インターンに参加する理由がわからない
就活間近に行われることが多いインターン。「なぜインターンに参加しなければいけないんだろう」と疑問を感じている方も多いでしょう。今回は、なぜインターンに参加するのか、理由や意義について考えていきます。インターンに対する意識を高め、スムーズに就職活動をスタートさせましょう。
インターンに参加し志望動機を固める
インターンでは、志望動機を固めることが大切です。まずは志望動機を考えるポイントをチェックしていきましょう。
インターンへの参加理由を明確にする
まずは、なぜインターンに参加するのかじっくりと考えてみることが大切。自分の中でインターンに参加することの意味を考え、志望動機を固めていきましょう。 中には「志望動機が思い浮かばない」「周りが参加しているから自分も参加する」という方もいらっしゃるかもしれません。しかし、自分の気持ちの奥底にはインターンに対して何らかの考えがあるはずです。数ある職種の中から、なぜその職を選んだのか、なぜその企業を選んだのか考えてみましょう。その中に、自分の本当の気持ちがあります。 自分の中でインターンの参加理由が見えてくると、意識もおのずと変わってきます。「自分の考えがよくわからない」という場合は、一度感じている気持ちを箇条書きでピックアップしてみてください。
志望動機がない場合は参加理由の例文を活用する
いくら考えても参加理由や志望動機が思い浮かばないこともあるでしょう。しかし、インターンに応募する場合には企業に対し志望した動機を伝える必要があります。「とくに志望動機がない」という場合は、参加理由・志望動機の例文を活用することも一つの手段です。 インターネットで検索をすると、インターンの志望動機例文がたくさん出てきます。その中から、自分の気持ちに近いものを参考にしましょう。ただし、すべてを丸写しするのはNG。文を参考にするのはよいですが、どこかに自分の気持ちをしっかりと入れてください。 また、例文を参考にすることで自分の考えが思い浮かぶこともあるでしょう。自分なりの動機・理由を見つけられた場合は、一からオリジナルの文章を作成してみてください。
就職を有利に進めるため参加
「就職に有利になるからインターンに参加する」という方も多いですが、実は参加したからといって必ず就職に有利になるとは限りません。もちろん企業に働く人の目に留まる可能性は高くなりますが、絶対に有利になるわけではないのです。
ただし、インターンに参加することで、志望した企業に対しての知識や理解を深められることは事実。自分のキャリア観を形成するためのものと捉えて取り組むことをおすすめします。インターネットなどを活用し独自で企業調査をするよりも、実際にインターンに参加にするほうがより企業の情報を掴むことができるでしょう。
また、インターンに参加することで企業が本当に求めている人材が見えてきます。企業がどのような人材を求めているのか知ることで、就職活動時のアピールもしやすくなるのです。このようなことからも、インターンに参加するメリットは大きいといえるでしょう。
インターン参加の意義
次に、インターンに参加する意義について考えていきましょう。
職場の雰囲気や業界を知ることができる
インターンに参加することはメリットがたくさん。実際の仕事内容を知ることができるだけでなく、企業の雰囲気を肌で感じることが可能です。 企業内の雰囲気というのは、実際にその場に訪れてみなければわからないもの。インターンに参加することで、より企業についての理解を深めることができるでしょう。インターン時には先輩社員の様子など、企業の雰囲気をしっかりチェックすることが大切です。
企業とのミスマッチを減らす
「就職をしたけど、自分に企業の雰囲気や仕事内容が合わなかった」というケースも多いです。これは、企業に対する理解不足が原因。自分だけで企業の調査をする場合、実際の雰囲気や仕事内容がわからないことがほとんどです。
しかし、インターンに参加し企業で実際に働くことで「自分に合う・合わない」を判断することが可能。また、企業側も「インターンに訪れた学生が求めている人材なのか」検討できます。企業とのミスマッチを減らすという観点でも、インターンに積極的に参加することをおすすめします。
志望動機が固まったらすること
次に、志望動機が固まったらすべきことをチェックしていきます。
実際に履歴書に記載する
インターンへの志望動機が固まったのであれば、実際に履歴書に記載してみましょう。履歴書やノートに記載することによってどのような考えだったかを再確認できます。
ここで書く履歴書は実際に企業へ提出するものではありませんが、いつでも提出できるよう丁寧に書くことを心がけることが大切です。また、履歴書を記載することはこれからのインターン応募や就職活動時の練習にもなります。事前に履歴書の記載に慣れておき、学歴や志望動機などわかりやすく伝えるためのコツを身につけましょう。
インターン募集開始
最後に、インターンの募集が開始されたタイミングですべきことをチェックしていきます。
募集開始時期に早急に応募し企業にアピールする
インターンの募集が開始されたされた場合は、できるだけ早く応募することをおすすめします。募集開始してからすぐに応募は、やる気のアピールにもつながります。反対に、募集ギリギリの応募は「やる気があるのか」「本当にインターンに来るのか」と企業側が不信に感じてしまうことも。
インターン募集開始すぐに応募するためには、事前の準備が必要。いつでも履歴書を記載できるよう、志望動機などをしっかりと固めておきましょう。また、企業の情報をチェックすることも忘れずに。こまめに企業のサイトなどを確認してください。
インターンに参加理由を明確にしておこう
なんとなくの気持ちでインターンに臨む方も多いですが、参加理由を明確にすることはとても重要。インターンへの意識が高まるだけでなく、企業からの印象もよくなります。 まずは「なぜインターンに参加するのか」理由を探してみましょう。企業とのミスマッチを避けるため、企業の雰囲気を知るためなど、さまざまな理由の中から自分なりの動機を見つけることが大切です。