<プロフィール>
Aさん/男性
東京大学/学卒
工学部都市工学科
ガクチカ:体育会, 部活動
就活開始:学部3年生(4月)
初内定 :学部3年生(12月)
OB/OG訪問:30人
内定取得先:デベロッパー, 人材
入社予定先:金融(投資信託・アセットマネジメント)
01:就活スタート(準備)期
ーーいつから就活を開始したか?
学部2年生の2月〜3月。
部活の先輩がGoodfindのJ-CADという選抜コミュニティを紹介してくれたことがきっかけ。
ーー何からスタート・準備したか?
OB/OG訪問。
J-CAD経由で様々な企業の社員の方々と面談をしながら、社風を感じ取ることを目的としていた。
自分との一致を0〜100で評価して、会社を順位づけしていた。その面談を通じて合っていると感じたのはとあるデベロッパー1社だった。大学で学んでいた専門をまちづくりという領域に活かせることからデベロッパー、そしてデベロッパーの中でもその企業は比較的ビジネスに忠実である点に共感した。品がありながらもビジネスを仕掛けていく姿勢が自分に合っていると感じたことがその企業に好印象を持った理由だった。
また、部活OBの話を聞く機会も得ていた。企業については、四季報や業界地図を軽く概要を把握する程度でほとんど何も知らない状態でOB/OG訪問に臨んでいた。
色々な人に会って多くの可能性を考えることができたので、今振り返ってみるとやってよかったと感じている。早い段階から企業に対する仮説を持っておきたかった。
ーーこの期間に志望していた業界・企業は?
総合デベロッパー2社、総合商社2社、コンサル。
どんな会社でもやることは似ていると思っていたので、待遇面を見ていた。また大学の専攻や部活動で関わった人たちが商社やデベロッパーで働いており、身近に感じていた企業を中心に見ていた。
デベロッパーや総合商社は比較的社員数が少なく、自分の頑張りが埋もれることがない点も魅力的だった。業界選びにおいてはアイデアを生む機会があることも重視していた。
また、これまでの経験から自分は大企業が向いていると感じていた。信頼している周りの大人にも「大企業が向いている」と言われることも多く、大企業しか見ていなかった。
ーー応募までの過ごし方や意識した準備は?
とにかく社風を感じ取りたいと思っていたので、社員と話す機会があるときは定型質問ではなく雑談を織り交ぜながら社員と会話することを意識していた。
フランクに話していると社員の方々が本当に楽しいと思っていることを語ってくれるようになるので、その雰囲気を作るようにしていた。
ーー応募までに困っていたことは?
ESの内容に迷っていた。自分のどこを売りにしていけばいいかわからなかった。
身近な大人、特に両親にESを見てもらっていた。ガクチカでは部活動を中心にチームのまとめ方や立ち振る舞いについて書いていた。しかし、両親から「企業が学生に求めているのは【チームをうまくまとめる力】よりも【継続力】や【目標達成に向けて頑張れる力】を解像度高く表現した方がいいとFBをもらった。そこで企業に入社したあとどのように頑張るかイメージを持ってもらうことを意識して、【これまで競技者として強くなるためにどのような努力をしてきたのか】をESに書くようにした。最終的にはその両親のフィードバック(FB)を信じて良かったと感じている。
ーーこの期間はどんな心境だったか?
余裕を持って就活に取り組んでいた。
ーー応募までに「やっておいてよかった」は?
①OB/OG訪問
②自己分析
多くの就活生が行なっている、企業ありきのトップダウン的な自己分析の手法に疑問を抱いていた。
人間は柔軟性があり色々な側面を持っているからこそ自分はこういう人間だと決めて企業に当てはめるのではなく、「この企業なら自分のこの側面を活かせてこういう楽しみ方ができる」という自己分析の手法を自分なりに確立させていた。
ーー応募までに「やっておけばよかった」は?
面接対策やWEBテスト対策を少しでもやっておけばよかった。
02:夏インターンシップ期
ーーいつから夏インターンに応募したか?
学部3年生の7月〜9月。
ーーこの期間に志望していた業界・企業は?
デベロッパー、商社、コンサル、金融、メガベンチャー。
部活や課外活動で忙しかったので、かなり絞って受けていた。
ーー何社に応募したか?
5社(デベロッパー1社、金融2社、コンサル1社、メガベンチャー1社)。
業界選定理由は、自身の興味と部活OBの紹介。
情報収集は企業HPをメインで活用。就活サイト(特に外資就活)を活用することもあった。
実際に参加したのは、3社(デベロッパー1社、金融1社、メガベンチャー1社)。
ーー夏インターンで体験/知れたことは?
どの会社のインターンシップも面白かった。
人材系の企業のインターンシップは特にこだわり抜かれていた。また、社員としっかりと話せる機会があり、ビジネスやお金の仕組みを学ぶことができた。
証券会社のGM部門のインターンシップは、職場を見学し臨場感を感じることができた。インターンシップ中に使われる言葉の専門性が高いので、ある程度自分で金融知識を得て参加した方がより充実した時間となると感じた。
デベロッパーのインターンシップはグループワークが充実しており、とても楽しかった。
ーー当時の過ごし方や意識した対策は?
