企業紹介
みずほフィナンシャルグループは、銀行・信託・証券・そのほか金融サービスに係る業務を事業ドメインとする総合金融グループ。渋沢栄一が設立した日本最古の銀行「第一国立銀行(後の第一勧業銀行)」を前身とし、創業からおよそ150年。長い歴史の中で培われた厚い顧客基盤と、約40ヶ国120拠点に及ぶ幅広いネットワークを強みに、グループ一体となってのビジネスを推進。非金融領域も含めた顧客ニーズにも対応し、「金融+α」のソリューションを提供することで新たな価値を創造する。
インターンシップ概要
「みずほフィナンシャルグループ(以後、みずほFG)の行員として、ビジョナルの成長戦略を考える」ということをテーマに、計3日間のインターンシップを開催。
学生同士でチームを組み、インターンシップの最終日には、ビジョナル代表の南に最終プレゼンを行います。
実際の企業への訪問を通じて、バンカーのリアルな現場を体感できる内容となっている。
学生
Fさん
経済に幅広く携わりたいと考え、金融、コンサルを志望。インターンは、金融だけで7,8社参加する。
Kさん
モノを売る仕事よりも、自分自体が相手に影響を与える存在になりたい。無形商材を扱う企業に興味があり、人材、教育、コンサルと幅広く見ている。
Rさん
人や企業の重要な局面に関われる、コンサルと金融を志望。大学で学んだ経済学部の知見を活かしたい。
Mさん
世の中のインフラとなり生活基盤になる、金融、インフラを志望。まだ絞れてないが、エネルギーと鉄道分野に興味がある。
実際の企業の成長戦略を考えて、提案する面白さ
――――本日は、宜しくお願いします。それでは、早速今回のインターンに参加した理由を教えてください。
M:もともと金融業界に興味があって、ビズリーチ・キャンパスが主催するメガバンクの合同説明会に参加。そこで、みずほFGに興味を持ったのがきっかけです。リアルがわかるという点とバンカーとしてのあり方が学べるのが良いと思いました。
K:無形商材を扱う企業に興味があったのですが、まだ銀行のことは全然調べられてなかったので、ちょうどいい機会だと思い、参加しました。みずほFGが、グローバルに展開していることも魅力的でした。
F:自分は、インターンには9社ほど参加しているのですが、メガバンクには参加したことがなくて。「ビジョナルの成長戦略を考える」というテーマにすごく惹かれたのが理由です。
R:2年前に先輩が同じ形式のインターンに参加していて、他では得られない経験があると聞いていて。みずほFGの社員の方ではなく、ビジョナルの社長に提案できるなんてなかなかない経験だなと思い、参加を決めました。
――――ありがとうございます。では、参加してみた感想を教えてください。
R:まずは、銀行業務を体験できたのが良かったです。 バンカーの仕事って、数字とにらめっこしているイメージしかなかったのですが、全然違っていて。人や企業に寄り添い、クライアントの課題を一緒に解決する。 ここまで頭を使って、さまざまな知識やスキルを駆使する仕事だということがわかりました。
K:私もバンカーのイメージがガラっと変わりました。普段は、窓口業務の方しか接しないので、仕事内容があまり想像できなくて。今回は、リアルにバンカーとしての仕事をゼロから体験できたので、すごくたくさんのことが学べました。しかも、「ビジョナルの成長戦略を考える」というお題も 机上の空論ではなく、資金も含めてリアルに検討します。 他のインターンとは比べられないくらい、全然違った経験ができました。
M:私もリアルな仕事を体感できたのが良かったです。企業が抱える課題に対してどのようにアプローチするのか、ここまで細かくやるのは本当にすごいと思いました。私も、7,8社インターンに参加しているのですが、みずほFGのが、圧倒的にリアルでした。
自由度が高いインターンだからこそ、濃密な時間になる
――――みなさん、リアルさがポイントだったようですね。一番学びになったことはなんでしょうか?
