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選考対策

OB訪問とは何?就職活動を成功に導く押さえたいポイントとは

有名大学に通っていても就職活動が絶対に成功するとは限りません。就職活動を有利に運ぶためには情報収集が必要不可欠です。就活についての情報調べていくと必ず「OB訪問」という言葉に気づくでしょう。ではこのOB訪問とは何なのかを解説します。

就職活動でよく耳にするOB訪問とは何なのか

就活活動では、OB訪問という言葉が出てきます。ただ、生まれて初めて就活をする方にとってはOB訪問とはどんなものか分からない人もいるでしょう。これから就活を本格的にやる方に、OB訪問とは何か解説します。OB訪問は実際の採用にも直結する事柄ですのでしっかり理解しておきましょう。

OB訪問の具体的な内容について

まず、何をすれば良いのか理解することが大切です。OB訪問の具体的な内容を知ることで、自分が何をすれば良いのか、スケジュールをどう組んでいけば良いかが分かってきます。

OB訪問のメインは社会人と会って話すこと

OBとは「Old Boy」のことです。例えば大学の先輩が志望する企業で働いていたとします。この先輩に会って、企業のことを中心に話を聞くことがOB訪問です。また別の言葉で「OG」があります。OGとは「Old Girl」のことで、女性の先輩を意味しています。OBもOGも性別が違うだけで先輩を訪問して詳しく話を聞くということは変わりません。
会社で働くことは、性別それぞれで異なる問題があります。例えば女性にとって、産休や育休は重要な問題です。女性特有の問題に対する回答は、女性の方が向いているでしょう。一方、男性にしか分からない疑問もあるはずです。志望する企業に対し、疑問に思っていることに照らし合わせて、OBか、それともOGかどちらを訪問するか判断しましょう。

大学の先輩でなくてもOB訪問と呼ばれることもある

OB訪問では、一般的に自分が通っている大学の先輩であることが多いです。しかし絶対的に大学の先輩に限るというルールはありません。例えばご両親や、ご兄弟のつながりから、志望する企業で働いている人を見つけたとします。
そのような立場の人が対象であってもOB・OG訪問と言って良いでしょう。また、就活生を対象にしたオンラインプラットフォームあります。通っているOBでもOGでもありませんが、オンライプラットフォームを通じれば、志望企業の社会人の先輩を見つけることもできます。気になる企業があり、OB訪問をしたいがなかなかOBが見つからないという場合に利用してみてください。

就活生がOB訪問をする理由について

そもそもなぜOB訪問をしなければならないのでしょうか?「就活で忙しいのに、わざわざOBに話を聞くことなんてあるのか!」と考える人もいるかもしれません。しかしOB訪問にはメリットがたくさんあるのです。OB訪問をするメリットについて解説します。

早い段階のOB訪問の主な目的は情報収集

就活を成功に導くためには情報収集が必要不可欠です。志望する企業の情報を知ることで、自分が本当にやりたい仕事か、やっていけそうな仕事か確認し、ミスマッチを事前に防ぐことができます。ただ、情報収集と言っても限界はあるでしょう。
気になることに対して情報収集をしても、見つからない場合もあります。その疑問に対してOBが答えてくれる可能性は高いのです。OBもOB訪問で就活生が来ているのですから、質問に対してきちんと答えてくれます。

就職活動全般についての理解を深めるため

志望している企業に採用されて実際に働いている存在がOBであり、就活の成功者とも言えるでしょう。そのOBに聞きたいことはたくさんあるはずです。例えば、就活ではどのようなスケジュールを組んだのか、どのようなことをポイントとして押さえれば良いのかなど、聞きたいことはたくさんあるはずです。
OBに聞くことによって自分は何をどうすれば良いのかが見えてきます。就活をしたくても、何をどうすれば良いか具体的に分からない人ほど、OB訪問は役立つはずです。

業界や企業についての理解を深めるため

就活生を対象にした企業の情報はインターネットや書籍でも知ることはできます。しかしすべての情報が出ているとは限りません。実際に働いている人にしか分からないことはあります。例えば、企業風土やどんな人が働いているのかなど細かな部分では分からないものです。
企業のホームページをチェックすればさまざまなことが分かります。しかし悪い部分を堂々と出している企業はまずありません。実際に働いている人が見て、聞いていることはなかなか得られない情報です。良い点だけではなく悪い点も、OBから聞くことができます。それは志望企業を絞る上でも重要なポイントになります。

自分に対する理解を深めるため

就職活動をする上では自己分析が必要不可欠です。自己分析とは自分自身を深く知ることです。自己分析をしなければ、面接などで矛盾する答えを言ってしまう可能性もあります。まったく行わずにたとえ運良く志望企業に入社できたとしても、自己分析をしていなければ、働き始めてから自分に合っていない会社だったと気づくこともあるでしょう。そうなると長期的に働くのが苦痛になります。
自己分析をしておけば自分が何に興味を持って、どんな仕事に向いているかが見えてきます。OB訪問では一般的な情報だけではなく、深い情報を知ることもできます。OB訪問をすれば自己分析を深めるきっかけにもなりますし、就活を有利に進めることもできるのです。

選考に影響する場合もあるため

企業にもよりますが、OB訪問が採用につながるケースもあります。OB訪問をすれば絶対に採用されるという保障はありません。また、採用とは切り離して考えている企業もあります。しかしOB訪問を採用選考の参考にしている企業もあることは無視できないのです。

