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OB/OGが語る

ー海外大学先輩の就活体験記ー 最後まで諦めずに夢を追い続けた、長期戦の就活

高校2年生で初めてアメリカに1年間留学し、その後Augustana Collegeに進学したIさん。大学ではコミュニケーションと国際経営学を専攻、副専攻として会計学を学び、チアリーディング部での活動にも力を入れていた。コンサルタントに憧れを抱いて就活を始めてからは、挫折を経験しながらも最後まで粘り強く夢を追いかけ、見事Big4の一つに内定した。

<プロフィール>
オーガスタナ大学卒業
就職予定先:Big4
インターン参加社数:3
OB/OG訪問数:1
エントリー数:2~30社
内定先:建設、IT不動産、ツアー関係

画像

就活について考え始めた時期を教えてください。

3年生の秋に、初めてボスキャリに下見感覚で行ったことがきっかけで、就活について本格的に考え始めました。その後、3年の終わり頃にLAキャリアフォーラムとType就活さんの内定直結選考会に参加しました。4年の秋にはオンラインでもう一度ボスキャリに参加し、最後は日本での一般的な選考にも参加して、卒業と同時期に就職を終えました。

インターンには参加されましたか?

トータルで3社参加し、そのうちIT系の企業から内定をいただきました。不動産のサマーインターン等にも参加しました。

ES・面接対策はいつから、どのように行いましたか?

コンサルを受けるにあたって、ケース問題やフェルミ推定の対策講座を3年生の終わり頃から受け始めました。Type就活さんの講座で、現役コンサルタントの方が直接教えてくれるというイベントでした。普通の面接に関しては、CFNでの面接練習会に参加したり、友人からフィードバックをもらって対策をしていました。ケース問題は当初あまり得意でなく、第一希望のコンサルティング会社に落ちてしまったこともあって、4年生の初めには一度コンサルを諦めてしまいました。しかし、年明けからもう一度挑戦しようと気持ちを新たにし、対策を再開したところ、4年の終わり頃に就職予定先の企業から内定をいただくことができました

OB・OG訪問はどのようにされていましたか?

基本的には、大学に先輩がほぼいなかったのでできませんでした。お一人だけ日本の企業に勤めている先輩がいたので、その方からはお話を聞きました。説明会やパネルトークなどには参加していましたが、直接たくさんの質問はできないので、できればもっとOB・OG訪問をしたかったなと思います。

日本人の、一緒に就活する仲間はいましたか?

大学に日本人が少なかったので、ほとんどいませんでした。コンサルの対策講座などで仲良くなった数名とは、ケースや面接対策を一緒にしていました。

コロナ禍でオンラインでの就職活動がメインだったと思いますが、良かった点・悪かった点はありましたか?

まずCFNに関しては、オンラインと対面どちらも経験しましたが、対面の方がよかったなと思います。もちろん現地に行かなければならないのでお金と時間はかかりますが、対面だと3日間で選考が終わりますし、Walk inでふらっと立ち寄って企業の話を聞くことができました。オンラインだと、これまでのボスキャリと違い留学経験のない日本の大学生も応募できる選考が行われていたため海外大生にとっては少し不利になるかなと思います。
CFN以外の話で言うと、オンライン化のメリットもたくさんありました。まず、シンプルに本選考・インターン共に受けられる企業数が増えました。ほとんどの選考がオンラインになったことで、海外からも応募ができましたし、直接会社に足を運ぶ必要がないことで、授業の合間などにも面接を受けることができてとても便利でした。あとは、対面よりはオンラインの方が話しやすく、緊張もあまりしなかったのでそこがとてもよかったです。
デメリットとしては、オフィスや会社全体の雰囲気が選考過程でわかりにくかったり、Wifiの調子が悪いと面接が中断されてしまうなど、電波の影響を多く受けるところですかね。私個人としては、オンラインで受けたメリットの方が大きかったです。

情報収集はどのようにしていましたか?

ネオトラディションという就活エージェントで、コンサル系の座談会に参加していました。あとは、Type就活や外資就活を使って情報収集をしていました。簡単に企業の情報を知りたいときは、CFNのサイトから、参加企業のまとまった情報を見ていました。

就活の軸は何でしたか?