M:一番は、人への寄り添い方、気持ちの面の学びが大きかったです。3日間を通して、さまざまな決断をするときに何を重要視するのか。社長や周りに与える影響などを考慮するのですが、 みずほFGは、数字とか理論を大事にする以上に人との関わりを大切にしていて。 銀行って数字や理論が全てだと思っていたのですが、実際は、パッションも重視する。このインターンに参加して初めて学べたことです。
K: バンカーの働き方を本質的に学べたことです。 ビジョナルの成長戦略を検討するときに実際どういうことをするのか。私たちのチームは新規事業を提案したのですが、では新規事業をどうやって考案するのか。全くのゼロから考えるので、情報収集をたくさん行います。それがホントに大変で。バンカーの仕事をリアルに学べたことが良かったです。
F:金融のプロとして本気で仕事をしていることが学びでした。Kさんと同じく、成長戦略を考えるのって、新規事業を提案するのか、既存事業を伸ばすのか、何をやっても自由。みずほ銀行だけではなく証券、信託の方からもアドバイスをもらいながら何度も議論するのですが、本気で取り組まないと何も決まらなくて。正直、インターンに参加するまでは気軽にやれると思っていましたが、めちゃくちゃ大変でした。
R:バンカーの方の仕事の思考を学べたことが良かったです。クライアントの言うことばかりを聞いていても仕事になりません。大事なのは結果を出すこと。 バンカーだからこそ経営者に会って提案できるのは、すごくやりがいになると思いました。
――――みずほの方と接してみて、印象はどうですか?
R:「顧客第一」とよく企業のサイトに書かれていますが、みずほFGの方は、本当にそれを行動に移していると感じました。 私たちへのアドバイスも、顧客を思ったら何が本質的なのか、どのように提案すれば良いのか真剣にフィードバックしてくれました。
F:私は、みずほFGが主催するインターンに2つ参加したのですが、みんなフレンドリーな方たちが多かったです。金融機関のイメージって堅いイメージがあったのですが、それとは全く違いましたね。冗談を言い合ったり、気軽に質問できたり、すごく接しやすかったです。
K:みんなと同じように、接しやすい人ばかりでした。 どのように接するかを臨機応変に変えていて、ときには私たちに考えさせる時間を与えてくれたり、ときにはアドバイスに徹したりと人としてすごく尊敬しています。
M:私たちの成長のサポートをしてくれ、本当に頼りになる方たちでした。 チームの進捗状況を随所に確認して、議論が停滞しているときは、指針となるアドバイスをくれる。 ビジョナルの社長の方にプレゼンする際は、話し方や構成にも的確なアドバイスをくれるので、とても助かりました。
――――4名とも、インターンに7,8社参加しているとのことなので、最後に他社との違いを教えてください。
M:一番の違いは、 濃密さ です。金融系も他の業界もそうだったのですが、戦略を考えると言っても、結局、仮説ベース。実際に存在する企業で行うので詳細まで考える必要があり、それがすごく大変で。他社だとある程度、与えられている情報の中に考えるきっかけがあるのですが、今回のインターンはそれが全くありません。 どのようなプロセスで進めていくのか、どんな情報を集める必要があるのか、ゼロから考えます。仕事の大変さややりがいが濃縮されているインターンだと思います。
K:他社との違いは、 本気度合い ですね。3daysは他社でも参加したことがあるのですが、そのときと比べて、圧倒的に本気かつ真剣に取り組みました。理由としてはMさんと一緒で、白紙の状態から全部自分たちで考える。しかも、最終日には社長にプレゼンする。 就活生というより金融のプロと同じようなことを体験できるインターンだったから、本気になれました。
F:一番は、 圧倒的な自由度の高さ です。実在する企業の成長戦略を金融のプロとしてゼロから自由に考えられるというのは、かなり自由度が高いインターンでした。しかも、ビジョナルに所属する社員の方にインタビューもするので一層、真剣に取り組むことができました。
R:Fさんが話していたようにクライアント企業の社員の方にヒアリングして提案するというのは、他とはだいぶ違っていました。フィードバックも厳しいですし、みんなズバズバ意見を言い合います。 これだけ当事者意識を持って取り組めたのは、自分にとって大きな財産になりました。