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就活生が語る

大切なのは自分と向き合うこと。自分に合った企業を見つけ、内定獲得する秘訣

学部時代、1度は大学院進学より就活を選択するも失敗に終わったNさん。大学院に進み、研究のかたわら就活に再挑戦し、見事第一志望の消費財メーカーの内定を勝ち取った。挫折を乗り越えたNさんが取り組んだのは、自分と向き合うこと。相性の良い企業を見つけ、内定を獲得するための秘訣に迫ります。

<プロフィール>
N 男性
慶應義塾大学・大学院理系
就職予定先:消費財メーカー
参加したインターン:4社
OB/OG訪問人数:1名
ES提出企業数:7社
面接社数:4社
内定社数:1社

自分史を振り返って見つけたキーワードと、企業選びの軸

―大学院に進学して改めて始めた自己分析。具体的に何をしたのでしょうか?

まずは、過去の記憶を徹底的に洗い出し、自分史を作って共通点を探すという方法を実践。すると、私にとって大切なことが見えてきました。それは、自分の行動が認められること、誰かの役に立っていると実感できることです。そこから企業選びの軸として2つの要素が出てきました。1つは、チームで何かをしたいということ。もう1つは、新しい環境で裁量を持って挑戦できることです。

また、自分の強みや弱みも分かりました。私の強みは、常に他人のことを考えて行動できること。逆に、他人からの目が気になりすぎて自分からアクションを起こすことが苦手なのが弱みです。こうしてみると、私にとってのキーワードは「他人」なんです。他人のことをよく考えられるからこそ、強みも弱みも出てくるんだなと。自分の歴史を振り返ってみたら、図らずも自分を形成しているキーワードが出てきました。

―「他人」というキーワードにまつわる原体験は何かありますか?

小学生の頃から、リレー選手に選ばれたことを親に褒められて嬉しかったり、塾での好成績を褒められてやる気が出たり、といったことがありましたね。他人に認められたい気持ちが強いんです。大学でも、バイトやサークルなどチームで何かに取り組んだことが多いんですよ。所属していたテニスサークルでは、3年生の文化祭でフランクフルトを3000本売り上げました。1年生の時にも2700本売って賞をとって、みんなで胴上げしたんですが、それがすごく良くて。もう1回胴上げしたいと思って、みんなが売り子を頑張ってくれるようなシステムを導入するなど頑張りました。だからチームでつかんだ功績ですね。

―他にやってよかった自己分析法はありますか?

私は、友達に他己分析をやってもらっていました。すごく恥ずかしいですけど(笑)。でも、絶対やったほうがいいですよ。自分が思っていることと他人が思っていることを比較できるので、気づきが多いんです。

―自己分析の段階で、志望業界はありましたか?

そこまで絞っていなかったです。ただ、チームで新しい挑戦ができるという軸は作っていました。そこからは、合同説明会には行かずにツイッターで就活についての助言を見て参考にしていきました。合説の内容は自分でも収集できるし、蛇足が多いんです。それに行って満足してしまいがちだったので。だから、自分で会社のHPやIRを見たり、ワークライフバランスや年収を企業口コミで調べたりしました。

自己分析してわかったんですが、自分は挑戦しつつも安定していたいという気持ちがあったんです。それで、就活をしながら「安定」って何かを考え抜きました。それは、大企業に入ることではなく、挑戦を続けることで自分のスキルを高め、どんな会社でも通用することだと思ったんです。でも、挑戦できて大企業だったら、一番いいですよね。この時点で、理想の条件はかなり絞り込めていて、就職先の消費財メーカーも志望に入っていました。

秋以降のESと面接対策がもたらした順調な就活

―夏に就活以外で取り組まれていたことはありますか?

その時期は、大学院での研究一筋でした。所属していた研究室は求められるレベルが高かったので、きつかったです。それ以外では、就活生同士で情報交換したりするくらいでした。

―かなり忙しかったのですね。秋以降の就活はどのように進めたのでしょうか?

秋は、ESに本格的に取り組みはじめました。まずは、自分でESを結構書いて、それを友達などに添削してもらいます。ESは、絶対に誰かに添削してもらったほうがいいと思います。自分では完璧だと思っても、必ず赤ペンを入れられるんです。私は、ESでは特に日本語の使い方や伝え方に気をつけていました。同じ表現を2回使ってしまったり、蛇足が多かったりしたので。自分では気づけなくても、他の人に指摘してもらえました。

―面接に向けた準備もしましたか?

面接練習まではしませんでしたが、大学時代に関して話すことを丸暗記するスタイルを大きく変えました。何を伝えたいか、どんな話題を話すかだけを覚えておくようにしたんです。これをやってみたら、手応えを実感。面接が楽しいし、すごく盛り上がるようになりました。会話形式で面接が進み、キャッチボールが増えたことで、面接がよく通過するようになりましたね。こんな風に、実践の中で対策していきました。

―その後は順調に就活が進んでいったのでしょうか?

そうですね。第一志望だった消費財メーカーには、12月末までにESを出して、1月末くらいには1次、2月半ばに2次面接があって、2月末には内定をもらえました。例年は3次面接以降もあるらしいのですが、今年は採用枠が多かったらしく、あっという間に決まってしまいました。だから会社に電話して確認を取るほど、実感がなかったです(笑)。振り返ってみると、就活において大事なことに気づけたのは大きかったと思います。例えば、面接はキャッチボールであること、ESは会社ごとに求められているポイントが異なることなどです。

自分と向き合い続け、納得できる相性の良い企業へ

―なかでも難しかった面接はありましたか?

第一志望とは別に受けていた企業の面接が、自分の得意な形式とは異なっていて難しかったです。私は対話形式が好きでしたが、相手は堅いスタイルで、「〜について3分で話してください。」という風に進められました。やはり面接の形式には相性があると思いますね。

―最終的に就職先の決め手は何でしたか?

いいところがたくさんあるんですよ。成長できる環境があって、スキルが身について安定にもつながる。それに、周囲の人も高いレベルが集まっています。そういった環境が他の会社と比べて特に抜きん出ていると思います。さらに、親身でロジカルな部分が強い社員が多く、その雰囲気も私には合っていますね。

―では、就活で一番大変だったことは何でしたか?

メンタル面でした。面接に落ちて自己否定された気持ちになったりします。そんな時は、リフレッシュのためにお酒を飲んでいました。だから、友人の存在は大きかったです。メンタル面に効くだけでなく、他の人が発信する情報や添削も役立ちましたから。

―最後に、就活生に伝えたいことを教えてください。

就活って面倒だと思いますが、今後の人生を決めるファーストステップです。だから努力しない理由はないので、この機会に自分と向き合って、友達と団結して、自分が納得いく会社に入ってほしいです。

―――本日はお忙しい中ありがとうございました。失敗を経て、自分らしい方法を見つけるやり方は、すごく参考になりました!

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