ビズリーチ・キャンパスは2021年12月にInternet Explorerのサポートを終了します。別ブラウザでのご利用をお願いいたします。

詳細を確認

BizReach Campus

App Storeから無料ダウンロード

ダウンロード
close
選考対策

横浜市立大学のOB・OG訪問を成功させるポイントとは何か知ろう

サマーインターンが終わり新しい学期が始まり一息つきたい所ですが、就活においては気を抜くことができずこの時期からは冬インターンのES作成と同時にOB訪問が活発化してきます。横浜市立大学のOB訪問の際のポイントを確認しておきましょう。

横浜市立大学のOB・OG訪問を成功させよう

京浜急行「金沢八景」駅が最寄りの横浜市立大学、通称YCUは、横浜駅まで18分、品川駅まで37分と都心へのアクセスが大変よいため、学校に通いながら勉強と就職活動を両立することのできるとても好立地の大学です。
OB/OG訪問に行く際には、相手の卒業生が務めている会社やその近くのカフェなどで待ち合わせることがほとんであるため、アクセスのよさは就職活動において有利に働くといってよいでしょう。

画像

横浜市立大学の就職・就活状況

実際に横浜市立大学の就職、就活状況はどのようなものなのでしょうか。横浜市立大学は国際教養学系、国際都市学系、経営科学系、理学系の四つのコースからなる国際総合科学部と医学部に分かれています。医学部に関しては国家試験を受験する人が多いためここでは国際総合科学部の就職活動に注目してみていきましょう。
横浜市立大学のキャリア支援センターでは就職活動への支援がかなり手厚く、利用している学生も多いようです。面接に向けた最低限のマナーや心得を記載した「YCU CAREER HANDBOOK」というものを発行しており、メモ帳として活用している学生も多くいます。
大学名が書かれているノートブックのため、会社説明会で使用している際に会社の人に気づいてもらえて出身大学について話が広がった、というエピソードもあるようです。
医学部に関しても、平成29年度の医師の国家試験合格率は97.7%、看護師は100%、保険師は96.5%と非常に高い割合となっています。国家試験対策用の授業が用意されていたり、民間模試を全員が受験しその結果をもとに担当教員との面談や個別指導といったきめ細かいフィードバックが行われていることがこの合格率の高さに結びついているのでしょう。

横浜市立大学の学部別就職状況(平成29年度)

学部 業界 企業
国際総合科学部・国際教養学系 製造業、金融・保険業、建設・不動産、公務員、商社、マスコミなど 日産自動車株式会社、日清製粉株式会社、オリックス生命保険株式会社、株式会社ゆうちょ銀行、みずほフィナンシャルグループ、明治安田生命保険相互会社、三井不動産リアルティ株式会社、株式会社リクルートキャリア、横浜市役所、人事院、株式会社NTTドコモ など
国際総合科学部・国際都市学系 製造業、金融・保険業、建設・不動産、公務員、商社、マスコミなど 旭化成不動産レジデンス株式会社 イオンモール株式会社 株式会社竹中工務店 株式会社長谷工コーポレーション 中日本高速道路株式会社 東急リバブル株式会社、アサヒビール株式会社 株式会社IHI 株式会社クボタ 株式会社JVCケンウッド 日本製粉株式会社 本田技研工業株式会社 三菱電機株式会社、YKK株式会社、東京都庁 東京都特別区 内閣府沖縄総合事務局 横浜税関 横浜地方裁判所 など
国際総合科学部・経営科学系 製造業、金融・保険業、建設・不動産、公務員、商社、マスコミなど 旭化成株式会社 花王株式会社 カシオ計算機株式会社 株式会社アシックス 株式会社キーエンス 株式会社バンダイ 株式会社日立製作所 株式会社ファンケル キヤノン株式会社 コニカミノルタ株式会社 シチズン時計株式会社 ジョンソン・エンド・ジョンソン株式会社 パナソニック株式会社 富士通株式会社 YKK株式会社、SMBC日興証券株式会社 株式会社大和証券グループ本社 株式会社三井住友銀行 株式会社横浜銀行 住友生命保険相互会社 野村證券株式会社 日本銀行 三菱UFJモルガン・スタンレーPB証券株式会社、株式会社長谷工コーポレーション 株式会社ルミネ 清水建設株式会社 タマホーム株式会社、株式会社博報堂 株式会社読売広告社 など
国際総合科学部・理学系 大学院への進学、製造業、金融・保険業、建設・不動産、公務員、商社、マスコミなど カシオ計算機株式会社 株式会社資生堂 株式会社タカキベーカリー (アンデルセングループ) 株式会社日立製作所 株式会社ドクターシーラボ 第一三共株式会社 東芝テック株式会社 パナソニック株式会社 三菱ケミカル株式会社 など


