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業界研究

Special Career Talk −福岡開催− 有名人事責任者が語る、新時代のキャリア選択のススメ

成長企業の人事責任者は、何を考え、どうキャリアを選んできたのか。新時代のキャリア選択のススメ方について各人からのリアルなメッセージが贈られました。

4月16日に、「Special Career Talk」が開催されました。
今をときめく人気成長企業の人事責任者にご登壇頂き、これまでどのようにキャリアを選んできたのか、今だからこそ言える、これからの学生はどのようにキャリア選択していくべきだと思うのか、採用のプロとして、そして一人の社会人として語って頂きました。その様子を、書き起こし形式でお伝えします。

キャリアを築くということ

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▼合同会社DMM.com
【林英治郎氏】
経歴としては採用を中心に人事の領域で10年以上やってきました。
2008年 70人規模 株式会社トライアンフ
2012年 20,000人規模 ソフトバンク株式会社
2017年 3,000人規模 合同会社DMM.com
現在は友人らと立ち上げた一般社団法人で勉強会の開催や、個人事業主として人事領域でのコンサルティングと制度作りなど幅広く活躍中。

今回の話はあくまで一例として、お聞きください。材料をお伝えしますので、答えや正解ではなく何かしら感じたことがあれば、それを行動に移していただけると嬉しいです。

キャリアの捉え方

キャリアを2つに分けるとしたら、ある一時点でものを考え、振り返ったものが自分自身の「キャリア」であって、先のことを考えるのが「キャリアプラン」と捉えています。今回も、我々によるキャリアの話を聞いて、皆さんは将来のこと(キャリアプラン)を考えなければならないですよね。これには、生存者バイアスがかかりやすいです。なので、人の話を聞くときにはバイアスがかかっていないか、正しく捉えるための注意が必要であることを少しだけ意識してもらいたいです。

キャリアプランは必要かどうか
私自身は必要であると思っています。なぜかと言いますと、新しい技術やサービスが登場していて、今まで当たり前のやり方が変わるこの時代に適応しながら、生きていくためには目先のことだけに捉われていてはいけません。いったん目標を定めた上で、それに向かって差分を埋める作業としてキャリアプランが必要であると考えています。ただ、先々まで考えていくことは難しいので、1年先や2年先くらいを見据えるくらいがほど良いのかなと思います。

キャリアを築く上で大切にしている考え
① 打席に立ち続ける
チャンスにトライし続けましょう。自分にとって分不相応な課題が落ちてきた際に背伸びしてでも飛びつく準備ができているかどうかというイメージです。普段から、自分自身が目指しているものとのギャップを把握していれば、準備をして選ばれて、選ばれたらやり抜くの繰り返しです。自分自身が考えていることや取り組んでいることを普段からオープンにしておいて機会に繋げることが重要だと思います。
② 短期損益ではなく資産の積み上げにフォーカスする
市場価値(≒自分が望む選択肢を選べる状態)は信頼(≒期待値)と実績(≒実力)で決まると考えています。新卒で入社した最初はほぼほぼポテンシャル(期待値)での評価がなされ、その後30歳前後で「何ができる人なのか」という実績(実力)で評価がなされる世界に入ります。つまり、構造的に「30前後までに期待値を活用して実績をブースト」できるかどうかで以降が決まりやすいのです。市場価値が蓄積されずに、会社の看板だけを背負って生きていくと挽回できなくなりますから、よく考えて資産を積み上げることをおすすめします。

私の場合は、1社目から2社目のソフトバンクに転職したタイミングで、背負う看板が変わると周りの付き合いに変化があり、市場価値や評価(期待値)といったものが上がった実感がありました。その後、3社目として現在のDMMにきて実力や実績を積み上げていこうと思っているところです。

一度考えてほしいこと
自己分析をするのは大事ではありますが、自分視点に限られるのは良くありません。自分自身にとって幸せな状態を考えた上で、その状態を実現するために必要な要素を考えて、短期損益ではなく自分自身の市場価値が積み上がる経験は何かを考えてほしいです。その上で他者視点が大事になりますので、OB/OG訪問などを通して社会人との接点は積極的にとっていただきたいと思っています。

座談会

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Q 仕事をする上で大事にしていることは何ですか?
A 楽しむこと。ちょっとしたことでも嘘をつかないことは大事だと思います。

Q 大学生の時に考えていた将来像は今と異なるものですか?
A 将来像は明確に無かった。違いという意味で言えば、楽しく働きたいという思いに変化はないが、若手の時の方がプライドは高かったかもしれない。今はできないことを認めて理想に向かっている自分の現在地からどれだけ成長したという差分に集中できるようになって生きやすくなった気がしている。

Q 常に新しいことが生み出されている世の中で、今後学生はどうすればいいと思いますか?行きたい業界に迷っていて、どういうものが大事か分かりません。
A 各自の問題なので私自身では厳密にはわからない。ただ、今後増えるマーケットはどこかという視点で見ることは大事。DMMでも高齢者増加という明らかな事業に対して、ライフエンディング(=終活)事業を始めていたりする。これから色んな会社で話を聞いていると見えてくるものはあると思います。すこしでも多くの一次情報にふれることを増やして欲しい。

Q業界や企業を見る時に大切にしていることは何ですか?
A 一次情報を取りに行くこと。ネットよりも書籍や雑誌、書籍や雑誌よりも人、人も色んな人がいるので、同じ論点でも複数の意見を比較しながら話を聞くといいと思います。


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