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業界研究

Special Career Talk −京都開催− 有名人事責任者が語る、新時代のキャリア選択のススメ

成長企業の人事責任者は、何を考え、どうキャリアを選んできたのか。新時代のキャリア選択のススメ方について各人からのリアルなメッセージが贈られました。

4月12日に、「Special Career Talk」が開催されました。
今をときめく人気成長企業の人事責任者にご登壇頂き、これまでどのようにキャリアを選んできたのか、今だからこそ言える、これからの学生はどのようにキャリア選択していくべきだと思うのか、採用のプロとして、そして一人の社会人として語って頂きました。その様子を、書き起こし形式でお伝えします。

呼ばれる人材になること

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▼株式会社ディー・エヌ・エー
【ヒューマンリソース本部 人材開発部 部長 風早亮(カザハヤ アキラ)氏】
第二新卒としてDeNAに入社。ゲーム・エンターテインメント事業の広告営業、パートナーアライアンスを担当したのち、各所でのマネジメントスキルが評価されヒューマンリソース本部に異動。現在は、新卒から中途までDeNA全体の採用および人材育成を統括している。19年4月より現職。

これからの時代、労働集約的な仕事はAIに取って代わられていき、ひとつの会社でずっと働くこともなくなっていき、プロジェクト単位での働き方に変わっていくと思っています。これから社会に出て、自分がやりたいことや、自己実現を成し遂げたいと思える何かに出会えた時に、そのプロジェクトに呼ばれるか?もしくは自分の指に仲間が止まるか?というのは重要ですよね。なので、まずは最初のステップとして、プロジェクトに呼ばれる人材になり、どこでも高い能力を発揮できる状態になることが重要。そして、事業のリーダーや起業経験等を通して、「呼ばれる人材」から「呼ぶ人材」になっていったり。そういう意味で最初の会社選びは重要だと思います。

「呼ばれる人材」に共通する優秀さ
▼逃げずにやり切る力
困難な状況でも最後までやり切ることができるというのは意外と難しいです。学生の間は自分一人の責任範囲において意思決定をしてきたことが多かったかもしれませんが、社会人になりチームで働くということは異なる価値観や利害関係を持った人たちと働くことになりますので、しっかり自分の考えを論理的に言語化して伝えられる力、また困難にぶち当たりながらも推進できる力が重要です。どんな優秀な企画があっても形にしない限りは価値がないので、強い意志を持ってやり切ることが大事です。
▼思考の独立性
周囲の人や環境に左右されず、自分の考えや意見を持ち、発言すること。また、一見意味を見出せないような課題や作業にも「いかにして取り組むか?それを実現できたらどういう世界になるか?」など視座高くを考えられるような柔軟かつ前向きな思考も大切です。
▼自分の軸
意思決定する場面で、自分の軸があることは強みになります。そのためには、何を大切にして、どうありたいのかを日ごろから考えて自己分析しておくことは有効だと思います。

そもそも、いきなり呼ばれる人材になることはないですから、選り好みをして可能性を潰さずに様々な経験をして、いざ異なる分野に挑戦することになった際に再現性をもって取り組めるかどうかが大事です。そのためにも、最初のキャリア選択でどんな環境を選ぶべきかを考えた時、「たくさん挑戦できて、たくさん失敗できる環境か」というのは「呼ばれる人材」になるために必要だと思います。経験したことを抽象化し、構造化して再現するという話と同じで、挑戦して成功や失敗の数だけ成功を再現するための引き出しが豊富になるので、「呼ばれる人材」に近づいていけると思います今後、多くの社会人に会っていくかと思いますがその際、失敗経験を聞いて挑戦できる環境かどうかの見極めをしてください。失敗の数が、多くの裁量や挑戦できる環境の目安になると思います。

座談会

Q 色んな部署があると思うのですが、入社後の配属希望は通りますか?
A もちろん本人の意思があるので、無視はしないです。ただ、実際にその理由とどういうビジネスマンになっていきたいのかについて、長く時間をかけて一緒に深掘りしていくと当初の希望ではなく別の部署がそれを叶える場所だったりします。目先のことだけではなく、最終的に長い目で見たときに本人の人生が一番輝くキャリアを築けるように一緒に考えていきましょう。

Q そもそも新卒採用している理由は何ですか?
A 今足りないパズルを埋めるのであれば中途で即戦力を採用すれば良いですよね。あえて、新卒採用しているのは、5年後には大きく成長してもらい、社員を突き上げ、文化を牽引して、DeNAをDeNAたらしめる存在になっていて欲しいという期待です。

Q DeNAは「こと」に向かうと聞いたのですが、どうやって「こと」に向かうのですか?
A まず、「こと」に向かうの意味ですが、過去のやり方や独力でやり遂げることに固執していないか、自身の評価や誰かの機嫌に向かわず、顧客をデライトすることや本質的な価値を追求できているか、ということです。自分も昔は人にだけ向かっていたような時期がありました。ただ、お客様や関係者が何を求めているかだけをシンプルに考えていったら、結果的に「こと」に向かうことになり、自然と働きやすくなりましたね。

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