平成29年度の横浜市立大学の国際総合科学部の卒業生の就職率は全国平均が98.0%なのに対して98.9%と非常に高くなっています。
また大学主催の合同企業セミナーには204社が参加しており、かなり多くの企業とのつながりを持つ機会が大学側から用意してもらえると考えてよさそうです。また大学のキャリア支援センターが開催する学内の就職支援講座 ・ 各種イベントは年間80回以上であり、かなり手厚く就職活動を支援してくれているといえます。
文系の国際教養学系や国際都市学系、経営学系のコースはやはり金融業界やメディア、商社に進む人もいるようですが、全体的にみるとメーカー系への就職がかなり強いのが特徴的です。国際総合科学部の中でも理系の理学系コースは大学院に進学する人も多いようですが、化学系、機械系の会社などへの就職に強いようだということがうかがえます。

横浜市立大学が製造業界に強い理由

横浜市立大学の学生は定期と不定期を合わせると約78%がアルバイトをしているそうなので、実際に化粧品の会社や飲食店でのアルバイト経験を通してメーカー系企業で働く自分をイメージできたため、製造業界を目指そうという方が多いのかもしれませんね。
卒業生が多ければOB・OG訪問の機会もその分増えますし、社員と触れ合う機会も増えるのでそれがYCUがメーカー業に強い理由の一つなのでしょう。

画像

横浜市立大学が実施しているOB・OG訪問に向けた取り組み

では実際に横浜市立大学ではOB・OG訪問に対してどのような支援を行っているのでしょうか。YCUの特徴としては、就職活動を三年生から始めるのではなく、入学後すぐの一年生の時からキャリアに対する自分の選択肢を知ることが出来るような授業やイベントが多く用意されています。

キャリアサポーター制度

横浜市立大学の卒業生をキャリアサポーターとして登録し、現役の学生の就職活動に対してアドバイスを行える制度が用意されています。キャリアサポーターは学生の企業訪問等にも対応してくれるため、これらのサポーターを通じて積極的にOB・OG訪問をすることができます。このキャリアサポーター制度には現在約1,300名の卒業生が登録しています。
またその他にも大学側が「キャリアサポーターと学生の集い」を開催し、学生が個人的にサークルや部活の先輩を通じて行うOB・OG訪問だけでなく、すべての大学3年生と修士1年生が学内でキャリアサポーターと交流できるような機会を設けています。

キャリアメンター制度

このキャリアメンター制度とは、すでに就職先が内定した学部四年生・修士二年生が、現役の三年生・修士一年生に対し、自らがメンターとなって経験談などを伝え、相談に乗ることで後輩をサポートする制度です。 キャリア支援センターでは学生同士の助け合いによって就職活動を成功させるためのネットワークづくりも支援しています。

業界研究入門

メーカー、商社、広告、公務員などYCUの学生に人気の高い業界を中心に、各業界におけるYCUの卒業生をはじめとした社会人に講師となってもらい、業界や業務についての講義を行ってもらうというイベントです。講義後の質疑応答などで顔を覚えてもらえばそのあと個人的にOB・OG訪問の機会を設けてもらえる可能性もあります。

画像

横浜市立大学のOB・OG訪問に対する考え方

YCUのキャリア支援センターでは学生がOB・OG訪問をしやすいようにさまざまな選択肢を用意しているようですね。横浜市立大学のキャリア支援センターでは学生のOB・OG訪問に対してどのような考え方、姿勢をもっているのでしょうか。目的や注意点、また他の大学との違いに注目してみてみましょう。

OB・OG訪問の目的

横浜市立大学のキャリア支援センターではOB・OG訪問に対してキャリアサポート制度やキャリアメンター制度を設けるなどしてかなり積極的に支援していることがうかがえます。
OB・OG訪問をすることによって、大学側が用意しているキャリアデザインの授業、実習で学んだことと合わせて卒業生のアドバイアスや体験談を聞くことによってより学生側で自分の将来のキャリア形成が促されることが主な目的であるといえます。

OB・OG訪問をするときの注意点

同じ大学の卒業生だからといって相手は社会人であり、OB・OG訪問自体が就職活動の一環であるため相手も自分を見定めているということは常に念頭においておく必要があります。
事前にしっかりと相手の企業についてのリサーチを行い、質問したい内容やアピールしたいポイントを整理しておくとよいでしょう。キャリア支援センターが発行している「YCU CAREER HANDBOOK」を参考にしてみるのもよいかもしれません。

横浜市立大学とその他の大学の違い

OB・OG訪問のできるリストや体験談を学生に対して直接的に公開している大学などと比較すると、横浜市立大学はより学生同士、卒業生と現役生のネットワークを大学側が支援することを重視している傾向があるようです。これにより、ヒトとヒトとの対話などを通じて現役学生がより詳細なキャリア像を描けるようなサポートをより手厚く行っているといえます。

