インターン時の質問の作成方法虎の巻
いよいよインターン「先輩になにか質問をしたほうがよいのかな」「どんなことを質問すればよいのだろう」とお悩みの方も多いでしょう。ためになる質問をすることで、今後の就職活動に役立てることも可能。
本記事では、インターン時の質問を考えるコツをチェックしていきます。質問は先輩社員との大切なコミュニケーションの一つ。ポイントを踏まえ、好印象となる質問を考えましょう。
インターン時先輩へどんな質問をするべきか
インターン時には先輩へどのような質問をするのがベストなのでしょうか。インターンは、先輩へ質問をする絶好のタイミングです。先輩ともコミュニケーションをとる機会が多く、質問しやすい雰囲気をつくることができるのです。
ただし、業務内容に対しての質問が多くなりがち。先輩からの答えを自分自身の社会人像形成に役立てるためには、先輩の体験談などを交えて聞くことが大切です。
たとえば「ここの業務はどのようにまとめるのですか」などは、業務に関わる質問。対して「こういったトラブルがあったとき先輩ならどのように対処しますか」などは先輩の経験が聞ける奥深い質問です。業務に関する質問をすることも大切ですが、先輩の培ってきた経験が聞き出せるような質問も積極的に行いましょう。
質問はコミュニケーションになるのか
では、質問はコミュニケーションは先輩とのコミュニケーションにはなるのでしょうか。
質問とは究極のコミュニケーション
結論からお伝えすると、質問は究極のコミュニケーション。人と人の会話はキャッチボールであり「問いかけ」に対する「答え」で成り立っていることが多いです。そのため、先輩への質問は有意義なコミュニケーションといえるでしょう。
また、質問をすることにより、企業や先輩に興味があることを伝えられます。インターン中は職業体験をするとともに、自分をアピールするチャンスでもあります。意味のある質問をして「やる気がある人だ」「この会社に興味を持っているんだ」という印象を残しましょう。
どんな質問が多いのか
では、インターン中は先輩に対してどのような質問が多いのでしょうか。よく挙げられる質問内容について詳しくチェックしていきましょう。
先輩が日々感じていること
先輩が日々感じていることを質問するのはとても参考になります。具体的には、入社後のギャップ・仕事のやりがい・大変だったこと、などが質問内容として挙げられます。これらは、先輩個人の意見や気持ちが聞ける有意義な質問。実際に企業で働く方の声が聞けるのでとても貴重です。 このような質問をするタイミングとしては、仕事中ではなく休憩中や、さりげない会話の中で織り交ぜて行きましょう。仕事中は業務に関する質問を中心に、それ以外で先輩自身の意見や気持ちを聞いてみましょう。
業務について
業務についての質問は一日の流れ・向いているのはどういった人か・どんなタイプの人が活躍できるか、などが質問として多く挙げられています。これらの企業を深く知る上で重要な質問。先輩の経験と併せて質問してみるとよいでしょう。 業務に関する質問は、仕事中にもしやすいです。仕事中に疑問が生じた場合は、タイミングをみて積極的に質問してみましょう。ただし、先輩の仕事を邪魔しないように注意してください。
会社について
業務や先輩の経験以外に、会社についての質問をすることも大切なポイントです。質問内容としては、他社と比べたときの魅力・どこまでの裁量を任せてもらえるのか・働きやすい環境か・ノルマがあるのか、などが多く挙げられています。
これらの質問は説明会でもできますが、実際に働く先輩の意見をストレートに聞けるのはインターン中だけ。先輩の個人的な意見を聞けるので、とても参考になるでしょう。
また、質問に対する答えは先輩によって異なるケースもあります。仕事や会社に対する考え方や意見は人それぞれ。インターン中に関わる複数の先輩に質問することで、たくさんの答えが返ってきます。一つ一つの答えを貴重な意見として、今後のインターンや就職活動に役立ててください。
上手な質問で相手の心を掴もう
インターン時の質問を考えるコツは有意義な質問をすること。先輩の気持ちや経験を聞き出せるよう、奥が深い質問を心がけましょう。 また「緊張して質問ができないかもしれない」と不安な方も多いかもしれません。しかし、インターン中は先輩の貴重な意見が聞き出せる絶好のチャンス。また、上手に質問をすることで自分の印象をアップできる可能性もあります。心配な方は、インターン前に「どんな質問をしたいか」を考えピックアップしておくことをおすすめします。"