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選考対策

グループディスカッション(GD)対策講座入門「1人で受かろうとしたら大間違い」

インターンなど選考の時期がいよいよ近づいてまいりました。すでに複数社エントリーを出していて、選考に進まれている方もいらっしゃるかと思います。今回は、数多くの就活生に対してセミナーを実施しているビズリーチ・キャンパスの講師陣の協力を得て、グループディスカッションの徹底対策をご紹介してまいります。

こんにちは!ビズリーチ・キャンパス編集部です。
インターンなど選考の時期がいよいよ近づいてまいりました。すでに複数社エントリーを出していて、選考に進まれている方もいらっしゃるかと思います。
インターンの選考でも取り入れられているグループディスカッション。
実際のインターンシップの内容もグループワークで実施されるケースもあります。
今回は、数多くの就活生に対してセミナーを実施しているビズリーチ・キャンパスの講師陣の協力を得て、グループディスカッションの徹底対策をご紹介してまいります。

グループディスカッション対策が必須な理由

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人間力を見せつけよ!

グループディスカッションは、人気企業ではスクリーニング的な意味合いで、選考に用いられているケースもあります。
やはり、人間力が欠けている人は選考に落ちてしまう可能性が高くなってしまいます。見た目(場に適した服装、清潔感があるか)や対人能力(雰囲気・話し方・姿勢)といった人としての基本的な能力は、選考の評価基準になっていることが多いです。
自分らしさも大切ですが、グループに貢献できるような人間力もきちんとアピールしましょう。

ビジネスマンとしての基礎力を見せつけよ!

グループディスカッションがうまく進められる人は、社会人としてすぐに活躍できる可能性が高いと考えられます。なぜなら、グループディスカッションには、社会人が仕事をする上で必要なスキルを発揮しなくてはいけないからです。
以前の記事( 「≪19卒必見≫選考でグループディスカッションが必須の本当の理由」でもご紹介したように、以下の3つのスキルがグループディスカッションでは必要です。

①合意形成力
ビジネスにおける意思決定は、その多くが多数決では決まりません。皆さんも今までの人生を通して、複数名による議論を通して決まったことでも、「多数決で決まったけれど、なんとなく納得が>いかない…。」と腹に一物を抱えた状態で組織の意思決定が進んだことがあるのではないでしょうか?その一物を抱えた状態で仕事に臨むと、モチベーションは下がり、組織としてのパフォーマン>スは下がってしまいます。従って、組織で決めたことは組織全員が納得している状況を作る必要があります。
簡単に言うと、 「納得していない人を、しっかり論理立てて説明し、(無理矢理にでも)納得をさせる力」 といったところです。
②ロジカルシンキング
論理的思考力とも言います。自分の意見をしっかり筋道立てて話せる能力のことを指します。難しいことでも単純明快にし、誰からみてもわかりやすいように、どのような思考を経て結論に至った>かを明確に説明できる能力のことです。
③他者への配慮・気配り
物事は1人では進みません。稀に1人で行ったほうが効率的な仕事もありますが、多くの場合はチームで協力して実行に移したほうが、結果は明確に変わってきます。
他者を巻き込み、巻き込まれるためには他者への配慮が必要です。自分の仕事を推進させるためにも、周りの協力者はとても重要なのです。

これらを意識して、ビジネスの場でも活躍できることを面接官に見せつけましょう!

グループディスカッション(GD)選考を突破するヒント

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グループディスカッション。本来であれば、ここまで生きてきた中で培ってきた人間力を武器に戦って、勝ち抜いていきたいところ。しかし、場慣れをしていなければ緊張をしてしまうかもしれませんし、自分自身の人間力を100%出し切れない可能性もあります。
ここでは、グループディスカッションに慣れていない、そんな方のためのヒントをご紹介します。

ヒント1:みんなでGDを突破しよう

チームメンバーはライバルではありません。一緒に議論をする仲間です。みんなで助け合って全員で合格する意識を持ちましょう。

グループの力を最大化させるよう努めましょう。
アイディアの数を最大にするための雰囲気づくりが重要。グループ内の発言が減ってしまう可能性があるため、他人の意見の否定はNGです。ただし、クラッシャーと呼ばれるような他人の意見を否定しがち・自己主張が激しすぎるメンバーがいる場合もあります。そんな時でも決して「その人のせいだ」と他責せず、以下のように相手をコントロールしてみてください。