意識していたことは特にない。
ーー当時困っていたことは?
インターンシップを辞退しないための日程調整。
ーーこの期間はどんな心境だったか?
夏インターンシップは順調に進んでいたので、自信は持てていた。
ーーこの期間に「やっておいてよかった」は?
真面目に取り組むこと。
インターンシップでのグループワークは難しいので、慣れておくことは大切。
インターンシップのグループメンバーと仲良くなること。複数ある場合、初日に仲良くなることがとても重要。
個人のスキルだけでなくチームワークは評価に反映する。
ーーこの期間に「やっておけばよかった」は?
愛想良く人の話を聞く力を上げておく。グループワークで特に重要だと感じた。
03:秋冬インターンシップ期
ーーいつから秋冬インターンに応募したか?
学部3年生の11月〜12月。
ーーこの期間に志望していた業界・企業は?
デベロッパー、メガベンチャー、アセットマネジメント。
夏インターンシップに参加した企業が自分にマッチしていた。
ーー何社に応募したか?
特にしていない。
夏インターンシップ経由で社員面談などを進めていた。また、夏インターンシップからの継続でデベロッパー1社のインターンシップに参加した。
ーー秋冬インターンで体験/知れたことは?
唯一参加したデベロッパーのインターンシップでグループワークの役割分担があまりうまくいかず、苦労した。インターンシップにおいて役割分担はとても重要。
ーー当時の過ごし方や意識した対策は?
夏インターンシップ経由のリクルーター面談をやっていた。
ーーこの期間はどんな心境だったか?
どの会社を選んでも全く異なるキャリアを歩むことになるので悩んでいた。
ーーこの期間の内定は?
人材系1社。
ーーこの期間に「やっておけばよかった」は?
社員の顔と名前を一致させること。
インターンシップや社員面談で社員と話すときに、他の社員とのコミュニケーションについて聞かれることがあり必要性を感じた。
04:本選考期(秋冬IS以降)
ーーいつから本選考に応募したか?
学部3年生の2月〜学部4年生の4月。
ーーこの期間に志望していた業界・企業は?
デベロッパー、アセットマネジメント。
ーー何社に応募したか?
2社(デベロッパー、アセットマネジメント)。
デベロッパー1社はインターンシップ経由の早期選考にのり、最終面接からのスタートだった。
アセットマネジメントは1月から長期インターンをスタート。アセットマネジメントで活躍するためのキャリアを考える中で、長期インターン先を勧められた。
ーー当時の過ごし方や意識した対策は?
①モチベーショングラフ
デベロッパーの選考で最終面接前に決められた時間内でモチベーショングラフを書く必要があったので、あらかじめ書く内容(特にエピソードの重心の置き方)は決めておいた。
②面接対策
対面の最終面接の雰囲気をある程度把握して臨むようにした。取り繕うことなく、正直に面接に臨むことを大切にしていた。
ーー当時困っていたことは?
キャリアについて悩んでいた。
ーーこの期間はどんな心境だったか?
特に不安なく進められていた。
ーーこの期間に「やっておいてよかった」は?
「話す」練習。
大人と喋り慣れておくことは大切。
05:意思決定期
ーー意思決定の時期は?
学部4年生の5月。
ーー最終的に何社から内定を得たか?
3社(総合デベロッパー、アセットマネジメント、人材)。
ーーこの期間はどんな心境だったか?
たくさんある会社の中で1番合う会社の一つだったので、断ることが難しかった。
ーー最後は「どこ」と「どこ」で迷ったか?
アセットマネジメントとデベロッパー。
ーー最後の「決め手」は(どうやって決めた)?
アセットマネジメントは生きるか死ぬかの世界だが、待遇面や時間や場所に問わられない働き方の自由度に魅力を感じていた。
アセットマネジメントに進み夢を追いかけるか、デベロッパーに進み現実的に安定した生活を得るか。
アセットマネジメントの社員の方に将来について親身に相談に乗ってもらい、最後は若いうちにしかできないことをしようとアセットマネジメントに決めた。
ーー意思決定で困ったこと/悩んだことは?
全く異なるキャリアを歩むことになるからこそ、どの選択が自分にとってベストなのかわからなかった。
ーー就活全体を振り返ると(またはアドバイス)?
自分に合った職業を納得した形で見つけることができたので後悔はない。リスキーな道を歩むことになったが、若いからこそできることだと感じている。
自己分析と色々な社員に話を聞くことがうまく行った要因だと考えている。企業ありきの自己分析ではなく、自分のさまざまな側面を見つめどの側面をどの企業でどのように活かせるか考える自己分析をしてほしい。そして、ぜひ多くの社員にあって色々な話を聞いてほしい。
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