就活を始めた当初から、コンサルにはかっこいいなと言うイメージがありました。ですが、自己分析をした上で、環境・業務・人という3つの柱で就活の軸が定まっていき、そこからきちんと業界を決めていきました。
環境:国内外問わず色々な業界の人との様々な出逢いに溢れた環境
業務:自分のためではなく、他人や他企業のために働ける
人:違う価値観を尊重することを大切にしている人と働きたい

これらの軸を基準に、会社のカラーや自分とのフィーリングを重ね合わせて考えた結果、コンサル・人材系・IT系の企業に興味を持っていきました。中でも「人の良さ」という部分は一番大事だと考えていたので、フィーリングが合って、その中で成長のできる企業を探しました。

面接でよく聞かれる、学生時代頑張っていたことはどのように伝えていましたか?

大学でチアリーディング部に所属していたので、そこでの経験を話していました。
伝える上で特に意識していたことは、簡潔にわかりやすく話し、成果をわかりやすく伝えるために定量化して話すことです。ESに書く際は、その後の面接などで相手に深堀りしてもらうために、あえて細かく書きすぎないようにしていました。また、面接では①なぜその行動を起こしたのか、②そこから何を得たのか、③どう自分が変わったのか、の三点をしっかり伝えるようにしていました。

海外大生だからこそ得られた自分の強みはありましたか?

自分と違う意見や価値観を尊重することができるようになったところが、一番大きな強みだと思います。留学を通じて、たくさんの人種の人との意見のぶつかり合いやコミュニケーション上での誤解もある中で、違う文化背景を持って育った人たちの意見を尊重する力が身につきました。あとは、大学でコミュニケーション専攻だったので、授業を通じて異なる意見をもった人々とディスカッションをして、何かを生み出す力は身についたと思います。

内定受諾の決め手はなんでしたか?

まず、就職予定先は正直第一志望の企業ではありませんでした。第一志望の企業から内定を頂けず、一時はコンサルタントという職を諦めましたが、最後にもう一度挑戦しようと思ってその時にまだ募集していたコンサルタント会社全てにApplyしました。その中でも現在の就職予定先企業を選んだ理由は、Big4の中でも現在成長期フェーズにあるため、若手でも裁量が多く仕事ができるのではないかと考えたからです。それに加えて、グローバル連携の強さとダイバーシティーを重視している点を魅力に感じました。あとは、就活の軸としても大切にしていた「人の良さ」や、人それぞれの価値観の違いを受け入れる空気感を感じたからです。

就活において、もっとこうすればよかったという後悔はありますか?

たくさんありますね。まず、私は3年の始めという比較的早い段階からスタートできたにも関わらず、とても効率の悪い就活をしてしまいました。具体的なポイントをあげると、
1.就活を始めた段階で、自己分析をもっと完璧にしておくべきだった
2.就活仲間を作るべきだった。(就活は長期戦だし、私は自分一人では頑張れないところがあるので、仲間を作って一緒に頑張っていれば、コンサルを諦めずに頑張り続けられたかもしれない)

  1. Excelでわかりやすく資料を作っておけばよかった
  2. 面接・ES対策をもっと色々な人にして貰えばよかった(就活エージェントの人など)
  3. 業界ごとの選考時期や、ES提出期限などについて前々からきちんと計画を立てた方がよかった
  4. 自分と人を比べてはいけない(コンサル講座ですごく賢い人が多かったので、自分と比べて自信がなくなってしまった)
  5. OB/OG訪問をもっとしておけばよかった

最後に、現在就職活動中の海外大生にアドバイスがあればぜひお願いします。

まずは、 自分が絶対に他の人には負けないと言えるような、「自信を持てる何か」を探しておくと良いと思います。そうすれば、面接がうまく行かなかった時も自分に自信を持ち続けられると思います。もう一つは、 自分の限界を決めて諦めないことですね。就職活動は誰でもしんどいので、就活終了のギリギリまで諦めないで挑戦し続けることが大切だと思います。