・否定が多いときは、「逆に、○○さんはどういうアイディアだったら良いと思いますか?」と代案を求める
・論点がズレているときは、「面白い意見だと思います。ただ、今は~~について話す時間でしたよね?」と話すべき内容の確認をする
・自分の意見を主張し続けているときは、「~~という点で、その意見だと難しいと思うんですよね」と論理的に、意見の指摘をする

グループディスカッションは、グループ全員が合格の時もあれば全員が不合格になることがある一蓮托生の関係であることを理解しておきましょう!

ヒント2:課題に対してのアイディアをたくさん出そう

積極的に議論に参加し、アイディアをたくさん出すことはもちろん大切です。
「ブレインストーミング(通称:ブレスト)」というアイディア出しの方法をご存知でしょうか?聞いたことがある方も多いと思います。自由にアイディアを出し合うブレインストーミングですが、いくつか原則があるのでご紹介いたします。

①質より量:できるだけ多くのアイディアを出しましょう。これが大前提になります。
②否定しない:他人の意見を否定してはいけません。アイディアが出にくくなってしまいます。
③評価を気にしない:「こんなアイディアは言っても意味がないな、恥ずかしいな」といったことは考えず、とにかく思いついたアイディアを言いましょう。
④便乗OK:他人の意見を聞いて連想し、他人の意見に自分のアイディアを加える形で発言することは大歓迎。新たな発想が生まれやすくなります。

ヒント3:時間配分を意識しながら議論を収束させよう

アイディアの数を最大化させた後は、議論の収束を意識しましょう。
グループで出たアイディアを分類し、最も良いアイディアがどれなのかを決めましょう。良いアイディアとは、一般的に、 ・「インパクト(どれだけ大きな効果が得られるか)」
・「実行性(時間やコストの面などを鑑みて、実行しやすいか)」
の2つの点で優れていることが多いです。その他、独創性などを求められるケースもあるかと思いますが、基本的な2つのポイント押さえていることが前提となります。

ヒント4:周りに気を配ろう

議論に参加していない人がいないか周りを見渡しましょう。
チーム力の最大化を目指すにあたって、発言できていない人がいる(リソースを使いこなせていない)ことはグループとして大きなマイナスです。しかし、逆に「~~さんは、これについてどう思いますか?」などと声をかけ、議論への参加を促せる人は、面接官の目に留まること間違いなしです!

ヒント5:議論に参加する姿勢を意識しよう

選考中は、基本的にどんなタイミングでも面接官に見られています。
他人が話しているときの表情、姿勢といった当たり前のところも意識をしましょう。
また、司会やタイムキーパー、書記、または最後の発表者といった自分の役割を明確化して、積極的な姿勢を見せるのも良いでしょう。

ヒント6:とりあえず頻出テーマは抑えておこう

グループディスカッションのテーマは、繰り返し使われることも多いです。
そこで、「頻出テーマはどんなものがあるのか?」を押さえておくだけでもだいぶ有利になります。さらに、そのテーマについて実際に考えてみることによって、議論の進め方の流れを理解することもできるでしょう。
頻出テーマについての詳細は、以前ご紹介した記事「≪19卒必見≫グループディスカッション頻出テーマとその対策」をご覧ください!

まとめ

いかがだったでしょうか。今回はグループディスカッション(GD)対策についてでした。
グループディスカッションは場数を踏むことで、必ず上手くできるようになります。選考の前に実際に友達や知人と一緒に練習してみるといいかもしれません。

GD対策は必要。でも、本質的なキャリア形成をしたいなら

GD対策は、内定の確率を上げるのに必要なことですが、はたして「内定を獲得すること」は真のゴールといえるのでしょうか?

「仕事」という時間は人生の大半の割合を占めています。そんな中、周りの意見や評価に流され、自分の心の中の意思に反する形でキャリアを選ぶことは将来の自分の首を苦しめるだけなのではないでしょうか。 GD対策に取り組む前に、ぜひ自分自身と語り合ってみてください。

意味のあるファーストキャリア形成をビズリーチ・キャンパスは様々な形で応援をしています。 我々のサービスを覗いてみませんか?