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OB/OGが語る

「ビズリーチ・キャンパスLIVE」特別企画『SMBC Woman Career Seminar~ワーキングマザー編~』後編

ビズリーチ・キャンパス主催の特別企画『SMBC Woman Career Seminar~ワーキングマザー編~』を開催いたしました。キャリアアップもライフイベントもどちらも妥協せずに充実させたい。そんな想いを叶え、現役で働いているワーキングマザー3名を招いた本イベント。就活時代の考えや、子育てと仕事に対する熱意など、働く女性の本音が分かる赤裸々なトークを展開します。

<登壇者>
※所属や部署名は2021年3月時点のものです。
■町田法人営業部 与信グループ長:梅田 美那子
【経歴】
2008年 入行、新宿法人営業第二部
2011年 日比谷法人営業第三部
2017年 法人審査部(融資審査)
2019年 町田法人営業部
【ライフイベント】
2011年 結婚
2013年 第一子出産(産・育休1年取得)

■リテールIT戦略部 デジタル戦略企画グループ:山本 美帆
【経歴】
2008年 入行、神田法人営業第一部:飲食店や古書店を担当
2010年 ジャパンネット銀行:中小企業向け決済商品企画
2012年 個人統括部:シティバンク統合、顧客満足度向上
2018年 リテールIT戦略部:HP管理、制作ディレクション
【ライフイベント】
2015年 結婚
2016年 第一子出産(産・育休1年3カ月取得)

■ストラクチャードファイナンス営業部 業務管理第一グループ:襟立 佳那
【経歴】
2012年 入行、浅草橋法人営業部:中小企業法人営業
2014年 ストラクチャードファイナンス営業部:プロジェクトファイナンスの組成・期中管理業務
【ライフイベント】
2017年 結婚
2018年 第一子出産(産・育休1年半取得)

ちょうど良いタイミングで学生さんから質問が来ました。子育てをしながら仕事をするって大変ですよね。それでも頑張れるというのは楽しさがないと難しい部分もあると思うのですが、「仕事を続けたい、楽しいと思えるモチベーションについて教えてください」という質問です。

山本:
私は「知らないことを知る」ということがとても楽しいです。あとはそれ以上に、周りと協力して一つのことを成し遂げたり、チームで大きな目標を達成したり、社会的なつながりを感じながら何かを実現できることは非常に大きなモチベーションに繋がっています。今日はこれができた、明日はこれを頑張ろう、みたいな。社会的な自分の進化を感じることで子育てや家庭とは違う自分がそこにいることが私は楽しいなと思っています。「母の顔」、「妻の顔」、「仕事の顔」そういった様々な自分が持てるのは素晴らしいことだなと感じています。

襟立さんはどうでしょうか?

襟立:
母親や妻としての自分ではなく、「SMBCの襟立」として評価してくださるお客様がいることがモチベーションに繋がっています。加えて、娘に「キャリアと家庭を両立する女性」としてのロールモデルを示せたら嬉しいなという気持ちもありますね。産休育休から復職する際は、子供と離れるのが寂しいなとか、両立なんてできるのかなという不安はありました。しかし、子供と離れたことで母親ではない自分を再認識できたと言いますか、1人の人間として社会で働くことで、社会的な役割を感じられたことは大きかったです。自分にとって、そういうことが大切だったんだなということを、復職して改めて実感することができました。復職する前は色々不安はありましたが、実際やってみると最大限仕事を効率化したり、夫に任せる部分は任せたり、やってみればできることは沢山あるんだと気付きました。時間の使い方を考えれば、仕事と家庭の両立はできるんだなというのがやってみた感想です。

梅田さんいかがでしょうか?

梅田:
育児に対するサポート体制が整っているということは大きいと感じています。例えば、どうしても子供の急用で帰らなければいけないシーンでも、全く嫌な顔をされないんですね。そういう理解がある環境で働けていること自体が恵まれていると思うので、頑張ろう!というモチベーションにつながっています。遅くまで仕事が終わらず残業しているときなんかでも、「お母さんはあなたしかいないんだから今日はもう帰って子供のそばにいてあげて下さい」と言っていただけるので、本当にありがたいなと感じています。

追加で学生さんから質問が来ました。仕事も家庭も全て100点を目指すのは至難の業だと思います。そこで、「仕事と家庭を両立していく中で優先順位のつけ方を教えてください」という質問です。

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襟立:
両方100点を目指すという、気持ち的なスタンスは変えないです。しかし必ずしも100点になっていないときもあって、家庭が疎かになっているときもあれば、仕事が100点に及ばないときもあります。そういう時は、どうすればどちらも100点に近づけられるんだろうということを考えて、少しずつ自分が理想としている状態に近づけるために、日々努力しています。例えば、週末に集中して家事を終わらせて平日に負担を少なくするとか、子供を迎えに行ったときに鼻水を垂らしていたら「これは近いうち数日以内に熱を出すかもしれない、、、」と予測して動いたり、、、(笑)できることを日々積み重ねていくことで、両方100点に近づけるよう頑張っています。

梅田さんはどうですか?