画像

OB・OG訪問前へ行く前に準備すべきこと

OB・OG訪問に行く前にはどのような準備をしておくべきなのでしょうか。社会人にとって業務以外の時間帯に時間を割いて業務以外のことに取り組むのは決して容易なことではありません。
OB・OGの先輩も仕事で忙しい中後輩のために貴重な時間を割いてくれることになるので、失礼のないように準備はしっかりして臨みましょう。ここではOB・OG訪問の前段階でいくつか気を付けるべきポイントについてご紹介しておきます。

企業、業界についてのリサーチを入念に行う

OB・OG訪問の醍醐味は、会社説明会では聞けないような内容を聞けるチャンスだということです。そのためにも、相手の所属している企業の詳細情報や業界研究を入念に行っておく必要があります。

質問を事前に相手に知らせておく

OB・OG訪問で聞きたい内容が決まったら、事前に相手にメールなどで質問事項を知らせておくとよいでしょう。相手にとっても事前に質問内容に対する答えを考える時間ができるのでその場で考えてもらうよりもより深い答えをしてもらえる可能性があるというメリットがあります。
また、前日などにメールで連絡することによってOB・OG訪問自体のリマインダーをすることもできます。社会人は忙しい場合も多いのでリマインダーはかなり重要になってきますし、忙しい中時間を取ってもらっていることへの感謝を伝えることもできます。

訪問時の様子をシミュレーションしておく

ここまで終わったら、あとは実際の当日の流れをおさらいしておきましょう。特に、日時に間違えはないのか、待ち合わせ場所への行き方はあっているのかなど当日直前になって慌てることの無いように、余裕をもった行動を心がけましょう。

画像

横浜市立大学の学生がOB・OGに聞いている質問内容

実際にYCUの学生たちはOB・OG訪問時にどのような内容を質問しているのでしょうか。全く同じ質問をする必要はありませんが、先輩たちの例を参考にしてみましょう。

自分の強みとは何だと考えていますか。

面接等の際にも使える自己アピールの軸として自分の強みが何なのかわからず悩んでいる学生さんは多いと思います。YCUの先輩の中にはOB訪問を通じて自分のこれまでの経験や考え方を話し、自分の強みとしてアピールできる軸はなんだと思うか客観的に判断してもらったという人もいるようです。

企業が求めているのはどのような人材だと思いますか。

自分がこうなりたい、こういう社会人として社会にこういった形で貢献したいという強いビジョンをもってすでに就職活動をはじめているという人ももしかしたらいるかもしれません。しかし先輩の中には、OB・OG訪問をした際に卒業生から新たな視点を得て自分のキャリアに対する考え方が大きく変わったという人も多くいます。
自分の描いているものがその企業の欲する人材なのか、というマッチングを確認するという意味でも、社員の目線から見てその企業がどのような人材を求めているのか知ることは後々の就職活動で役に立ってくるでしょう。

自分のOB・OG訪問時の態度へのフィードバックをお願いします。

自分の大学の先輩だからこそ聞けるのがOB・OG訪問時の自分の姿勢へのフィードバックをもらうということです。
話している間の自分の態度はおかしくなかったか、喋り方や敬語の使い方は適切であったかどうか、内容は適切であったかどうか、など自分の改善すべきところがないかを聞いておくと、そのあと他の人にOB・OG訪問をするときや、実際に人事担当の社員と面接をする際に改善点として生かしていくことができるため有意義に時間を使うことが出き、また就職活動に対して真摯かつ謙虚に取り組んでいる姿勢もアピールできます。

画像

横浜市立大学のOB・OG訪問を成功させよう

OB・OG訪問は普段は知ることのできない企業で働く人のキャリアデザインや普段の生活を知ることのできるチャンスです。横浜市立大学ではキャリア支援センターが現役学生同士や卒業生と現役就活生をつなぐためのさまざまなサポート制度を手厚く準備してくれています。
より多くのイベントや講座に参加して質疑応答に参加したり、積極的にキャリア支援センターを利用することによって顔を覚えてもらい、さらにOB・OG訪問のチャンスが増える可能性もあります。是非これらを有効活用することによって、積極的にOB・OG訪問を行い今後の就職活動を有利に進めていきましょう。

学生の皆さんのキャリア選択を応援します!

ビズリーチ・キャンパスでは、早期から将来を意識し、キャリア選択に前向きな学生の皆さんを応援します! 対策や企業研究よりも前にやるべきことがある…それは「どんな生き方をしたいか?」を考えること。その方法はネットで検索することでも、内定者の先輩に聞くことでもありません。実際に働く社会人の先輩たちに聞くことです。