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業界研究

【就活】5分で丸わかり!最速最短で学ぶ業界研究の正しいやり方 | ビズリーチ・キャンパス

就職活動において、業界研究は志望先を絞り込み、納得のいく選択をするために欠かせない重要なプロセスです。しかし、限られた時間の中で効率よく進めるには、正しいやり方を知ることがポイントになります。 この記事では、最短で業界研究を進めるための手順やコツをわかりやすく整理しました。限られた時間の中でも確実に理解を深め、志望業界を絞り込むためのポイントについて解説します。

目次

まずはじめに-業界研究とは

就活における業界研究とは、以下の2つのステップのことを指します。

・世の中にある業界を知る ・興味を持った業界の理解を深める

世の中にある業界を知る

最近ではIT業界などの流行りの分野にスポットが当たりがちですが、 あなたが本当にやりたいことはもしかしたらまだ知らない業界にあるかもしれません。 まずは広い視野をもって、どんな業界があるのかを知りましょう。

興味を持った業界について理解を深める

例えば、「コンサル業界」。 「コンサル業界」と一口にいっても、ITコンサル、戦略コンサル、組織人事コンサルなどたくさんの種類があります。 これらの領域、サービスの違いを多角的な視点から理解しましょう。 また、同じ名前でも企業ごとにその仕事内容やどのような事業に関わるか全く違う場合もあります。

業界研究の目的は?

そもそも業界研究する目的とは何なのでしょうか? それは、ズバリ「より良いファーストキャリアを選ぶため」です。 なぜより良いファーストキャリアの選択のために、業界研究が必要な理由を大きく3つに大別してみました。

未知の業界を知り、自分の選択肢を広げるため

知らないことは、大きな機会損失です。 その機会損失を防ぐことが、業界研究の目的の1つです。 金融や広告、IT業界など、人気の業界に目が行きがちですが、 あなたが本当に望んでいる働き方ができる業界が他にあるかもしれません。 ですから、まずは世の中にある業界を俯瞰し、選択肢を広げてみましょう。

数ある業界の中から自分の志望業界を絞るため

業界地図には、なんと180もの業界が載っているのをご存知ですか? 業界研究は、数多ある業界の中からあなたの志望業界を選ぶための力強い味方になってくれるのです。 業界さえ絞ることができれば、あとは業界の中で特に気に入った企業を選ぶだけで志望企業を決められますね。

自分の志望業界の知識を得るため

選考を勝ち抜くために必要な知識を得るためにも、業界研究が必要です。 企業は、面接などで「この学生が自社に向いているのか」と同時に「この人は本当に自社に入りたいのか」を見極めようとしています。 志望度をアピールするためにも、熱量を持って業界研究をできているかがポイントなのです。 また、会社説明会に足を運んだり、多くの企業群から企業情報を比較する際にも、実は業界研究が役に立ちます。 業界についての総合的な知識があると、より効率的に企業分析を進められるからです。

業界研究のやり方

業界研究とは、各業界の特徴や動向を理解し、自分に合った志望先を見極めるための作業です。効率よく進めるには、情報収集の手順を押さえ、比較しながら自分の志向に合う業界を絞り込むことが重要です。

業界地図を活用して全体像をつかむ

業界研究の第一歩は、業界全体の構造を把握することです。 書店やネットで手に入る「業界地図」には、主要企業や業界同士の関係性、業界規模が分かりやすく整理されています。最初に業界地図を眺めることで、どのような業界があるかを俯瞰し、自分の興味を持てる分野を見つけやすくなります。 特に、金融・IT・メーカー・インフラ・サービス業など、幅広いジャンルの違いを把握するのに有効です。業界地図を読む際は、ただ眺めるだけでなく「なぜこの企業が大きいのか」「どういうビジネスモデルなのか」を意識しながら読み進めると、理解がより深まります。

最新ニュースや業界動向をチェックする

業界は常に変化しています。過去の情報だけでなく、現在進行形のトレンドを押さえることが重要です。日経新聞や業界専門誌、企業のプレスリリースなどを活用して、最新の動向に触れましょう。 特に注目すべきは「成長している業界」「課題を抱えている業界」です。成長業界は新しいビジネスチャンスが多く、課題を抱える業界は改革・変革の担い手を求めています。どちらも自分のキャリアビジョンに合うかを考えながら、情報収集を進めるとよいでしょう。 日々ニュースに触れることで、企業の取り組みや業界間の競争関係も自然と見えてきます。

OB・OG訪問を活用して現場の声を聞く

情報収集だけではわからない「リアルな業界の姿」を知るには、OB・OG訪問が非常に有効です。実際にその業界で働く先輩に話を聞くことで、仕事のやりがいや厳しさ、キャリアの築き方について具体的なイメージが持てます。 OB・OG訪問では、表面的な情報だけでなく「なぜその業界を選んだのか」「仕事で一番大変だったことは何か」といった深掘り質問を意識しましょう。質問を通して、自分が本当にその業界で働きたいと思えるかを見極めることができます。 訪問の前には、相手の企業・業界について基礎知識を持っておくこともマナーのひとつです。