OB訪問の回数や評価が記録されている場合がある

すべてとは言えませんが商社やメーカーの中には、OB訪問の際、対応したOBが感想や評価などを人事部に報告している場合があります。高評価かどうかを内定の条件にしている企業もあります。
また、面接時でもOB訪問の評価で全体的な好印象につながる可能性が高くなります。OB訪問をしているのとしていないのとでは、結果も大きく変わる可能性があるのです。このことからも、OB訪問は就活を有利に進められるきっかけにもなります。

OB訪問で志望動機を強化する

志望企業に対し深く知るには、OB訪問はとても役立ちます。また、OB訪問は本気度を示すことにもつながるのです。恋愛と同じで、好きな人の異性の好みや、食べ物は何が好物なのかなど何でも知りたくなるものでしょう。就活の情報収集も良く似ています。
また、OB訪問をした時、お世話になった先輩の名前を出し、実際にどんな話をしたか、面接で出すことで本気度について説得力が増します。熱意に対しても、OB訪問が根拠となり本気度を感じて取ってもらえるでしょう。

 OB訪問で面接の練習をする

就活において面接は大きな関門になります。この関門を突破しなければ採用はありません。そのため面接の練習はしっかり行う必要があります。学生と社会人の大きな違いは、一般的なマナーが重視されることです。
もちろん就活生に限らず学生という立場でも、礼儀知らずは嫌われる原因の1つになります。ただ「学生だからしかたがない」という世間の甘さがあるのも否定できません。しかし社会人にその甘さは通用しないのです。敬語で話せない人は、一般常識がないと簡単に切り捨てられてしまうのです。
OB訪問で顔を合わせるのは社会人です。長時間、色々な会話をします。相手の反応を見て、どのような質問をすれば良いのか、避けなければならない話題は何か、どんな質問を深く掘り下げれば良いかが見えてきます。つまり面接の練習になるのです。

OB訪問の進め方

OB訪問が大切なのは理解できたとしても、進め方を失敗したら意味がありません。OB訪問を検討した時、どのように進めれば良いのか解説します。

様々な方法で志望企業のOBを探す

OB訪問をするのなら、まずOBを探さなければなりません。志望企業に大学の先輩がいれば良いのですが、そこまで都合良くはいきません。しかしいなくてもあきらめる必要はないのです。
まず、ゼミやサークルや部活のOBに当たってみてください。他にも大学内の就職課にはOB名簿があるので相談してみましょう。また、自分にはつながりがなくても、知り合いや友達、家族や親戚に、志望企業で働いている人がいるかもしれません。
周囲にOBがいなければ企業の人事部に相談してみるのも方法の1つです。また、インターネットのSNSを利用するのも良いでしょう。志望企業には自分の大学からOBが就職しないと分かっても、あきらめなければさまざまな方法が見つかるものです。

アポイントメントは自らとる

大学のキャリアセンターには、OBの住所や電話番号などの情報があります。中にはメールアドレスを登録している場合もあるので、教えてもらいましょう。そこからOBに連絡をしてアポイントメントを取るという流れが一般的です。
注意したいのは、自分でアポイントメントを取ることです。大学のキャリアセンターがやってくれるわけではありません。「自分はそういうことは慣れていないから」と逃げてしまい、家族にすべて丸投げしてはいけません。社会人として立派に通用するためには、OB訪問のアポイントメントぐらいは自分でしっかり行いましょう。
また、OB訪問が集中する時期よりも早いタイミングで行った方が無難です。目安は本選考の2~3ヶ月ぐらいがピークとなります。それより早くOB訪問を行った方が取りやすいからです。また、早い時期に行った方が、多くの人と出会うことができます。

連絡はメールか電話で

一般的にOB訪問で先方に連絡をする時はメールか電話になります。この点で注意したいのは頼み方です。友達と遊ぶ約束をするような頼み方をしてはいけません。一般常識がないと判断される可能性が高いからです。
そもそもOBにとってOB訪問は義務ではないのです。忙しい時間の中、わざわざOB訪問をしてくださるのですから、敬意を持って連絡をしてください。メールでも、電話でもそこは同じです。
また、先輩やご家族を通してOBを紹介してくれたとします。そこで失礼な態度であれば、紹介してくれた人の顔をつぶす可能性もあるので注意が必要です。また、OB訪問の連絡だとしても先方にとってはどのような方法で連絡先を知ったのかは不安なはずです。そのため、メールでも電話でも、連絡先をどこで知ったのかもきちんと伝えましょう。
OB訪問をすればそれで終わりではありません。OB訪問をしたならできるだけ早く連絡をしてください。翌日の午前中までにはお礼のメールなどを送りましょう。それだけで先方の印象はまったく変わります。

就職活動ではOB訪問を活用してみよう 

就職活動ではOB訪問は採用も左右するイベントでもあります。ただし、OB訪問をしたとしても、失礼な態度を取れば評価はマイナスになります。人事部に報告がいけば、それで不採用になる可能性が高まりますので、それだけは避けなければなりません。
忙しい中、対応をしてくれているのだという気持ちを忘れず、お礼のメールも行い印象が良くなるように心がけましょう。そしてOB訪問で得たことをノートなどに書き、その後の就活に役立ててください。

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それぞれの先輩社会人が様々なバックグランドを持ち、自身のストーリーを歩んでいます。もしかしたら、あなたのバックグラウンドを理解し、あなたのキャリア形成に寄り添ってくれる先輩がいるかもしれません。 「何を聞いて良いか分からない」 「先輩のお時間を頂くのは申し訳ない」 そんな悩みを持っているのであれば、まずは行動をしてみましょう。思っているより社会人は皆さん学生の味方です。

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