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就活生が語る

28社の夏インターンに合格し、夏休み52/60日をインターンに捧げた猛者に話を聞いてきた

この夏、28社のサマーインターンに合格し、そのうち23社に参加したという東北大生がいます。どんな学生なのか、なぜそこまでサマーインターンに参加したのか、インタビューしてきました。

こんにちは。ビズリーチキャンパス編集部です。
就活生の皆さんは、サマーインターンに何社参加したでしょうか?
おそらく3社~5社、多くても10社くらいが一般的ではないでしょうか。

そんな中、28社のサマーインターンに合格し、そのうち23社に参加したという猛者がいます。
しかも彼は地方大学生。地方にいながら、どうしてそんなにたくさんのサマーインターンに参加することができたのでしょうか。

地方大学生が28社のサマーインターンに合格した理由


ー 本日はよろしくお願いいたします。今年28社のサマーインターンに合格したとのことですが、まずはどんな学生なのか、簡単に自己紹介をお願いします。

曽根原正樹と申します。東北大学法学部の3年生です。出身は福島で、1年浪人して東北大学に入りました。
大学生活は、1年生のころから常に危機感をもって過ごしてきました。
というのも、僕は1年浪人していたので、高校時代の友人たちが、僕よりも1年先に進んでいるという感覚がありました。そのため、彼らに後れを取りたくない!という思いで、1年生の頃から意欲的に活動をしてきました。
大学1年生の初めは7つのサークルに所属していました。だけどすぐに何か違うなと感じて、たまたま縁があって、当時東北で1番厳しいインターンと言われていた一般社団法人MAKOTOさんで長期インターンをさせてもらいました。この会社は東北発の志の高い起業家を支援する起業支援ベンチャーで、僕は自社クラウドファンディングサービスの運用を行っていました。
そこで様々なことを学んだ後、自治体と連携した地方創生事業の企画運営や、中古本のフリマアプリの立ち上げ、テラドローンというドローンを用いた土木測量をメインとする会社の東北支社の立ち上げに参画したりしました。
今は、東北大学内に東北大学起業部VEXという組織を立ち上げ、代表として学生起業家創出を目的とした活動をしています。

ー とても積極的に活動されていますね。その中で、23社の短期インターンに参加した理由を教えてください。
(※ 28社合格のうち5社辞退で23社のインターンに参加)

簡潔に言えば、インターンオタクだからです。(笑)
インターンが好きだ。ということに尽きると思います。
実は僕が最初にサマーインターンに参加したのは、2年生の時でした。楽しそうだなと思ってエントリーしてみて、運が良くて8社のサマーインターンに参加させて頂きました。
その時の経験から、サマーインターンに参加することのメリットを強く感じて、結果的に今年23社のサマーインターンに参加することになっていました。(笑)

ー すごいですね。2年生当時、東北にいながら受かるかもわからないインターンを受けることはリスクには感じなかったのですか?

あまり感じませんでした。なぜなら、どうせ就職活動をするのだから、たとえ受からなかったとしても選考フローに参加すること自体に価値があると思っていたからです。
実際に面接の場数を増やしたことで、自分の考えがクリアになったり、自分でも知らなかった未知の自分を言語化できるようになっていった感覚がありました。

ー 選考に受からなくても、その過程で得られるものがあると。

はい。この過程がとても好きで、自分が磨かれていっているような感覚がありました。これは高い交通費をかけてでも投資する価値があると考えていました。
やっぱり、自分が就職するかもしれない企業を選ぶためにはネット上の情報だけでは物足りず、自分の目で見て判断したいという思いがありました。

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ー 具体的には、どういった業界を見ていましたか?

2年生の頃は業界は特に意識せず、ソフトバンク、KPMG、フューチャーアーキテクト、アビーム、ADKなど、様々な業界の企業を見ていました。
今年は28社参加しましたが、リンクアンドモチベーション、コロプラ、リタリコ、freee、ネットプロテクションズ、リクルートライフスタイル、それから、デロイト、ベイカレントコンサルティング、レイスグループなど、ほぼベンチャーとコンサルに絞って見ていました。