企業説明会・業界セミナーに参加する

就活イベントの中には、特定の業界に特化した説明会やセミナーが多数開催されています。こうした場では、複数の企業の話を比較しながら業界理解を深めることができます。 特に、企業担当者の話を聞くことで、業界特有の文化や、今後の成長戦略を知ることができるのがポイントです。企業ブースでは積極的に質問することで、よりリアルな情報を得られます。説明会に参加する際は、気になった企業だけでなく、知らない企業や業界にも目を向けると視野が広がり、自分でも気づかなかった適性や興味を発見できるかもしれません。

自己分析と業界研究をリンクさせる

業界研究を進めるうえで忘れてはいけないのが「自己分析」との連動です。自分の価値観や強み・弱みを把握した上で業界を見ることで、より自分に合った選択ができるようになります。 例えば「人と関わる仕事が好き」ならサービス業界、「論理的に考えるのが得意」ならコンサルティング業界、といった具合に、自分の特性にマッチする業界を絞り込んでいきましょう。自己分析をおろそかにして業界研究をしても、志望理由に一貫性がなくなってしまいます。業界研究と自己分析はセットで行い、自分の軸を明確にすることが、納得感のある志望動機作成にもつながります。

各業界の特徴

就職活動における業界研究では、各業界の特徴を理解することが重要です。業界ごとにビジネスモデルや求められる人材像、働き方は大きく異なります。それぞれの業界の特徴を押さえることで、志望業界選びや企業選びの精度が高まります。 ここでは、16業界のそれぞれの特徴について解説します。

メーカー

メーカー業界は、製品を企画・開発・生産し、国内外に提供する産業です。 自動車、食品、化粧品、電機、素材など分野は多岐にわたり、日本の経済を支える中心的な存在となっています。技術革新や品質へのこだわりが重視される一方で、グローバル展開や環境対応など、変化への柔軟な対応力も求められます。 職種は研究開発、製造、営業、マーケティングなど幅広く、理系・文系問わず活躍できる点も魅力です。安定志向とチャレンジ精神の両方がバランスよく求められる業界です。

商社

商社業界は、モノやサービスを世界中から調達・供給し、付加価値を生み出すビジネスを展開する業界です。 総合商社と専門商社に分かれ、取り扱う分野や事業領域は多岐にわたります。単なる仲介にとどまらず、事業投資や新規ビジネスの立ち上げにも積極的に関わるため、高い企画力や交渉力、グローバルな視野が求められます。 変化の激しい国際市場を相手にするため、チャレンジ精神とタフさも必要です。スケールの大きなビジネスに携わりたい人に向いている業界と言えるでしょう。

金融

金融業界は、資金の流れを支え、経済活動を促進する役割を担う重要な業界です。銀行、証券、保険、クレジットカード会社などに分かれ、それぞれ異なるサービスを提供しています。 専門性が高く、経済・法律・リスク管理など幅広い知識が求められるため、学び続ける姿勢が重要です。安定したビジネス基盤を持ちながらも、近年はデジタル化やグローバル化が進み、変革期にあります。責任感や高い倫理観が求められる一方で、社会貢献度の高い仕事に携われる点も魅力です。

コンサル

コンサル業界は、企業や組織が抱える課題を解決するために、専門的な知見や戦略を提供する仕事です。戦略、IT、人事、財務など領域ごとに特化したコンサルティングファームが存在します。 論理的思考力、課題解決力、コミュニケーション力が求められるほか、ハードな環境で短期間に成長できる点も特徴です。クライアントの期待に応えるため、スピード感と成果へのこだわりが必要ですが、その分、多様な業界や経営課題に触れられるため、視野を広げたい就活生にとって魅力的な業界と言えます。

広告

広告業界は、企業の商品やサービスを消費者に効果的に伝えるための戦略を立案・実行する業界です。テレビや新聞などのマスメディアに加え、近年ではインターネット広告やSNSマーケティングなど、デジタル領域の比重が高まっています。 クリエイティブな発想力に加え、マーケティング視点やデータ分析力も求められるため、多様なスキルが必要です。常に新しいトレンドをキャッチし、世の中にインパクトを与えたい人に向いている業界と言えるでしょう。柔軟性とスピード感が成功のカギとなります。

サービス業

サービス業界は、形のない「サービス」を提供し、顧客の満足を創出することを目的とした業界です。ホテル、旅行、外食、教育、人材、物流など多岐にわたる分野があり、顧客ニーズに合わせた柔軟な対応力が求められます。 人と接する機会が多いため、コミュニケーション能力やホスピタリティ精神が重要です。景気や社会情勢の影響を受けやすい側面もありますが、その分、社会の変化に応じた新しいビジネスが次々と生まれる活気ある業界です。 人に喜んでもらうことにやりがいを感じる人に向いています。

