本物のクライアント、本物の課題、本物のプレゼンに挑戦するリクルートコミュニケーションズ(以下:RCO)のインターンシップ。
与えられるお題は、実際の社員がリアルに取り組む超難問。クライアントも学生扱い、ゲスト扱いはしてくれません。ロジックだけでもダメ、おもしろいだけでもダメ。左脳も右脳もフル回転。
「一般的なインターンシップには飽きた」「ハードルが高ければ高いほど燃えてくる」「プロと肩を並べて自分の力を試したい」そんな学生はぜひチャレンジしてみてください。
今回は実際に行われた4つのインターンシップの概要を紹介します。
RCOが実施したインターンシップの概要
インターンシップでは学生にRCO社員 の実務に近い体験を提供し、RCOの“課題解決力”や“社会課題に向き合う姿勢”を理解してもらうことにフォーカスをあてています。
それもありインターンシップでは、「資生堂」や「千葉商科大学」など、人事採用グループが独自に開拓した社外の企業・団体が抱えている実際の課題に対して、学生に向き合ってもらっています。
-----2016年度テーマ-----
9月開催
千葉商科大学
「志願者数5000人を達成せよ」
大きな変革期を迎える進学領域を舞台に、千葉商科大学が抱える本気の難問にチャレンジしました。定量目標は「2020年度までに志願者数を900人増やす」。丸1日かけて在学生、職員にインタビューし、丸1ヵ月かけてプレゼンに臨みました。少子化の波を押し返し、志願者数を増やす。カスタマー像を明確にすることの難しさ、人を動かす難しさに、頭を抱える姿も。
11月開催
Recruit Holdings
「新サービスをグロースさせよ」
RCO社員が新規事業コンテストに提案し、事業化されたサービス「PET’S ALL RIGHT」のグロースに挑戦。新サービスを存続させるための目標数値をいかに達成させるか、約3週間かけてアイデアを練り込んでいきました。クライアントは新規事業の事業責任者。ビジネスの今後がかかっていることもあり、緊張感のあるディスカッション、プレゼンが展開されました。この問題、もうインターンシップの枠を超えています。
12月開催
資生堂
「若年層の化粧行動を活性化させよ」
10代、20代へのプロモーションにも力を入れている資生堂をクライアントに迎え、「化粧への関心が薄い若年層」を動かすアイデアを捻り出していきました。アプローチの制限はなし。商品、サービス、イベントをはじめ、ありとあらゆる手段を使ってOK。定量目標は「スキンケア化粧品の月間購買率2倍」。この難問、あなたならどう解きますか?
2月開催
RECRUIT COMMUNICATIONS
「RCOの新卒採用を進化させよ」
クライアントは、RCOの人事採用グループ。2019年卒業予定の学生をターゲットに、どうすれば新卒採用を成功に導くことができるかを提案。インターンの中では現場社員へのインタビューも実施。経営戦略からRCOのあるべき姿をひも解き、採用すべき人材、採用すべき人事施策を見出していく。描く理想と実現施策との間で議論が行き詰まり、停滞することや煮詰まることも何度もありました。一度、振出しに戻って、考え直すことの繰り返し。疲れもありましたが、燃え尽きるまであきらめずに挑戦し続けました。
-----詳細プログラムの紹介-----
CASE:「RCOの新卒採用を進化させよ」
【DAY1】オリエンテーション
まずはゲームでウォーミングアップ。ゲーム内では、「伝わるように伝える」ことの難しさ・チームにおける円滑なコミュニケーションとは?ということに触れてもらいます。参加者との親睦を深めた後、インターンシップのテーマを発表。リクルートグループ全体の話から、RCOのバリューや仕事内容に関する説明を実施。ソリューション提案の参考にしてもらうべく、現場社員による仕事説明も行います。
※9月・11月・12月インターンでは、現場社員から「取材のポイント」もインプット
-次回までに、マーケット情報などのリサーチ・インタビュー内容の設計
【DAY2】インタビュー・現地調査
丸一日かけて、クライアントやカスタマーへのインタビューを実施します。インタビューの目的とゴール、そのために質問すべき内容や質問の仕方を事前に設計し、提案の土台となる根拠を探っていきます。インタビュー後は、全体でインタビュー結果の共有を行います。
※2月インターンでは、DAY2から内定者メンターがつきました。
-次回までに、各自で追加インタビューやアンケート調査を実施
【DAY3】中間発表
チームメンバーはもちろんですが、RCO社員を交えたブレストも行い、課題設定やソリューション設計を行っていきます。その後、1チーム10分の枠で中間発表を実施。現状の課題設定とその論拠、定性情報や、ソリューションの方向性を発表します。RCO社員からのフィードバックや参加者からの質疑応答もあります。
-次回までに、追加インタビューや課題設定の見直しを実施
【DAY4】ブレスト
丸一日かけてアイデア出し、ディスカッションを行います。最初に、中間発表で見えてきた課題をチームでブレスト。RCO社員に提案内容をぶつけ、再度チームメンバーでブレストを行います。妥協は一切なし。この日でアイデアが覆ることも少なくありません。
-次回までに提案内容を強化
【DAY5】プレゼンテーション
提案内容を最終確認。資料を提出し、午後は本番のプレゼンテーションに臨みます。持ち時間は各チーム20分。15分の質疑応答を経て、クライアントより講評をいただきます。終了後は懇親会を開催。インターンシップの苦労自慢で会話も弾みます。
学生の皆さんのキャリア選択を応援します!
ビズリーチ・キャンパスでは、早期から将来を意識し、キャリア選択に前向きな学生の皆さんを応援します! 対策や企業研究よりも前にやるべきことがある…それは「どんな生き方をしたいか?」を考えること。その方法はネットで検索することでも、内定者の先輩に聞くことでもありません。実際に働く社会人の先輩たちに聞くことです。