23社のインターンでPDCAを23回転。自分を磨き続けた


ー そうしてたくさんのインターンに参加してよかったことを教えてください。

これはありきたりかもしれませんが、やはり全国の優秀な学生出会えたことが一番大きいですね。僕は地方学生なので、東京の学生と比べると、まず学生の数が少ないですし、他大学と交流する機会もあまり多くありません。そういう背景もあり、全国から集まってくる優秀な学生と一緒にインターンに参加することは、とても刺激的でした。
それから、3年の頃は業界を絞ってインターンに参加していたのですが、同じ業界や規模の企業を複数みていくと、それぞれの社風や採用方針などの違いが見えてきて、より企業への理解を深めることができました。

ー 参加していく中で、どんな学びがあったか教えてください。

いくつものインターンに参加することによって、PDCAを何度も回すことができたことですね。
あるインターンで見つかった課題を次のインターンで改善して、また新たな課題が見つかって、またそれを改善して・・という風に、どんどん自分のことを理解して磨いていくことができたということが一番の学びです。
数をこなしていくうちに、アウトプットの精度も上がっていく実感がありました。

それから、これはインターンならではの特殊なスキルになるのかもしれませんが、初対面のメンバーで、短期間でいかに良いチームを作って成果を最大化するかということはかなり鍛えることができたと思います。

ー 23回PDCAを回したということですね。凄いです、、。その中で印象的だった学びはありますか?

リンクアンドモチベーションさんのインターンは印象に残ってますね。内容はお話しできないのですが、ほかの企業のインターンとは少し毛色が違って、座って頭を使うというよりは、心と体を燃やして戦うというようなインターンでした。
このインターンでの一番の学びは、いかにチームビルディングをしていくかということです。
自分と他人の経験、価値観をぶつけあってフィードバックしたり、弱みをどうしたら克服できるかということをチームみんなでひたすらやっていました。
その中でも一番学んだのが、自分の弱みについてです。
僕は、信頼関係があまり構築されていない、且つ、よく見られたい相手に対して、反応を伺ってしまう、図々しくいけないという課題がありました。
どうしても自分の力で何とかしようとか、自分のできる範囲で考えてしまう傾向がありました。
目的を達成することが最優先の状況においては、自分のプライドみたいなものは捨てて、頼れるものは頼るべきです。
だけど僕は、無意識のうちに自分が傷つくのを避けていたんですね。
例えば、頼った結果メンターの人に怒られるとか、自分に力がないと思われたらどうしようとか。
こういう自分の特性に気づかせてくれたのが、このインターンでした。

前のインターンで見えた課題を次のインターンで克服


そしてこの欠点を、別のインターンで打開できた経験もあります。
それはネットプロテクションズさんのインターンでした。
この企業は、新しいチームでプロジェクトを進める際にやることがあるそうです。
それは、夜通し各メンバーの人生経験や価値観を話し合い、お互いの人間性を理解するという作業です。
ある人が発した発言というのは結果ですが、その結果に至るまでの背景にはその人の意図や経験が深く関わってきます。その背景を理解しておけば、発言に対する理解度も大きく高まります。
そういうわけで、まずはお互いを理解しあうことを大切にしているそうです。

インターンは5日間の新規事業立案インターンだったのですが、とてもよくできていて、最初のうちは社員さんは何も言わないのですが、3日目くらいから段々「本当にやりたいことなの?」「本音で語り合えているの?」といった問いかけを僕たちにしてくるんですね。
それで、プログラム中は毎日朝会があるのですが、4日目だけそれがないんですよね。
つまり3日目にしっかり語り合えよ というメッセージです。そうして自然に3日目の夜に話し合う時間を持つ流れになり、夜通し語り合うことで、チームメンバーの間にあった見えない壁のようなものを取っ払うことができました。
そこからは、より効果的な議論を進めていくことができました。

