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業界研究

【業界研究】そもそもコンサルって何?今更聞けないコンサルティング業界とは② #私の就活 ~業界研究編~

近年、一流大学に通う就活生からの人気が高いコンサルティング業界。かっこいいからとりあえず受けてみようといったものの、実際にコンサルティング業界についてよく知らないという方のために、コンサルティング業界について特徴や仕事内容を明らかにしていきます。

コンサルタントの役職

 コンサルティング業界は様々な領域のコンサルファームが存在しますが、役職(日系企業でいう部長、課長など)はどのファームも同じような構成をとっています。ファームによって言い方の差異は多少ありますが、基本的に以下のような役職で構成されています。

▼パートナー(ディレクター、プリンシパルなど)
▼マネージャー(プロジェクトマネージャーなど)
▼コンサルタント(シニアアソシエイト)
▼アナリスト(リサーチ、スタッフ、アソシエイトなど)

また、シニアアソシエイト、シニアマネージャーのようにシニア○○と呼ばれる役職は○○の役職の1つ上の役職です。
(例えば、シニアコンサルタントはコンサルタントの1つ上の役職でマネージャーと同等かその1つ下の役職)

コンサルティングファームの仕事の進め方

画像

コンサルティングファームには基本的にプロジェクト単位であり、部署がありません(総合コンサルティングファームはIT部門など分けられていることもある)。プロジェクト毎に各役職から数人が招集され、そのメンバーでチームを組みプロジェクト業務を行います。チームの構成は、パートナー1人、マネージャー1人、コンサルタント2~3人、アナリスト1~複数人です。各メンバーがそれぞれの役割をこなし、プロジェクトを進めていきます。

コンサルティングファーム役職別仕事内容

画像 プロジェクトに参加しているメンバーがそれぞれどのような役割を担っているかを役職別に解説します。
▼パートナー(ディレクター、プリンシパルなど)
パートナーの主な仕事は営業です。これまでのコンサルタントとしての経験やネットワーク・人脈を活かし、案件を持ってきます。他業界の営業と同じようにノルマが課せられている場合もあります。またコンサルティングファーム自体の経営戦略を練ることもあります。大企業の経営層と議論をしプロジェクトを進めていくことはパートナーのみの特権であり、コンサルタントとして本当の魅力を感じることが出来る役職と言われていますが、パートナーまで昇進できるのはほんの一握りの狭き門です。

▼マネージャー(プロジェクトマネージャーなど)
マネージャーの役割はパートナーが持ってくるプロジェクトの取りまとめをし責任を持って進行をすることです。プロジェクト全体を見通し、各メンバーに対して仕事を割り振ります。進行状況を逐一確認し、プロジェクトの軌道修正や方針の変更を行います。またプロジェクトの予算を管理する役割も担っており全体の責任を持つ役職です。

▼コンサルタント(シニアアソシエイト)
アナリストで2~3年の経験を積むとこの職位に昇進します。コンサルティングファームのプロジェクトのメイン業務である仮説の立案や検証を行い、何の情報が必要か、エキスパートインタビューなどを任されています。

▼アナリスト(リサーチ、スタッフ、アソシエイトなど)
アナリストの仕事はWEBや文献のリサーチ・情報分析やプレゼン資料の作成など地味なものが多いですが、ミーティングでは発言する機会も多く、ロジカルシンキングなど求められていることはコンサルタントと同じです。