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梅田:
私は「どちらも100点」というのはそもそも目指してないですね(笑)時間は限られているので、できることには限界があるというスタンスです。ただ、先ほど襟立さんが言っていたような子どもの体調の変化を察知するなど、事前に見立てることは大事にしています。これ、子育てあるあるでして(笑)

そういう経験則から予測できることに対しては、事前対策ができると思うんです。子供が鼻水垂らしていたから数日以内に熱を出しそうだ、じゃあ現在の仕事を改めて整理をしてバッファを作っておこう、みたいな。そういう意味で、常に優先順位は考えながら、自分がハンドリングできない部分は仕方がないとある程度割り切るという考えでいますね、私の場合は。なので、リスク回避能力と優先順位付けの能力はかなりスキルアップしたと思います(笑)

襟立さんと梅田さんで真逆の答えとなりましたが、、、(笑)山本さんはいかがでしょうか?

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山本:
私も「仕事も家庭もどちらも100点」は目指さないです。どちらも100点を目指す!と強く思ってしまうと、必要以上にプレッシャーがかかってしまうので、、、ゴールを低く設定しておいたら、予想以上に高い点数を取れたらハッピーじゃないですか(笑)いい意味での余裕を大事にしています。あとは、細かいですが、家電を最新のものでそろえて家事の負担を最小限に抑えるようにしています。最新の全自動洗濯機だったりお掃除ロボットだったり。そういう家事の効率化への投資は惜しみなく行っています(笑)

ありがとうございます。では次の質問です。「皆さんの今後のキャリアやビジョンについて教えてほしい」という質問なんですが、改めて皆さんが就活から現在に至るまでを振り返って、今後どのようなキャリアを考えていらっしゃるか、教えていただけますか?

襟立:
私は、ストラクチャードファイナンス営業部という今の仕事にとても魅力を感じているので、引き続きこの分野のスペシャリストを目指していきたいと思っています。もっと長い目で言うと、銀行業務には多くの仕事があるので、今の仕事をする中で生まれてきた新しい興味関心を満たしていけるよう、様々なことにチャレンジしていきたいなと思っています。

山本さんはどうですか?

山本:
私も今の部署の環境や仕事内容をとても気に入っているので、この部署で仕事をやりながら、新しいことにもどんどんチャレンジしていきたいと思っています。SMBCは本当に幅広いキャリアを積める組織だと感じているので、自分でキャリアを切り拓いていけたらと考えています。

梅田さんはいかがでしょうか?

梅田:
私も引き続き現在の法人営業という仕事をやっていきたいなと思っています。様々な地域に拠点があるので、同じ仕事をしながら場所を変えて新しいことを吸収していくことも可能なので。あとは今の自分に課せられたミッションは、私のような働き方ができるんだということを広めていくことだと思っています。

ありがとうございます。それでは最後に、皆さんから就活中の学生さんたちへメッセージを頂けますでしょうか?

襟立コロナ禍での就職活動は大変なことも多いと思いますが、オンライン化が進んだことによって得られるメリットも多くあると思います。悩みやつらいこともあるかもしれませんが、皆さんにとって悔いのないキャリア選択をするために、最後まで自分と向き合って走り抜けてください。精一杯やった中でご縁があった会社であれば、きっと長く働くこともできると思います。ぜひ前向きに頑張ってください。

山本:
コロナ禍で就職活動も大変ですし、友達やご家族と思うように会えないこともあるかと思います。そういう中でも、ご自身が大切に思うことは何かということをしっかり考えて、自然体で楽しく就職活動を進めて、良い企業と巡り会えるといいなと思っています。皆さんが就職活動を進める中で、私たちの会社が選択肢に上がってくだされば、この上なく嬉しい限りです。私も引き続き頑張っていきますので、一緒にこれからの日々を努力していきましょう。

梅田:
就職活動の時期は多くの会社に触れて話を聞くこともできると思います。その中で、我々の銀行の仕事が候補に挙がれば嬉しく思います。業界としても若手が活躍できるフィールドが増えていることに加えて、働き方も随分変化しています。先入観を持たずに話を聞いてみると、思ってもいない発見もあるかもしれません。皆様のキャリア選択が実りあるものとなるよう、陰ながらお祈りしております。頑張ってください。

ありがとうございました!

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前編はこちら

https://br-campus.jp/articles/report/991