この時に、僕も本音で語り、お互いの理解を深め合えた実感があって、リンクアンドモチベーションさんでのインターンで感じていた弱みの克服方法を学ぶことができました。

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幾度とない選考を受ける中で見えてきたもの


ー それはとても良い経験ですね。少し話は変わりますが、28社もインターンに合格できた秘訣についても聞いてみたいです。

んー、あまり参考になる話はできないかもしれませんが。
まず、場数は人よりも多く踏んできたので、自分を上手く伝える力は磨いてきました。
僕は大学生活で比較的色々な経験をしてきたので、始めのうちは、それをトランプのカードのように会社によって使い分けていました。そうすることによって、自分を会社にあった人材であるように見せて、選考をパスしていました。
しかし途中から、それは全く本質的ではないなと気づいたんです。
面接は、自分の価値観を伝えて、それが会社に合うかどうかを判断してもらう場だと思っています。それを伝えきらないで、上辺だけ話して会社に選んでもらったとしても、ミスマッチが起き、結局お互いが不幸になるだけだなと考えました。
それからは、自分の価値観、人間性が最も伝わると考えられるエピソードだけを話すようにしました。
なので落ちるときは落ちるし、受かるときは受かるという感じで、すべてに合格できるというわけではないですね。
というわけで、対策テクニック的な話はあまりできませんが、自分の価値観や人間性が一番伝わるエピソードを分かりやすく簡潔に伝える訓練をすることは大切だと思います。

ー ありがとうございます。まだまだお話を聞きたいのですが、お時間が来てしまいました。

最後に、地方学生として個人的に感じている、地方学生の就活について話をさせてください。
地方の大学と首都圏の大学と比べると、やはり圧倒的に自分の将来を考える機会が少ないと思っています。東京ではインターンシップや企業主催のイベントが当たり前にありますが、地方ではそういった機会ですら貴重です。
それゆえ僕の東北大学でも、大学内の世界で完結してしまっている学生が多い印象です。
それを否定する訳ではありませんが、潜在的に向上心を持っている人もたくさんいるので、特にそういう方こそ狭い世界で完結するのではなく、もっと世界に出ていって、色々なことを経験して、自分のキャリア選択に活かしてほしいと思っています。
僕が外の世界に出ていこうと思った一番最初のきっかけは、東日本大震災の復興支援ボランティアに参加して、外の学生と交流したことでした。首都圏の大学から来た学生が、ものすごく広い視野で社会を捉えられているように感じたんですね。それで、もっと広い世界に出て色んな人に会って、視座を高めていこうと思うようになりました。
きっかけは何でも良いと思います。この記事を読んだことだとしたら嬉しいですが、何かきっかけをつかんで、外に出ていく学生が増えるといいなと思います。
よく、お金がないことを言い訳にする人がいますが、それも今なら調べれば色んな手段が出てきますし、そこまで障害にはならなくなってきています。
そこで頓挫せずに、将来の自分への投資だと思って、進んでいってほしいと思います。

ー 最後に熱いメッセージ、どうもありがとうございました!

【おまけ】延べ30社以上のインターンに参加した曽根原君のオススメインターン ベスト5をご紹介!


1位 ソフトバンク(TURE-TECH)

理由:ある地域に入り込み、そこが抱える課題を解決するインターン。課題に直面している当事者の声を聞くことで、その「想い」に触れ、「本当に相手にとって価値のあることとは何なのか?」を、脳みそが引きちぎれるほど考え抜くという、滅多にない機会を提供してくれる。個人的に、終わった後に泣いてしまうほど、本気で臨んだインターン。

2位 リンクアンドモチベーション(RiSE)

理由:「本気でチームで勝ちにいく」「本気で自分やメンバーの人生や価値観と向き合う」ことが経験できるインターン。普段の生活の中で、本気になる経験が少ない人にこそ、参加してほしい。

3位 リクルートライフスタイル(SummerDeship)

理由:学生一人につきメンターが二人つくほど手厚く、ワーク期間中も常に気を配ってくれ最大のサポートをしてくれるインターン。非常に距離が近いだけに、ワークという枠組みを超えて、就活観や人生観を相談することもでき、おすすめ。

4位 リタリコ

理由:事前研修として、現場(教室)を見学でき、インターン当日、「誰のどんな課題感」なのかを具体的にイメージできる状態で臨むことができた。手触り感を持って取り組むことができるインターン。

5位 ネットプロテクションズ

理由:互いの背景や人生を語り合う中で、メンバー全員が本当に挑戦したいことや目指す世界観や大事にしたいものを徹底的にすり合わせ、事業を創造するインターン。
良く計画され作りこまれているため、たくさんの気づきを得ることができた。


終わりに

自分のキャリアに関して主体的に動いてきた結果、23社のインターンに参加することになった曽根原君。
彼の中にあったのは、自分が就職する会社は自分の目で見ないとわからないという思いでした。
皆さんも、どんなキャリアを歩みたいか考えて、納得のいく進路選択ができるよう積極的に動いてみると、見える世界が変わってくるかもしれませんね。

2020卒学生の皆さんのキャリア選択を応援します!

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