こんにちは。ビズリーチキャンパス編集部です。これまでOB訪問についてのあれこれを紹介してきました。
OB訪問前には様々な準備がありましたが、OB訪問後もお礼メールを送るなど気を抜かずにやっておくべきことがいくつかあります。今回はそんなOB訪問後にやっておくべきことをご紹介します。
OB訪問の依頼受け入れへのお礼メールについてはこちら
お礼メールを送ろう
訪問に応じてくれたOB・OGには、必ず自分からお礼のメールを送りましょう。これはお世話になった人に対する礼儀であり、ビジネスマナーの1つと心得てください。また、電話でお礼をする手もありますが、忙しい社会人にとっては対応する時間に融通が利くため、電話よりメールの方が都合がいいでしょう。
以下がOB訪問後のお礼メール例文です。
件名:【 本日のご訪問のお礼(〇〇大学 鈴木太郎)】
株式会社△△△営業1部
佐藤様
〇〇大学〇〇学部〇〇学科の鈴木太郎(すずき・たろう)です。
本日はご多用中にもかかわらず、
私のために貴重な時間をお取りいただき、
誠にありがとうございました。
お陰様でさまざまな疑問点が解消するとともに、
〇〇業界や企業というものに関する知識を深めることができました。
特に、「(印象に残ったアドバイスやエピソード)」についてのお話は非常に勉強になりました。
佐藤様からいただいた励ましのお言葉を胸に、
これからスタートする就職活動に取り組んでいく所存です。
今後また、ご相談させていただく機会があるかと存じますが、
その際もご指導のほど、よろしくお願いいたします。
取り急ぎ、お礼申し上げます。
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明治大学 政治経済学部
鈴木太郎
携帯: 080-0000- 0000
Mail: akika-s@××××.ne.jp
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お礼メールの注意点
●お礼メールはその日のうちに送りましょう。遅くとも翌日の午前中まで、それ以降は相手に「いまさら」と思われてしまいます。
訪問したOBには今後も就活中、あるいは就活後にもお世話になる可能性があります。そんな時、「あの子はOB訪問の後にちゃんと御礼メールを送ってきてくれた人だよな」 と印象をもってもらえていると、お互い気持ちいいですよね。
●訪問時に別の先輩を紹介された場合、そのことにも触れておくのがよいでしょう。
「先輩の○○様にも、本日メールで訪問の希望を伝えました」
「……が、○月までは大変お忙しいとのことで、訪問はかないませんでした」など。
●訪問のあと、食事をご馳走になった場合は、文頭の挨拶文に続いて、
「また、面談後は食事にまでご一緒させていただき、本当にありがとうございました」
の一文を添えましょう。
●メールを書き終えたら、送信前に以下のような点をチェックしましょう。
・メールの件名が適切か
具体的かつ簡潔な件名にしましょう。
・勤め先の会社名、部署名、OBの方の名前に間違いがないか
(いただいた名刺と合わせて確認するといいでしょう)
・メール文章中に敬語の間違いがないか
→OB訪問や面接で使える!正しい敬語の使い方
・本文の最後に、自分の署名を添えてあるか
学生だから、就活生だからといわず、メールマナーを守ったビジネスメールを送るようにしましょう。
多くのOBの方は学生からのビジネスマナーを守ったお礼メールに対して、返信メールを送ってくださるでしょう。
OB訪問で聞いた話を整理しておこう
当日にメモした内容を読み返して、「業界・企業研究」として役立つ情報は、別のノートやPCに整理して書き写しておくと、あとで見返しやすいですし、記憶の定着にもなります。せっかくのOB訪問での経験を無駄にしないための作業です。
簡単でもいいので、余裕があればやっておきましょう。
まとめる項目のフォーマットを決めておこう
まとめ方としては、項目をあらかじめフォーマットとして決めておくとまとめやすいです。
例えば、
①企業について
②業界について
③仕事内容について
④その人について
⑤新しい発見
⑥選考にまつわるノウハウや技法
⑦反省点
などでしょうか。このフォーマットに従ってそれぞれの記録を作っておくと、後々見返したときに比較がしやすかったり、見たい箇所がさっと目に入って来やすくなるのでおすすめです。
また、今回の訪問に関する反省点は、忘れないうちに書きだしておきましょう。
例えば、
「質問項目を欲張りすぎて、時間内に聞けなかった」
「次のOB訪問では質問項目を半分に減らす」
「知らなかったビジネス用語を調べる。」
というように、反省点を書き出して次回にいかせるようにしましょう。
おすすめまとめツール
記録に使うツールとしては、ノートやエクセル がおすすめです。
ノートだと、お話を聞いてすぐに記録を作れるという点で便利です。
エクセルだと、情報をデータ化して管理できるので、いちいちノートの持ち運びが必要なく、見たい時にすぐ情報にアクセスできるという点でおすすめです。
また、あらかじめエクセル上で記録シートを作っておけば、いちいちフォーマットを作る手間を省けます。
自分にあった方法で記録していきましょうね。
OB・OGへの感謝の気持ちを忘れずに
OB・OGの方々は皆、多忙なビジネスパーソンであることを忘れないようにしてください。多くのOB・OGと会っていると、会ってくれるのが当たり前という気持ちになってしまいがちです。善意で時間を割いてくれているのだということを忘れず、感謝の気持ちと誠意を持って、最後までしっかりとやり抜きましょう。
これが社会人になるためのマナーでもあるのです。
まとめ
OB訪問後にもやるべきことは沢山あります。訪問して満足するのではなく、今後に生かせるようにしましょう。
会いたい社会人に自由に会いにいくことは、社会人になると意外と難しくなるものです。学生時代の今しかできない貴重な経験だと捉えて、是非ビズリーチ・キャンパスを利用するなどして、積極的にOB訪問をしてみてくださいね!きっとあなたのキャリア形成に大いに役立つはずです!
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それぞれの先輩社会人が様々なバックグランドを持ち、自身のストーリーを歩んでいます。もしかしたら、あなたのバックグラウンドを理解し、あなたのキャリア形成に寄り添ってくれる先輩がいるかもしれません。 「何を聞いて良いか分からない」 「先輩のお時間を頂くのは申し訳ない」 そんな悩みを持っているのであれば、まずは行動をしてみましょう。思っているより社会人は皆さん学生の見方です。
OB訪問をすることで、新たな気付きが得られるかもしれません。 ビズリーチ・キャンパスの世界で新しい自分を見つけませんか?