インフラ

インフラ業界は、電気、ガス、水道、通信、交通など、生活や産業を支える基盤を提供する業界です。社会にとって欠かせないサービスを安定的に供給する使命があり、高い公共性と社会貢献性を持っています。 景気の影響を受けにくく、安定したビジネスモデルが特徴ですが、近年は老朽化対策や災害対応、環境配慮といった新たな課題にも直面しています。 使命感や責任感を持って長期的に社会に貢献したいと考える就活生に適した業界と言えるでしょう。

マスコミ

マスコミ業界は、新聞、テレビ、ラジオ、出版、インターネットメディアなどを通じて、情報を発信し、社会に影響を与える役割を担う業界です。正確かつ迅速な情報提供が求められる一方で、時代や技術の変化に応じた柔軟な対応力も必要です。 クリエイティブな発想力や表現力に加え、取材力、企画力、時事への高いアンテナ感度が求められます。社会にインパクトを与えたい、言葉や情報で人を動かしたいと考える就活生にとって、やりがいの大きい業界です。

ソフトウェア・通信

ソフトウェア・通信業界は、ITインフラやシステム開発、ネットワークサービスなどを提供し、現代社会のデジタル化を支える業界です。ソフトウェア分野では業務システムやアプリ開発、通信分野ではインターネットやモバイル通信の基盤構築が中心となります。 技術革新のスピードが速く、常に新しい知識やスキルの習得が求められる一方で、成長性が高く、社会への影響力も大きい分野です。論理的思考力と柔軟な対応力を活かして活躍したい人に適しています。

官公庁・公社・団体

官公庁・公社・団体業界は、国や地域社会の発展と安定を支える公共性の高い仕事を担う分野です。行政サービスの提供、規制や制度づくり、公益事業の運営など幅広い役割があり、国民生活に直接関わる仕事が多いのが特徴です。 安定した雇用環境が魅力ですが、社会的責任や高い倫理観が求められます。変化する社会課題に対応するため、柔軟な発想力や課題解決力も重要です。長期的な視点で社会貢献に携わりたいと考える就活生に向いている業界です。

不動産

不動産業界は、土地や建物といった資産を開発・売買・仲介・管理することで、個人や企業のニーズに応える業界です。住宅、オフィスビル、商業施設、都市開発など幅広い分野があり、社会インフラの一翼を担っています。 景気の影響を受けやすい一方で、近年はリノベーション事業や海外展開など新たなビジネスチャンスも広がっています。営業力や提案力が重視されるため、人と信頼関係を築く力が求められます。成果が評価に直結しやすく、やりがいを感じやすい業界です。

製造業

製造業界は、原材料を加工・組み立てして製品を生み出す産業であり、自動車、電機、機械、化学、食品など幅広い分野があります。日本の経済成長を支えてきた中核的な存在で、技術力と品質へのこだわりが強みです。 近年はグローバル化や環境問題への対応、デジタル技術の活用が求められています。ものづくりへの情熱に加え、改善意識やチームで課題に取り組む力も重視されます。 コツコツと努力を積み重ね、形に残る成果を生み出したい人に向いている業界です。

物流

物流業界は、モノを効率よく運び、届けることで経済活動や日常生活を支える重要なインフラ産業です。運送、倉庫管理、在庫管理、国際物流など多岐にわたる業務を担っています。 インターネット通販の拡大により市場が成長を続ける一方、人手不足や効率化への対応も課題となっています。現場力とマネジメント力の両方が求められ、地道な努力が成果につながる分野です。社会を支える実感を持ちながら働きたい人や、組織全体の流れを見渡す力を養いたい人に適しています。

IT

IT業界は、システム開発、ソフトウェア提供、インターネットサービスなどを通じて、社会やビジネスのデジタル化を支える業界です。 技術革新のスピードが速く、AI、IoT、クラウド、セキュリティなど新たな分野への対応が求められます。論理的思考力やプログラミングスキルだけでなく、課題発見力やコミュニケーション力も重視されます。 変化に柔軟に対応しながら成長できる環境が整っており、自ら学び続ける意欲がある人に適した業界です。

建設

建設業界は、建物やインフラ(道路、橋、ダムなど)を設計・施工し、社会基盤を支える産業です。 ゼネコン、サブコン、設計事務所などがそれぞれの役割を担い、プロジェクトごとに多くの関係者と連携しながら仕事を進めます。景気や公共投資の影響を受けやすいものの、災害復興や都市再開発などで安定した需要があります。 技術力、マネジメント力、チームワークが求められるため、粘り強く物事に取り組める人に向いている業界です。

教育

教育業界は、学校、塾、予備校、企業研修、オンライン教育などを通じて、人材育成や学びの機会を提供する業界です。少子化の影響を受けつつも、個別指導やリスキリング支援など新たなニーズが拡大しています。 知識やスキルを伝えるだけでなく、生徒や受講者一人ひとりに寄り添う姿勢や、成長を支える力が求められます。社会の未来を育てるというやりがいを感じられる一方、柔軟な対応力や高いコミュニケーション力も不可欠な業界です。

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