
ーーこの期間に志望していた業界・企業は?
エネルギー系。
ーー何社に応募したか?
20社。
数を打ちたかったが、時間には制限があるので企業数を絞って応募した。
各業界1社ずつ見たいと思っていたので、選考はESのみの1dayイベントが多かった。
複数daysのインターンシップに3社+1day数社に参加した。
似通った業界のインターンシップに参加したので、他の業界も見れば良かったかもしれない。
ーー夏インターンで体験/知れたことは?
いろいろな企業の仕事内容や人柄の一部を知れた。
対面の場合は、就活生の雰囲気や社風を見ていた。
ーー当時の過ごし方や意識した対策は?
ESを保存すること。
全企業ドキュメントを作成し、ESを記録していた。
本選考で同じような設問が出た際にESを使い回すことができた。
ーー当時困っていたことは?
時間が足りないこと。
また、志望動機が浮かばないこと。でもインターンシップの選考なので、そこまで固める必要はなかったかもしれない。
ーーこの期間はどんな心境だったか?
対面の方が集中できたので、対面のワークにもう少し参加したかった。
ーーこの期間に「やっておいてよかった」は?
とりあえずいろんな企業の人と会うこと。
ーーこの期間に「やっておけばよかった」は?
①ESの反省
頻出の設問に対してはエピソードを先にまとめておくべき。
添削してもらうことで伝わりやすい文になったかもしれない。客観的に見ることが大切。
②面接対策
実践で磨いていったが、事前に対策しても良かったかもしれない。面接での言葉遣いや伝え方などは鍛えられたと思う。
03:秋冬インターンシップ期
ーーいつから秋冬インターンに応募したか?
修士1年生の1月〜2月。
ーーこの期間に志望していた業界・企業は?
エネルギー系。特に商社。
ーー何社に応募したか?
4社。
夏インターンシップ経由の早期選考の案内が来ていたので、インターンシップは数を絞った。
企業を知るフェーズは終わり、本選考に向けた準備時期だと思っていた。
通過は2社。総合商社の選考は厳しかった。
ーー秋冬インターンで体験/知れたことは?
会社情報や人柄。
ーー当時の過ごし方や意識した対策は?
本選考まで時間がないことを意識していた。
1社早期選考で最終面接まで進んでいたので、面接体験記を読んだり、OB/OG訪問を2人に行った。
選考についてやキャリアプラン、競合に対しての強みなどを聞いた。
最終面接では、「希望部署以外に配属されたらどうする?」と聞かれて、ブレるべきじゃないと思い、「希望しない」と話したが落ちてしまった。それからは、「希望部署以外に配属されても、そこで学んで希望部署に行きたい」と話すことにした。
ーー当時困っていたことは?
本当にやりたいことがわからず、逆にどれも良い面と悪い面が見えた。
ーーこの期間はどんな心境だったか?
漠然とした期待と不安。
どれも面白そうだが、自分に合うかわからなかった。
周りにIT企業やコンサルから年内に内定を得ている人もいたので不安があった。
ーーこの期間に「やっておいてよかった」は?
企業数を絞ること。
ーーこの期間に「やっておけばよかった」は?
先を見据えたスケジュール管理。
ESの締切が複数回あるものは、早い方が通りやすいと思ったが、限られた時間の中でどのタイミングでどこに応募し、注力するのかもっと考えても良かったと思う。
04:本選考期(秋冬IS以降)
ーーいつから本選考に応募したか?
修士1年11月~修士2年6月。
ーーこの期間に志望していた業界・企業は?
エネルギー系。
ーー何社に応募したか?
30社。
早期選考に通らなかったタイミングで、今まで見てこなかったところも含めて数を打とうと思った。
また、実践で面接の経験を積みたいとも考えていた。
書類通過は10社。
とりあえず出せば良いというものではないかもしれないが、運よく良い会社と巡り会える可能性もあると思う。
新幹線の中での対策だけで通ったところもあった。
ーー当時の過ごし方や意識した対策は?
①落ちた理由を考える。
②OB/OG訪問
実際にその企業の社員に会って情報や理念を聞くのが一番信頼性があると思ったから。
ビズリーチ・キャンパスなどを活用して11人に話を聞いた。同じ企業でも複数の社員と話すことでいろんな視点を知れたので、各社2〜4人を訪問した。
選考対策を中心に競合他社のことやキャリアプラン、その社員の志望動機、強みを聞いた。
ーー当時困っていたことは?
5月末までなかなか内定が出なかった。
第三者に意見を求めたり、1社にかける時間をもう少し増やしたりすれば良かったかもしれない。不安で数を打ってしまったが、注力しても良かったと思う。
ーーこの期間はどんな心境だったか?
長期戦で疲れが出てきた。
行けると思った企業も不合格や連絡なしということもあったから。
ーーこの期間に「やっておいてよかった」は?
OB/OG訪問。
ーーこの期間に「やっておけばよかった」は?
企業選びの軸をしっかりと言語化すること。
言語化するとそれを意識して行動できるので、やらないで後悔するよりやったほうが良い。
05:意思決定期
ーー意思決定の時期は?
修士2年生の6月。
ーー最終的に何社から内定を得たか?
専門商社(エネルギー系)と化学メーカーの2社。
ーーこの期間はどんな心境だったか?
内定の安心感と少しの悔しさ。
第1志望は総合商社だった。最終まで残されて落とされると悔しかった。
ーー最後は「どこ」と「どこ」で迷ったか?
専門商社(エネルギー系)と化学メーカー。
心の中である程度決まっていた。
入社予定の専門商社は人の相性が良かった。
もう1つの化学系は研究が自分に刺さった。
ーー最後の「決め手」は(どうやって決めた)?
業界の未来、会社の未来、自分の未来、人柄。
専門商社の社員の面倒見が良く、親身になってくれたところに惹かれた。
ーー意思決定で困ったこと/悩んだことは?
どんな選択をしても何かしらで後悔しそう。嫌なことが起きた時に、ああしておけば…と考えてしまう気がする。
人事に依頼して会社の人にたくさん会って、内情や福利厚生、評価制度の話を詳しく聞き、その上でその会社を選んだ理由を10個書き出した。
ーー就活全体を振り返ると(またはアドバイス)?
①OB/OG訪問をもっとしたい
OB/OGは会えば会うだけ発見がある。対面でも会ってみたかった。
②志望動機やエピソードを見直したい
推しポイントから逆算してエピソードを作るようにしたのは本選考からだった。
リーダーシップ、協調性、熱中することなどを推していた。
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